海鳴チャンネル番外編 海鳴チャンネル   作:混沌の魔法使い

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第6回

「さぁー! 今日も始まりました海鳴チャンネル!! ゲストのお悩みをズバッと解決する? ハチャメチャトークショー! では頼りになる? 回答者の皆様の登場です!! 竜華零様! からすそ様! 普通の狐様! ユウーTKTM様! どうぞ~」

 

パカッ!!

 

「「「「ぐはっ!?」」」」

 

天井が開きそこから竜華零様、からすそ様、普通の狐様、ユウーTKTM様の計4名落下

 

「ひどい!? いくらなんでもこの扱いはあんま……「はい、どーんっ!!」 ふぎゅああああッ!!!」

 

ハンマーで吹っ飛ばされるユウーTKTM様。同じく詰め寄ろうとした面子は無言で停止

 

「文句のある方は?」

 

「「「何もありません」」」

 

「痛い……」

 

「では! 一悶着ありましたが! 海鳴チャンネル! はっじまりまーす!!」

 

「そして今日は何と何と新ゲストの登場です!! ではどうぞー」

 

登場者なし

 

「「「透明人間ですか?」」」

 

「あ、あれおかしいな? ちゃんとここに来るようにメールしたんですけど?」

 

首を傾げているBB、そしてスタジオの外から

 

「ぬあああああッ!! 死ぬ! まじで死ぬっ!!!」

 

「まて、人間!!!」

 

「来た早々にネクロにエンカウントって何なんだよおおおおッ!!!」

 

砲撃とうの爆発音と子供の悲鳴

 

「スタジオの向こうってどうなってるんですか?」

 

「向こうですか? ネクロの生息エリアになってますが、なにか?」

 

「「「生命の危機ッ!!!」」」

 

「なお、ネクロはこちら側には干渉できないのでご安心を、更にここで提供している飲み物・食べ物は体内に摂取する事でネクロに対して猛毒になる物質で構成されています」

 

「それ私達の体には大丈夫なんですか?」

 

「無問題ですのでご安心を」

 

「光いいいいいッ!!!」

 

ヘッドスライディングで滑り込んでくる。黒い翼のちびっこ、そしてそれを追いかけてきたであろうネクロはスタジオに入りかけ……

 

「ちっ、見失ったか」

 

と舌打ちしUターンして戻っていった

 

「新ゲスト、堕落天使様です」

 

「「「ちっちゃ!?」」」

 

「だぁぁぁれがみじんこだってぇぇぇぇ!?」

 

「こちら新ゲストその1 みじんこ、堕落天使様です」

 

「様つけてるけど罵倒してるんじゃねえ!!!」

 

ぎゃーぎゃー怒鳴る堕落天使様でしたが……

 

「あんまり騒いでると……」

 

「なんだよ?」

 

「虚数空間直行させますよ?」

 

黒いタコの様な生き物×5 

 

「!!!! 静かにしてますう……」

 

しょぼーんとする堕落天使様を見てるBBの背後から

 

「あのー私は~いつまで放置なんでしょう~?」

 

白い着物に蒼い袴の男性がBBの肩を叩く

 

「あ、やっと到着したんですね! 畏夢様!」

 

「はい~芋けんぴが無かったので~買いに行ってたんですよ~」

 

芋けんぴの袋を掲げる畏夢様と

 

「ちょっ! こっちくんな!」

 

「……」

 

タコにつつかれる堕落天使様

 

「ではいつも以上にはちゃめちゃな面子を向かえた所で! 今日の相談者をご紹介します! 「夜天の守護者」シリーズに登場する! 融合騎ユナちゃんです!!」

 

銀髪で金色の目と目立つ容姿の幼女登場

 

「どうも初めまして。ユナと申します。今回は私の悩みを聞いていただけるそうで、どうぞ宜しくお願いします」

 

ぺこりと頭を下げてユナが席に座った所で

 

「ではメロンパンを」

 

「では芋けんぴを」

 

メロンパンと芋けんぴが同じ皿に載せられ全員の前に配れ、海鳴チャンネルが始まりました

 

「ではお兄ちゃんの周りが魔王ばかりでお兄ちゃんが凄く悩んでいます。 私は妹 としてどうすればいいでしょう? あとその魔王の大半がお姉ちゃんなのも悩 みの1つなのですが……私はどうしたらいいでしょうか?」

 

((((いきなり難問来たッ!!!))))

 

回答者が返答に悩み始めた時。メロンパンを齧っていたからすそ様は

 

「魔王……ガクガクブルブル……」

 

ポトッ……

 

 

メロンパンが手から落ちる音

 

「尋常じゃなく震えていますが、大丈夫ですか? からすそさん?」

 

「……」

 

「返事がない、ただの屍のようですね! ではからすそ様はこの質問はパスという事で! あとつぎパス宣告したら……黒い騎士王様をお呼びしますので」

 

脅しをかけるBB……そして覚悟を決めた表情で堕落天使様が

 

「魔王がいるなら! 癒し系になれば良いじゃないかッ!! へぐうっ!?」

 

BBのフックで回転しながら吹っ飛ぶ堕落天使様

 

「ユナちゃんはどこからどう見ても癒し系じゃないですか。何当たり前の事を言ってるんですか?」

 

BBはどうやらユナが気に入ったようです

 

「では次は私が。そのお兄ちゃんの傍にいてあげなさい。そして甘えるといいです。兄というのは妹に甘えてもらうだけで、元気になるのです。そうすれば、そのお兄ちゃんのSAMtッゲフンッゲフン、疲れが取れるはずです。なので精一杯甘えてください」

 

「私が甘えるという事は判りました、早速実行に移そうと思うのですが……お姉ちゃんの事はどうすれば?」

 

少し考える素振りを見せた後良い笑顔でサムズアップしながら。ユウーTKTM様は

 

「そしてお姉ちゃんのことはあきらめまs「はい、アウトー。ドーン☆」ぎゃああああああああ!?!?!?」

 

ハンマーのフルスイングで吹っ飛ぶユウーTKTM様に全く動揺しないユナにBBが

 

「驚かれないんですか?」

 

「よくジェイルさんがハンマーで殴り飛ばされたり、十字架に磔にされて火あぶりとかにされてるんで特に動揺しませんが?」

 

見た目よりも肝が据わっているユナでした……

 

「では次は私が、そういう時は、兄君の傍にいれば良いのです。悩む兄君を慰めることも出来ますし、兄君を困らせる姉君方とも触れ合うことが出来ます。すると、あら不思議、どちらともコミュニケートできているではありませんか」

 

「その発想はなかったです。お姉ちゃんが怒っているとアザレアが怖がるので、アザレアの傍にいてあげたんですが……お兄ちゃんの傍に行くという発想はなかったです。 ありがとうございます! 竜華零さん」

 

「いえいえ、悩みに真摯に答えたまでですよ」

 

「さすが当番組唯一の良心とも言える、竜華零様。すばらしい模範解答でした、では次は普通の狐様どうぞ!」

 

「姉が魔王とは、なんというかファンタジーな内容ですね……。我輩が思うに、ユナちゃんに妹の自覚があるなら、どうかユナちゃんは魔王にならないであげてください。きっと、君の存在がお兄ちゃんを癒しているはずです」

 

「お兄ちゃんの悩みの種を増やさないという事ですか?」

 

「まぁ……そうともいえますが……今のままの愛らしいユナちゃんのままでいてあげてください」

 

「はい♪」

 

「では~次は私が、私も普通の狐様と同じ意見ですね~ここはやはりお兄さんの為に魔王化したお姉さん達を対処すべきですが~、ユナちゃんには難しそうですね~。魔王化しないでお兄さんと一緒に居てあげればいいかな~?」

 

「大丈夫です! 私は光属性の融合騎ですから! あっ……それで思い出しました。私は何故か腹黒や真っ黒と称されます。私は光の融合騎であ り、闇属性ではありません。闇属性と言えば「アザレア」と「リヒト」なの に! 真っ黒とか猫被りとか言われる理由がわかりません。どなたか教えてく ださい」

 

((((つぎは次でへヴィーな問題が来た……))))

 

BBでさえ、あちゃーという顔をしている。ジーと全員の顔を見るユナは

 

「じゃあ最初の質問に答えてくれなかった。からすそさん」

 

名指しされたからすそ様は

 

「ちょっとキャラを変えて見たらどうでしょう?ただ、素直過ぎるのがいけない……とか、嘘をつく……とか良く言われますよね?」

 

「嘘はつかないです。お兄ちゃんが怒りますから。でも……ちょっときつい事を言っちゃうことが……」

 

「ならば、ちょっと自分を見返して見るとかしてみたらどうでしょう?(モグモグ)」

 

メロンパンを食べながら話てるのにも拘らず意外とまともな回答をするからすそ様

 

「じゃあ、その次は我輩が……えっと、なんと言いますか……。多分、闇属性という意味合いでの『真っ黒』ではないと思うんですよ。真実がどうかは知りませんが、我輩の推測でいいなら、多分嫉妬で言ってるんだと思います。あなたはお兄ちゃんから優しくされますから、お兄ちゃんを好きな魔王さんからすると羨ましいんですよ」

 

「むむ……そう言われると……うーん。1度皆と話し合って見ます」

 

「それが宜しいかと」

 

「はい! 話し合わないと判らない事は一杯ありますから。じゃあ次は……ユウーTKTMさん。お願いします」

 

「それはね、ユナちゃん。ユナちゃんが悪いことを考えてるじゃないかな?そうだったら、顔というか、雰囲気にでてるからじゃないかな。ユナちゃんが悪いことを考えなくなったら、周りからも言われなくなると思うよ」

 

「……よく判んないです」

 

外見年齢10歳には少々難しい正論だったようです

 

「んー余計に迷わせてしまったみたいですね。じゃあ次の人お願いします」

 

「では私が、逆に考えて見てはどうでしょう?、自分に新たな魅力が備わったと。他者の評価をを否定するのでは無く、まず受容するのです。さすれば、そこに新たな世界が広がっていることでしょう」

 

「闇も受け入れろと?」

 

「それは極論ですが、それも1つの方法だと思いますよ、ユナちゃん」

 

持ってきたメモに言われたアドバイスを書きながら

 

「じゃあ?畏夢様」

 

「う~ん、それは色眼鏡かも~? 気にしない方が良いかも~」

 

「あくまで前向きにという事ですか?」

 

「はい~あんまり思い悩むと~逆に貴方のお兄さんを心配させる事になるので~それは嫌でしょう~?」

 

「嫌です! お兄ちゃんに心配させるのだけは嫌です!」

 

「それならば~余り思い悩まず、前向きに考えましょうね~」

 

そう笑い芋けんぴを齧る畏夢の言葉をしっかりメモしてから

 

「じゃあ最後に堕落天使さんは?」

 

「よし、己の今まで振り返ってみようか?」

 

その言葉にユナは指折りしながら思い返し始める。そして両手を閉じ終わるとそれをまた開き始めた……

 

「……はいっ! STOPッ! 時間も来てしまうんで最後にお悩みをお願いします」

 

「え!? あっはい! 判りました」

 

BBがいいタイミングで切り上げ最後の質問を促すと、真剣な表情でユナは

 

「お兄ちゃんは呼吸するがごとく女性を惹き付けます。そして無自覚で落とし ます、その結果魔王が増えます、どうすればお兄ちゃんの無自覚さを治せますでしょうか?」

 

(((凄い悪循環だ……)))

 

うーんんと唸りながら1番最初に堕落天使様が

 

「よし、直接叩きつけよう。大丈夫、僕意識の強制覚醒の術式持ってるから」

 

「何を!?」

 

「鈍……はいアウトーッ!!」

 

「ぎゃあああッ!!!」

 

ハンマーで強打され吹っ飛ぶ堕落天使様

 

「じゃあ次の人どうぞ」

 

そう促され冷や汗を流しながらユウーTKTM様が

 

「やはり、指摘しないとダメだと思います。本人が無意識ですと、なかなか治すことができないので、指摘してあげてください。それが無理なら・・・うん、あきらめまs「同じネタ禁止!」

 

「のわあああああああああああああ!?!?!?!?!?!??!」

 

「ちゃんと相談に乗ってあげてください、このいたいけな少女に」

 

BBはどうやらユナが大分気に入ったようです

 

100tハンマーに吹き飛ばされるユウーTKTM様でした

 

「では私が、いいですか? ユナちゃん」

 

「なんですか? 竜華零さん」

 

「最初の方にも言いましたが、そういう時「も」、兄君の傍にいれば良いのです。貴女が傍にいることで自然と女性との接触時間も減り、かつ兄君と触れ合う機会も増えるでしょう。すなわち、貴女が兄君と時間を共有すればするほどに魔王の出現確立が下がるという画期的な策なわけです」

 

「私が仲介になればいいと言うことですか?」

 

「はい、魔王は人の話を聞かないので、魔王化する前に手を打てばいいのです、そしてユナちゃんは兄君と戯れる事ができるといい作戦でしょう?」

 

「はい♪ 次からはそうしてみますね! じゃあからすそさんはどうですか?」

 

「正面から言っても効果がなさそうですか?」

 

「ちょっと無理そうですね」

 

「なら、ちょっと痛い目にあわせた方が良いですよ。鈍感は罪ですからねぇ……(モグモグ)とは言っても物理的ではなく精神的の方向でね♪」

 

「モグモグ……モグモグ……モグモグ……モグモグ……」

 

「何時まで食べているですか……?」

 

「何時までも(モグモグ)」

 

エンドレスでメロンパンを食べるからすそ様に

 

「とりあえず、メモしておきます。えーとじゃあ次は普通の狐さんは?」

 

「無自覚、ですか……無自覚が一番難しいんです。正直、我輩は自覚させる方法は思いつかないですね……。力不足で申し訳ない。代わりのアドバイスと言ってはなんですが、魔王ではないメンバーを集めてお兄ちゃんをサポートしてあげてください。それが、心のオアシスになると思いますよ」

 

「となるとーアザレアとリィンとアギトと……リヒトはぎりぎりでこっちかな?」

 

「その面子は?」

 

「私と一緒でお兄ちゃんの妹です♪ 早速今日帰ったら皆に話してみますね。アドバイスどうもありがとうございました」

 

「では最後に私が~天然のフラグ兼魔王製造機ですか~。中々興味湧きますね~。それで無自覚を治す事ですが~、お兄さんの優しさとかが悪い言い方ですが原因ですからね~。はっきり言って諦めるしかないですね~。そして疲れた時は芋けんぴ~!!」

 

「優しいのは悪い事なんですか?」

 

「時と~場合によるんですよ~覚えていてくださいね~ユナちゃん」

 

「はい!」

 

「という訳で今回のお悩みも無事解決? それではユナちゃんはこちらから帰ってくださいね」

 

ユナ扉の前に案内し丁寧に扉を開けてあげるBB

 

「ありがとうございます、今日は楽しかったです」

 

ぺこりと頭を下げてユナはその扉から姿を消した

 

「じゃあ、貴方達もどうぞ」

 

「?今日は落としたり飛ばしたりしないんですか?」

 

「マンネリですから。偶には普通にどうぞ」

 

BBに促され出口に向かう6人だが

 

「なーんて嘘です♪」

 

パカッ!!!

 

「「また落下落ちですかーッ!!!」」」

 

悲鳴と共に消える6人を満足げに見ながら振り返り

 

「今回の海鳴チャンネルはここまで! それでは次のゲスト様は……」

 

ごそごそとはがきを探る音

 

「これです!! アザレアちゃんです! 判らない人は番外編の融合騎シリーズを見てください!それと海鳴チャンネルの出演者は常時募集中です。出演希望者は下の連絡先まで」

 

~海鳴チャンネル出演希望 出演希望者は混沌の魔法使いにメッセージを送ってください~

 

「それでは次回の放送までしばしのお別れです!! 次週またお会いしましょう!!!」

 

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