轟音響かすヒーローになりたくて   作:鉄仮面さん

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遅れました…

学業に専念するため投稿はどんどんと遅くなっていきます

ですがどんなに遅くなっても必ず続きは出していきますので!

よろしくお願いします!!!


42話 ムテキノヒーロー、その名は通形ミリオ!!

 

 

何事もなーく3日たち、緑谷が謹慎から復活!

 

「ご迷惑おかけしました!」

 

フシューっと緑谷が息を巻く

なんか聞いたことある音……あ!魔人ブウの頭の煙みたいな音してる!

 

「デクくん!オツトメご苦労様!」

 

「オツトメって…つかなんで息巻いてんの?緑谷…」

 

「ケケケケッ!もう悪いことすんなよ?」

 

「うん!!!あ、飯田くん!ごめんね!!失望させてしまって!!」

 

「うむ…反省してくれればいいが…しかしどうした?」

 

「この三日間でついたさを取り戻すんだ!」

 

「あ いいなそういうの好き!俺!」

 

「ケケッ!頑張れよ?緑谷!!」

 

「お前ら席につけ」

 

「「「「あっ……」」」」

 

 

 

 

「じゃあ緑谷も戻ったところで本格的にインターンの話をしていこう、入っておいで」

 

「入っておいで?」

 

「職場体験とどういう違いがあるのか、じかに経験している人間から話してもらう…多忙な中都合を合わせて来てくれたんだ、心して聞くように……現雄英生のトップに君臨する3年3名……通称ビッグ3の皆だ」

 

ビッグ3…あ、ねじれ先輩いるじゃん

 

ん!?ねじれ先輩!?

 

「ねじれ先輩ビッグ3だったんすか!?」

 

「音原くん!久しぶり!」

 

「座れ音原」

 

「はい」

 

 

いやいやいや!通りで強いわけだよ!

すげぇぇぇえ!!!

 

「あの人たちが…的な人がいるとは聞いてたけど…」

 

「びっくすりー!」

 

「音原のズボン届けた先輩もいる…」

 

おーい上鳴?まだそのこと覚えてたのか?

 

「じゃ、手短に自己紹介よろしいか?天喰から」

 

「…………」

 

天喰先輩がこちらを見つめる

 

おぉ…すげぇ気迫だ…!!!

 

「駄目だ…波動さん、ミリオ…じゃがいもだと思って臨んでも…頭部以外が人間のままで依然人間のままにしか見えない…どうしたらいいか言葉が…出てこない…」

 

あれ?天喰先輩?

 

「頭が真っ白だ…辛いっ…!帰りたい……!!」

 

えぇぇぇえええ!?来てまだ4分くらいだよ!?

 

「雄英…ヒーロー科のトップ…ですよね…」

 

言うな尾白!緊張してるんだよ!!

 

「あ、聞いて天喰くん!そういうのってノミの心臓っていうんだってね!ね!人間なのにね!不思議!!」

 

あんたも追い打ちどんどんかけてくな!

 

「かれはノミの天喰環、それで私は波動ねじれ!前に一回あったけど名前言ってなかったもんね!今日は校外活動について皆にお話ししてほしいと頼まれて来ました!」

 

残念ながら名前は教えてますねじれ先輩…

あとノミって言うのやめなさい

 

「けどしかしねぇねぇところで君はなんでマスクを?風邪?オシャレ?」

 

「これは昔に…」

 

「あらあとあなた轟くんだよね!?ね!?なんでそんなところを火傷したの!?」

 

「……!?……それは…」

 

「芦戸さんはその角折れちゃったら生えてくるの?動くの!?ね?峰田くんのボールみたいなのは髪の毛?散髪はどうやるの?蛙吹さんはアマガエル?ヒキガエルじゃないよね?どの子もみんな気になるところばかり!不思議!」

 

ねじれ先輩の怒涛の質問ラッシュ!誰1人も答えることができない!!!!!

俺もいろいろ質問されたっけなぁ…

 

「合理性に欠くね…?」

 

「イレイザーヘッド、安心してください!大トリは俺なんだよね!」

 

お、遂に一番謎めいた先輩が……!

 

「前途ーーー!?」

 

本当に謎めいてるよ!!!!!?

 

皆が静まり返って数秒後

 

「多難ー!っつってね!よォし掴みは大失敗だ!」

 

「か、変わった人だな…」

 

「なんか…ビッグ3って感じが…」

 

俺が知ってるのはねじれ先輩だけだし…確かに風格?ってのかな、感じないな……

 

「まぁなにがなんやらって顔してるよね、必修てわけでもない校外活動の説明に突如現れた三年生だ、そりゃわけもないよね……一年から仮免取得…だよねふむふむ!今年の一年生ってすごく…元気があるよね…」

 

「見ての通り元気しかないですよミリオ先輩」

 

「だよね!そうだねぇ…何やらすべり倒してしまったようだし…君たちまとめて俺と戦ってみよう!」

 

「「「「え…えぇ〜〜!!!??」」」」

 

「おぉ!!確かにその方が合理的!!」

 

「俺たちの"経験"をその身で経験した方が合理的でしょう!?どうでしょうねイレイザーヘッド!!」

 

「………好きにしな」

 

「先生!俺一回寮戻っていいすか!?」

 

「なんでだ音原」

 

「悪魔将軍さ、寮で爆豪の見張りしてる…」

 

「はぁ…さっさと言ってこい、合理性に欠く」

 

「ありがとうございます!!!みんな先に行っててくれ!」

 

 

 

 

俺ちゃんちょっと遅れて体育館γ!!!

 

「ごめーん!遅れた遅れた!」

 

「雄英のトップ3人がいるとは本当か?」

 

俺と悪魔将軍が仲良く体育館に入るがなんか空気がおかしい

 

「そんなに心配されるほど…俺ら雑魚に見えますか?」

 

切島がミリオ先輩にそう話しかけてるし……

 

「え?何これどんな状況?」

 

「先輩方がうちらがボコボコにされて立ち直れないんじゃって心配してるの」

 

「……ケケケケッ!!なんだよ!んなことか!なら心配されないように暴れてやろうや!」

 

 

「近接組は一斉に囲んだろぜ!」

 

「なら俺は遠距離で!」

 

「よっしゃ!先輩そんじゃあご指導ぉー…」

 

「「「「よろしくお願いします!!」」」」

 

ハラッ

 

「えっ!?脱げた!?」

 

「あー!!!!!!」

 

「今服が落ちたぞ!?」

 

「いやぁごめんね!調整が難しくて!」

 

どんな個性なんだ?さっぱりわかんねぇ!!

 

 

緑谷が足でミリオ先輩の顔面に蹴りを入れようとするしかし不思議なことが起こる

緑谷の蹴りがミリオ先輩の顔をすり抜ける

 

 

「すり抜けか…?遠距離組!周り気をつけとけ!」

 

「えっ!?なんで?」

 

「遠距離だから油断してたら負けるぞー?」

 

遠距離組全員一斉に攻撃を仕掛けるが…当たらない

そして何処かに消えてしまう

 

「すり抜け…じゃないのか?」

 

俺が考えていると素っ裸のミリオ先輩が飛んでくる

 

「まずはリーダーシップの取れてる君だよね!」

 

ミリオ先輩が俺を掴み地面に叩きつけようとする

 

「残念先輩!!それ俺の幻〜!!!」

 

「ムッ!?こりゃ参った!」

 

「カレイドスコープドリラー!!!!」

 

安心してね!硬度10じゃないから!!!

 

俺のパンチは地面には当たるがミリオ先輩には当たらない

 

「マジですごい個性だな!緑谷!多分遠距離潰してくる!!!!警戒しとけ!」

 

 

〜4分後〜

 

 

「マジかよ……圧倒的すぎだろが…」

 

あの警告を出したったの4分でほぼ壊滅状態

残ってるのは俺と切島

 

「クッソ!なんだよあれ!!」

 

「何かトリックがあるとは言ってた緑谷もやられちまったし…!」

 

「君たちもそろそろおやすみなさい!」

 

「あ!!ちょ待(((((」

 

切島と俺の頭がぶつかり合い俺は気絶、切島もぶつけられた衝撃でふらつき硬化が緩んだところを殴られK.O.!!

 

俺たちは惨敗したよ

 

ちなみに悪魔将軍も戦ってたけど決着つかずって感じ?時間なくて途中で終わったし

 

 

 

「ハハッ!ギリギリちんちん見えないよう務めたけど!!すみませんね!女性陣!!」

 

「先輩!あんたの個性ってなんすか!?」

 

「俺の個性は透過!全身個性が発動すると俺の体はありとあらゆるものをすり抜ける!すなわち地面もさ!」

 

「あっ、じゃああれ落っこちたってこと…?」

 

「そう!地中に落ちる!そして落下中に個性を解除すると瞬時に地上にはじき出されるのさ!なんではじき出されるかというと…」

 

「質量のあるからすか?」

 

「そう!その通り!質量があるものが重なることはできないから俺は地中にはじき出される、これがワープの原理さ!」

 

「なるほど…体の向きやポーズで角度を調整して弾かれ先を狙っていたのか…!!ブツブツ……」

 

「今問題児くんが言った通りです!いやー!みんな賢い!!!」

 

すげぇ個性だな…こりゃ無敵に近い…ん?ちょっと待て?"ありとあらゆるものすべて?

 

「先輩…ありとあらゆるものすべてってことは……息できてない?」

 

みんながハッとなって先輩を凝視する

 

「そうさ、呼吸だけに限らず目や耳も聞こえないよ」

 

マジかよ……

クラスのみんなが驚きを隠せていない

 

「壁を1つ抜けるにも片足以外発動してもう片方の足を解除して接地、そして残った足を発動させすり抜ける…簡単な動作にもたくさんの工程が必要なんだよね」

 

「急いでる時ほどミスるな、俺だったら…」

 

「おまけに何も感じないなら動けねー…」

 

「それをものにしたのか…ミリオ先輩は……」

 

「俺はこの力を強くしたのはインターンで得た経験!!どんなに怖くても辛くても!それは必ず自分の力になる!だからインターンはやったほうがいいよ!1年生!!」

 

「俺やります!!!」

 

「お!変身くん!」

 

「あなたのように強くなりたいです。この力をさらに使いこなせるように!!!」

 

 

 

 

「ステカセキング、今日はやけに張り切っているな」

 

「当たり前だろ!あんなにすごい人がいたんだ!あの人は!自分の個性を完璧にものにした!おれもあんな風になりタブッッ!!!」

 

「ならばこれくらい避けれるようになれ」

 

「イエッサー……」

 

おれはすごい人と出会いまたも決意を固めた

 

だが決意を固めたのは俺だけではない

 

クラスのみんなが高い目標を立てその目標に向けて頑張り始めた

 




マーベルの映画を最近見直していますがアイアンマンとかソーとかやっぱりかっこいいですよね

最近はファンタスティック4を見てます

シルバーサーファー

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