一火side
「でぇやぁ!」
「はぁぁ!」
ビュンッ
ギュォォ!!
ガギィィィィン!!
はい皆さんこんにちは織斑一火です。これからこんな風に挨拶するようにします
ところでこれ、何してるかわかりますか?
正解は〜
「これ……
「剣道だぞ」
剣道でした〜。うん、擬音がおかしいよね。わかるよ
「何アレ、斬撃の衝撃波?なんかチェーンソーみたいな音も聞こえてたんだけど…」
「空耳だろ」
「いやそれが普通の反応なんだけどさ!チェーンソーの音が鳴ってる時、地面に竹刀が着いたでしょ!?その跡が凄いことになってるからね!?」
その跡が凄く抉れてる地面である。剣道場が無茶苦茶に……(白目)
「まあどうにかなるだろ、というか一火、衝撃波がとんでもないことになってるぞ、極太で視認可能だった」
「努力の賜物だよ、俺みたいに練習したら出来ると思うぞ」
「したくないなぁ…」
「あ、それよりも俺らって相部屋なんだよな?」
「さっき千冬さ……織斑先生に聞いた限りだとそうだな」
「ふ〜ん、その話をしてる時のお姉ちゃんが般若も真っ青な顔してたんだけどなんで?」
「色々あったんだ……(遠い目)」
「アッハイ(察し)でもお姉ちゃんのことだからお姉ちゃんと相部屋になるのかと思った」
「……(多分しようとしていただろうなぁ…)」
ドガァッ
「一火、失礼するぞ」
扉が半壊して千冬お姉ちゃんがやってくる。今は放課後だからお姉ちゃん呼びでも問題ない…はず
「お姉ちゃん、扉の開け方違う、扉壊れそう」
「知らん、それより一火、専用機が来るそうだ」
「……はぁ?」
「どうやらあの"バカ"が専用機を造るらしくてな、それのテストパイロットに一火が選ばれたらしい、さっきメールが着た」
「俺の隣に実妹でIS適性Aの人がいるんだけど」
「私は持ってるから例外だ」
「あ、そうなんだ」
前とは違ってIS適性Aの箒は既に専用機を持ってるらしい
というかバカって……あの
というか昔のあの兎が時折俺を見る目が獣のそれだったんだけど…
「お姉ちゃん、その専用機、変なものついてないよね?」
「保証はできないな、開発者がアイツだから」
「はぁ……せめてまともな武装でありますように」
「雪片二型とかなら私はアイツをぶちのめさなければならない、一火と私を同一視するなとな
ではな、それと篠ノ之、余計な事をしたら……削ぐ」
「は、はいっ!」
そんで俺達は自室に入りそのまま2人して寝ましたとさ、ちゃんちゃん