海鳴チャンネル番外編 海鳴チャンネル   作:混沌の魔法使い

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第26回

「イエーッ!!!!!超久しぶりに海鳴チャンネルはっじまるよーッ!!!!!!!」

 

BBの前の5枚の伏せカードが全てオープンされる

1枚目はグレイモヤ

2枚目はご隠居の猛毒薬

3枚目は強欲な瓶

4枚目は積み上げる幸福

5枚目は連鎖爆撃

 

「「「「ぎゃああああ!?」」」」

 

グレイモヤで打ち上げられ、上空からの毒薬に悶絶し、そして最終的に連鎖爆撃で吹っ飛ばされたゲストの皆様がBBの前に墜落する。

 

「「「殺す気か!?」」」

 

「私の手札はこれで3枚!デスメテオサンレンダァ!」

 

「「「やべえ殺す気だ!?」」」

 

久しぶりの海鳴チャンネルのせいでテンションがおかしい事になっているBBは手加減無しでバーンカードを炸裂させるのだった……ちなみに無傷なのは

 

「スタンドで~良かった」

 

「実験失敗で助かった」

 

スタンドな畏夢様と模型飛行機の上の妖精サイズのchink様だった。なおドSトリオの遊梨さんとカエデさんは連鎖爆撃は回避したのでダメージは少なかったりする

 

「さあ!久しぶりの海鳴チャンネル!全力全壊のカオスで行くので!最後までついてきてくださいねー!!!」

 

やっはーッ!とエンジン全開のBBに冷や汗を流すゲストの皆様。普段でさえエンジン全開なのにこれ以上どうエンジン全開になるのか?考えるだけでも恐ろしい

 

「全力全開のカオスがいっぱい! いくよ、まーくん、ちーくん! それと三邪姉妹と殿下! あ、あとミドリ」

 

BBの隣でアリシアが手を振りながらそう叫ぶと

 

「「俺達ニ任セテェェェェェ」」

 

外道マーボー&外道チンジャオロースがそう叫ぶ。このクリーチャーもいつの間にかレギュラーになっている

 

「「「おー!」」」

 

邪神姉妹はお菓子を手にご満悦。しかし彼女達も危険人物と言うのを忘れてはいけない

 

「ふふ、カオスか……任せてもらおうか」

 

にやりと笑い腕組している黒殿下。BBが青い顔をしているが、誰も気にした素振りを見せない

 

「ミドリって……確かに翠だけどさぁ……緑とは違うんだよ……」

 

そしていじけるような素振りを見せる翠の仮面ライダー「ディジェイド」正直言ってかなりシュールだ。

 

「そういえばいつの間にか外道ブラザーズの首に首輪がついてますけど?ペット扱いですか?」

 

BBの質問にディジェイドは効きとした様子で

 

「外道兄弟の首輪は人に化ける為の物で、語尾以外は普通の人間と一緒にする事が出来る。それと、あの首輪には面白い機能が付いててな? なんと、昭和ライダーの1号、2号の変身ベルトの役割を持ってるんだ。だから、変身って掛け声と同時に首輪が光だして、マーボー1号、チンジャー2号になる。必殺技はマーボーキックにチンジャーパンチ。そして合体技のダブル外道ライダーキック」

 

その首輪はまさかの仮面ライダーのベルトと同じ効果を秘めていたようだ。とんでもない効果である

 

「なんて物を用意したんですか!?」

 

さすがのBBもこれには声を荒げる。外道ブラザーズは危険なのにそれが更に進化した、それはどう考えても危険である

 

「あ、次回からセコォムに雇われる事になったから宜しく。BB」

 

サムズアップしながら割らずディジェイド。BBは一瞬呆けた顔をしてから

 

「そんなの、このBBちゃんが許しま「あ、これ差し入れ」す! 頼りにしてますね♪」

 

何かを渡されると意見を変えるBB。その様子を見ていた普通の狐様が

 

「何を渡したんですか?」

 

「ん?はくのんオリジナルボイスCD」

 

それは対BBの最終兵器とも言えるアイテムだった。

 

「ちなみにその内容は?なんか危険な感じだけど?」

 

遊梨さんがそう尋ねる。BBはさっそくそのCDを再生してうっとりしている。若干危ない表情にも見えないことはない

 

「色々」

 

仮面のせいで良く見えないがにやりと笑っているのが見える。これは間違いなく危険な代物だ

 

「先輩の罵倒……アリです」

 

BBのうっとりとした呟きにドン引きしたゲストの皆様だった……

 

「あ、これ~皆様にプレゼントです~よろしければどうぞ~」

 

BBが再起動するまでの間に畏夢様は全員に何かの箱をプレゼントしていた

 

「これはなんですか?随分と軽いですが?」

 

「季節はずれだけど~着物~今度の夏にでも使ってね?」

 

着物をプレゼントする畏夢様。若干季節はずれだが悪くないものだ、そんな中全員の上に黒い影が

 

「何か落ちてきているぞ!?」

 

「あれはなんだ!?」

 

高速で落下してくるなにかの物体。それが近づいてきた瞬間気付いた、それは

 

「「「ロードローラーだッ!?」」」

 

それはからすそ様のマストアイテム。ロードローラー!!高速で落ちてくるロードローラーの上では

 

「最高にハイって奴だあああああ!!!」

 

からすそ様が何か叫んでいるようだが、このままではつぶれる!そう思った瞬間。鋭い斬激音と同時にロードローラーガ両断され爆発する。それを下のは銀髪の小柄な少女が、自分の身の丈より長い刀を持って佇んでいた

 

「ソドム!?」

 

「ゴモラ!?」

 

そしてロードローラーから落ちてきらからすそ様と誰かが地面に墜落し

 

「そげぶ!?」

 

ロードローラーの破片が狂戦士様を打ち抜き、まるでスローモーションのように狂戦士様は棺桶の中に吸い込まれていくのだった……

 

「それでは色々ありましたが、まずはお茶でも飲んでください」

 

まだ始まってもいないのにボロボロになっているゲストの皆様に紅茶を差し出すBB。これで一息つけると思ったゲストの皆様が紅茶のカップを手にするが

 

「うっ!」

 

普通の狐様が呻いて机に頭を叩きつける、まさか毒物!?

 

「いいえ、違います。今回のチャンネルは全力全壊のカオス。常識人は必要ないので「よっろしくおねがいしまーす!」TS&性格を反転させて見ました」

 

「「「なんてことを!?」」」

 

それはこの番組の唯一の良心までもが消えた。瞬間だった……しかし今回はこれで終わりではない

 

『シグナルバイク!ライダァ!チェイサーッ!!!』

 

「「うえ!?」」

 

何処かから聞こえてきた機械音声。まさか新ゲストが?とBBに視線が集中するが

 

「知りませんよ!?私何も聞いてないですからね!?」

 

手を振りそれを否定するBB。そして今度は

 

『ズーットチェイサーッ!!!!』

 

「「「チェイサーマッハかっ!?」」」

 

全員の視線が集中する中暗幕の中から姿を見せたのは

 

「私だ」

 

黒尽くめの男。混沌の魔法使いが自転車に乗っていた

 

「「「お前かよ!?さっきのは!?」

 

突っ込みを無視して混沌の魔法使いは自転車から降りて

 

「この番組には足り無い物が多すぎる。情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてェなによりもォーーーッ!!!!混沌が足りないッ!!!!」

 

「「「足りてるわああ!?」」」

 

これ以上に混沌としているのにこれ以上どうしろっというのだろうか

 

「ふっはははははっはははは!!!ここからは私の時間だ!!全てがカオスになる!!!!」

 

黒いオーラを撒き散らしている混沌の魔法使いは何か危険なようにも見える

 

「どうなっているんだ……」

 

混沌の魔法使いと名乗っているが割りと常識人な混沌の魔法使いの突然の変化に驚愕するゲストの前でBBが

 

「あーそういえば始発電車で出勤しかえってくるのが夜中で相当参っているとか……しかも月~日古出勤」

 

「「「ブラック企業!?」」」

 

混沌の魔法使いはブラック企業に就職してリミッターが振り切れてしまったのだ

 

「だから今回はカオスなら何をしても自由!全てが正義だ!!!!」

 

その黒いオーラは狂戦士様の棺桶を包み込んだ。そして次の瞬間棺桶の蓋がはじけ飛んで

 

「イイイイィィィヤッハアアァァァァァッ!!!!」

 

「「「何ぞ!?」」」

 

いきなり設置されてあった棺桶の中から、歓喜らしき叫びと共に何かが飛び出てきた。そして天井へと激突した音。だが、ぶつかった何かは落下してこない。それもそのはず。その何かは片手を天井へと突き刺し、ぶら下がって滞在しているからだ。

 

「ウフフフ、アハハハ、アハハハハ……」

 

「「「誰!?」」」

 

「嫌ですねぇ。私ですよ私。狂が入ってるのに、どちらかというとまともっぽい類だった狂戦士ですよ」

 

「「「何があった!?」」」

 

姿は黒い軍服へとなり、髪は何故かロングになっている。いや、それだけなら性転換なども起こるこの番組に置いては驚くレベルではないのだが、纏っている空気が尋常ではなく、狂気やら殺意やらが感じられる。

 

「何って、此度は全力全壊のカオスを相談者が望んでるんですよ? だったら私はこれぐらいクレイジーにならないと」

 

スタジオへ着地した狂戦士様は、にこにこしながらそんな事を言う。

 

「フフフ…泣き叫べ常識人。今宵、此処には狂気しか存在しない」

 

(((こいつやばい……)))

 

ゲスト達は本当に何があったのかと思いながら、色んな方向でヤバそうな感じになっている狂戦士様に視線を送っていた。

 

「HAHA!!!ナイス!ナイスなカオスだ!HAHAHA!!!!」

 

そして似非外国人風に笑う混沌の魔法使い。これはヤヴァイ、今回は普段のに割り増しでヤバイ。

 

「ならば私も楽しむとしよう」

 

黒殿下はにやりと笑い畏夢様のプレゼント箱を掴み、ゲストを見てにやりと笑い

 

「全員着替えだ。異論は許さぬ」

 

「「「イヤアアアアア」」」

 

スタジオの中に絹を裂いたような悲鳴が木霊するのだった

 

「「「「しくしくしく」」」」

 

着物の姿で泣いているゲストとBBと

 

「HAHA!ナイスドライブ!!」

 

「悪くないぜ!」

 

もう完全に理性のリミッターを振り切っている混沌の魔法使いと狂戦士様は着物を見て上機嫌に笑っているのだった

 

全員着物に衣装変更

アリシア 黒と黄色の着物

邪神トリオ くろとあか

畏夢様 浅木色の着物

殿下 白い模様付きの紺色の着物で髪は下ろし。

BB 紫色の模様付きの白いミニスカ着物+猫耳

からすそ様 黄色のミニスカ着物で狐耳

混沌の魔法使い 黒に白の羽織

普通の狐様 油揚げのイラストが散りばめられた黒い着物に白い帯、帯留めは狐が描かれた物で、やはり頭部に狐の面

凄まじき戦士様 赤色のクウガの紋章が背中にデカく書かれた紫色の袖の青い着物と緑の袴。

chink様 様々な色の花火が描かれた水色の着物。髪を纏め、留め具にナイフのアクセサリのヘアゴム(妖精サイズ)

遊梨様 何色もの花火のイラストが散りばめられた黒い着物。

楓様 『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』のキャラ「楠舞神夜」の服の上に青い法被

狂戦士様 背中に白い十字架がデカく書かれた赤い着物に、黒い袴腰に黒い巾着(中は御駄賃。ただし腰から取り外せない

 

「小道具までばっちりだな!」

 

ご満悦と言う表情の黒殿下がイイエガオデ笑っているのだった。だがそれでは終わらない

 

「メロンパンサイコオオオオオオ!!!!」

 

からすそ様がそう叫ぶと黄色の着物は漆黒に染まり赤いラインが走る

 

「「「オルタ化したァ!?」」」

 

まさかのメロンパンへの思いでオルタ化したからすそ様に驚愕するのだった……

 

「さてでは色々ありましたが、早速始めていきましょう」

 

着物姿でBBが疲れたように言う。自分よりも濃いカオスがいるので疲れているのだろう

 

「からすそ様が連れてきた、脇役なんて認めんからミッテルトさんです!ではお悩みをどうぞ」

 

「悩みは……そうっスね。飛ぶ、のイメージが薄くて、ついつい"浮かぶ"だけのイメージしか頭に浮かなくて、飛行速度が遅い事っス。解決方法を……解決方法をォ……!!」

 

その質問は明らかに地雷だった。普段ならまともな回答が来るかもしれないチャンネルだが、今は全力全壊のカオスモード……待っているのは悲惨な結末しか予想できなかったディジェイドとBBは小さく十字を切るのだった……

 

「所でディジェイドは参加するんですか?」

 

「俺は作者と三邪姉妹、そして殿下の行き帰りと荒事の鎮圧だけするからな。解答は他のに任せた」

 

巻き込まれるのはごめんだという感じで離れていくディジェイド。BBはMCだから逃げることは当然出来ないので深い溜息を吐いているのだった

 

「ミッテルトさんこの装置を頭に付けてください。付けたら少し待ってください。説明は始まったら機械音がなるのでそれの指示に従ってください。亜空間物質転換装置を発動。零戦乗りchinkを除外。では頑張ってください」

 

chink様が何かの機械を作動させる。ミッテルトを残して離れるゲストの皆様。そして機械からの音声が流れ始める

 

「ピー。起動を確認しました。私の名前はGホイホイです。これよりミッテル飛行速度アップ訓練を開始します。これより人類至上最悪のGのプログラム体が出てきますがしっかりと質量を持っているので本物と変わりはありません。初めは百体出てきますが一秒間に十体出てきます。それと10分に一体じょうじが出てくるので注意してください。あっ、それと普通のGよりはでかくて速いです。それでは開始します」

 

ガサガサガサガサガサガサガサガサ

 

「いっやああああああああ!?!?」

 

ゲストの皆様には見ることの出来ない何かに追われているミッテルト。号泣している上にG間違いない

 

「増殖するGか」

 

「飛翔するGかもしれないな」

 

台所の黒い悪魔の巨大化バージョン。悪夢以外の何者でもない

 

「そろそろ終わったかな。ミッテルトさんどうでしたか?今まで作る段階で何度自分で被害にあったか」

 

「しくしく」

 

蹲り泣いているミッテルト。どうも精神的致命傷を受けただけだったのようだ

 

「まずは遅さ、浮かぶと言うことを武器とすれば良いのではないでしょうか。『柔は良く剛を制し、弱は良く強を制す』と言います。音速で飛ぶ戦闘機は低速のプロペラ機と速度が違いすぎて、逆に戦うことが出来ないとも聞きます。『無い袖は触れぬ』、出来ないことを出来るようにとの考えは素晴らしいですが、時として発想を逆転させることも大切なのではないでしょうか?」

 

カオスワールドでも常識人な竜華零様。BBは普通の狐様ではなく、竜華零様に薬を飲ませるべきだったのではないだろうか?それでも飛びたいというミッテルト。彼女は今思えばここで諦めればよかったのかもしれない。彼女では理解できない世界を垣間見る前に

 

「肉体を鍛えよう♪」

 

笑顔で言う狂戦士様。その笑顔はとてもまともには思えない

 

「何でそうなるっすか!?」

 

「あれ、駄目?」

 

「ナイスアイデアだと思うのだが」

 

瞬時に来るハンマーシュートやら千本ナイフを事もなくかわしながらそんな事を呟くクレイジー差を見せている。狂戦士様と混沌の魔法使い。混沌に適応すると一番やばいのが狂戦士様だったのかもしれない

 

「じゃあ、もっとわかりやすく言うとだね。肉体を極限まで鍛えれば飛べるよ。お手本を見せてあげる」

 

そう言いながら跳躍。しかしそこに

 

「「すきありーーー!!」」

 

散々かわされて若干フラストレーションがたまっていたドSトリオの内2人が、好機とばかりに波動砲とファイアーボールを発動する。誰かといわなくてもその行動で誰か判るだろう

 

「まずこれが基本ね」

 

「「「!?」」」

 

攻撃を事もなげに飛び越えた。次いで全身のバネと筋肉をしならせて、さらに跳躍してのける。

 

「で、空気を足場にそのまま……」

 

瞬間、消える。と、同時にスタジオの壁が一部陥没した。見るとそこにはやはりと言うか、先程消えた彼の姿が

 

「と、いうわけでOK?」

 

「無理っす」

 

誰もが断言できる。これは超人の域であると。もしくは変人か英雄の域でなければ再現不可能だと

 

「えー? そりゃ私の場合は肉体が異形へと変化したからこういう芸当ができるわけだけどさぁ」

 

「「「ちょっと待て」」」

 

今何か変な発言が聞こえた気がする。が、狂戦士様はそれに問い合わず、「後ろから死神がやってくるとでも考えれば、自然と飛べるんじゃないかな? 逃げないと死ぬから」などと言って、終わらせていた。

 

「ちょっと詳しく、え?駄目?スポンサー権限?」

 

混沌の魔法使いが手をバツにしているのを見て、BBは詳しく問いただしたいような顔をしていたが、スポンサーの威光には逆らえないので

 

「普通の狐様お願いします」

 

自分の思い通りに進行できないことに溜息を吐きながら普通の狐様に回したのだった

 

「飛ぶって、空を飛ぶってこと? そーだねえ、とりあえずあっちに崖があるから行ってみようよ!」

 

「え!?まって!いや!

 

暴れるミッテルトをずりずりと引きずっていく普通の狐様

 

「この木に紐を括り付けて……こっちを君の腰に巻き付けて……よっし!」

 

「いやー!こんな細い紐切れるううううう!!!」

 

暴れているミッテルトを無視して普通の狐様は崖のほうにミッテルトを押して行き

 

「とりあえず、一回高速で落ちてみたらどうかな! 命綱はあるから転落死はしないよ! それに浮かべるんだったら落ちる心配はなさそうだしね!」

 

子供のような無邪気な笑顔を浮かべているが、それはある意味邪悪に見えた

 

「準備はいいかな? それじゃ、いっけー!」(背中を思いっきり押す)

 

「いっやあああああああああ!ブチツ!!!紐切れたああああああああああ!!!!」

 

断末魔の悲鳴を上げるミッテルトそれを見ていた普通の狐様は

 

「我輩予想外♪」

 

えへっと笑う普通の狐様にあざとさよりも背筋が凍る思いを感じるゲストの皆様だった……

 

「ぜー!ぜーし、死ぬかと思ったす」

 

酷く消耗した様子で崖から姿を見せたミッテルトだったが、今度は畏夢様の精神攻撃が待っていた

 

「なら、空を走れば良いじゃないか! こんな風に~!(空を文字通り走り始める)」

 

「出来ると思えば、大抵の事は出来るものなのだ」

 

同じように空を走る混沌の魔法使いの姿に

 

「「「お前は駄目だろうが!?」」」

 

「カオスなら何でもいい、ならばこれが正義だ」

 

ドヤ顔をしている混沌の魔法使いの前でアリシアさんが

 

「私の体を、私以上に使いこなしている……だと……!? じゃあ、先ずは服を水着に近いのにして、鎌を持てば……!」

 

フェイトのコスプレの準備をしているアリシアさんに殿下が

 

「なら、私が服を用意してやろう。例えば、こんなのはどうだ?」

 

「おー?(殿下の用意した某金髪執務官の服&鎌に似た杖(杖は本人から拝借(アリシアが無言で)))」

 

るーちゃんがそれを奪い取りご満悦と言う幹事でぶんぶんと杖を振り回している

 

「気合イィィィィィ」

 

「根性ォォォォォ」

 

そしてミッテルトの前では外道ブラザーズが某元熱血テニスぷれいやーの様に叫んでいるし

 

「がおー!(邪神化して空を自由に飛んで煽る)」

 

「がおー!(邪神化した後、イレイザーの姿になってからいーちゃん同様に空を自由に飛んで煽る)」

 

他の邪神コンビも邪神の姿へ戻り空を飛んでいる。収拾がここまでつかない事態は今までにあっただろうか?

 

「もういやっす」

 

真面目に質問しているの帰ってくる返答がとんでもない物ばかりでぐったりしているミッテルトに今度は仮面ライダーの姿に甚平と言うとんでもない姿をしている凄まじき戦士様が

 

「あなたに足りないもの………それは!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてェなによりもォーーー」

 

変身を解除し赤いグラサンをかけて脚部をドラゴンフォームに変身。ミッテルトの周りを高速で走る。

 

「えっえっ!?」

 

「速さが足りない!!」

 

困惑しているミッテルトを蹴り飛ばす、凄まじき戦士様。即座に仮面ライダーに戻り数メートル移動したミッテルトに

 

「もっと加速つけようぜ!」

 

「口で言え!!!」

 

蹴られたミッテルトが涙目でそう叫ぶのだった。そして見ているゲストの皆様もそう思うのだった

 

「飛ぶイメージですか…解決方法といってもこれは個人いイメージの問題ですからね…実際に体験してみてはいかがでしょうか?」

 

トラブルメイカーに定評のある。ユウ-TKTM様は笑顔でそう言った。その言葉に他の方はあ、いつものかっと察し、またその気配に察したミッテルトの顔には冷や汗が流れていた

 

「な、何するつもりっスか?」

 

怯えた素振りを見せるミッテルトにユウーTKTM様は笑顔で

 

「いえいえ、ちょっとイメージの手伝いAnd私の能力の実験台にゲフンゲフン」

 

「な、なんかわからないっスけど、お断りするっス!!」

 

いま実験って言おうとした、その事に気付いたミッテルトが逃亡を図るが

 

「おっと、逃がしませんよ。『能力の書』(スキル・ブックス!)展開!!」

 

逃げようとするミッテルトだったが、それよりも早くユウ-TKTM様の手に本が現れ、勝手にページが捲られ始める

 

「スキルカード発動!「星の白金」(スタープラチナ)!」

 

開かれたページには何枚かのカードがあり、ユウ-TKTM様はその中の1枚を取りだしカードの名前を言うと、カードが光出し、ユウ-TKTM様の背後に人型のスタンド「スタープラチナ」が現れた

 

「「「「えええええええええ!?」」」」

 

「スタープラチナ!!」

 

『オラァッ!!』

 

他の方々が驚いている中、ユウ-TKTM様がスタープラチナの名前を呼ぶとスタープラチナは飛び出し、逃げ出したミッテルトの首を掴み捕らえユウ-TKTM様の所に戻った

 

「は、放すッス!!」

 

「やーれやれ。人がせっかく手伝おうとしたのに逃げるとは酷いですね。さて、説明しますと私の能力、スキル・ブックス!!とは私が観た物をカードにコピーし、自分の能力として使える能力です。ですので本来スタンドはスタンド使いのみにしか見えませんが、このスタープラチナは私の能力で出した物ですから皆さんにも無料見えるのです。さて、説明も終わりましたし、さくっとやりますか」

 

『オオオオオ…』

 

スタープラチナは何故かミッテルトをもったまま投球フォームをとりだした

 

「ま、まさか…」

 

これからやることに察したのかミッテルトの顔が真っ青になっていく。そんなゲストにユウ--TKTMはニッコリと笑い

 

「ブッ飛びな」

 

『オォォォラァァァァァァァァァァァァァァァ!!』

 

「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

ユウ-TKTM様の掛け声に合わせスタープラチナはゲストを投げ飛ばしてしまった

 

「おー飛びますね~」

 

「素晴らしいな、あの速度を維持できれば完璧だな」

 

BBと混沌の魔法使いがのんびりと語る中

 

「あれゲスト大丈夫なんですかね?」

 

凄まじき戦士様がそう尋ねるとユウーTKTM様は目を逸らして

 

「…何とかなりますって!」

 

「「「「「うおい!?」」」」」

 

「バツゲーム。いーちゃんGO」

 

「やー!」

 

「いやあああああ!?」

 

いーちゃんが手を叩くと地面が黒くなりユウーTKTM様が飲み込まれる、そして変わりにミッテルトが現れ数秒後

 

「ぐふゃあああああ!?」

 

何かに追突した音とユウーTKTM様の奇声がスタジオに響くのだった……

 

「それじゃあ最後に楓さんと遊梨さんよろしくお願いします!」

 

そして残った2人はミッテルトを見て

 

「飛ぶ方法?そんなの空気を切り裂いて風の流れを作り出してそれに乗ればいいだけでしょ、何言ってるの?」

 

とんでもない方法を継げる楓、そんな事が出来る訳がない

 

「いやいや楓さん、そこは飛ばしてもらうんですよ」

 

悪い顔をしている遊梨の言葉に少し考えてニヤリとする楓

 

「ミッテルトさん、空に飛ばしてあげますよ。というわけで浮いてて下さい」

 

「大丈夫っすか?」

 

不安そうな顔をしているミッテルト。そして次の瞬間

 

「というわけでドーン」

 

「みぎゃああああああ!?もう~2度と~こんな所にはこないっす~!!!!!」

 

ミッテルトに楓は突風を叩きつけて吹き飛ばされミッテルトはそんな断末魔を残しながら姿を消したのだった……

 

「正義は為された。BB、次」

 

遊梨さんの満足そうな顔に青い顔をしながらBBは

 

「それでは次のお悩みよろしくお願いします、」東方幻影斬 緋閃より、「魂魄妖夢」さん!ネームは「みょんさん」

 

みょんさんは椅子に座るなり真剣な顔をして悩みを告げた

 

「実は……私、自分がいた世界で、これといった剣技を使った事が無いんです。剣技を作るのはともかく、使用した事が無いのが多くて……。魔神剣(名前は出してない)や鳳凰天駆は使っているのに……どうしたらいいでしょう?」

 

剣技……それは一言で言えば簡単だが、とても難しいテーマだ。ゲストの皆様が悩む中竜華零様が

 

「例えば悪いかもしれませんが……料理をするとして。味付けは千差万別、個々人によって違います。まず皆、自分の中に理想の味があり、それに調味料を使って近付けていくわけです」

 

料理?と首を傾げるみょんさんやゲスト様を見ながら竜華零様は

 

「剣の技も同じでは無いでしょうか。つまり、貴方の中に理想の剣があるのであれば、剣技はそれに近付くための調味料。これまでの剣技は、もしかしたら調味料足り得なかっただけなのではないでしょうか? いつか、貴方の理想の剣に最も近い剣技が見つかることを祈っています」

 

料理を剣技にたとえる事で判りやすく説明する竜華零様。確かに自分の中に理想があるのだから、それに近づくように味付けを足せば理想の物になる。それは非常に判りやすい説明だった

 

「なるほど……良く判りました。ありがとうございます」

 

さっきのミッテルトと違い笑顔で返事を返すみょんさん。さっきのミッテルトの不幸具合とは全く違う

 

「こう考えるんだ。それでいいんだと。それでも悩んだら……ふっふっ」

 

chink様の黒い顔を見て、わがままを言うと実験台にされると思ったみょんさんはプルプルと震えだす

 

「では次の人お願いします!」

 

このままでは駄目だと判断したBBが話を進める。畏夢様たちが手を上げて

 

「失敬……よいしょ」

 

「グギャアアああ!?」

 

「うえええ!?ネクロ!?ネクロなんで!?」

 

からすそ様の体からエクスかリバーを取り出す→偶然近くに居たネクロに一降りして切り伏せる

 

「断空剣!からの……断空斬!!」

 

ポケットから剣を取り出し振るう、これまた偶然近くに居たネクロを切り伏せる

 

「ぶれいかー♪」

 

るーちゃんの可愛い口調から杖を振るう、すると杖から放たれた可愛くない光線がネクロを薙ぎ払う

 

麻婆「マァァァボォォォ(大剣化)」

 

青椒「チンジャアァァァ(刀化)」

 

「斬鉄けーん♪(降り下ろした斬撃で魔法使いを生産する白い存在(Q.B.)の群れを全滅する)」

 

「ひけん……つばめがえし♪(燕返しで偶然近くを通り掛かった紫の髪に白衣の男性(スカリエッティ)が切り伏せられる)」

 

あーちゃんといーちゃんの攻撃でも被害が続出している。とんでもない事態になってきた、そして最後の畏夢様は

 

「今回は魔装機神(第13回参照)じゃないよ? ……我が斬艦刀に……斬れぬモノ無し! 斬艦刀……逸騎刀閃ッ!!」

斬艦刀を振り回した直後に次元の穴が開いて、穴から黒いコートの銀髪の青年が姿を見せる

 

「「「えいええええ!?八神龍也!?」」」

 

なんで八神龍也が出てきたのか判らず混乱している中、八神龍也は気絶しているジェイルを掴み上げ

 

「さらば」

 

「「「なんか言えええええええ!!!」」」

 

ジェイルを連れて消えていく龍也に全員の突込みが突き刺さる中

 

「え、えーと、私はどうすれば」

 

放置されているみょんさんが困ったような顔をしてきょろきょろしているのだった

 

「……剣技っている?」

 

「はい?」

 

遊梨さんの呟きに首を傾げるみょんさん。遊梨さんは紅茶を飲みながら

 

「だって剣を振っていれば自然と使いやすい形が出来るじゃん。それってもう剣技じゃない?」

 

「あ、そういう……」

 

楓さんは遊梨さんが言おうとしていた事を理解した、剣技だのなんだのに拘る必要はないのだと

 

「つまり剣技やらなんやらって変に考える必要はないってわけ。理解した?」

 

「そ、そう言うものなんでしょうか?」

 

外見が近いこともあり、納得行かないと言う表情をしているみょんさん、だが遊梨さんも楓さんももうこれ以上答える気はないと言う感じだ。司会を務めるBBが眉を顰める中混沌の魔法使いが

 

「剣技は必要だ!拳法と同じだ!」

 

「「「一緒にするなよ!?」」」

 

駄目だ。今回は本当に誰もこれも暴走している、これが真の混沌がもたらす不幸とでも言うのだろうか?

 

「うーん、私剣士じゃないからなぁ……とりあえず殺し合おうよ」

 

「意味が分からん!!」

 

BBの火炎地獄が発動するが、すでにかわしている。混沌モードの狂戦士様もかなりの能力者のようだ

 

「まあ、ようするにだね。実戦あるのみってことだよ。剣技がそもそも必要かどうかとかそういうのは死合って分かる……さぁ、殺し合おう!!」

 

「え。ええ!?まって!待ってください!」

 

混乱しているみょんさんに向けて構えを取る狂戦士様。そして張り出そうとした瞬間

 

「ブラックホール」

 

かわされるなら交わす事の出来ない攻撃をと考えたBBが放った小規模なブラックホールが発動。

 

「グッ、オオオオォぉ……オオオオオオオ!!!」

 

しばらく踏ん張っていた狂戦士様だが、とうとう飲み込まれ消えていった

 

「えーと私はどうすれば?」

 

「気にしないでください、後で戻します」

 

とりあえず今の狂戦士様は回答者として相応しくないと言うことでブラックホールの中へと幽閉されるのだった……

 

「妄想力が貧困だからですね。周りに妄想力が豊かな人がいるでしょう?そういう人を真似すればいいと思いますよ。速度は普通に出ると思いますし」

 

みょんさん身体のある部分を見ながら、ナチュラルにセクハラする凄まじき戦士様に

 

「セクハラ禁止ッ!!」

 

「ごぶう!?」

 

混沌の魔法使いの人中への裏拳が叩き込まれた。これは人間の顔面にある急所で下手に叩くと殺しかねない危険な場所だ!良い子はまねしないでね!

 

「……やはり剣の技なら次元を切るのと惑星ごとぶった切るのは当たり前でしょう。あと大切なのは馬に変形してくれる仲間ですね、そして大きな剣。これさえあればあなたも立派な斬艦刀使いです」

 

よろめいている凄まじき戦士様。相当混乱しているように見える。昏倒しなかったのは仮面ライダーの防御力のおかげなのかもしれない、だが言っていることは意味不明で、言い切ると同時に倒れ動かなくなった

 

「「「グッ!」」」

 

互いにセムズアップしているBBとディジェイドと混沌の魔法使いだった。

 

「「「なんだこれ」」」

 

いつも以上に意味不明な展開にゲストの皆様は思わず溜息を吐くのだった……

 

「それはアレじゃないかな? 剣を使える人に『試合してください! お願いします!』って言って突撃すればいいんじゃない?」

 

普通の狐様は辻斬りを進める。これは普段常識人の普通の狐様からは信じられない言動だ

 

「で、でも迷惑だったら」

 

みょんさんは割と常識人だったようでそう告げるが、普通の狐様は

 

「無理そうだったら、悪いことしてる人相手にお仕置きがてら練習相手になってもらうとか?」

 

「それでしたら大丈夫ですね!街を探してみようと思います」

 

(((駄目だ、まともな人間がいねえ)))

 

竜華零様しかまともな人間がいない以上。今回の海鳴チャンネルはもう駄目だと悟るのだった

 

「とりあえず、積極的に機会を増やさなきゃダメだと思うよ!頑張ってね!」

 

「はい!頑張ります!!」

 

気合満点と言う感じのみょんさんに最後にユウーTKTM様が

 

「まあ、技を使わないことは平和というとことなのでそこまで悩む必要はないかと」

 

「そ、そうですか……うーん……」

 

ユウ-TKTM様の答えにみょんさんは少し不満がある模様

 

「……まあ、もし試したいとかでしたら他に同じ悩みの方と戦ってみるのもいいですね。なんなら私がお相手致しますよ?」

 

「え!?い、いえ流石にそこまでしてもらう訳には……け、怪我をさせてしまうかもしれないですし」

 

ユウーTKTM様を心配するかのように言うみょんさんにユウーTKTM様は

 

「いえいえ、これは私の為にもなりますので、では、スキル・ブックス!!」

 

ユウ-TKTM様が再びスキル・ブックス!!を出すとページが捲られて開かれたページから2枚のカードを取りだした

 

「スキルカード発動!「銀の戦車」(シルバーチャリオッツ)!!」

 

ユウーTKTM様が先ほどと同じようにカートリッジを読むと再びカードが光出し、背後には甲冑を着たスタンド「シルバーチャリオッツ」が現れた

 

「「「電柱のスタンド来た!?」」」

 

超個性的な髪型をしたフランス人のスタンドが来た事に驚愕していた

 

「もういっちょ!スキルカード発動!「アヌビス神」!」

 

ユウ-TKTM様が再びカード名を答えるとカードが光出し、そこから1本の剣が回転しながら現れた

 

「そして、これがとっておきのダメ押し!」

 

シルバーチャリオッツが回転したままの剣を掴み、腕を上げたら状態で2つの刀身を胸の前でクロスさせた

 

「シルバーチャリオッツAndアヌビス神!二刀流ッ!!これがやってみたかったことです。さあ、遠慮はいりませんよ。こ余程のことがない限り倒れませんから」

 

シルバーチャリオッツは右手にもったアヌビス神と左手にある自分のレイピアを回転させながらみょんさんを見ていた

 

「は、はい!では行かせてもらいます!!」

 

ユウーTKTM様とみょんさんの剣がぶつかろうとした瞬間

 

「止めんか馬鹿者、いけ外道ブラザーズ」

 

「「ヘンシンンン!!!」」

 

外道ブラザーズの姿が昭和と平成の仮面ライダーが混ざったような姿になり

 

「「とわあああ!!!」」

 

ダブル外道ライダーキックッ!!!

 

「なんで私だけええ!?」

 

ユウーTKTM様を崖のほうに蹴り飛ばすのだった。そしてディジェイドは

 

「ここは相談の場所だ。戦う場所ではない」

 

「は、はい、ご、ごめんなさーい!!!」

 

剣を手にスタジオを飛び出していくみょんさんだった……なお崖の下では

 

「か、辛い!痛い!なあにこれェ!?」

 

苦悶の声を上げるユウーTKTM様の声が響いてくるのだった

 

「では最後にからすそ様お願いします」

 

カオスを生み出し続けるからすそ様の悩みはなんだ?と全員の視線が集中する中からすそ様はオルタ化した姿のまま

 

「ケーキを作る時や買う時に、砂糖の作り物がありますよね?紅白服の白髭じいさんや赤鼻の鹿や飛べない鳥とか……それを姉が改造してるんです。ペンギンの手や顔を鋭くしたり、サンタをポッキーで両腋から貫いてポッキーで作った十字架に磔にしたり、トナカイの顔をケルベロス真っ青の多頭にしたり……挙句の果て、クッキーを使って物理的に棒人間を作ったり、パズルにしたりと……やりたい放題!!対処法、求むッ!!」

 

なんとここで新事実判明。からすそ様には姉がいたらしい、しかもかなりカオスな人物が……これはまさに

 

「今明かされる驚愕の真実って言うやつだな!」

 

「誰かこの暴走しているスポンサーを追い出してください」

 

最初から最後までエンジン全開の混沌の魔法使いに疲れ果てた様子でBBがそう呟く。だが誰も連れ出そうとはしない、混沌の魔法使いこそがこの海鳴チャンネルのスポンサーなのだから追い出す事など出来るわけがないのだ

 

「私には妹の対処法しかわからないので、何とも」

 

そんな混沌な空気の中竜華零様は頬をかきながらそう呟く、妹系の話題には強いが姉の話題には弱い竜華零様はやはり早々にお手上げのようだ

 

「買わせないことが一番の対象の方ではないでしょうか。それか諦めて自分も作ったらどうですか」

 

chink様の対処法は一番確実と言える方法かもしれないが

 

「いや、姉はそう言うのでも魔改造するんですよ」

 

弟が作った砂糖菓子を魔改造する姉。それはそれで恐ろしい人かもしれない、どうもからすそ様はメロンパンだけではなく、お菓子にもかなり深い知識を持つのかもしれない

 

「んーそういわれましても私には対処法がこれしか思いつきません」

 

零戦の上の妖精モードのchink様が首を傾げながらそう呟くと

 

「「「ん? 何か問題が?」」」

 

「ノープロブレム!むしろナイスドライブ!!」

 

「「「誰かこいつら何とかしろよ!?」」」

 

畏夢ファミリーと混沌の魔法使いの暴走を止めることが出来ない、もう完全に疲れ果てた感じでゲストの皆様たちがそう呟く

 

「さて……どう答えましょう~?ね?混沌の魔法使いさん」

 

「答えはいつも1つ。すでに私達の手の中に答えはある」

 

卵を黄身と白身に別けたり小麦粉を振るいに掛けた後、白身を泡立てる畏夢様と混沌の魔法使い

 

「そうだね~これは難しい問題よ」

 

アリシアさんは悩んでいる素振りを見せながら黄身と砂糖を混ぜ合わせる

 

「んー?これー♪

 

沢山の型を見定め、ドーナツの様な型を選んで掲げるようにして笑っている

 

「むずかしいよぉ……」

 

「落ち着けば出来る、そんなに難しい物ではない」

 

混沌の魔法使いとケーキの作っている邪神トリオ。ゲストの皆様はもう「なんだこれ?」状態で諦めの境地に達している

泡立った白身に黄身を混ぜ合わせた後、型に流し込む

 

「ガオォォォ……」

 

そして極めつけにいーちゃんが邪神モードになり本当に弱い勢いで肩に向かって型に炎を吐く

 

「寧ろ、本当に何が問題なのか解らんのだが……そして完成だ。久し振りに真面目に作業したわ」

 

型から取り出して、アルコール消毒したエクスかリバーで焼けたスポンジケーキを切り分ける殿下

 

「「ケーキの完成だよ♪」」

 

「「お前らは本当に何がしたいんだよ!?」」

 

ケーキを配っている混沌の魔法使いに畏夢様にゲストの皆様達がそう尋ねると

 

「「ケーキ食べたい!!」」

 

もふもふとケーキを食べている混沌の魔法使いと畏夢様にもう何を言っても無駄だとゲストの皆様とBBは悟るのだった……

 

「逆に一緒に作ってはどうでしょうか?そうすると気持ちがわかるかもしれません、まあ無理だったら諦めてください☆」

 

配れたケーキを食べながら凄まじき戦士様が告げる。一緒に作れば止めることも出来るかもしれない

 

「SAN値が下がるような」

 

「そこは我慢しましょう!」

 

イイエガオの凄まじき戦士様に深い溜息を吐くからすそ様であった

 

「いくつになろうが、歳上には勝てないのです。つまりは、諦めましょう」

 

サムズアップするユウーTKTM様。そしてアンテイのトラブルメイカーに更に精神的気疲労を感じるゲストの皆様

 

「そ」それって「次にあなたはそ、それは解決になってないじゃないか!っという!」」それは解決になってないじゃないか!…はっ!?」

 

そして今回のユウーTKTM様はジョジョネタ押しのようだ、どっじゃあああんっと言う効果音が聞こえてきそう感じでドヤ顔をするユウーTKTM様

 

「ドヤァ。まあ冗談は置いといて、姉弟仲良くていいと思うのですが、それでもダメでしたらお姉さんがいない時に作るか、お姉さん用に材料を用意するとかですかね」

 

「それは諦めろという事でしょう!?」

 

姉の暴走を止める手段はない。つまり諦めるしかない……それは余りに酷な答えではないだろうか?

 

「「でも姉って無敵だから」」

 

ルルーと涙を流すからすそ様。姉に逆らうのは危険と言うのが答えだと知り涙するのだった、そしてそんなからすそ様に容赦のない追撃が

 

「あー、あの砂糖菓子おいしいよね~。砂糖の塊だってわかっててもつい食べちゃうんだあ、でも、別にお菓子で遊ぶくらいいいんじゃないの? 部屋の片づけさえしてくれれば」

 

にこにこと笑う普通の狐様。普段は常識的な回答をしてくれる普通の狐様だが、今回は暴走モードこれで終わるわけがなく

 

「それより、頭がたくさんになったトナカイとか見てみたいんだけど! 写真持ってない? ねぇねぇ見せてよー!」

思いっきり肩をつかんで揺さぶる

 

「うああああああ!?」

 

がくんがくん揺さぶられているからすそ様を見て全員の意見が重なった

 

「「「からすそ様が大変な事になっている!?」」」

 

口から魂が出て行きそうなことになっているからすそ様。そして普通の狐様は飽きたのかからすそ様をぽいっとしてる

 

「「「ひでえ!?」」」

 

こんな普通の狐様見たことない、全員の心の声が重なるのだった……

 

「もう2度と反転させたら駄目ですね」

 

後悔している様なBBの呟きがスタジオに木霊するのだった

 

「凄く覚えがある様ななんというか、カテゴリー違うけど」

 

「あーあのマッドサイエンティスト達かー。分かるわー」

 

遊梨さんと楓さんだけで判る話をしている、どうもこの2人にも相当危険な知り合いがいるようだ

 

「そういうのって変に束縛すると爆発して帰ってくるしね、タチが悪いのなんの」

 

「遊び半分で量子コンピューター搭載のゲーム機作ったりね。しかもこっちで28万台売れたヒット商品だし」

 

さらっと爆弾発現をしている楓さん。28万台とはとんでもない大ブレイクなのでは?

 

「まあ、自由にやらせたら?束縛してもいい事は殆どないよ。これ経験談」

 

「しかも結局答えは諦めろだし!?」

 

普段にもまして碌な答えが出ない海鳴チャンネルに絶望するからすそ様だった

 

「ふんふん、なるほどね」

 

いつの間にかブラックホールから脱出していた狂戦士様。傷1つ付いていないと言う異常。カオス化は防御力も上昇するのかもしれない、しかしカオス化により感性がおかしくなっているのだから、こういう質問に答えてもらうのは期待できないかもしれない。

 

「じゃあそうね。先に手を加えちゃえばいいんじゃない? サンタクロースを砕いたり、トナカイをバラバラにしたり」

 

「「「同類か!!」」」

 

狂戦士様はその突込みに対して不思議そうな顔をして

 

「えっ? 違うよ。食べ物で遊ぶなんて言語道断なんだから、バラして粉々に粉砕しちゃえばいいんだよ」

 

「「「言ってることは正論だけど、お前が言うと何か危険な感じがする!!」」」

 

そのコメントはどう考えても姉をやれといっているような気がしてとても危険な回答だった

 

「酷く疲れた気分です」

 

全ての回答が出終わり番組終了なのだが、今回はどうもそんな雰囲気ではなく、全員がぐったりしている

 

「中々に面白い時間だった」

 

「だな。たまにはこんなのも悪くない」

 

「だね~」

 

混沌化している面子だけが元気だ。他のメンツはSAN値が減ったのを実感していると

 

カチカチカチ

 

「あ、あれ?なんですかこの不吉な音は」

 

何処かから聞こえてくる時計の音にまさかと言う顔をするBBに混沌の魔法使いが

 

「今回は特別そしてパラレルなのさ。だから終わったら全てが零になる!それは当然の事だろう!」

 

何かの起爆スイッチを手にしている混沌の魔法使い、そしてゲストの皆様の座っている机が開き巨大な爆弾が姿を見せる。スタジオを消し飛ばすのなんて楽勝名大きさの爆弾が……

 

「駄目!だめだから!!」

 

「本当にそれは駄目ェ!?」

 

止めに入るがそれよりも早く混沌の魔法使いは

 

「駄目だね!押すぜ!!!」

 

カッ!!!!

 

眩いまでの光がスタジオを焼き尽くすのだった……そして混沌の魔法使いの言葉の通り、全てが零になるのだった……

 

 

 

何も無くなった空間に、メロンパンが1つだけ浮いていた……そのメロンパンは怪しく輝きながら

 

「回避成功ッ!!メロンパンは偉大だッ!!」

 

からすそは生き残っていたッ!!メロンパンになる際の無敵時間を利用して回避したのだッ!!!混沌爆弾で消去されるはずの記憶も全て残しており、今回のチャンネルの悲劇を全て覚えているまでは良かったのだが

 

「ここはどこなんでしょうか?」

 

だがしかし、スタジオだった場所は謎の空間に染まっていた。ぼんやりとその世界を見つめながら、からすそは1つ……ある事を思い出した。

 

(ミッテちゃん、不憫だったな……)

 

飛ばされたミッテルトの事を思っていた……あまりに不憫すぎたミッテルトは連れてこないほうが良かったかもしれない

 

「……どうやって帰ろう?」

 

この世界からどうやって帰ろう?と悩んでいるからすそ様はある事実に気付く

 

(……?私は世界を移動してないはず……はッ!?まさかッ!?)

 

『いやー、メロンパン美味いっス』

 

(ミッテちゃんの中だぁぁぁぁぁぁッ!?)

 

異空間と化したミッテルトの中にいるからすそは、ツッコミを口から出すのを抑えて、鏡を使って元の世界に戻った。

 

「良い所に来たな」

 

「……\(^o^)/」

 

戻った瞬間に殿下に頭を掴まれて、引き摺られていくからすそであった……

 

 

 

 

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