もう一つの作品のつづきをのんびりと書いていたらもうこんな時間に…
明日は轟音響かすはおやすみです
あの地獄の特訓をし始め四日後
「よし!どうだ将軍!!4分の2のお前なら勝てるようになってきてブヘッ!!」
「甘い!油断をするな!!相手は膝をついたからって負けたわけじゃないぞ!!」
たった四日だが俺は強くなってきている
カセットも超早く入れ替えできるようになったしいろんなカセットを使って相性が合う合わないもすぐ判断できるようになってきた
「将軍〜!アドバイスちょーだい!!」
そして変わったのがもう一つある
「ピンキーか、お前は攻撃技だけだとこれからは何かときつい…だから防御技を作るべきだ」
悪魔将軍がクラスのみんなにアドバイスをするようになった
違う…なんか悪魔将軍が優しい…
「なぁ〜将軍!ポインターがうまく狙ったところにいかねぇよー…」
「ならば相手をポインターがある良い位置まで誘導するんだ」
あいつも人と触れ合ったら変わるんだな…
なんか意外だよ
「ステカセキング!何をボーッとしている!!エクトプラズムの分身と戦わんか!」
「あ、おぉ!!!」
あ、でも厳しいわ…
俺がエクトプラズムの分身と訓練していると
爆豪が何やら叫んでいる
「はっはァ!できたァ!!」
あいつ新技出来たんだ…どんなんだろ後で見せてもらおっと
すると爆豪の壊したコンクリートが来ていたオールマイトの頭上に落下する
「あ、オイ上!!」
ヤベェ!行かないと!!
俺はすぐさまレオパルドンのカセットをセットし岩を撃ち落とそうとする
が、岩は俺が撃ち落すよりも早く岩は崩れ去る
「あれって…緑谷!!お前新しい技出来たのか!!!あとで手合わせしてくれよ!!!」
「あ!音原くん!!わかったよ!!」
くぅー!緑谷とあんなに強くなってる!早く戦いてぇ!!!オラわくわくすっぞ!!ってよくみたらほかのやつもコスチューム変わってる!!もうだめだ!!今すぐみんなと手合わせ…
「そこまでだ!A組!!」
「タイミング悪いわB組!!!!」
「今日は午後から我々がTDLを使わせてもらう予定だ!!イレイザー、さっさと退くがいい」
「まだ10分弱ある時間の使い方がなってないなブラド」
「そーだそーだ相澤先生の言う通りダっ!!??」
俺は上でギャーギャー騒いでいると悪魔将軍が石を持ちぶん投げて俺に当てる
「少しは静かにしろ…相澤とブラドキングが喋っているであろう」
「ねぇ知ってる!!仮免試験て半数が落ちるんだって!A組全員落ちてよ!」
すると物魔の前にもどでかい岩が落ちてくる
「お前も静かにしろB組」
「…は、はい」
あー悪魔将軍、先生とA組以外には鬼だな…あ、悪魔か!
「話を続けよ、ブラドキング、相澤」
「あぁ、ヒーロー資格試験は毎年6月・9月に全国3カ所で一律に行われるんだ、ちなみに同じ高校の生徒での潰し合いを避けるためどの学校でも会場、時期を分けて受験させるのがセオリーになってる」
「どの学校でも…そうだよなフツーにスルーしてたけど他校と合格を奪い合うんだ」
「ケケケケッ!なんだ瀬呂!ビビってんのか?」
「びっ、ビビってねーよ!むしろ滾ってくるわ!!」
「ほぉ〜?ケケケケッ!なら頑張ろうぜ?」
「おい音原、瀬呂、今の話を聞いてたか?」
俺と瀬呂はビクッとする
「えーっと…あ!一年生の間に取れる俺たちは幸せ者ーみたいな??」
「大外れだ…お前ら2人、あとで職員室にこい」
あー…やらかしたー…
この後俺らは職員室で叱られ、説明をしてもらった
1年の時点で仮免を取るのは全国でも少数、つまり俺たちよりも経験期間の多い先輩方と戦うから気をつけろー…だとよ
そして今日の夜!
「フヘェェェ…毎日大変だぁ…」
「圧縮訓練の名は伊達じゃないね!」
「ですが後一週間もないですわ」
「ヤオモモは必殺技どう?」
「うーん…やりたいことはあるのですがまだ体が追いつかないので少しでも個性を伸ばしておく必要がありますわ」
「梅雨ちゃんは?」
「私はよりカエルらしい技が完成しつつあるわ、きっと徹ちゃんもびっくりよ」
「お茶子ちゃんは?」
「………」
「お茶子ちゃん?」
梅雨ちゃんが麗日の肩をツンとつつくと麗日が飲んでいたイチゴオレをブフッと吐く
「お疲れのようね」
「いやいや疲れてなんかいらへん!まだまだこっから!……なはずなんだけど、なんだろうねぇ…最近無駄に心がザワつくんが多くてねぇ…」
「「恋だ!!!」」
ここでスニゲーターのカメレオンになって隠れていた俺も登場!!
「な何!?鯉!?故意!?濃い!?知らん知らん!!」
「緑谷か飯田ー?一緒にいること多いよねぇ!」
「お!芦戸いい線いくねぇー!こいつなみ…」
「わーーー!わーーー!」
俺が麗日のことをからかっていると響香がこっちをジーっと見ている
「……響香?どうしたぼーっとこっち見て」
「へっ!?いや別に!?なんでもないなんでもない!!」
「あれれー?耳郎ー?もしかして音原のことが…?」
すると響香も顔が赤くなり焦る
「違う違う!!」
すると女子全員に耳郎は囲まれてしまう
「ケケケケッ!やめてやれよ!!そいつが俺のこと好きなわけねぇだろ?」
「そんなことないかもよ!音原!!」
あるはずねぇさ
うん!あるはずない!!
「あ、それより緑谷知らね?俺ちょっとあいつに用あってさ!」
「おー?逃げるのー?」
「逃げねぇよ!悪魔将軍が緑谷のとこにいるんだって!!」
「あっ…デクくんなら外にいるよ」
「おっ!ありがとう!じゃお前らおやすみ!!」
「「「「「「おやすみ〜!!!」」」」」」
「よし!ウチらも寝よう!ね?」
「ねぇー!音原のことどう思ってんの!?ねぇねぇ!!」
「あいつは幼馴染!それだけだって!」
「皆さん!気になりますが明日も早いですしおやすみしましょう」
「えぇー!今いいとこなのに!!」
そう言って女子は自分の部屋に戻って言った
「はぁ…あんなこと言ってくるなんてな…流石に焦ったぜ…バレてなきゃいいけどな…」
またスニゲーターに変身してまた隠れていたがこの時の俺はまだ気づいていない
壁を伝ってこの言葉をこっそりと聞いている人がいることを…
恋愛要素を強めていくスタイルです