轟音響かすヒーローになりたくて   作:鉄仮面さん

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すいません遅れました!3時には出せると思ったのですが…
多分今日はもう1話は投稿できます!!

そして今回から2000は軽く超えると思います




USJ編
9話 そうだ、USJに行こう


 

「只ノマスコミニコンナコトガ出来ルノカ?」

 

「私はできないと思うわ、でもマスコミじゃなきゃ誰がこんなことを?」

 

「どうやら悪が動き出してきてるようだね…」

 

翌日

 

あぁ四肢がイタァイ…絶対昨日のパロスペシャルのせいだろ…

 

俺が響香を見ると響香が斜め上を見る

くっ…こいつ

 

「おっはよー」

 

「おう!おはよう!響也!」

 

教室に入ると切島と上鳴がいた

 

「響也おはよー、なぁここ教えてくんね?何回やってもわかんなくてよー」

 

「前も教えたろそこ!」

 

「こいつの頭の中はエロい女でいっぱいなんだよ」

 

「「「いやそれお前だろ」」」

 

「息ぴったりだねあいつらw」

 

「耳郎さん、おはようございます。」

 

「あ、ヤオモモおはよー」

 

「あと10分でホームルームだ!席につきたまえ!みんな!!!」

 

「おー、委員長!張り切ってんねー?」

 

「委員長になったからには頑張ってクラスを仕切っていかなければ!!」

 

 

PM0:50

 

「えー午後のヒーロー基礎学は俺とオールマイトの二人でするつもりだったが昨日の件もあり三人体制で見ることになった」

 

ん?なった?

 

「はーい!何するんですかー?」

 

ナイス瀬呂!それはおれもきになってたぜ!

 

「人害災害なんでもござれ、レスキュー訓練だ」

 

「レスキュー…今回も大変そうだな…」

 

「ねー!」

 

「バカおめーこれこそヒーローの本分だぜ!?なるぜ!!腕が!!」

 

「水難なら私の独壇場ケロケロ」

 

おーいまだ途中だぞー?っても俺もワクワクしてる!絶対やりがいある!

 

「おいまだ途中」

 

きゃー怖!あの目に睨まれたら石になりそう

 

「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない、中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな、訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく以上準備開始」

 

すげぇ…めっちゃ早口だったよ?時間無駄にしたくなさが出まくってる…みんなコスチュームだし俺も一応コスチュームに着替えるか

 

さて!バスの前に来たわけだが…カセットプレーヤーの手入れがしたいな…バスん中でしていいかな?

 

「みんな!バスの席順はスムーズに行くように番号順に二列で並ぼう

 

「飯田くんフルスロットル…」

 

「その通りだな…ケケケッ!あれ??緑谷お前コスチュームどした?」

 

「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから…」

 

「緑谷くん!音原くん!早くこっちに来るんだ!」

 

飯田ぁ真面目すぎるゼェ…

 

「こういうタイプのやつかくそう!!!!」

 

バスの席は後ろの列以外前は向かい合って座るやつだった

 

俺は飯田の隣

 

「まぁまぁいいじゃねぇかみんなとの親交を深めるチャンスだろ?」

 

まだみんなの個性よくわかんねぇし…クッソ!記憶消さなきゃ良かった!!

 

「私思ったことはなんでも聞いちゃうの緑谷ちゃん」

 

「あ!?はい!?蛙吹さん!!」

 

「梅雨ちゃんと呼んで緑谷ちゃん、それと…あなたの個性はオールマイトに似てる」

 

あ、ヤベェ!バレるぞ緑谷!

 

「そそそそそうかな!?いや僕はそのえー」

 

「まてよ梅雨ちゃん、オールマイトは怪我しねぇぞ、似て非なるアレだぜ、あと俺の個性の"硬化"は対人じゃ強いんだかいかんせん地味なんだよなー」

 

ナイス切島!!でもお前の個性は確かに地味だな

 

「僕はすごくかっこいいと思うよ、プロにも十分通用する個性だよ」

 

「プロなー!しかしやっぱヒーローも人気商売なとこあるぜ!?」

 

「派手で強えっつったらやっぱ轟と爆豪だな」

 

「えー!音原も派手じゃない!?後強いし!!」

 

「爆豪は派手だし威力も出るし俺はいいと思うぜ?」

 

俺が爆豪の話をしていると前から梅雨ちゃんが

 

「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気でなさそ」

 

 

「あぁ梅雨ちゃんそんなこと言っちゃ…ブフッ…だめだろ…ケケケッ」

 

 

「んだとコラ!だすわ!後変身野郎笑うな!」

 

 

「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」

 

その例え最高だよ上鳴!!腹いてぇw

 

「ケケッ…ケケケケッ!」

 

「テメェのボキャブラリーはなんだコラ殺すぞ!!後変身野郎いつまで笑ってやがる!!」

 

はー腹いてぇwwん?なんか緑谷が震えてるような気がしたけど…

気のせいか?しかしバス内はめっちゃ賑やかだな!着くまでしゃべり通せそうな勢いだ!

 

「もう着くぞいい加減にしとけよ…」

 

「「「ハイ!!!」」」

 

あ、相澤先生がいるの忘れてたぜ…

 

「すっげーーーーー!」

 

 

「USJかよ!!?」

 

 

「水難事故、土砂災害、火事・・・etc、あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です!その名もウソの災害や事故ルーム!!略して…USJ!!!」

 

((((USJだった!!))))

 

スッゲー!ここでどんな訓練すんだろ!!

 

「スペースヒーロー13号だ!!災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的ヒーロー!」

 

「わー!!私好きなの13号!!!」

 

確か個性がブラックホールなんだよな?

ヤベェブラックホールも紳士的な感じだし

キャラ被った!!まぁブラックホールだけだけど

 

「えー始める前にお小言を一つ…二つ…三つ…四つ…」

 

((((増える))))

 

これ止めなかったら永遠増えるぞ…

 

俺が心で思っていると相澤先生が止めてくれた

 

 

 

13号先生の話…ええ話や…

感動して泣けて来る……

 

「そんじゃあまずは…」

 

相澤先生の動きが止まる

なんか…嫌な予感がする…

 

「全員ひとかたまりになって動くな!!」

 

俺はミラクルランドセルからカセットを取り出し腹にセットしてボタンは押さなかった

これは念のためだ…

 

「なんだありゃ?また入試みたいなもう始まってぞパターン?」

 

「ちげぇよ切島、ありゃ敵だ」

 

相澤先生が敵に突っ込んでいった…

今のうちに俺達は逃げる、そして応援を呼ぶ!これで解決…

 

「させませんよ」

 

タイミング良すぎだよこの黒モヤ!!

 

「初めまして、我らは敵連合。せんえつながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは…」

 

こいつ打撃効くのか?今の俺のカセットならあいつの腹に風穴を

 

「平和の象徴、すなわちオールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのとこでして」

 

こいつなんてった?オールマイトを殺す?

そんなこと出来るはず…

 

13号先生の指先が開き、戦闘体制に入るが

 

BOOOOOM!!!

 

「その前に俺たちにやられることは考えてなかったのか!!」

 

切島と爆豪が黒いモヤの敵に対して不意打ち気味に攻撃し、どこか得意気な言葉を発していたが

 

「危ない危ない…子供とはいえ優秀な金の卵…そして私の役目は」

 

「散らして…殺す」

 

前が見えない…真っ暗だ!ここどこだ!

 

「って森?」

 

「お、きたきた!」

 

「なんだよ1人か?」

 

「いやさっきツノ生えた女が落ちてきたから2人だ」

 

ツノ生えた…芦戸!助けにいかねぇと!

でもこの量を相手にすんのは骨が折れるな

 

「でもこいつの格好変だな!」

 

あっ?

 

「ヒーローなのか?ランドセル背負ってるぜ?」

 

「身長でかいだけの小学生ってか?ハハハハッ!」

 

もう怒ったこいつらぶっ飛ばしてやる

 

カチッ!

 

「ほらほら殴ってみ…な…?」

 

「あぁ!殴ってやるぜ?」

 

刃物を持って煽ってきた敵の顔に思いっきりパンチをかます

 

「変身完了!マンモスマン!!!パオーーン!!」

 

「なんだ?変身した?」

 

「おいこいつ異形型だ!遠距離から攻撃しろ!」

 

近接部隊らしき奴らが後ろに下がり10メートルくらいの距離から構えて来る

マンモスマンをなめるなよ?

 

「ビッグタスク!!!」

 

俺は牙をまっすぐにし木をへし折る

 

「おら!しね!ってうわぁぁ!!」

 

折った木を投げ折った木を投げを繰り返す

油断したら近づいて長い鼻で叩く

こいつらただのチンピラかよ

 

「さて、俺の悪口言ってた奴ら…」

 

「「ひっ!」」

 

「地面に埋まる覚悟は….できてるか?」

 

「「ヒィィィィイイ!!」」

 

USJに響く叫び声、しかしその声は誰にも届かない

 




マンモスマンを使ってみました
次回は何を出して行こうか迷ってます

今回も最後まで見てくれてありがとうございました!

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