轟音響かすヒーローになりたくて   作:鉄仮面さん

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遅れました…すいません……

所々おかしい点があるかもしれませんが多めにみてください…




特別編 超決戦!穿て光の矢!

特別編

 

現在:189階

 

俺たちが最上階に向けて走っていると建物が大きく揺れる(俺は上鳴を担いでいる)

 

「な、なんだ!?」

 

「上でなにが起きているんだ……?」

 

ウォルフラム…あいつの個性でこんな建物が揺れるほどの威力をだせるのか…?

だったら…だったら俺と戦っていた時は手を抜いて……!!!

 

「クソッ…クソッ!!!お前ら急ぐぞ!!上できっとデクたちが戦ってる!!」

 

「うん!!」

 

俺たちはさっきよりもスピードを上げ急いで駆け上る

 

 

 

 

現在:197階

 

「あれ…?轟!それに麗日!!切島も!!」

 

「おぉ!耳郎!!」

 

「君たち…無事だったのか!」

 

「あぁ!!それより今の揺れって…?」

 

「上で敵と緑谷が戦ってるんだよ!それより切島…爆豪は?」

 

「あれ?いねぇ!!」

 

「響香ちゃん…音原くんとまだ合流してないの!?」

 

「え、響也ならここに…」

 

後ろを振り向くが響也はいない

 

「えっ!?なんでいないの!?」

 

「音原さんは193階で壁に穴を開けて…」

 

上鳴はいつのまにか飯田の背中に

 

「あのバカ…!!」

 

 

 

外からホークマンで行く方が断然早い!!

 

俺は壁に穴を開けホークマンで空を飛んでいる

 

「おいおい…まじかよ……」

 

今は夜のはずなのだがセントラルタワーの頂上は赤く燃え上がっていた

 

「無事でいてくれ…みんな!!!」

 

 

 

 

「ぐっ……!」

 

「さっさと潰れろ!!オールマイトォ!!!」

 

「オールマイト!!!」

 

オールマイトにさらにもう一本の鉄柱が降りかかる

 

「………Shit!!!!」

 

「何がシットだよ!オールマイト!諦めてんじゃ…ねぇよ!!!」

 

ギリギリ……セーフ!!!

 

俺はビッグボディに変身しオールマイトと鉄柱の間に入り鉄柱を全て壊す

 

「お、音原少年!?なんでここに!?」

 

「ケケケケッ!さぁね!それよりあいつなんであんなに大きくなってんの?」

 

「ハァ…ハァ…わからない…!」

 

「なるほど…ならとりあえずあいつぶっ飛ばそうぜ!!」

 

俺はその場からウォルフラムめがけて飛んで行く

 

「第2ラウンドだ!!!ウォルフラム!!」

 

「ほぉう!まだ生きていたか!!だが今のお前は相手にならん!!」

 

ウォルフラムは周りにある巨大な四角が俺に襲い掛かる

 

「なんだっ!!こりゃぁぁああああ!?」

 

「そのまま押し潰れろ!!!」

 

「うぉぉああああ!?」

 

俺は思いっきり地面にぶち当たる

 

「ガッハ!ゲホッゲホッ!!!」

 

「よそ見してんじゃねぇよクソ敵!!!」

 

爆豪…!

 

「響也!大丈夫!?」

 

「心配すんな!それより緑谷!!オールマイトの援護するぞ!」

 

「え!?」

 

「オールマイトがパワーで負けかけてる!!轟も援護だ!八百万!!お前は盾を作れ!ここの周りに囲う感じで!!」

 

「は、はいっ!」

 

「行くぞ!緑谷!!変身!ウォーズマン!」

 

「響也!!」

 

「なんだ!?響香!!」

 

「無理しちゃダメだからね!!」

 

響香は不安そうな顔でこっちを見てくる

 

「ケケケケッ!当たり前だ!俺の頑丈さはお前がわかってるはずだぜ?」

 

「……でも….」

 

「心配すんなって!じゃな!また後で!!」

 

俺は緑谷とオールマイトを助けに走り出した

 

だが俺と緑谷が少し近づくとオールマイトが鉄の塊に閉じ込められる

 

「さらばだオールマイト!!!!」

 

ウォルフラムがそう叫ぶと鋭い鉄柱がオールマイトを閉じ込めた鉄の塊に大量に突き刺さる

 

「マイトおじさまぁああ!!」

 

「緑谷!いくぞ!」

 

「うんっ!!」

 

「スクリュードライバー!!!!!」

 

「デトロイト……スマッシュ!!!!」

 

緑谷がデトロイトスマッシュで塊を壊しオールマイトを救出、俺がスクリュードライバーでウォルフラムの鉄の体をほじくり返す

 

「チッ…邪魔ばかりしやがって!!!」

 

「ケケケケッ!こんなもんか?弱いなウォルフラム!!」

 

ヤベェ…スクリュードライバーだけじゃ全然ダメだ……そうだ!

 

俺は両手にベアクローをはめる

 

「に…二刀流!?」

 

それを見ていたクラスメイトたちとウォルフラムは驚く

 

「100万パワー+100万パワーで200万パワー!!」

 

そして俺は思いっきり地面を蹴り上げジャンプする

 

「そしていつもの2倍のジャンプが加わって200万×2で400万パワー!!!そして…さらにそこからいつもより3倍の回転を加えれば400万×3で……1200万パワースクリュードライバーだ!!!!」

 

俺の体は金色に発光し目にも留まらぬ速さになる

 

「なにっ!!?」

 

俺はウォルフラムの体をどんどん削っていく

 

「どうだ!ウォルフラム!!!!!」

 

「あぁ…驚いたよ…だが!」

 

ザスッ…俺の体に嫌な音が伝わる

 

「ぐぁっ!!!」

 

「最初は速かった…だが罠を仕掛ければこんなものさ」

 

ウォルフラムは俺が次に来る場所を予想し俺の足に鋭い鉄柱を突き刺した

 

「これで終わりだ…音原響也!!」

 

俺は入り口の方面に放り投げられ切島とぶつかる

 

「音原!!!」

 

「くっそ…!」

 

「ヒーロー、そしてヒーロー予備軍ども!お遊びはここまでだ!俺はこの島ごと貴様らを殺す!!!」

 

ウォルフラムの頭上には大きな鉄の塊が出来上がる

 

「なんだ…あれ……」

 

オールマイトと緑谷は鉄柱に邪魔されて決定打を与えられない…なら…俺がいくしかねぇだろ!!!

 

「おい!立つな音原!!」

 

「立つさ!ヒーロー予備軍なんだからな!俺らがやらなきゃ誰がやる!?」

 

「でもお前……」

 

「八百万!超絶跳ねるトランポリン作ってくれ!!」

 

「わかりましたわ!」

 

「峰田!お前のプニプニをくれ!切島!この鉄の棒2つを鋭くしてくれ!!!」

 

「「お、おう!!」」

 

俺は切島に作ってもらった鋭い鉄の棒を峰田のプニプニでベアクローにくっつけて八百万から超絶跳ねるトランポリンをもらってウォルフラムの足元へ行く

 

「オールマイト!緑谷!!俺があのでかい鉄の塊を壊す!だから心配すんなよ!!!」

 

「音原少年!!」

 

「でもどうやって!?」

 

「今やってやるから見てろ!!!」

 

俺はトランポリンを置きトランポリンと距離を取る

 

「鋭い鉄がくっついて100万パワー+50万パワーで150万パワー!それが2つで150万×2で300万パワー!!!」

 

そして俺は走り出しトランポリンに飛び乗る

 

「さらにいつもよりも6倍のジャンプ力で300万×6で1800万パワー!!」

 

「どいつもこいつも…!!何で立ち上がってくる!さっさとくたばれ!!!!!」

 

ウォルフラムは大きな鉄の塊を落としてくる

 

しかし俺はそこから体を大きくねじれさせる

 

「そしていつもより…いつもより6倍の回転力で…!!!1億800万パワァァァァア!!!!スクリュゥウウウウドライバァァァァア!!!」

 

俺の体は先ほどの金色から白銀に輝いて大きな鉄の塊とぶつかる

俺と鉄の塊の衝撃が辺りに広がる

 

いってぇぇぇぇぇええ!!

けど!やらないと!オールマイトと緑谷が奴に1発叩き込めない!!!

 

「この島ごと!!消し飛べぇええええ!」

 

「そんなことは俺が…俺たちがさせねぇよ!!!うぉぉぉぉぉぉぉおおお!」

 

バキッバキバキバキバキ!!鉄の塊に大きな亀裂が入る

 

「なっ!?」

 

そして大きな爆発音とともに鉄の塊は粉々になる

 

「オールマイトォ!緑谷ァ!!いまだぁぁあ!!」

 

オールマイトと緑谷の渾身の一撃が炸裂するさっきよりも特大の爆発音が辺りに響きわたる

 

 

 

 

 

 

 

 

「いた!?」

 

「ううん、そっちは!?」

 

「こっちにもいない…」

 

「響也…どこ行ったんだろ……」

 

「まさか…タワーから落ちたんじゃ…!」

 

「峰田!縁起でもねぇこというなよ!!」

 

「音原…」

 

「おい!しみったれた顔してんじゃねぇよ!あいつが…音原はそんなタマじゃねぇのは知ってんだろ!!」

 

 

「そうだよ!響也なら絶対に!!……響也、お願い…戻ってきて…!お願い……なんでもするから…」

 

「その言葉忘れんなよ?」

 

みんなが俺の方へ振り向く

 

「えっ…お前いつから?」

 

「あー…タワーから落ちたんじゃって言ってたとこあたりかな?」

 

爆豪と響香が俺の所に来て爆豪が顔面を思いっきり鷲掴んでくる

響香はイヤホンジャックで突いてくる

しかも結構強め

 

「いでででで!!顔面いでででで!!!!」

 

「テメェ!生きてるならさっさとでて来いや」

 

「爆豪の言う通り!!あんたさっさ何してたの!!?」

 

「い、いやぁ、身体能力を無理やり底上げしたら動けなくて…瓦礫の下に埋もれてました!テヘッ!」

 

「「テヘッじゃねぇぇえええ!」」

 

「ご、ごめん!ごめんて!ちょい助けて!切島!八百万!!あー!いぃやぁああああ!」

 

 

 

 

こうして長い1日は終わった

ウォルフラムは個性の反動がとてもガリガリになっており暴れる気力もないまま警察に連れてかれた

 

そしてデビット博士は病院で治療して退院した後罪を償うそうだ

 

i・エキスポはもちろん延期、まぁセントラルタワーや街とかボロボロだしな

 

俺たちがあの日戦ったってことは世間には公表されていない

なんでもお偉いさんが俺たちの将来のためを思ってらしい

 

「おい音原!!それ俺の肉!」

 

「お前それ俺のだぞ!!」

 

「ケケケケッ!肉に俺のもクソもねぇよ」

 

俺は両手の肉にかぶりつきもぐもぐしながら切島と上鳴を見る

 

「ふん!こっちにはたくさん肉あるし!」

 

上鳴が肉を食べようと噛むが肉汁がない

 

「ケッケッケッ!お前が今食べているのは肉が付いていないベジタブル串だ!俺がミラージュしておいたのさ!!」

 

「音原〜!!!!!」

 

俺はこの後ちゃんと肉の付いたのをあげてて

海のよく見えるところで座った

 

「響也?どうしたの?」

 

「ん?いや、黄昏たい気分?」

 

「何その気分w」

 

「さぁな!ケケケケッ!」

 

俺が座っている横に響香が座ってくる

 

「んだよ?なんも持ってねぇぞ?」

 

「いいじゃん別に」

 

「あ!なんでもしてくれるんだよな!何してもらおっかなー!」

 

「あー…いいよなにする?」

 

「んー…どうしよ」

 

「とりあえずこの水欲しい?」

 

「お?くれんの?欲しい!!」

 

俺が響香の手から水を取りグビグビと飲んでいると

 

「それでなんでもいいってのは無しで」

 

「ブファッ!おい!それずるだろ!!」

 

「きずかないあんたが悪いよ!」

 

「かぁー!悪賢い女!悪女!」

 

「なんとでもお呼びください、では!」

 

響香が立ち上がりみんなの場所に戻る

 

俺は思った

 

 

こんな平和がずっと続いてくれたらいいな…と

 

 

 

 

 

「って言うことがあったんだよ!」

 

「くだらんな…それに1億パワーを出せるならもっと早めに出しておけばよかろう」

 

「んーあれさ、八百万のトランポリンと切島が作ってくれたあれがあったからこその技さ!それにあれ小回りが利かなくて的がでかいから良かったし…」

 

「つまり力だけの欠点技に勝負をかけたのか?」

 

「そうだな!」

 

「馬鹿め…」

 

「バカとはなんだバカとは!!」

 

 




オチがひどいかもしれませんが許してください…

スクリュードライバーで1億800万と言っておりますがあれはゆで理論をさらにおかしくした感じです

これでI・アイランド編は終了です!

明日も投稿をお休みさせてもらいます

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