海鳴チャンネル番外編 海鳴チャンネル   作:混沌の魔法使い

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第7回

「さぁー! 今日も始まりました海鳴チャンネル!! ゲストのお悩みをズバッと解決する? ハチャメチャトークショー! では頼りになる? 回答者の皆様の登場です!! 竜華零様! からすそ様! 普通の狐様! ユウーTKTM様! 堕落天使様! 畏夢様! どうぞ~」

 

パカッ!!

 

「「「「ぐはっ!?」」」」

 

天井が開きそこから竜華零様、堕落天使様、普通の狐様、ユウーTKTM様、畏夢の計5名落下

 

「あれ?一名いませんね……呼び出した筈なんですが……」

 

そうBBが言った矢先に、全員の背後の空間が歪み、そこからメロンパンを片手にもったEXTRAキャスター(?)がエネミーの山を降りてきた。

 

「え!?キャスターさん!?」

 

「あれ!? 違いますよ! キャス狐さんじゃありません!」

 

「メロンパンを持ってるから~からすそさんだよ~」

 

キャスター(?)は手に持っているメロンパンをかじり、足元にいるエネミーを踏み潰して、BBをジト目で睨む。修羅を纏っているように見える。

 

「え、えっと……からすそ、さん?」

 

BBが恐る恐る話しかけるとからすそ様は

 

「……前回からずっとあの虚数空間の中に最後まで残された上に、食料は能力で作らなきゃいけないし、エネミーが出てきて襲って来るし……どういう事ですか?BB」

 

「い、いや~あの……ちょっと間違えちゃったかナー……なんて?」

 

「しかも日に日に増えていく一方ですし、1日何万匹エネミーを殺れば良いんですか……?」

 

┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"

 

「ひぃ!?」

 

「皆さん、ちょっと待っててください」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「見捨てられた!? BBちゃん見捨てられた!?」

 

~しばらくお待ちください~   

 

「と……という訳で、今日も……はっ、始まりますよぉ……」

 

 

よほど怖い目にあったのか泣きそうなBBに近付く畏夢様

 

「これ~つまらない物ですが~お納め下さい~」

 

「くすん……BBちゃんの傷心を慰めてくれるものなんて……」

 

文句を言いながら箱を開けたBBは暫く停止し、中身を服の中に慌ててしまって

 

「GJ! なんて素晴らしいアイテムを!! ありがとうございます!! 畏夢さん! いえ神!!!」

 

「いえ、いえ~喜んでもらえて何よりです~」

 

のほほんと笑う畏夢様に竜華零様が

 

「何を渡したんですか?」

 

「はい~岸波白野さんのサクラ迷宮で写真を何枚かと、レオさんが録ってた観察記録を~」

 

ひゃっふー♪ いつものハイテンションに戻りくるくる踊るBBを見ながらゲストの皆様は

 

(((((やっぱ魔王か……)))))

 

と諦めにも似た気持ちで溜息を吐いていた

 

「それでは今回のゲストをご紹介します! 人見知りの癒し系融合騎!「アザレア」ちゃんです」!!」

 

黒いフードを目深に被った小柄な少女登場。びくびくしながら歩いてきたアザレアはローブの下から何かを取り出した

 

「「「「スケッチブック?」」」」

 

それはどこにでもあるスケッチブック。それになにやら文字を書き始め、しばらくするとスケッチブックをBB達に向けた

 

【は、初めまして。アザレアです……えと、わ、私はその……家族以外と喋るのが、に……苦手なので。これでお話します。こ、今回はどうぞ宜しくお願いします】

 

まさかの執談によるお悩み相談が始まりました

 

「ではまず、アザレアちゃん。皆さんの紹介をしますね。こちらの狐耳の人がからすそさん」

 

「始めまして、アザレアさん。私は『からすそ』といいます。以後、お見知りおきを……」

 

頷いて文字を書き始めるアザレア

 

【こちらこそ宜しくお願いします】

 

スケッチブックを見せてぺこりと頭を下げた

 

「はいそれでは次はこのミジンコいえ豆粒が堕落天使さんです」

 

「お前それ罵倒してるよな! ぜんぜん言い……「虚数空間」……堕落天使だ、よろしく!」

 

黒いタコが2匹現れた瞬間。態度を変えた堕落天使様にきょとんとしたアザレアはくすくすと小さな笑い声を出しながら頷いた

 

「それでこのお面をつけてるのに普通なんて名乗る変人の……」

 

罵倒しかけたBBの服の裾を引いてからアザレアは

 

【ひ、人を見かけで判断したら駄目! ってに、兄さんが言ってました】

 

駄目駄目と言いたげに首をぶんぶんふるアザレアに

 

「そうですね、ではちょっと変わってるけど常識人の普通の狐さんです」

 

「アザレアちゃん、ありがとう、やっと我輩まともに紹介された」

 

【よ、良かったですね】

 

「それではどんどんいきますよーこのシルクハットにタキシードなのがユウーTKTMさん」

 

「どうも」

 

ハットを脱いで頭を下げるユウーTKTM様に頭を下げ返す、アザレア

 

「そこで芋けんぴを食べてるのが神もとい畏夢さんです」

 

贈り物のせいかBBの畏夢様への評価が急上昇のようです

 

「どうも~アザレアちゃん」

 

【こんにちわ、畏夢さん】

 

「そして当番組が誇る最強の常識人。竜華零様です!!」

 

「どうもアザレアちゃん」

 

「さて! 全員の自己紹介が終わった所で改めて海鳴チャンネル。始まります! それではアザレアちゃんお悩みをどうぞ!」

 

【……あ、あの……えと。その……わ、私は人見知りが激しくて……ど、どう すれば。人見知りしなくなりますか……】

 

執談でもこの有様、普通に会話するのも大変なのだろう、それを治したいと言うアザレアに畏夢様が

 

「こう見えて~、自分も人見知りなんです~。なので~、自分も訊きたいです~」

 

まさかの回答者までがアザレア側に回るという事態が発生したようです

 

「……少しずつ慣れていくしかありませんね。私も小さいときは人見知りでしたので……(モグモグ)」

 

【それが難しいんです。 知らない人は怖いですから】

 

「そうですよね~」

 

何故か共感しこくこくと頷く畏夢様でした。

 

「私の意見はこうです。まずはアザレアちゃんが話しやすい人と会話をして、スラスラ話せるように練習してみてはどうでしょう。その後にそのアザレアちゃんが話しやすい人と一緒に他の人と話してみるのはどうでしょう。一緒にいるだけで安心感があります。他にも、挨拶をすることで、他人との会話に慣れるようになります。まあ、こういうのは無理しては逆に悪化してしますので、ゆっくりでいいですよ」

 

思案顔になったアザレアはスケッチブックに

 

【じゃあ、姉妹と兄さんで練習します】

 

「それが良いと思いますよ。アザレアちゃん」

 

【はい、ありがとうございます、ユウさん】

 

「人見知りはぶっちゃけ人に慣れないと駄目だと思う。周囲の人達に勇気出して話しかけてみればいいんじゃない?でも魔王はタイミング見計らってね。」 

 

【う…ううう。やっぱりそうなんですね。堕落天使さん。ユナにも良く言われますぅ】

 

しょぼーんとするアザレアに

 

「頑張って! きっと普通に話せるようになるよ」

 

優しく励ます堕落天使様でした。

 

「では次は我輩が。……人見知りには少なからず経験不足も関係していると思いますし、勇気を出して様々な人と会ってみるのはどうでしょう。とは言っても、誰彼構わずではなく信頼できる人と触れ合うことです。治したいという気持ちがあれば、人と普通に触れ合えるようになりますよ」

 

【勇気ですか……堕落天使さんも普通の狐さんもユナと同じこというんですね……やっぱりそれしかないのかな?】

 

達筆かつ素早くスケッチブックに返答を書いているアザレアに竜華零様が

 

「では私は違う意見を。アザレアちゃん最初の一歩です。私とお友達になりませんか?」

 

ねっと差し出された手を見るアザレアは蚊がなく様な小さな声で

 

「は……はい」

 

そう言ってその手に軽く触れてからスケッチブックに

 

【に、兄さんも最初はそうやって手を伸ばしてくれました】

 

「おっと思い出補正って奴ですね! それでは次のお悩みはなんですか?」

 

【……えと。大好きな……兄さんは。す……凄く優しくて、格好良いんですけ ど……そのせいで……えっと? 病む? 人が多いんです……偶に兄さんは監 禁とかもされちゃって……どうしたらそういうの止めてもらえるようになりますか?】

 

((((((うって変わってへヴィーなのが来た!?)))))))

 

うーんと悩む回答者の中で1番最初に手をあげたのは普通の狐様

 

「ユナちゃんもそう言った話をしていましたが、我輩としてはやめさせるのは不可能だと思います。被害に遭って疲れているでしょうから、ユナちゃんたちみたいな病んでいない人たちと、お兄ちゃんを励ましてあげてください。きっとそれがお兄ちゃんを元気にします」

 

【やっぱ無理なんですね】

 

「天然ほど思考回路が判らないのはいませんから。ここは病んでない人同盟を作って。お兄ちゃんを癒してあげてください」

 

【はい……】

 

「じゃあ次は私が、これ渡しておいてくれないかな?前、ネクロに助けてもらった礼としてさ」

 

インフィニティのチケットが入ったデンライナーのパス。

 

【これなんなんですか?】

 

【それがあればゾロ目の時間にドアを開ければ時間の中に来れるしそれで後はほとぼりが覚めるまで...あ、アザレアの分もあるよ。」

 

アザレアカラーなデンライナーのパスを渡しながら、BBにも

 

「BBはチケットね。これでもデンライナーに来ることは出来るし」

 

【ありがとうございます。堕落天使さん、兄さんに渡しておきますね】

 

「うん、そうしてくれる?」

 

受け取ったパスを仕舞うアザレアにからすそ様が

 

「次は私が、アザレアさんの兄とはどんな人なのか? 理解してみましょう」

 

【優しい。料理が上手。裁縫も得意。バイオリンとかも偶に弾いてくれる……良い所ばっかりです。 そのせいで兄さんを好きになる人が多いです】

 

どうやらアザレアさんの兄は芸達者のようです

 

「ではまず、その兄は監禁されてしまう程好かれているのでしょう。やめる手段はただ1つ……兄にやめてくれと言うようにさせるしかありません(モグモグ)」

 

【兄さんが止めてくれっていうと止めてくれるんですか?】

 

「好きならばきっと止めてくれる筈です。アザレアさんからそれとなく、兄さんに教えてあげてください」

 

【はい、ありがとうございます】

 

「アザレアちゃん、次は私が.病んでいる方々とお友達になりましょう」

 

【え? どうしてですか? 竜華零さん】

 

「お兄さんを護りたいと思って病んでる方と接すれば。きっと貴女の思いは魔王にも通じますよ」

 

内側から変えると作戦を話す竜華零様

 

【そ、そうですね……今度やってみます】

 

「頑張ってくださいね、アザレアちゃん」

 

はいと頷くアザレアに今度は畏夢様が

 

「そうですね~、やはり優しいのは良いです~。けど、相手が病むのは痛手ですね~。こういう時は諦めるのが一番現実逃避ですが~、ここはやはりお兄さんと常に一緒に居て~、護るのがベストですね~」

 

【護る……護られるんじゃなくて私が】

 

「そうですよ~きっとアザレアさんが一緒に居れば~ヤンデル人もそう積極的には動かないと思いますよ~」

 

【なるほど。じゃあユナとかに相談してみます】

 

「それがいいかと~頑張ってくださいね~」

 

そして最後にユウーTKTM様が

 

「正直、ヤンデレや監禁はもうどうしようもないですねって、「エクスカリバーかベルレフォーン。うん両方で行こう」ちょっと待ってBBさん!! まだ最後まで言ってないから!!」

 

「下らないこと言ったら、エクスカリバーもしくはガラティーンでこんがり焼けました♪ ですよ?」

 

既に宝具を持ち処刑準備のBBに戦慄しながらユウーTKTM様が

 

「一応ありますから!!。・・・ゴホンッ、アザレアちゃんの他にも、その病んでない人はいますか?」

 

【ユナとリィンとアギトとヴィヴィオ】

 

ちびっ子同盟の名が挙がりました

 

「ならその人たちと一緒に注意してみてはどうでしょう。多分治らなくても、そのお兄さんの被害は減少するでしょう」

 

こくこくと何度も頷いたアザレアはスケッチブックに

 

【じゃあ、私の相談ごとは終わりなので、変わります】

 

変わる? その言葉に首を傾げるBB達、そして次の瞬間

 

「ふうやっと私の番か」

 

アザレアがフードを外し結んでいた髪を解きながら

 

「アリウムだ。ここからは私の悩みを聞いてもらう。よろしく頼む」

 

急に口調も雰囲気も変わったアザレア?を凝視するBB達にアザレア?は

 

「私はアリウムだ。そもそもアザレアと私は二重人格で、どちらも表で裏。ようは2人で1人なんだ」

 

王者の風格と言うか何というか堂々としているアリウムはBBが淹れた紅茶を一口飲んでから

 

「では私の相談だ。私は、アザレアやリヒトやユナと違って可愛らしいという性格からは程遠 い。口調からしてそうだ……だが兄上様は抱っこやおんぶをしてくれる。だが 上手く甘えることが出来ないし……何か気恥ずかしくなり自分からおりてしま う。もっと上手く甘えるにはどうしたら良い?」

 

相談ごとは見かけ相当の可愛らしいものだったが、口調と眼差しは真剣そのものだった。それに真っ先に答えたのは竜華零様だった

 

「深く物事を考えず素直に甘えて見ては?」

 

「それが中々難しいんだ」

 

「そうやって考えるのが良くないのですよ、心が感じるままに動いてみては?」

 

「むっ……一理ある。覚えておこう」

 

うんうんと頷くアリウムに、今度は堕落天使様が

 

「ふぅむ...素直になるのが一番じゃない?ぶっちゃけ」

 

「ずいぶんとあっけからんとしているな?」

 

「不快でしたか?」

 

「いや、そういうストレートな物言いは嫌いではない」

 

そう笑うアリウムにからすそ様が

 

「私も同じ意見ですが。素直になったらどうでしょう?」

 

「それが判らないと言っている」

 

「なら、ちょっと何かを教えてほしいとか、おねだりとかしてみたらどうでしょう?」

 

「んー料理とか? 本とか?」

 

「ええ、そういうものを頼んでみては如何でしょう?」

 

「うーん、言われてしまいましたか、私もからすそさんと同じ意見ですね。そうですね。まず、そのお兄さんに欲しい物をお願いしてはどうでしょう。どんなに安い物でもいいのです、お願いすることが甘えることに繋がります」

 

苦笑しながらいうユウーTKTM様に

 

「ううむ。考えてみる事にする。私はあまりそういうのを頼んだことがないのでな」

 

「頑張ってお兄さんに甘えてみてくださいね」

 

うんと頷いたアリウムを見ながら、普通の狐様が

 

「これは我輩の個人的な意見なのですが、甘え方というのはひとつではないと思いますよ。例えば、料理を一緒に作りたいとか、何気ない相談をしてみてもいいでしょうね」

 

「そんなことでいいのか?」

 

「ええ。頼られるのは嬉しいものですからね。甘えるというよりは普段からお兄さんを頼るという方法で、甘えてみてはいかがでしょうか」

 

「兄上様はよく料理をしているからその時に手伝ってみることにする」

 

「頑張ってくださいね。火の扱いや包丁に気をつけて、でもお兄さんが居るので大丈夫でしょうけどね」

 

そう笑う普通の狐様にアリウムは

 

「外見こそ変わっているが、常識人で安心した」

 

「そ、そうですか……」

 

ちょっぴり肩を落とした普通の狐様でした。そんな普通の狐様の肩を叩いてから畏夢様が

 

「その場合は~、素直になるべきなんですが~、アリウムちゃんは時間を掛けて小さい事でも構わないので甘えれば良いと思いますよ~」

 

「時間を掛ける?」

 

「少しずつ~例えば一緒に買い物に行くとか~TVを見るとか段階的に行くといいですよ~」

 

「アギト達がやってるのを真似ればいいのか。なるほどよく判った。ありがとう」

 

軽く微笑んでからアリウムは紅茶を飲んで、酷く神妙な顔つきで

 

「それと……ここからの話はアザレアは知らんし。一生教える気は無い、兄上様の右目を潰したのは嘗ての私。 ジオガディスのデバイスとして兄上の目と 腕を奪った……私はどうしたらこの罪を償うことが出来る?」

 

悩み自分を責めるような口調のアリウムにユウーTKTM様が

 

「おおう、結構重い悩みですね。・・・では答えましょう。私達はあなたに何があったか知りませんし、聞きません。しかしこれだけは言わせてもらいたい。アリウムちゃん、あなたは罪を償う必要はありません。誰もそれは望んでません。勿論、あなたのお兄さんも」

 

「しかし、それではわたしがy「ただしッ!!」」

 

「それでもあなたがそれを許さず、罪を償いたいのなら・・・そのお兄さんの傍にいてあげてください。そして、そのお兄さんが困ったことが起きたら、助けてあげてください。それが、あなたの罪に合った償い方だと思います・・・すみません勝手なこといってしまって」

 

そしてハットを深く被る。ユウーTKTM様。深く思い悩むアリウムに今度は堕落天使様が

 

「罪は償うものじゃない、忘れずに背負って行くものだと僕は思う。だってそんな事でもあったから龍也さんや他のみんなと出会えたと思うからね。忘れたらそれを全部否定する事になる。それは嫌でしょ?」

 

「嫌に決まっている!」

 

「ならばそれが答えです。貴女は自分の罪を数えた……ならばいつか自分が許せる時が来ますよ」

 

無言のアリウム、幼いが自分の罪を真正面に向かい合う、アリウムに今度は普通の狐様が

 

「これは……まあ、なんと言いましょうか。正直な話、犯した罪は消えないものですからね。償いは、自分が納得できるまで続けるしかありません。お兄さんが苦労しているネクロ関連を、一日でも早く解決できるように精一杯努力をする、とかね。平和な世界になったら、お兄さんに尽くしてあげてください」

 

「戦いを終わらせることが償いになるのか?」

 

「お兄さんも戦いが終わればもう少し自分の事をゆっくり考えれるでしょう。その手助けをしてあげては?」

 

「……判った」

 

言われた言葉を噛み砕くように頷くアリウムに畏夢様が

 

「理由はどうであれ、償う気持ちがあるのは良い事です~。そんな良い子なアリウムちゃんなら~、お兄さんの生活を支えてあげれば良いと思いますよ~。お兄さんならきっと解ってくれます~。アリウムちゃんのお兄さんは優しいのでしょう~? なら、大丈夫だと思いますね~」

 

「兄上様ほど優しく慈悲深い方を私は知らない」

 

「ならば~不安に思うことなどないと思いますよ~」

 

にこにこと笑う畏夢様につられて笑ったアリウムに竜華零様が

 

「己が罪を許せないというのならば。兄君とずっと一緒にいましょう。いずれ自分が許せる時が来ますからね?」

 

思案顔のアリウムにからすそ様が

 

「その兄上と共に戦うのです」

 

水晶玉をとりだし、何かをみるように水晶玉を覗きながらアリウムに言う。

 

「共にいる事が償いになるでしょう。そして兄上を支えるのも、償いになるかもしれません」

 

「何か見えるのか?」

 

「見えますとも……皆が笑えるそんな未来がね。その中には貴女も含まれていますよ」

 

全員の言葉を聞いたアリウムはフードをかぶり立ち上がる

 

「とんだお人よしばかり集まったものだ……だがまあ多少は……救われた。感謝する……今度は兄上様の家に来てくれ。茶菓子と紅茶を馳走しよう、またいずれ」

 

そういって闇に解けるように消えるアリウムを見ながらBBが

 

「という訳で今回のお悩みも無事解決という事で。じゃあ、貴方達もどうぞ」

 

「さよなら~♪」

 

「なんか裏がありそうな気が」

 

「ですよね~」

 

そして次の瞬間、パカッと床が開くBBがにやりと笑った瞬間

 

「無駄ぁ!」

 

ガシっと落とし穴の入り口を掴む。からすそ様

 

「え!?」

 

驚くBBにからすそ様が

 

「まだ懲りないのですか……? 皆さんはお先にどうぞ、私はやるべき事があるので」

 

怖い顔のからすそ様に頷き退出していくゲストの皆様

 

┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"

 

「え、あ「連符『拳による魔弾』」ちょ!?」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁッ!!!!!」

 

┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"

 

「だ、ダメ……防ぎきれな――キャァァァァァァァァァァ!?」

 

吹っ飛ぶBBの手から何かが落ちる

 

~海鳴チャンネル出演希望 出演希望者は混沌の魔法使いにメッセージを送ってください~

 

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