魔破竜人リントヴルム 第2部 作:魔破竜人リントヴルム製作委員会
宗麟「いよいよお前との直接対決か…行くぞ!俺は負けるわけにはいかないんだ!」
ヴァネッサ「それはこちらも同じだ。さあ、どちらがNightmare matterを手中に収める権利があるか…今ここで決着をつけよう!」
2人はほぼ同時にリントヴルムとリンドレイクに変身した。そこからしばらくは息詰まる戦いが展開されるが、リントヴルムが必殺技の「ドラグーンライトニングブレイク」を繰り出す。そして、リンドレイクも「ドラグーンシャドウブレイク」を放ち、2つの必殺技がぶつかる。その威力はほぼ互角だった。
宗麟「なぜだ…?ドラグーンライトニングブレイクは初代のリンドレイクの必殺技の倍の威力はあるはずなのに…?」
ヴァネッサ「ああ。リントヴルムとリンドレイクのパワードスーツの性能はほぼ同じだと聞いている。ならば、あとは変身者の力量が物を言う。私は今日まで血を吐くほどの鍛錬を積み重ね、そして、私の人間より進化した肉体でそれを昇華したのだ。」
宗麟「やっぱりお前は人間じゃなかったのか。」
ヴァネッサ「そうとも。私は『デルミエン星人』だ!」
そう言うとリンドレイクは跳躍し、回転しながらドロップキックのような跳び蹴り『ドラグーンダークネスブレイク』をリントヴルムに放つ。リントヴルムは回避しようとするも、なぜか身体が動かなくなり、避けられなかった。そのままモロにリンドレイクの新必殺技を受けて、リントヴルムは地面を転がる。リンドレイクはとどめとばかりに倒れたリントヴルムの追撃に向かう。このままでは変身解除で敗北するのは時間の問題だ。
博士「諦めるな、リントヴルム!フォームチェンジだ。前もって私がバハムートフォームを強化しておいた…それを使え!」
九頭龍博士の言葉にリントヴルムは立ち上がり、バハムートフォームにチェンジした。すると、バハムートフォームに電流が流れ、『リントヴルム・バハムートエレクトリック』になった!どうやら博士はこの戦いの前に高出力電子レーザーをバハムートフォームのパワードスーツにも注入し、強化していたのであった。
宗麟「ヴァネッサ…あまり地球の技術も侮ってもらっちゃ困るぜ…これが人間の底力だ!」
リントヴルムはリンドレイクにまるでさっきまでの劣勢が嘘のようにラッシュを叩き込み、追い詰めていく。そして、必殺技の『ドラグーンエクシードブレイブブラスター』でリンドレイクを吹き飛ばした。変身解除され、ヴァネッサは倒れ伏した。
ヴァネッサ「私の…負けか。仕方ない。我々のNightmare matterを譲渡しよう。」
宗麟「いや、俺ももう少しで負けそうだった…それにお前から学ぶこともあったぜ。立てるか?」
ヴァネッサはフッと微笑み、宗麟から差し出された手を握ろうとする。しかし、その時だった。
ヴィヴィル「宗麟、危ない!」
蒼鬼「姐さん、伏せるんだ!」
ヴィヴィルと蒼鬼がほぼ同時に飛び出し、ヴィヴィルはバリアを、蒼鬼は槍で何かを弾き返した。それは何と銃弾であった。気がつくとこの争奪戦が行われた工場地帯は…煉光財閥の武装集団やネオ・キマイラに包囲されていたのであった。
(続く)