魁!!インフィニット・ストラトス   作:神無鴇人

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どうも、ナイツ&マジックがスパロボ参戦決定してテンション上がってる神無鴇人です。
今回ちょっと出張中なんで、ちょっと代筆してもらってます。


代筆(挿絵?有ります)

「いい加減名乗らせて欲しいんだけど・・・!」

 

昼休み、校庭の片隅で地球防衛軍(笑)メンバーが集まって駄弁る中、突然子分メイドが真剣な表情で口を開いた。

 

「またそれかセシリアの子分メイド」

 

若干うんざりしながら一夏は呆れ気味に返した。

 

「前から思ってたけど何よその子分メイドって呼び方!?確かに私はセシリアお嬢様の子分でメイドだけど!

私にだってちゃんと本名があるのよ!良い!?私の名前は・・・」

 

「ちょっと待て!」

 

「何よ!?」

 

名乗ろうとする子分メイドを千冬は強い口調で遮った。

 

「お前に本名がある事ぐらい馬鹿な私や、ここには居ないが刀奈だって知っている。

だがな、それでもお前の名前は『子分メイド』なんだ!」

 

「んなっ!?」

 

はっきりと突きつけられる無情な現実に、子分メイドは愕然とするしかなかった・・・。

 

「・・・それはもしかして最後通告なの?」

 

「もうそれで定着してるんだ。諦めろ」

 

「ふざけんじゃないわよ!どいつもこいつも私の名前を蔑ろにして!

それに私ってそんなに地味?メイドって時点で十分キャラ立ってるでしょ!?」

 

「いや、君メイドって事以外全然特徴無いよ。寧ろそれでギリギリキャラが立ってるだけで」

 

シャルロットの言う通り、子分メイドはあくまでも『セシリアの子分で本名不明のメイド』という特徴だけでキャラが成り立っているのだ。

特に『本名不明』が大きなウェイトを占める現状では、それを失う事はコイツの存在そのものが危うくなる。

 

「つまりだ、お前に本名があるのは分かってるし、興味が無い事も無い。

だが、本名言ったが最後お前の出番は終わり、お前はレギュラーからモブに降格し、最悪作品そのものから消える!」

 

「そこまでの事!?私の本名そんなにタブー扱いなの!?

っていうか、まさかとは思うけど作者が本名設定してなかったりしないわよね!?」

 

「いや、一応本名は考えてるよ。漠然とではあるけど」

 

子分メイドの叫びに、声をかけたのは一人の男。

自転車に乗ってやって来た一人の30前後のオッサンだった。

 

『誰このオッサン!?』

 

「俺だよ。神無鴇人だよ」

 

そう、この男こそがこの小説の作者・神無鴇人(32歳・独身)である。

 

「えぇーーっ!!作者本人出てきちゃった!?」

 

「おう。あんまりお前らがごちゃごちゃしてて収拾つかないから、俺が出るしかないと思ってな。

で、何?本名の話だっけ?」

 

「そ、そうよ!アンタ作者なんでしょ!私の本名設定してるなら明かしてよ!!もう私の出番とかどうでも良いから!!」

 

「無理」

 

哀れ、子分メイドの懇願はバッサリ切り捨てられた。

 

「っ・・・殺す!」

 

「待て待て!この小説終わらせる気か!?」

 

「落ち着きなさい!私を人殺しの主人にする気ですの!?」

 

ブチ切れてどこからか取り出したバットを振り上げる子分メイドだが、周囲のメンバーがそれを抑える。

 

「まぁ真面目な話、子分メイドの本名は考えてるけどさ、出すのは作品終盤って決めてるから。今出すにはいかんワケよ」

 

「そ、そんな・・・じゃあ私は終盤まで誰からも、誰一人として名前を覚えてもらえないの?」

 

落胆し、その場に跪いて絶望する子分メイド。だが・・・

 

「落ち着け。要は名前を覚えてくれる奴がいれば良いんだろ?おい、来てくれ!」

 

鴇人の呼び掛けに応じ、一人の少年が姿を見せる。

銀の髪に眼鏡を掛け、小柄ながら中性的でなかなかの美少年だ。

 

「今度は誰よ?」

 

「と、透!?」

 

「あはは・・・お久しぶりです。姉さん」

 

透と呼ばれた少年は照れ臭そうに頭を掻きながら子分メイドに笑い掛けた。

 

「姉さん?って事は子分メイドの弟?」

 

「いえ、彼氏ですわ」

 

そう、彼の名は透・ジョーンズ。

元々は設定のみだった子分メイドの彼氏である。

 

「コイツなら子分メイドの本名知ってるからな。ほれ、証拠見せたれや」

 

鴇人に促され、透は子分メイドに近付き、何やら耳打ちするが・・・。

 

「うぅっ・・・!」

 

「泣いた!?」

 

突然、子分メイドは涙を流した。

 

「何言われたんだよ、お前?」

 

「・・・名前、言ってくれた。ちゃんと名前覚えててくれた・・・!!」

 

名前呼んでくれただけでこの感激ぶりである。

 

「透〜〜〜〜っ!!」

 

「え、ちょっ、んむぅっ!?」

 

感涙しながら子分メイドは透に飛び付き、周囲の目も気にせず、熱烈なキスをかました!

 

「ごめん皆、私今日早退するって山田先生に伝えといて!

透!すぐにホテル行こホテル!!」

 

「ちょっ!?姉さ、あぁ〜〜〜〜!!」

 

そのまま透は子分メイドにお持ち帰りされたのだった。

 

「アイツ、あそこまで思い詰めてたんだな・・・」

 

「そうですわね。今度ボーナス弾んでおきますわ」

 

去っていく子分メイドの姿に一夏達はただ呆然とするのだった。

 

 

 

 

 

「さて、じゃあ俺も帰るわ」

 

「あぁ。・・・ん?ちょっと待て!作者のお前がココに居るなら、この小説誰が書いてるんだ?」

 

「ああ、それなら↓のコイツに代筆頼んだ」

 

 

【挿絵表示】

 

 

あ、どーも僕トイプードルの仁人(にと)です。

兄ちゃんがいつもお世話になってます。

 

「犬じゃねーか!!犬に書かれてたのか今回の俺達!?」




人物紹介

神無鴇人
遂に本編登場に手を出したこの小説の作者。1989年生まれ。
普段は食品工場に勤務している。
趣味はパチンコでギンギラパラダイスや大工の源さん超韋駄天など爆発力のある台を好む。
2ヶ月ほど前からTwitterを始めた。


透・ジョーンズ
子分メイドの彼氏で日系人。14歳。
オルコット家お抱えのSP部隊隊長の息子で、現在は近くの町の外国人学校に通っている。
見た目は中性的な優男だが、SP部隊出身なだけあって実力は非常に高く、頭脳も明晰。
趣味はアクション映画鑑賞。
外見モデルは賢者の孫に登場するトール=フォン=フレーゲル。
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