魔破竜人リントヴルム 第2部 作:魔破竜人リントヴルム製作委員会
バイラノス「君達…何のつもりかな?まさか実験場を爆破でもするつもりだったのかい?残念だったな。この実験場の機械には強力なセキュリティがかけられている。爆弾をセットしてもコンピューターが自動で爆弾を10秒以内に解除する。だから、いくらあがいても…」
だが、その直後に実験場が大爆発を起こした。バイラノスはハッと振り返る。機械がすべて破壊されたからだ。
宗麟「セキュリティがあることくらい対策済みだ。ヴィヴィルと…そして、もう1人の協力者のおかげで無力化することに成功したぞ!」
実験場に爆弾を仕掛けたヴィヴィルが宗麟にサムズアップする。そして、その横には機械やコンピューターを完璧に操作、ハッキングもお手の物なゲノム魔獣「グレムリン」(第1部15話参照)がいた。どうやらグレムリンがセキュリティを突破することに成功したようである。しかし、グレムリンは突如、バイラノスの指から放たれたレーザー光線に貫かれて倒れてしまった。
ヴィヴィル「ああっ!グレムリン!あんた…いい加減にしなさいよね!」
宗麟「そうだ!お前の最強のネオ・キマイラを作り出す実験は頓挫した。これで諦めもついたろう。さっさと自分の星に帰れ!」
だが、バイラノスは不敵な笑みを浮かべて、懐からNightmare matterの入った小さなカプセルを取り出した。
バイラノス「仕方ない…この実験で少しずつ私の身体に馴染ませようと思っていたが…いきなり本番に行くとしよう。そう。私は自らがネオ・キマイラの触媒になる予定だった…そして、その材料はこのNightmare matterなのだよ。つまり、私自身が最強のネオ・キマイラになるのだ!」
バイラノスはNightmare matterを自分の身体に直接ねじ込んだ。すると、凄まじいエネルギーの放出が起こる。さすがに宗麟もバイラノスから離れ、ヴィヴィルもバリアでガードする。この強大過ぎるエネルギーをバイラノスは制御しようというのだが、下手をすれば身体が破裂したり、融解したりしてしまう。果たして…その結果は…
宗麟「嘘だろ…あいつ…融合に成功しやがったのか!?」
バイラノスの姿が人型からおよそドラゴンとも鷲ともつかないようなおぞましい怪物へと変貌していた。大きさも約50m程に巨大化している。
「我が名は…バイラノスと、Nightmare matter…そして『地球』という惑星と融合せし、最強のネオ・キマイラ…『バイラノアース』だ!!」
リントヴルムもヴィヴィルもただそこへ呆然と立ち尽くすしかなかった。やがて再びバイラノアースが動き出す。
バイラノアース「融合は成功したようだな…ふははははははは!これこそ豎ゅa縺ヲ縺?◆蜉帙□?√%繧後〒蝨ー逅?b蜈ィ螳?ョ吶b遘グゴァァァ!!」
バイラノアースは背中から衝撃波を放ち、岩山を粉々に破壊した。
宗麟「あいつ…気が狂ったのか?」
ヴィヴィル「おそらくNightmare matterの影響ね。肉体は耐えきったけど、精神は完全に壊れてしまったみたいよ。」
宗麟「しかし、このまま止まっていても仕方ない!行くぞ!」
リントヴルムはバハムートフォームにチェンジし、必殺技の「ドラグーンブレイブブラスター」をバイラノアースに放つ。しかし、バイラノアースは翼を盾にして防ぐ。そして、反撃にバイラノアースは大きく羽ばたく。
バイラノアース「縺昴s縺ェ謾サ謦??閨槭¥繧ゅ?縺具シ∫ォ懷キサ繧茨シグルァァァ!」
文字で表せないようは狂気的な叫びの後、どこからともなく来た竜巻によってリントヴルムとヴィヴィルは吹き飛ばされてしまった。2人は何とか腕を掴み合いながら宙を舞う。しかし、限界がきて2人はそのまま離れ離れに投げ出されて飛んで行った。
宗麟「ヴィヴィルー!ぐわっ!?」
竜巻に巻き込まれて飛んできた岩に吹っ飛ばされ、リントヴルムはそのまま虚空に消えていった…ヴィヴィルも行方がわからなくなってしまった。
一方、九頭龍研究所では九頭龍博士が驚愕の光景を目の当たりにしていた。何とバイラノアースが現れてから世界各地で火山の噴火、地震、津波、猛吹雪、落雷、砂嵐など天変地異が多発していたのであった。日本でも巨大な台風が接近し、すでに東シナ海の島々が大打撃を受けているという。
博士「バイラノアース…というネオ・キマイラは地球の自然現象を思いのままに操る力があるのか…くそっ、これではリントヴルム1人ではとても勝ち目がない!」
悔しそうにコンソールを叩く博士。だが、その時、またもや驚くべき情報が入ってきた。
クシナ「博士!地球に謎の物体が接近しています!その質量はまるで…ブラックホール!?」
人工衛星から確かに真っ黒な物体が地球に近づいている映像が送られてきた。果たして、この正体は!?
(続く)