魔破竜人リントヴルム 第2部 作:魔破竜人リントヴルム製作委員会
ヴィヴィルの体内にあるNightmare matterの反応をもとに、ついに富士の樹海に隠された2つ目のNightmare matterを発見した宗麟達。だが、そこへまたもやクレイアモンが現れた。しかし、クレイアモンの様子がおかしい。クレイアモンは再びガントレットに触れる。すると、黒いオーラがクレイアモンを包み、このような音声が流れた。
「ネオ・キマイラ…Phase Black!Dead or alive!」
オーラが晴れるとクレイアモンは雄叫びをあげながら突撃する。ヴィヴィルはとっさにバリアで皆を守るが、剣撃を2回受けただけでバリアが破壊されてしまった。宗麟はリントヴルム、ファフニールフォームに変身するも地雷の爆発で吹き飛ばされてしまう。ダイナマイトの爆発ですらびくともしないファフニールフォームが吹き飛ぶなどとんでもない威力であることが明らかだろう。
宗麟「博士…このままでは俺達は負けてしまいます…どうか俺にレーザーキャノンのエネルギーをください!」
博士「いや、しかし、失敗すれば君は死んでしまうぞ?それでもいいのか!?」
宗麟「ですが、もうこれしか方法がありません!早くお願いします!」
クレイアモン「何をごちゃごちゃぬかしてやがる!そろそろくたばれ、リントヴルム!」
満身創痍のリントヴルムに再びクレイアモンの攻撃が襲いかかる。見かねた博士はついに決断し…レーザーキャノンの引き金を引いた。レーザーがもろに当たり、苦しむリントヴルムだが、パワードスーツが光り輝き出した。何と2度目も成功したのである。リントヴルムは「リントヴルム・エレクトリック」にパワーアップし、クレイアモンの地雷の爆発も電磁バリアで塞ぎ、反撃の必殺技の「ドラグーンエクシードバーストスラッシュ」でクレイアモンを見事に撃破したのであった。
しかし、クレイアモンの変身が解け、人間の姿に戻った自殺志願者の男の脈を測ってみると…死んでいた。その事実に驚くヴィヴィルと狼狽える宗麟。そこへ一機のドローンが飛んできた。
ドローン音声「Phase Blackに引き上げたにも関わらず、負けるとは愚かな地球人だ。」
宗麟「何だこのドローンは!?お前は誰だ!」
ドローン音声「我が名はデルミエン星、エラクレル帝国大臣『バラノイアス』。しかし、末端の存在とはいえ、Phase Blackのネオ・キマイラを倒すとは…仕方ない。今回は我々の負けを認めよう。それに免じてこの場所に隠したNightmare matterは貴様達に譲ろう。ただし、まだ地球にはNightmare matterがあと4つ残っている。エラクレル帝国の計画を始動するためだけならば2つも我が手にあれば十分だ。では、さらばだ。下賎な地球人共よ。せいぜい、短き余生を楽しむが良い。」
宗麟「ふざけるな!待て!」
だが、ドローンは天高く昇って行き、虚空へと消えた。宗麟達はただ唖然と突然現れたドローンを見送るしかなかった。
その頃、宗麟達がいる場所から約3kmほど離れた地点では…クレイアモンの他にもう1体、Nightmare matterを守っていたネオ・キマイラ「ナギナタラスク」がいた。しかし、ナギナタラスクはすでに死体の状態だった。人間に戻る間も無く殺されていた。
紅鬼「とほほ、何でオラだけ知床に連れて行ってもらえなかったべか。蒼鬼のやつは今ごろ姐御と北海道でイチャイチャしてんだべか…羨ましいべ。」
愚痴をこぼしながら血痕の付いた斧を担ぐオーガアックスの姿があった。どうやら、彼がナギナタラスクを倒したらしい。
紅鬼「しかし、見張りのネオ・キマイラは大したことなかったが、肝心の『ないとめあまたあ』はどこにあるべか?」
どうやらヴァネッサ陣営もNightmare matterを狙って本格的に行動を開始してるようだ。
(続く)