轟音響かすヒーローになりたくて   作:鉄仮面さん

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遅れてしまいました!!
ごめんなさい!!




特別編 ヒーロー予備軍VS敵

 

「緑谷たち遅いな…」

 

「やっぱりなんかあったんだ…」

 

すると階段を上がってくる足音が聞こえる

 

「みんな!大変だ!オールマイトや他のヒーローたちみんな捕まっちゃってる!!」

 

「「「はぁ!?」」」

 

「やっぱりか」

 

〜緑谷&響香説明中〜

 

 

「みんな!オールマイトが言った通り…ここからの脱出を提案する!」

 

「私も賛成ですわ」

 

「はいそんな飯田くんに…タルタロス並みの警備網を誇るI・アイランドからの脱出は厳しくないか?」

 

「そうだ!音原!お前のロケーションムーブで!」

 

「残念ながらあれには範囲が決まってんのさ俺が行けるのはせいぜい自宅から北海道くらいの距離だ」

 

「え!?そうなのか!?」

 

「あぁ…だから正直脱出は不可能だな」

 

「なら…助けに行こう!」

 

ここで響香ちゃんからの驚きの提案

 

「おいおい!オールマイトまで捕まっちまうような敵だぞ!オイラたちになにができるっていうんだよ!!」

 

「ここのセキュリティを元に戻すんだ、敵と戦わず…ヒーローを助けて逃げる方法はそれしかねぇ…!」

 

「I・アイランドの警備システムは、このタワーの最上階にあるわ!敵がシステムを掌握しているなら、認証プロテクトやパスワードは解除されているはず…私たちもシステムの再変更ができるかもしれない!」

 

「なら!最上階まで行こう!」

 

「待って麗日さん!最上階に行くとしてもどうやって監視を…?」

 

「現時点で私たちに実害はないわ!敵たちは警備システムの扱いに慣れてないと思う」

 

「戦いを回避してシステムを戻す…か」

 

どんどんみんなのくらいかをが真面目で明るくなってくる

 

「ですが…最上階には敵が…」

 

「戦う必要はねぇさ、な?緑谷」

 

「うん、システムを元に戻せば人質やオールマイトが解放される…そうなったら立場は一気に逆転するはず…」

 

「だから俺らが最上階に殴り込みに行って敵をぶっ殺せばいいんだよ!」

 

(((戦う必要はないって言ってたよね!?)))

 

「とりあえず!やるぞお前ら!1-A組ヒーロー科の恐ろしさを敵に見せてやろうぜ!ケケケケッ!」

 

「メリッサさんはここで待っていてください!」

 

「誰が最上階でパスワードの変更するの?私はアカデミーの生徒…役に立てると思う…!」

 

んー、やっぱりいい感じ

 

 

 

 

 

「よし、緑谷がオールマイトに伝えてるあいだに…しりとりするか」

 

「なんでしりとり!?」

 

「いや…みんな緊張してるかなーって…」

 

「ごめんみんな!行こう!!」

 

「おう!!」

 

「で!どうやって行くんだ?」

 

「えっと…ここの非常階段を登るの!」

 

「よしゃ!行くぞ!!」

 

 

 

 

 

「これで30階…」

 

「音原!ロケーションムーブは!!」

 

「ここでも問題がありまーす、俺のロケーションムーブは万能じゃないでーす」

 

ここでロケーションムーブの欠点を紹介!

原作の通りだとね!あれだから!!

 

欠点その1 行けるのはせいぜい自宅から北海道くらいの距離

 

欠点その2 目に見える場所だとすぐに飛べるがとても遠いところだとそこのシンボルになる建物、又は座標がないと飛べない

 

「え!そうなの?」

 

「そ、だから使えません。」

 

「メリッサさん、最上階は?」

 

「ハッ……ハッ……200階よ…」

 

わぁーお気が遠くなるくらいまだまだ〜

 

「マジか……」

 

「そんなに昇るのかよ!!?」

 

「敵と出くわすよりマシですわ!!」

 

たしかにこれが最善だな…でもめんどいな…

それにメリッサがきつそうだ

 

「メリッサさん!うちの個性使おうか!」

 

「ナイスアイデアだ!麗日!!」

 

「うん…でも大丈夫!その力はいざという時にとっておいて!」

 

60、70階と全力で駆け上りそして80階で問題が起こる

 

「あ!シャッターが閉まってる!!」

 

「どうしよう…」

 

「壊すか?」

 

「そんなことしたら敵に気づけれちゃう!」

 

「どうしよう…」

 

「とりあえずこのシャッターは壊したら…」

 

ドゴォォォォン!と勢いよくシャッターが壊れる

壊した犯人はそう、この俺

 

「なにやってんの響也!!」

 

「あ?いや壊した方が早いだろうなーって」

 

「話聞いてた!?壊したら敵が…!」

 

「なら俺が囮になるからお前らは先に進め!」

 

「今の内だぜ!ここの監視カメラ壊したし今のうちにそこの扉から出ろ!俺は階段登り続けて敵を煽…おびき出す!」

 

(((今煽るって言ったよね!?)))

 

「じゃな!お前ら!健闘を祈る!!」

 

「……みんな!行こう!!」

 

俺はそう言って80階を駈け上がる

敵は必ず俺のところに敵を送るはずだ!

 

 

 

 

俺は今95階の廊下を走っている

なんでか敵が全然来ない…まさかみんなのところに?」

 

「おい、お前だな?シャッター壊したのは」

 

「ケケケケッ!そうだったらどうする?ずんぐりむっくりのおじさん!!」

 

「はぁ…俺はな…バカにされるのが嫌いなんだよ!!!」

 

おじさんは突然紫色になり大きくなる

 

「おいガキ!!調子に乗ってるとぶっ飛ばすぞ!!」

 

「乗ってねぇよ?それよりおじさん大丈夫か?顔色が悪いぜ?ケケケケッ!」

 

「本当に頭にきたぜ!!ブッ殺してやる!!」

 

「お前は俺には勝てないぜ!変身!キン肉マンビッグボディ!!!」

 

俺は紫おじさんのパンチを左腕で止め空いてた右腕で思いっきり殴る

 

「ぐはっ…!」

 

「お前の強力は……俺の強力よりも弱い!!」

 

「何言ってんだよ!ガキが!!!」

 

拳と拳がぶつかり合う…しかし俺の方が力が強く紫おじさんは壁を壊して吹っ飛んで行った

 

「よし、みんなに追いつかねぇと!」

 

「驚いた…!まさかそいつまで倒すとはな!」

 

「……誰だあんた?」

 

「俺の名前はウォルフラム、敵のボスだ」

 

「なんでボスこんなとこに!?」

 

「俺が直々にお前を潰しにきたのさ」

 

「ケケケケッ!やれるもんなら…!」

 

俺が言葉を発するよりも早く俺は何かに吹っ飛ばされる

 

「ぐぁっ!!…くそ!!変身!ブラックホール!!」

 

「なるほど…変身能力か…」

 

「テメェの攻撃全部吸い込んでやるよ!」

 

ウォルフラムはまた地面から何かを出す

 

「お前の能力は鉄を操る個性か!?」

 

「教えるわけがねぇだろ!!」

 

ウォルフラムは地面から出した鉄を俺に向けて放つ

 

「吸引ブラックホール!!!」

 

俺は真ん前から来た鉄を全て吸い込み攻撃に移る

が、横から衝撃が走る

 

「カゲェッ!?」

 

「真ん前にしか集中してないのは良くないぜぇ?」

 

こいつ…!なめてやがる!!

 

「ぶっ飛ばして…!!」

 

「ぶっ飛ぶのはお前だよ、ヒーロー予備軍!」

 

俺は影に入ろうとするも細い鉄の棒に首を絞められ影から引きずり出される

 

「どこにいくんだ?」

 

しまった!!

 

「お前は厄介だ…だからここから吹っ飛べ!!!」

 

ウォルフラムは俺の首を締めていた鉄を全身にまとわりつかせ壊れた壁から外へと思いっきり俺を放り出す

 

「うぉぉああああああ!!!!?」

 

やばい!!やばいヤバイヤバイ!!

この高さはシャレにならん!!

 

これ…俺死んだ…?

 

 

 

いや!一か八かのロケーションムーブ!セントラルタワーに戻る!!

 

「ロケーションムーブ!!!」

 

俺は見事に鉄から抜け出しセントラルタワーの中に戻る

 

「よっしゃ!!!成功した!!」

 

多分今年…いや5年分くらいの運使ったぞ!!神よ!ありがとう!!!

 

「よし!ウォルフラムのやつをぶっ飛ばしてやる!!」

 

今何階だ!?40階!?クソがまた昇らねぇと!!

 

 

 

ザ・ニンジャを使い俺は40階から一気に駆け上がる

 

そして135階を通り過ぎようとすると人の声が聞こえた

 

 

「どうやってここから抜け出す!?」

 

「動けないから大人しくしてるしか…」

 

あれって…響香と飯田達か?捕まったのかあいつら!

 

てかなにあれ!ゴミ箱みてぇなのいっぱいいる!!

 

どうやって助けるか……困ったもんだな…

あ!そうだいいいこと考えた!!

 

 

 

 

 

「おーいこら!そこのゴミ箱!こっちこーい!!」

 

まぁロボットだから煽っても来ないか

 

そう思っていると響香達を縛っているゴミ箱以外全員こっちに来た

 

体は鋼なのにメンタルごみかよ!

ここで俺はシングマンになり必殺技を放つ

 

「シングデモリッションウェーブ!!!」

 

上鳴を見るとアホになってたからな、電気が効かないとみて!音出して壊す!!

 

ロボット達は次々と爆発して煙が出ていた

 

「マッ!!!マッ!!!マッ!!!」

 

よし!あとはあそこのだけだな!!

 

『おい!そこのガキ!!大人しく捕まれ!じゃないと縛られてるガキどもが死ぬぞ!!』

 

「ウォルフラムじゃない声だ…」

 

『いいか?死ぬぞ?このガキどもが!!』

 

「いいよ…やってみな」

 

「「「「はぁ!!!?」」」」

 

『はぁ!!?お前ヒーロー志望だろ!?』

 

相手の隙をつき俺は全力で走り始める

 

『こ、こいつ!!!』

 

敵のゴミ箱が

 

「響也!」

 

「音原さん!!」

 

俺は走りながらマンモスマンに変身する

 

「絶対にそんなことはさせねぇからよ!!ブランチ・タスク!!!」

 

俺は牙を無数に分かれさせ縛っていた機械、こちらに向かってきた機械を全部壊す

 

『な!?』

 

「お前が一瞬ためらったからな!ケケケケッ!一瞬のためらいは負けだぜ?」

 

『クソッ!!』

 

「大丈夫か?お前ら」

 

「あんたね!もし死んじゃったらどうしてくれんの!!」

 

「悪い…どうしても敵に隙を出したかったんだ…それより」

 

「それより?」

 

「縛られてるのエロいな」

 

「あんた!早くこれほどけ!!!!」

 

めっちゃキレてる…修羅だ……

 

「ケケケケッ!そんなことよりよ、緑谷達は!?」

 

「みんなで上の階に…」

 

「よし!いってくるわ!!」

 

「「「これほどけ!!!」」」

 

俺はみんなの拘束を解いて急いで最上階へと向かった

 

 

 




明日は投稿をお休みします

ついに学校が始まってしまったので……

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