みゆき「第3話始まります!」
星奈「始まるわよー」
それから月日が立ち星奈と真夜は異世界都市アルカに存在する異世界防衛組織ディファレント・ワールド・ディフェンス通称DWDに所属した。
星奈「・・・・真夜ちゃん・・・・どこにいるんだろう?」
見習い隊員となった星奈は友人である真夜を探した時、
隊員1「おい!今白戸って奴があっちで男子と取っ組み合いになってるぞ!」
隊員2「え!まじかよ!」
星奈「え!」
二人の隊員の話を聞いた星奈は急いで真夜のいる方へと向かった。
ー廊下ー
見習い隊員 1「いいぞ!いいぞ!」
見習い隊員2「やれ!やれ!」
真夜「このおおお!!」
男子隊員「ああああああ!!」
真夜は相手男子隊員を馬乗りにし、そして相手の首を絞めようとする。それを見ていた周りの野次馬達は真夜を止めようと思う者はいなかった。彼女を除いて・・・・
星奈「真夜ちゃん!」
真夜「星奈・・・・」
駆けつけた星奈が現れ、真夜は両腕を離した。
上官「おい!お前ら!そこでなにやってる!!」
その時、駆けつけてきた上官によって真夜は罰として二日間の2日間の謹慎となった。
そもそもなぜ私達がDWDの隊員になったのか、それは
真夜「星奈・・・・ここのご飯・・・・おいしいわね」
星奈「うん!病院のご飯ってこんなに美味しいんだね!」
真夜「いいえもともと病院のご飯って案外不味いものよ・・・・」
星奈「そうなの?」
真夜「ええ、そうよ」
勇一「やあ、二人とも」
星奈「勇一さん!」
真夜「・・・・」ぺこり
病室のドアから入ってきた黄瀬勇一、今日は手にお菓子を待ってきてくれた。
パク
パク
星奈「うーん甘い!」
真夜「・・・・甘い」
勇一「・・・・・・・・」
勇一の持ってきてくれたお菓子、種類はアイスで得にバニラアイスは他のと違って絶品だった。
星奈「どうしたの?勇一さん」
勇一「星奈ちゃん・・・・そして真夜ちゃん、今日は君たちに単刀直入に伝えたいことがあるんだ」
星奈「へ?」
真夜「・・・・?」
勇一「君達二人・・・俺が所属するDWDの隊員に入隊する気はないかい?」
星奈「勇一さんが所属する部隊?」
真夜「・・・・・・・・」
勇一の言葉に驚きとあ然で固まる星奈、
星奈「あの・・・・どーして私達がそのディーなんとかの部隊に」
勇一「ああ、上層部はプリキュアによって両親が殺され、天涯孤独になってしまった子達をこちらから保護し、DWDの隊員として育てていくことを計画しているんだが・・・・君達はどうする?別に無理にとはいわない・・・・」
星奈「・・・・・・・・私は」
真夜「受けます!」
私が悩んでいた時、真夜は即答でDWD隊員になることを決意した。
星奈「真夜ちゃん・・・・?」
真夜「私はプリキュアに家族を殺され、友達も殺され、自分はこれからどうすればいいのか悩みました。でも勇一さんの誘いを聞いてから私の目標を見つけました!私をDWD隊員に入隊させてください!」
星奈「真夜ちゃん・・・・」
勇一は真夜の目を見て、何か執念と怒りを燃やす目になっていることに気づいていた。
勇一「・・・・・・・・わかった・・・・君の入隊の件は上層部から伝えておく・・・・星奈ちゃん、君はどうするんだい?」
星奈「え?私ですか?」
勇一「どうするんだい?無理にはいわないよ君の人生だ・・・・」
星奈「私は・・・・」
私はこれからどうすればいい・・・・プリキュアと戦うなんて・・・・・・・・そんなの・・・・勝てる自信さえもないのに・・・・・・・・
莉歩「お姉ちゃん!!」
星奈「私も入隊させてください!」
真夜「星奈・・・・」
勇一「星奈ちゃん・・・・」
父と母、祖父、祖母はもうこの世にはいない・・・・でも妹は生きている。
勇一「いいのかい?君には別の未来もあると思うが、」
星奈「いいえ、私はプリキュアに大事な妹が捕らわれているんです。だから・・・・私は妹を助けるため戦います!!」
星奈の目は真夜の目と違って決意と信念の目に変わっていたことに勇一は微笑んだ。、
勇一「わかった・・・・それじゃ星奈ちゃん、真夜ちゃん、君達をDWD隊員に入隊することを上層部に伝えておく通知は明後日に届くはずだから準備をすますように」
「「はい!!」」
そして私と真夜ちゃんはDWD隊員見習いとして入隊することが出来た。
そして今私たちは・・・・DWD総司令官ミストによる私達見習い隊員の入隊式の言葉を発した。
両目を仮面で隠していて周りからかっこいいとかクールとか言うけど私からしてみればすこし近寄りがたい存在だった。
ミスト「諸君、異世界防衛組織DWDの入隊おめでとう、だがここから先は生きるか死ぬかの世界、君達はプリキュアから全ての異世界を守るという多大な義務を果たすため、明日から頑張ってもらう!そして最後に・・・・」
星奈「・・・・・・・・」
ミスト「君達の守りたいものはしっかり守れ!」
星奈「・・・・・・・・」
ミストのあの言葉を聞いて・・・・私は大事な物を見つけた時、私は・・・・守らなきゃいけない・・・・そう感じた。
れいか「星奈さんがDWD隊員になったのは妹さんを救うためにあるんですね」
星奈「ええ、あのときの私達は上手くこなせると思ってた・・・・だけど・・・・」
れいか「だけど・・・・」
星奈「私と真夜・・・・そしてある女と組んだことで何かが崩れた。」
れいか「ある女とは」
星奈「それは次の話で登場するわ」