轟音響かすヒーローになりたくて   作:鉄仮面さん

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明日も投稿します!!!

もしかしたら今日の夜に出すかも…?


仮免試験編
36話 ついに受けるぞ仮免試験!!!


「ここが…試験会場の国立多古場競技場!!」

 

悪魔将軍は後から来るって言ってたし…

それにしてもなんか変な形だな…

 

「ウチ緊張してきた…」

 

「緊張してんのか?それなら手のひらに人って何回も書いて飲むといいぞ?」

 

「あぁ…うんわかった…(なんか前もこんなことあったような)」

 

「よく聞けお前ら、ここで合格できればお前らは晴れてヒヨッコ、セミプロへと孵化できる…頑張ってこいよ」

 

「勿論だぜ!!お前ら!いつもの1発決めよーぜ!!!」

 

切島が腕を下げて溜める

 

「せーっの!Puls…」

 

「「Ultra!!!!!」」

 

ここで誰よりも大きな声を出したのは…身長が切島よりも高めの男

 

え誰!!この人誰!!?

 

「勝手によそ様のエンジンに加わるのは良くないよイナサ」

 

「あぁしまった」

 

「なぁ片目隠れてる人!どこ高校?俺は雄…」

 

「雄英高校の音原響也さん、僕は士傑高校2年の肉倉精児」

 

「おぉ…よろしくお願いします!先輩だったんですか!」

 

目が細いのにめっちゃ見えてんだなこの人

あと背が低い

 

「みなさん!どうも大変!!失礼!!!いたしましたァ!!!!」

 

(((ひぃぃいいい!!)))

 

「何だよこのテンションだけで乗り切るような人!!」

 

「飯田と切島を足して2乗したような…」

 

「爆豪!!ここの高校士傑っていうんだと!俺知らなかった!!」

 

「東の雄英、西の士傑って世間じゃ呼ばれてんだよクソが」

 

「おぉ…そうなのか、雄英以外興味無かったから知らなかったわ」

 

すると坊主頭の人が頭を上げる

 

「一度いってみたかったす!PulsUltra!!自分雄英大好きっす!雄英の皆さんと戦えるのは光栄の極みっす!よろしくお願いします!!」

 

「おいあんた血出てるぞ?大丈夫か?」

 

「心配ありがとうございます!」

 

「当たり前だろヒーローになりたいんだから、俺は音原響也だ!あんたは?」

 

「俺は夜嵐イナサっす!」

 

「イナサ、行くよ」

 

変わったやつだったけど本当に熱いやつなんだな…

 

「お前ら、あいつは強いぞ」

 

「え、先生あの人知ってるんですか?」

 

「あいつは昨年度の…つまり君たちの年の推薦入試をトップで合格したのになぜか入学を辞退した男だ」

 

トップ…トップ!!?つまり轟より上ってことか!?うひゃー!!

 

「雄英大好きとか言ってたのに入学を蹴るなんてよくワカンねぇな」

 

「ねー変なの…」

 

「なんか事情があったんだよあいついい奴だぞきっと!!」

 

「変だが本物だ、しっかりマークしとけよ」

 

相澤先生が言うならマークしとこうあいつと戦ってみてぇな!

 

「イレイザー?イレイザーじゃないか!」

 

突如聞こえる知らない女の人の声

相澤先生がその方向に振り向いた瞬間顔がものすごく険しくなる

 

「体育祭とかテレビでは見てたけどこうして直で会うのは久しぶりだな!結婚しよう!」

 

「しない」

 

「えぇー?相澤先生したほうがいいっすよ?」

 

「黙ってろ音原、それより相変わらず絡みづらいな」

 

「なんでだよイレイザー!私と結婚すれば笑いの絶えない幸せな家庭が築けるんだぞ?」

 

「その家庭幸せじゃないだろ」

 

「ブフッ!!!」

 

「仲がいいんですね」

 

「昔事務所が近くてな!そこから相思相愛の仲へ「なってない!」即答!!ブハッ!!」

 

「なんだお前のとこもここか」

 

「そうそう!おいでみんな!雄英だよ!」

 

「おぉ本物じゃないか!」

 

「すごいよすごいよ!テレビで見た人ばっかり!」

 

「一年で仮免か…ペースが早いんだねさすが雄英」

 

この人たちどんな個性なんだろ…みんな強い個性そうだし先輩だし…

 

「傑物学園ニ年二組!私の受け持ちよろしくな!」

 

すると緑谷くらいのもさもさヘヤーの人がみんなの手を握って回る

 

「俺は真堂!今年の雄英はトラブル続きで大変だったね!でも君たちはこうして志している!素晴らしいよ!ヒーローには不屈の心が必要だと思うんだ!!」

 

いいやつそうだけどなんだか腹黒い感じがする…爆豪にも握手しようとしていたがはたかれてたしやっぱりなんかありそうだな

 

「おいコスチュームに着替えてから説明会だぞ時間を無駄にすんな」

 

「はい!」

 

「なんか外部と接すると結構有名なんだね雄英って」

 

「まぁな!体育祭だって出てるし…」

 

ちょっと待てよ、俺らは周りの個性がどんな個性か知らない…でも周りは体育祭で俺らの個性を知ってるよな…てことは圧倒的に俺らが不利だ

 

俺が相澤先生をじっと見ると相澤先生はにやっと笑う

 

あの人知ってて言わなかったな…へっ!やってやるよ

 

 

 

 

 

いざ試験会場入ると多いな超絶多い…

 

「えぇ、では今から仮免のやつします、あと僕はヒーロー公安委員会の目良です好きな睡眠はノンレム睡眠です、仕事が忙しくてろくにねれない…人手が足りない….眠たい!!そんな信条のもと説明させていただきます」

 

疲れ隠す気ゼロだ…よっぽど大変なんだなヒーロー公安委員会

 

ここで仮免試験の内容を説明します!

なんでセリフを書かないかって?そりゃもちろん…めんどくさかったんすよ…

 

・仮免試験を受ける人数は1540人

・そして一斉にスタートして勝ち抜けの演習をする

・今回の試験で試されるのはスピード、だから条件達成者先着100名

・条件とは受験者がターゲットを三つ体のどこかにつける

・ターゲットにボールを当てると光る仕組みになっていて3つ光った時点で脱落

・3つ目のターゲットに当てた人が倒したことになる

・2人以上倒したら勝ち抜き

 

以上仮免試験の説明でした………普通にセリフ書いた方がわかりやすいな…

 

「えー…展開後ターゲット3つとボール6つ配るので全員に行き渡ってから1分後スタートとします」

 

展開?え!ここ展開すんの!!?

 

「各々の好きな地形や苦手な地形があると思いますが自分を活かして頑張ってください」

 

「みんな、あまり離れず一かたまりで動こう!!」

 

「悪い緑谷!俺は単独行動でいくぜ!!」

 

なんで一人でやるかってぇーとぉーみんなを巻き込んじまいそうだからな

 

「え!音原くん!!?」

 

「時間ねぇよ緑谷!行こう!!」

 

峰田の声が聞こえたから多分緑谷たちも動くんだな

 

「4、3、2、1…」

 

いよいよ始まるぜ…仮免試験!

地獄の特訓の成果…みせてやる!

 

「スタート!!」

 

開始早々俺の周りをいろんな奴が囲む

 

「おいおい!雄英が一人だけだぜ!!?」

 

「潰してやれ!そいつは変身しなきゃ後は弱いぞ!変身させる隙を与えるな!!」

 

一斉にボールを投げて来る

俺はそれを全て避ける

 

「ケケケケッ!俺が変身しないと弱いだ?地獄のシンフォニー!!10万ホーン!!!」

 

あたりに爆音が響きわたる

 

「ほらほら!変身しちゃうぜ!!超人大全集!!!ブラックホール!!影分身!!」

 

俺は8人に増えそれぞれにボールを持たせる

 

「カカー!!お前らなんて速攻でぶっ倒してやる!!」

 

突っ込んで来る奴らを全部蹴散らしターゲットをそれぞれ2つだけ当てていく

 

「まだ残ってないとダメなんでね俺は!お前らで潰しあってな!ケケケケッ!!」

 

「あ!おい待て!!!」

 

「待てと言われて待つ馬鹿はいねぇさ!」

 

俺は8人のまま影に潜り逃げる

 

さて、しばらく影に身を潜めて…

 

突然俺は影から追い出される

 

「お前のその姿は影に隠れるんだろ?なら影を無くしちまえばいいだけだ」

 

「カカー!まずお前は誰か教えてもらってもいいかな!?」

 

「我輩は際甲学園2年6組!推洞茈朽だ!!」

 

見た感じ…腕から水を出す能力か?

まぁやるしかねぇな!!!

 




最後に出てきた人の名前はすいどうじゃくちと言います
後学園の名前はさいこうとよびますww



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