インフィニッ・・・え?ヤンデレ・ストラトス!?   作:エーン

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箒がISのことを教えてくれることになった

本編は下です



5話 一夏vsセシリア

パシンッ!

 

パシンッ!

 

竹刀と竹刀が激しくぶつかり合っていた。

 

一夏「はぁっ・・・」

 

俺は押される一方だった。相手は箒だ。全国大会優勝の箒だった。

 

俺は疲れ果ててその床に寝てしまっていた。防具が暑かった。

 

箒「どうしたのだ!どうしてそこまで弱くなっている!中学では何部に所属していたのだ!」

 

一夏「帰宅部!三年連続皆勤賞だ!」

 

箒「鍛えなおす。IS以前の問題だ!」

 

一夏「えっ!?」

 

箒「これから毎日、放課後3時間!私が稽古をつけてやる!」

 

一夏「ちょっと待て!俺はISのことを・・・」

 

箒「だから!それ以前の問題だと言っている!」

 

これは苦痛だ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子更衣室

 

服を整えて着た箒は、さっきの発言について少し考えていた。

 

箒「さっきはきつくいいすぎたか・・・・。いや、あれくらいのでいいのだ。あきらかに一年近く剣を握っていない。でなければあんな風に、私に負けるはずがない!6年・・・6年会わないうちにあんなに変わって・・・」

 

すると、頭に昔小さかったころ。竹刀を振る男の子と女の子が思い出された。

一生懸命振っている二人が。

 

しかし、6年後は変わっていた。

 

・・・いや、私が変わっていたのかもしれない。

 

あんな嫉妬心、初めてだった。

 

箒「ふふふ・・・ふ。とにかく、明日から放課後は特訓だ!そうすれば、放課後は邪魔者がいない二人っきりに・・・。ふふふ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3アリーナ

 

控室

 

一夏「なぁ箒」

 

箒「なんだ?」

 

一夏「ISのことを教えてくれるっていう話だったよな?」

 

ふん、と目をそらした箒。

 

一夏「目をそらすな!一週間、剣道の稽古しかしなかったじゃないか!」

 

箒「仕方がないだろう。お前のISはまだ届いてないのだから」

 

一夏「ISがなくても、知識とか基本的なこととかあるんじゃないのか?」

 

箒「・・・」

 

一夏「だから目をそらすなって!」

 

 

 

 

 

 

 

空を飛ぶブルーの機械。

 

一夏「あれがあいつのISか・・・」

 

すると、控室に突如山田先生のアナウンスが飛び込んできた。

 

山田『織斑君!あなたのISが届きました!』

 

千冬『織斑、すぐ準備しろ。アリーナを使用できる時間は限られてるからな。ぶっつけ本番でものにしてみせろ』

 

ガシャン!機械音が響き、後ろの巨大なドアが開かれた。

 

開かれた先にあったのは、巨大な戦闘機。そう、ISだ。白く輝くISだった。

 

山田『これが織斑君の専用IS、〈白式〉です!』』

 

千冬『すぐに装着しろ。時間がないから、フォーマットなどは実戦でやれ』

 

一夏「・・・」

 

俺はそっと手を触れた。

 

一夏「・・・あれ?」

 

箒「どうした?」

 

一夏「・・・前触ったときとは違う。手になじむ。なんでこれがここにあるのか。何のためにあるのかが・・・わかる・・・」

 

千冬『背中を預けるように、コクピットに乗れ』

 

俺は言われた通りに乗り、俺の体をISが包んだ。

 

Access

 

一夏「これが・・・白式・・・」

 

山田『セシリアさんの機体は、〈ブルー・ティアーズ〉。遠距離型射撃のISです。ISには、絶対防御というものがあります。そのため、体の安全は守られますが、シールドエネルギーが大幅に低下します』

 

一夏「・・・」

 

千冬『どうだ、気分は悪くないか?』

 

一夏「あぁ、いけるさ!」

 

千冬『ふん』

 

少し口が笑った。

 

一夏「箒」

 

箒「ん?」

 

一夏「行ってくる」

 

箒「・・・うん!勝ってこい!」

 

一夏「うん」

 

そして、俺はISの操作コントローラーを握り、ISを動かす。

 

一歩。一歩。

 

不慣れだが、いずれ慣れる。

 

目の前の光。

 

俺は、思いっきりアリーナへと飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セシリア『最後のチャンスをあげますわ』

 

ISの通信リンクから、相手セシリアの声が聞こえる。

 

一夏「チャンスって?」

 

セシリア「私が一方的な勝利をつかむのは明確。今ここで謝るというのなら、許してあげないこともなくってよ?」

 

一夏「・・・ふん。そんなのはチャンスとは言わないな」

 

セシリア「そう?残念ですわ。それなら・・・」

 

ついに始まった。

 

俺の見てるISの視点から、警告文字が赤く表示された。

 

相手からの射撃体勢。

 

攻撃態勢だ。

 

セシリア「お別れですわね!」

 

ブルー・ティアーズの周りを飛ぶ小さな射撃砲が、青く光りだすと俺に向けられた。

 

射撃砲から青く細いレーザーが、俺めかげて発射させられた。

 

一夏「くっ!」

 

俺は不慣れでISを動かし、籠手部分で相手のレーザーをもろに食らう。

 

大きなダメージだ。

 

一夏「うわぁっ!」

 

機体が大きく揺れた。

 

箒「・・・一夏」

 

白式は空中から落とされるとうに地面へと落下した。

 

操作を瞬発に行い、なんとか地面すれすれで体勢を整えた。

 

しかし、これでは終わらない。

 

ビシュン!

 

射撃音が、聞こえた。

 

一夏「っ!」

 

機体を揺らし、俺にめかげて発射されたレーザーをぎりぎりでかわしていく。

 

地面に射撃の後が残っていた。

 

しかし、俺の思い通りにはまだISは動いていない。

 

一夏(くそ、俺がまだ白式の反応に追いつけていないのか!)

 

セシリア「さぁ踊りなさい!私とブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」

 

シュンッ!

 

付近で聞こえるレーザーを過ぎた音が、鳥肌を漂わせていた。

 

空中を駆け抜け、射撃をよけながら機体をできるだけ思いどおりに動かそうとする。

 

しかし、すべては避けきれていない。

 

当っている。何発も当っていた。

 

一夏「くっそ!シールドが削られていく・・・。なにか、何か装備は!」

 

展開されたメニューからは、一つの刀らしきものが浮かび上がった。

 

一夏「これだけか!?・・・ふん、素手でやるよりはいいな!」

 

セシリア「遠距離型射撃の私に、近接型装備で挑もうなどとは、呆れますわ!」

 

高速でかわすも、当たっていた。

 

ピーピー・・・。

 

ゲージが削られていく。

 

48・・・47・・・

 

セシリア「私の攻撃に初見でここまで耐えたのはあなたが初めてですわね。誉めてさしあげますわ」

 

一夏「そりゃどうも!」

 

セシリア「でも、そろそろフィナーレと差し上げましょう!」

 

一気に展開された射撃砲は、俺に向けられ無数に飛んでくる。

 

一夏「!」

 

俺は機体に無理を言わせながらも動かし、空中で避ける。

 

しかし

 

セシリア「左足、いただきますわ!」

 

セシリアのスコープ越しの眼が、俺の機体の左足をとらえた。

 

だが

 

剣をにぎり、射撃を剣で受け流す。

 

キンッ!!!!

 

一夏「一か八か!!!!!!」

 

一気に俺も攻撃モードへと入り、高速移動を続ける。

 

アリーナの地面を駆け抜け、上からの射撃に地面に足をつきながらもカーブして避け接近する。

 

そして、良い距離になり俺は思い切り上空へ向かう。

 

一気に接近するのだ。

 

セシリア「はっ!?」

 

シュン!

 

シュン!

 

白い機体は青いレーザーをよけ続ける。

 

シールドエネルギーは30を切る。

 

山田「・・・織斑君・・・」

 

箒「・・・一夏!」

 

千冬「・・・」

 

一気に接近し、ブルー・ティアーズの腕に向かい斬撃する。

 

しかし、それを避けたセシリアは言った。

 

セシリア「むちゃくちゃしますわね!けれど、無駄なあがきですわ!」

 

シュン。

 

目の前に青い射撃砲が展開させられるが、バックで下に急降下し、一気に上空へ回りながら舞う。

 

ブルー・ティアーズの小さな射撃砲は二つとも後ろで爆発し、散った。

 

セシリア「っ!?嘘!?」

 

一夏「わかったぜ!この兵器は、お前が毎回命令を送らないと動かないようになっている。しかもそのとき、お前は【それ以外の攻撃ができない】。制御に意識を集中させているからだ!」

 

山田先生は観戦しながらも、一夏の思考判断力に感心していた。

 

山田「すごいですね、織斑君。ISの起動が2回目とは思えません」

 

千冬「あのバカ者、抜かれているな」

 

山田「どうしてわかるんですか?」

 

千冬「左手が開いたり閉じたりしているだろ。あの時は、たいていミスをする」

 

 

 

 

一夏「残り2機!必ず俺が遠い角度の時、狙ってくる。距離を詰めればこっちが有利だ!」

 

セシリア「かかりましたわ」

 

一夏「なに!?」

 

セシリア「4機だけではありませんのよ!」

 

ブルー・ティアーズの機体の発射口から、ロケットが俺に向かって飛んできたのだ。

 

一夏「っ!?」

 

一生懸命よけるが、ホーミングしてくるロケットを高速でよけようが、追ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その距離、約零。

 

 

 

 

 

 

 

 

バーンッ!!!

 

大きな爆発音が、白式の付近で起こった。

 

山田「織斑君!」

 

箒「一夏!」

 

千冬「・・・ふん、機体に救われたな」

 

山田「え?」

 

煙の陰から現れたのは、まだ操作している一夏だった。

 

「なに?どういうこと!?」

 

「織斑君の専用機の形が変わっている!?」

 

俺の眼の前に、緑色で(フォーマット終了)と書かれていた。

 

一夏「なに?どうなっているんだ?」

 

セシリア「・・・まさか!ファーストシフト!?あなた、まさか初期設定の機体で戦っていたというの!?」

 

一夏「・・・よくわかんないけど、けど。この機体はやっと俺専用の機体になったらしいな」

 

武器:雪片弐型

 

一夏「雪片弐型?これって、千冬姉が使っていた武器だよな・・・。ふん、俺は世界で最高のお姉さんを持ったよ」

 

右手の武器装甲から、光の剣が展開した。

 

一夏「でもそろそろ、守られるだけの関係は終わりにしなくちゃな。これからは、俺も、俺の家族を守る!」

 

セシリア「え?あなた、何を言って・・・」

 

一夏「とりあえずは、千冬姉の名前を守るさ。弟が不出来じゃ、恰好がつかないからな」

 

セシリア「あぁもう!面倒ですわ!」

 

一気に4つのロケットが、俺に飛んできた。

 

しかし。

 

一夏「見える!」

 

空中で飛び回り、多少距離をつけロケットを見やる。

 

そして、右手にある剣をロケットに斬撃として食らわせる。

 

すべてのロケットは、機能しなくなった。

 

一夏「!いける!」

 

俺は思い切り加速をつけ、ブルー・ティアーズへと攻撃を図る。

 

セシリア「はっ!?」

 

一夏「うぉおおおおおおおお!」

 

・・・1・・・0

 

シールドエネルギーゼロ。

 

試合終了の音がアリーナ中へ響き渡った。

 

「試合終了。勝者、セシリア・オルコット」

 

一夏「え?」

 

セシリア「は・・・」

 

山田「え?」

 

千冬「・・・ふん」

 

結果は、俺の負けだった。

 




とても長いssでしたね・・・ちゃんと読んでくれましたかね?

まぁ、戦闘シーンですから、かなり難しいので飛ばして読んでも構わないです・・・よ。

一応、基本は原作通りにやっていく方針です。

なので、一夏が負けました。

これも原作通りですね。

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