魔破竜人リントヴルム 第2部   作:魔破竜人リントヴルム製作委員会

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驚嘆!帝国のすべての結末

リントヴルムとの戦いを経て、宗麟達と共にエラクレル帝国と戦うことを決意したヴァネッサは九頭龍研究所に迎え入れられた。そして、ヴァネッサは自らは何者なのかを話した。

 

ヴァネッサの母星であるデルミエン星にはかつて2つの国があった。科学が発達し、ロボットや人工知能、人造人間が充実している街が大多数を占めるエラクレル帝国、帝国と同じ技術力を持ちながらも国王の方針で国民は自給自足で牧歌的な生活を送り、自然豊かなフェルドナ王国。ヴァネッサはフェルドナ王国の王女であった。しかし、ヴァネッサの妹がエラクレル帝国の皇帝のもとへ嫁いでから数年後、エラクレル帝国の大臣であるバイラノスが「フェルドナ王国は優れた科学技術を持ちながら、それを利用せず、進化を拒む堕落した国家である」という声明を発表。それが広まり、エラクレル帝国がフェルドナ王国に侵攻。あっという間にフェルドナ王国はエラクレル帝国に占領され滅亡してしまった。ヴァネッサは命からがらエラクレル帝国から逃げ、地球に亡命してきたのであった。

 

ヴァネッサ「そして、私は地球でエラクレル帝国に復讐し、帝国から妹を助け出す計画を立てた。そこで見つけたのが、デルミエン星人ガルトの研究資料だ。」

宗麟「ガルト?誰のことだ?」

ヴァネッサ「地球では『Inferno』という組織を作り、総統と名乗っていた人物だ。」

 

Inferno総統ことガルトが発見したエキゾチック物質…それこそが無限の可能性を秘め『Nightmare matter』である。ヴァネッサはInferno壊滅後、総統のラボからリンドレイクのパワードスーツを盗み出し、自らの戦力としていた。だが、ついに地球にもエラクレル帝国の魔の手が迫って来たことを知った。ゆえにヴァネッサは破壊活動も辞さない非情な行動をしてでもNightmare matterを集めようとしていたのである。

 

ヴァネッサ「Nightmare matterはガルトの研究資料によれば地球には5つ隠してあるようだ。その内の2つは我々の手の中に…」

ヴィヴィル「違うわ。富士山の麓に1つ、知床半島に1つ、そして私の身体の中にも1つあるわよ。」

ヴァネッサ「そうだったのか…残りの2つは北極海の海底と南極大陸の地下にある。どちらもかなりの極地だ。現状は私達にはNightmare matterは3つあるが、それではまだエラクレル帝国を倒すことはできない。龍崎 宗麟…いや、リントヴルム。このままでは地球はエラクレル帝国に侵略されてしまうだろう。それを阻止し、帝国を滅ぼすために力を貸してくれ!」

宗麟「わかった…!これからは俺達は仲間だな!地球を守るために一緒に戦おう。」

 

宗麟とヴァネッサは握手を交わした。そして、話は紅鬼と蒼鬼に移る。

 

紅鬼「オラはもともとフェルドナ王城の庭師のゲノム魔人だったべ。だけど、城の従者は皆、帝国に殺されちまったべな。でも、オラは運良く生き残れて姫様…いや、姐御と再会することができただ。そして、祖国の仇を討つために一緒に戦うことにしただよ。」

蒼鬼「俺は元々はエラクレル帝国で作られたゲノム魔人だったが、俺は時代遅れって理由から廃棄される予定だった。だけど、処分場に転がっていたところを姫さん…いや、姐さんに拾ってもらったんだ。そこから俺は姐さんの戦いに同行することになったのさ。」

 

そして、2人はネオ・キマイラに変身するためのガントレットをエラクレル帝国軍人からそれぞれ奪い、「オーガアックス」と「オーガランス」に変身できるようになったのである。ちなみに2人の名前もオーガ=鬼ということにちなんでヴァネッサから命名されたそうだ。さらに2人はヴァネッサの身分がバレないように『姐御』や『姐さん』とヴァネッサの呼び方を変えたのであった。

 

しかし、もっと話を聞きたいのはやまやまだが、ネオ・キマイラが出現したという知らせが入った。先にリントヴルムが事件現場の銀行へ向かう。銀行ではネオ・キマイラ「スルトマホーク」が暴れていた。

 

スルトマホーク「やはり来たか。銀行の金も奪えて、リントヴルムもおびき寄せることもできる一石二鳥の作戦は上手くいったようだ。」

 

リントヴルムはスルトマホークに立ち向かうが、何とスルトマホークは4体に分身してリントヴルムに襲いかかり、リントヴルムは1対4の戦いに大苦戦する。しかし、その時、怪我を治療し終えたリンドレイクとオーガアックスとオーガランスが加勢に現れた。これで4対4となった。リンドレイクは「ドラグーンシャドウブレイク」、オーガアックスとオーガランスはそれぞれ斧と槍の一撃でスルトマホークの分身を撃破した。そして、残ったスルトマホーク本体もリントヴルムの「ドラグーンライトニングブレイク」で撃破したのであった。

 

宗麟「これは頼もしい仲間だ。これからよろしく頼むぞ!」

ヴァネッサ「ふん、あくまでエラクレル帝国を倒すまでの同盟だ。必要以上に馴れ合う気はない。」

紅鬼「素直じゃねぇべな、姐御。」

 

こうして九頭龍研究所はより一層賑やかになったのであった。

 

一方その頃、煉光財閥の本社では…

 

バイラノス「私が潜り込ませた走狗は上手くリントヴルムの懐に入ったようだね。さあ、後は我が帝国の目的を果たすために作戦を開始しようか。」

 

ヴァネッサ達は敵か味方か…まだわからないようである。

 

(続く)

 

 

 

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