天・地・冥を統べる主となれ   作:ネヘモス

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リアルの事情が忙しく、更新できなかったので、お詫びしますm(_ _)m
それにしても、今季のアニメは豊作ですね。かぐ告と五等分は欠かさず見てます。今季の推しは四葉かな?

話題がそれました。今回は戦闘しません。修行はキンクリします。


集結、日本妖怪の首領達

奴良組本家の大広間。そこに錚々たる面子が揃い踏みしていた。

かつて、奴良組のシマを踏み荒らし、己が物としようとした四国八十八鬼夜行組長「隠神刑部狸 玉章」

完全実力主義の妖怪傭兵集団、奥州遠野一家次期当主「鎌鼬のイタク」

2年前に京都に出入りした時の最凶の敵であり、「絶対に遭遇してはならない妖」と揶揄される九州九十九夜行大将「土蜘蛛」

そして、奴良組と千年の因縁があり、2年前の「清浄」の直接的原因を作った京妖怪総大将「羽衣狐」

 

「今日は遠路はるばる御足労いただき、感謝致します」

 

そして、奴良組三代目総大将「ぬらりひょんの孫 奴良リクオ(昼の姿)」が深々と頭を下げた。

 

「妾は構わぬよ…。して、頼みとは何かのう?」

 

最初に口を開いたのは羽衣狐。だが、その視線には敵意以外に別の感情が見て取れた(氷麗談)すると、リクオは夜の姿に変わり本題に入ることにした。

 

「お前達は、悪魔という種族を知ってるか?」

 

一瞬その場が凍りつく。当然だろう。いきなり妖怪とは違う種族を初めて知ったのだから。

 

「悪魔って言うと、麻葉が言っていた三種族の事か?」

 

そう、イタクを除いては。

 

「遠野の、お前は知っている様だな」

 

「妾は初耳じゃのう」

 

「それがどうしたってんだ?」

 

上から玉章、羽衣狐、土蜘蛛の発言である。リクオはとりあえず、自分達妖怪と人間以外の三種族について軽く説明、そして、今回呼び出した訳(RGのことを含めて)を話すことにした。

 

「なるほど。要はそのライザーとかいう雑魚悪魔を公開処刑すればいいんだな?」

 

どこで公開処刑という言葉を覚えたか知らないが、顔がニヤついてるイタク。

 

「そ奴、どう料理してやろうかのう?」

 

濃ゆい妖力が見え隠れして、処刑方法を考えてる羽衣狐。

 

「このまま僕達妖怪が嘗められるのは癪だ。全力で潰す」

 

案の定キレて全力行使を誓う玉章。

 

「死なない(ザコ)かぁ!でも、それなら弱点があるなぁ!」

 

そして、何やら弱点を知っている様な事を口走った土蜘蛛。

 

「土蜘蛛、それはどういう事じゃ?」

 

羽衣狐が玉章とイタクの言葉を代表して口にする。

 

「リクオの話を聞く限りじゃよう、多分ソイツは自分の力を過信してるぜ。不死ってのはそんな便利な力じゃねぇからな」

 

そう、不死という特性を持った存在にも弱点は存在する(土蜘蛛もそれに近い耐久性を持ってはいるがそれ抜きでもかなりヤバい)。

 

「その通りだな。不死という存在に有効な手段は2つ。1つは精神にダメージを蓄積していくこと。もう1つは、再生不可能なまでのダメージを一度に与えることだ」

 

イタク、玉章、羽衣狐は前者の方法を取ろうと提案したが、リクオは敢えてその策は取らないことにした。

 

「だが、再生不可能なまでのダメージを与えるのは不可能に近いんじゃねぇか?」

 

「奇遇だな、オレも同じことを考えた。グレイフィアからある条件を聞くまでは」

 

そして、リクオは一言「入っていいぞ」と外に声を掛けた。入ってきたのは…

 

「は、初めまして…。今代の赤龍帝、兵藤一誠です」

 

この中で実力が最も低い転生したての悪魔、兵藤一誠だった。

 

『最悪だ…、何で土蜘蛛がここに居るんだ…』

 

『っ!!?』

 

入ってきた悪魔とは違う無機質な声。そして、その悪魔から発せられる自分達を脅かすだろう波動。イタクが一瞬構えたが、

 

「ドライグ、あのでかい鬼みたいな奴の事を知ってるのか?」

 

『相棒、滅多な事言うな。アイツは正直俺が二度と顔を合わせたくないヤツの1人なんだ…。アイツの名前は土蜘蛛。別名「最も遭遇してはならない妖」』

 

「マジで!?すみません!知らなかっただけなんで命だけは!!」

 

イッセー、渾身の土下座を披露。すると、土蜘蛛は「ハハハハハッ!」と一頻り笑うと、

 

「お前が赤龍帝か!別に構わねぇぜ。だが、次は無いから覚悟しろよ?」

 

リクオは土蜘蛛を除いた面子にイッセーの事、赤龍帝の篭手について説明する。そして、

 

「一応、10日間の猶予を貰っている。イタク、コイツを使い物になるまで鍛え上げられるか?」

 

「お前がやればいいだろリクオ…オレに任せると、死ぬかもしれないぜ…?」

 

周囲の温度が下がる感覚、イタクが妖怪の力の本質「畏」を放つ。無論、リクオ及び他3人には効いていない。清明と戦った時と同じ実力なら萎縮してたかもしれない。イタクもやっぱり修行は欠かしていない様だ。だが、イッセーは昨日今日悪魔として戦い始めたばかりに等しい。ところが、

 

「それがどうした!」

 

『Welsh Dragon Balance Breaker!!』

 

ここでイッセーが赤龍帝の篭手の禁手・赤龍帝の鎧を纏い、対抗する。すると、イタクは急に畏を放つのをやめた。

 

「リクオ、地下に修練場があると言ったな?」

 

「頼まれてくれるか?」

 

イタクは「いや…」と呟くと、他の3人を見やる。

 

「アイツは全ての駒に昇格出来るんだろ?なら、コイツらにも手伝ってもらうと良いんだが…」

 

「僕は構わないよ」

 

「妾も構わんよ」

 

「赤龍帝とやれるんだろ?俺も手解きしてやらぁ」

 

こうして、イッセーの地獄の特訓が幕を開ける。ついでに、これを盗み聞きしていたグレモリー眷属一行も(後々の事も考えて)特訓をさせられることになった。




今回のRGの立ち位置
・王:リクオ(明鏡止水、鏡花水月、鬼纏といった技のレパートリーがあり、唯一神滅具に近い神器の使い手)
・女王:羽衣狐(この中でリクオに次ぐ実力者。基本的に何でもこなすため)
・僧侶:氷麗、玉章(妖力のスペシャリスト。片や氷麗は氷を自在に操り、片や玉章は神通力や幻術を得意とするため)
・騎士:黒田坊、イタク(高速戦闘のスペシャリスト。黒田坊は暗器を使った搦め手、イタクは鬼憑を使った正々堂々の勝負を得意とする)
・戦車:青田坊、土蜘蛛(近接戦闘のスペシャリスト。青田坊は数珠有りで現在の小猫を圧倒、土蜘蛛は恐らく今のリアスでさえも圧倒する)
・兵士:兵藤一誠(神滅具・赤龍帝の篭手を宿す今代の赤龍帝。今の所この中では最弱)

あれ?ライザー、詰んでね?
プロフ更新、ドライグは土蜘蛛とも交戦経験有りです。

次回、処刑タイム(Let's Party!)
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