ちょっと忙しいので投稿ペースは落ちます
「うし、今日のトレーニングは終わりだ」
「うへーやっと終わったぜぇぇえ!!」
「あんたうるさすぎ…そんな元気があるならもうちょっと自主トレしてくれば?」
「そんな元気は全くねぇ!」
俺と響香がトコトコと2人で歩いて寮に戻ろうとしている
その後ろで1ーAの女子ーズ&男子ーズ(爆豪を除く)が集まってた
「ねぇ…音原のってさ嫌いなものあるのかな?」
「あっ、それ私も思った!」
「あいつに嫌いなもの?そんなのなさそうじゃねぇか?」
「でもどんな人間も嫌いなものってない?」
「音原ちゃんの嫌いなもの…緑谷ちゃんなんだと思う?」
「うーん…音原くんは見た感じで行くと水が嫌い…でも夏休みの合宿が始まる前にみんなでプールや海に行ったからそれはないだろうし……轟くんはどう思う?」
「……動物とか虫とかはどうだ?」
「ねぇねぇ!今日みんなで音原の苦手なものを探そうよ!!」
こうして第一回音原の苦手なものはなんだ?が開催された(耳郎も巻き込む)
ちなみに爆豪には後々伝える
1つ目:ゴキブリ(おもちゃ)
「音原〜!耳郎〜!ほい!!」
「うわっ!なにこれ!!」
「ん?ゴキブリじゃん!おもちゃか?よくできてんなー」
「ハズレ!!」
「え?当たったよ?」
「思いっきりウチらに当たったよ?」
2つ目:辛いもの
「おい変身野郎!!耳女!こっち来い!!」
「ん?爆豪どったの?」
「え?ウチも?」
「これ食え!!!」
爆豪が渡していたのは蓋に"超激辛!!南極ラーメン"と書いてあった
「えっ?いいの?お前のは?」
「いいから食え!」
ズルズルっと音原が食べる
((((ゴクリッ))))
「あ、辛い…辛いけど美味しい」
「うっわ確かにこれ辛え!!でもいいな!旨辛ってやつか!」
「ちげぇ!!!」
「「えぇぇえ!!?」」
3つ目:トカゲ、カエル等ゲテモノ系(おもちゃ)
「音原!!こっち来てくれ!!」
「おー瀬呂!なんだ?なんか面白いものが…」
瀬呂は手を出してゲテモノ系が入った箱を音原にかける
「お?カエルか?可愛いな!!」
「あ、カエルのおもちゃ?ウチたちでこういうの使ってみんなのこと脅かしてたよね」
「た、たまたま見つけたからみんなに見せようと思ってよ!」
(((これも違う)))
4つ目:お化け
「なぁ響香〜喉乾いたからそれ少しくれ〜」
「やだよ自分で買いなよ」
「ケチだな〜ケチくせー」
耳郎と音原が2人で寮に入ってくる時隣の草むらから突然お化け(特殊メイクした上鳴)が飛び出す
「キャアー!!!!」
耳郎が叫ぶ
「あぁぁあゲブッ!」
音原にお化け(上鳴)が蹴り飛ばされる
「あっ!ごめん!蹴った!ってよく見たら上鳴!?ごめん!!」
(((これも違う…)))
ちなみにじゃんけんでお化け役を決めました
最後:エ…
「峰田くん!それはダメだよ!」
「いいじゃねぇかよ!そんなくらい!!」
「ちょっと峰田!そういうのやめてよ!!」
「みんななんか楽しそうなことしてんな?えぇ?」
「ほんと…楽しそうなことしてるね…」
後ろから笑顔の2人が歩いて来てる
「なぁ説明してくれよ?なにしてるんだ?1ーA組女子ーズと男子ーズ?」
〜説明中〜
「俺の嫌いなものだぁ?ケケケケッ!そんなもんねぇよ!」
「あんたが嫌いなもの…なんかあった気が…」
「ないの〜?えぇ〜つまんない!!」
「でもごめんなさいね、脅かしたりして…」
「ケケケケッ!いいよ!俺楽しかったし!寝よーぜ寝よーぜ!」
すると口田がエレベーターから何かを持って降りて来る
「おー口田!なにして…」
「これの中にもしかしたらこわいかな…って思って…」
口田が持っていたのは魚図鑑その表紙はなぜかタコ
「魚か…でも音原には嫌いなものが無いんだとよ、な?音原?……音原?」
なにを話しても音原に返事がない
「あ、そうだ思い出した!響也が嫌いなのって確か…んむッ!!」
「なーんにもないよな響香!!」
「え?まさか音原の嫌いなものって…タコ?」
耳郎が無理やり口の手を退けて
「そ、こいつタコとイカだけがどうしてもダメなの」
「あんなに美味しいのに?」
と葉隠
「いや美味いよ!美味いけどよ!なんかあの姿が無理なんだ!精神的に受け付けないっていうかなんというか…」
「音原ちゃんの嫌いなもの…意外なものだったわね」
「おいみんな!今度タコ丸々買ってこよう…」
「買って来たらタコとともにお前を四次元に葬るがいいか?峰田くん?」
「みんな!タコはちゃんと足だけのにしろよ!!」
峰田を脅した時の俺の顔に耳郎を除くみんながゾクっとしたらしい
((((音原にタコ見せるのはやめよう))))
1ーA組のほとんどがそう心に誓ったそうだ