人間・獣人・半獣・精霊・神そして極めつけはアンドロイド達が共存し、ルーンと呼ばれる特殊な魔石が存在する世界にハンターの本部の建物ごと転移されてしまったイレギュラーハンター達はキャトラ達に出会ったのであった。
「オレはエックス、イレギュラーハンター、よろしく」
「イレギュラーハンターのゼロだ」
「ボクはアクセルって言うんだ。よろしくね」
いきなりあれこれ聞いては警戒心を生みかねないと判断したのかエックス達は自己紹介をしたのであった。
そこまでは良かったのだが、
「わたしは、アイリスって言います。こちらこそよろしくお願いします」
「(アイリスだと‼)」
「ゼロ、どうかしたのか?」
「いや、なんでもない」
「(?_?)」
白の王にして魔導師であるアイリスが自己紹介を終えた瞬間、ゼロは一瞬驚いたがいつものハンターとしての顔に戻ったのだが、長年の付き合いがある親友であるエックスは不思議そうな顔で聞いたがゼロはたぶらかしたのであった。
赤紙の少年はわかっていなかった。
「(もしかして、ゼロってアイリス(X)のこと)」
「(うん)」
「しばらくはこの世界でハンター業務になるだろう」
キャトラとアイリスはゼロがやむを得ない事情でアイリス(X)を手にかけてしまったことに気が付いたのだが、アイリス(X)が復活していることは伏せることにしてシグナスが号令をかけたのであった。
一方でフラクシナスに戻った龍姫達は天界の本部に報告をしていたのであった。
「ご苦労様です。しかし、あの世界が崩壊するとは」
「はい」
「それと、アイリス(X)を復活させたことはイレギュラーハンターのメンバーには伏せておきなさい、特にゼロには」
「わかりました」
「それじゃあ、今まで通り次元武偵の業務に勤めなさい」
イレギュラーハンターの世界が崩壊するとは天界も予測できていなかったらしく龍姫達はそれに関してはお咎めはなかったのだが、アイリス(X)を復活させてしまったことはイレギュラーハンター、特にゼロには内緒にしておくようにと天界の本部から通達が入った所で報告は終了したのであった。
「あの~、もういいですか?」
「いいよ、入って来て」
「失礼します」
天界への報告が終わったタイミングを見計らって扉がノックされたので龍姫は声でアイリス(X)だと分かったので入って来るように言ったのである。
「龍姫さん達は、「人間」じゃないんですねわたしと同じ「レプリロイド」なんかですか?」
「そっか、いきなり出撃したから言いそびれちゃった、ボク達はアイリス(X)が言う通り人間じゃない、けれど、レプリロイドでもない、神姫、簡単に言えば精霊また神様かな」
「?」
どうやら龍姫達が人間ではないことには気づいていたが女神とは思ってなかったのであった。