轟音響かすヒーローになりたくて   作:鉄仮面さん

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今回もとても長くなりました

これからもどんどん投稿していきますので応援してください!

僕も頑張って投稿します!( ̄Д ̄)>


3話 受験を受けよう響也さん

オールマイトたちと出会ってもう2ヶ月

今俺は雄英高校の校門に響香と一緒に来ている

 

「はぁ…緊張して来た…」

 

「ん?響香緊張してんのか?そういう時はだな!こう…手のひらに人って漢字書いて呑むんだぞ?」

 

「あ、うん、ありがとう」

 

「ケケケッ!お前なら大丈夫さ!勉強だって頑張って来たし実技試験があってもなんとかなるって!」

 

「……ふふっ、そうだね!うち頑張るよ!」

 

「ケケッ!それでこそだ」

 

こんな話をしながら俺たちは雄英高校に進んで行った

 

 

 

「今日は俺のライヴにようこそー!エヴィバディセイヘイ!」

(YOKOSOー…)

 

シーン

 

「こいつぁシヴィー!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!!!アーユーレディー!?」

 

「うひょー、テンションたっかいなぁ

これが雄英のテンションなのか…!!」

 

しかもプレゼントマイクが試験官か!

ここに入学したら毎日会いに行こ

 

「すごいたくさんいるね…」

 

「この中の頂点に俺は立つ!」

 

こそこそ話ではなしていたご俺は決意した

ここで一番になれば俺はすごいヒーローになれる!

 

そして実技試験の概要をサクッとプレゼンされた

 

1つ、実技試験の時間は10分間

2つ、仮想敵を様々な場所に3種類配置した

3つ、仮想敵の難易度でポイントが違う

4つ、アンチヒーローな行動はご法度

5つ、プリントに書いてある4種類目の仮想敵は所狭しと暴れまわる『ギミック』

6つ、同じ学校の人とは手を組めないようになっている

 

「へぇ設定凝ってるね…うち達同じ学校だから一緒に手が組めないようになってるよ」

 

「あぁ!一緒にタッグ組みたかったぜ…お前とはなんだかんだ相性いいしな!ケケケッ!」

 

だが…その方がいいな。

カセットは秘密にしたいし

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さて、筆記試験はまぁまぁ解けたし大丈夫

しかし実技試験…どんなことするのかと思ったら….

 

「街がある…デッケー」

 

街じゃん!街あるじゃん!敷地でかすぎだよ!

こんなのがまだ何個もあるってことか?

さすが雄英!!!

 

ドンッ

 

「あ、ごめん!大丈夫?」

 

「ケケッ!俺は全然大丈夫だ!」

 

「けけっ?変わった笑い方するんだね!」

 

「笑い方なんてどうでもいいだろ?お前緊張してねぇのか?えー名前なんてんだ?俺様は

音原響也だ」

 

「私は芦戸三奈だよ!!でも自分のこと俺様って言う人初めてみたよー」

 

「はいスタート!!」

 

…ん?今始まったか?

 

「おらおら!実践にカウントダウンはねぇんだよ!!!走れ走れ!賽は投げられてんぞ!」

 

入り口のゲートに向けて全員が走り出す

 

……やべ俺出遅れた

 

「ちっ!カセット!正義超人大全集!ペンタゴン!」

 

俺は空高く飛び敵がたくさんいる方向に急降下した

 

「標的補足!ブッ殺ス!!!」

 

「うわっと!口悪いなお前!人に…!!」

 

俺はロボットの頭を掴みながら空を飛び地面に叩きつける

 

「ブッ殺スなんて言っちゃダメでしょーーーが!!!」

 

んーペンタゴンじゃダメだな…よし!こういう時はあいつだな!

 

「真・超人大全集!カセットポーン!」

 

俺の姿は顔にはモトクロス用のヘルメットのような仮面、体にはアメフト風のプロテクターを着用していく

 

「変身完了!筋肉マンビッグボディ!!」

 

よしゃ!この姿でしばらく暴れるか!

 

 

 

 

「おし!34ポイント!でももうすこしためたほうがいいかな?」

 

(さっき会った音原は大丈夫かなー?私達よりも進むの遅かったし…)

 

ドゴォン!バゴォン!!!

 

え、何?隣のビルが揺れてる?

 

するとビルの壁がぶっ壊れ3ポイント敵がぐちゃぐちゃに丸まっていた

 

「お?お前は芦戸じゃねぇか!ポイントはどうだ?」

 

(えっ?誰!?こんなピンクの服装してる人知らないんだけど!!)

 

「あ、この姿じゃわかんねぇか、俺だよ!

響也だよ!」

 

やっぱり変身したらわかんないか…

なんか悲しいわ…

 

「響也…?え!音原!?なんで?」

 

「俺の個性は変身なのさ!それよりポイントは?何ポイントだ?」

 

「34ポイントだよ!音原は?」

 

ふふふっ!芦戸よ!お前は次に"え!凄っ!"と言う!って言ってみたかったけどやめて普通に言おう

 

「俺は52ポイントかな?覚えてる分はそんくらいだ」

 

「へぇー!凄い!私も頑張らなくちゃ!」

 

あり?なんか反応違うぞ?やっぱり無理か…ジョセフの真似したんだけどなー頭の中で

 

俺らの周りのビルがどんどんと倒れていく

そして目の前に現れたのはとんでもなく大きい0ポイント敵

 

「音原!逃げよ!潰されちゃう」

 

「あぁ…ん?あ、足元に誰かいる!!」

 

俺は0ポイント敵の足元に向けて走り出す

 

「ふん!!!!」

 

俺は0ポイントの足を止め、下に倒れている受験者を助ける

 

「芦戸!この倒れてる人連れて行ってくれ!」

 

「う、うん!あんたは?」

 

「俺はこいつを…ぶっ倒す!!オリャァァ!」

 

0ポイントの足を大きく上に投げると0ポイントはバランスを崩して倒れる

 

「よし!これで…悪魔超人大全集!ブラックホール!」

 

急いでブラックホールに変身する

 

「カカッ!これで終わりだ!!吸引ブラックホール!!!」

 

俺は技名を大きな声で叫ぶと0ポイントを足からどんどん吸い込んでいく

しまいには瓦礫や街路樹などまでも吸い込んでしまったが0ポイントは跡形もなく消えた!

 

「カカッ!一件落着だ!!」

 

「す、凄い…凄いよ音原〜!まだ変身できるの!?他の姿も見せてよ!」

 

「カカッ!今は試験中だ!それとあまり手の内を知られるのは嫌なんで無理だな!」

 

「えぇ〜!なんで!ケチケチ!!」

 

だがこの吸引、人にしちゃダメだな…余裕で人死ぬ

 

「終〜〜了〜〜ッ!!!!!」

 

こうして長いようで短いような受験が終わった

 

〜1週間後〜

 

「来ないな…受験の合格発表…」

 

落ちたのか?いやいや!筆記テストは絶対にセーフだったはず…ハッ!まさか0ポイント敵を倒したのがだめだったのか!!?

 

「響也!来たぞ!!雄英高校からの手紙!」

 

「あ、父さん!ケケケッ!やっと来たか!」

 

「よし父さんも一緒に見るぞ!」

 

「結構でぇす、おかえりくださぁい」

 

バタンッ!!

 

「…父さんにも見せてくれよ!気になるだろ!響也ぁぁ!」

 

ふぅ…早速見てみよう!落ちてることはねぇと思うがな!ってなんだこれ?丸い…丸いヤーツ?うわなんか光り始めたよこれ!?

 

「私が投影された!!」

 

「おぉっあ!オールマイト!?なんで!?」

 

「私は今年から雄英に努めることになったんだ!音原少年!きみは文句なしの合格だよ!

この実技試験には敵ポイントのほかにレスキューポイントがあってね!きみはそれを含めて75ポイント!」

 

「おぉ、それが凄いのかわかんないけど」

 

「入試一位通過だ!」

 

「予想してたみたいに話してくるなこれ」

 

「音原少年!楽しみに待っているぞ!雄英がきみのヒーローアカデミアだ!」

 

ケケケッ…楽しみだ!俺の高校生活がここにはじまるぞ!

 

俺は春から待ちに待った雄英高校に入学する

ここで俺は強くなり世界に轟音を響すヒーローになってやる!!

 




次回から入学編です!
頑張ります!

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