転生天翼種   作:エルナ

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思いついたので書いてみました。

誤字脱字等ありましたらご指摘ください。


第1話 転生天翼種(フリューゲル)

ここは空を飛ぶ位階序列第2位幻想種(ファンタズマ)——アヴァント・ヘイム。その背にある位階序列第6位天翼種(フリューゲル)の空中都市。

 

そこのキューブの一つ、そこに天翼種(フリューゲル)唯一の男性型個体がいた。金色の髪と深い蒼色の瞳に世の女性達を魅了する端整な顔立ちを持っている。

 

そこはごちゃごちゃと本が散らかり、魔法の淡い光だけが照らしている。彼はその散らかった本の山に腰掛け本を読んでいた。

 

彼の名はガブリエル。転生者である。

 

彼は元々普通の大学生だったが事故で亡くなり、白髭の神様に会い、転生特典を貰い、この世界に転生した。

 

その転生特典は「ジブリールと同時に造られ、同等の性能を持つ」というものだ。

 

転生した彼は天翼種(フリューゲル)に転生した影響か、元々彼の裏側があったのか。ジブリールや他の天翼種(フリューゲル)共々、地上に破壊を撒き散らした。

 

だが、それも昔の話。十の盟約制定から早6000余年。今は他の天翼種(フリューゲル)同様、本の収集しつつ、原作開始を待っていた。

 

そして、原作が開始していることを彼に報せる出来事が起きる。

 

「ガブリエルく〜ん♪見て見て、ジブリールちゃんが面白そうな話を持って来たよ♪」

 

ガブリエルの姉達の1人の天翼種(フリューゲル)がガブリエルの部屋に転移してきた。

 

「ジブリールが?あいつ確か《書籍共有法》にいじけて出てったんじゃなかったっけ?」

 

読んでいた本を閉じながら、姉に聞く。

 

「うん。聞いて驚けジブリールちゃん人類種(イマニティ)の所有物になってるんだって!」

 

ガブリエルはその言葉に驚かず、額を手で押さえた。

 

「しまった、もうそんな時期か。油断してたわ」

 

「あれ?驚かないの?」

 

「わー、驚いたー」

 

「適当だな〜。あ、それでこれがその人類種(イマニティ)の観察日記だって」

 

それを受け取って、中を見ると、ジブリールが空と白に敗れてからの出来事が事細かに書いてあった。

 

「へえ〜、面白そうだな」

 

「だよねだよね!」

 

「これ見る限り、獣人種(ワービースト)に挑むみたいだな。後、東部連合にけしかけたいようでもあるな」

 

「アズリールさまは行く気みたいだよ?」

 

「ふ〜ん。となるともう少しでここに来るな

 

「ん?なんか言った?」

 

「いいや、なんでも。これから面白くなりそうだなって」

 

「そうだね♪、じゃバイバイ」

 

そう言うと姉は何処かへ転移した。

 

「さて……奴や俺が関わったことでどこまで原作が変わっていることやら」

 

ガブリエルはこれから起きる出来事への期待に胸を膨らませつつ、姉に貰った空と白の観察日記を読み始めた。

 




次回から本格的に始まります。本文を読んでいただければ分かると思いますが5巻から入ります。
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