魔破竜人リントヴルム 第2部 作:魔破竜人リントヴルム製作委員会
知床半島か、富士の樹海か…宗麟とヴィヴィルと九頭龍博士は相談した結果、富士の樹海のNightmare matterを回収することに決まった。ヴィヴィルの体内からの反応を頼りに富士山へやってきた一行だが、登山客が謎の爆発に巻き込まれて死亡する事故があったために警察が警戒態勢を敷いていた。何とか警察の目を盗み、樹海に踏み込む3人だったが、そこへボロボロのジャージを着たみすぼらしい男が現れた。
博士「君は…まさか自殺志願者か?」
男「はっ、かつては俺も自殺を考えていたがな…その時に煉光財閥に拾われた。そして…この樹海に入った奴を手当たり次第に殺してるんだよ!それが仕事だからな!ここから先は一歩も通さないぞ。」
どうやら男はネオ・キマイラだったようだ。ガントレットを起動した。「アモン」、「クレイモア」!Docking!Phase RED!『クレイアモン』!
悪魔のような姿のクレイアモンは宗麟達に剣を抜いて襲いかかる。宗麟も負けじとリントヴルム、ファフニールフォームに変身して剣劇を繰り広げる。だが、戦いの最中にクレイアモンは目からビームを地面に向かって発射する。リントヴルムは不思議な行動に首を傾げるが、ヴィヴィルが叫んだ。
ヴィヴィル「すぐにその場から離れて!」
リントヴルムはヴィヴィルの指示通り、クレイアモンから距離を取る。すると、突然地面が爆発した。どうやらビームを当てた場所に地雷を埋め込める能力があるらしい。クレイモアと合体しているからだろうか。
宗麟「もしかして登山客を爆破して殺したのもお前か!?」
クレイアモン「ああ、そうさ!楽しそうに山を登ってるのが腹立たしくて爆殺してやったんだ!」
宗麟「なんて奴だ…許せねえ!」
リントヴルムは反撃に必殺技のドラグーンバーストスラッシュを食らわすが耐えきられてしまう。だが、九頭龍博士が護身用に持っていた『高出力電子レーザーキャノン MarkⅡ』でクレイアモンに追い打ちをかける。さすがに命の危機を感じたのか再び地雷を爆発させ、クレイアモンはどこかへ逃走してしまった。
ヴィヴィル「煙幕みたいな方法で逃げたわね…でも、あのクレイアモンってネオ・キマイラ…なかなか手強いわ。てことはこの先には奴みたいなネオ・キマイラがゴロゴロいるってことなのかしら?」
博士「その可能性は充分にある。しかし、1体でここまで苦戦していたら我々が保たない…どうすべきか。」
すると、変身を解除した宗麟がハッと気づく。
宗麟「博士、電子レーザーキャノンをリントヴルムに当てれば『リントヴルム・エレクトリック』にパワーアップできるんじゃないですか?Inferno総統を倒した時にみたいに!」
博士「いや、そう簡単な話ではないのだ。確かにリントヴルムのパワードスーツには電子レーザーキャノンを当てればエネルギーを吸収できる機能はある。だが、今まで黙っていて申し訳なかったが…成功率は50%なんだ。」
ヴィヴィル「じゃあ、あの時は50%の成功を引き当てただけってこと?」
ヴィヴィルの言葉に博士は首を縦に振る。そして、最後に恐ろしいことを付け加えた。
博士「もし失敗すれば…宗麟は感電死してしまうだろう。」
(続く)