スナイプvsアマゾンアルファ ―狩人ノ哀歌― 作:さかきばら けいゆう
廃病院を根城とする傲岸不遜な闇医者。非合法な医療行為を生業としている。
かつては聖都大学附属病院に勤めていた放射線科医であり、電脳救命センター(CR)で初めて仮面ライダーになったドクターだった。しかし衛生省からの命令を無視した独断専行と、その結果として患者である百瀬小姫のオペを失敗し、消滅させてしまった事実を理由に医師免許を剥奪される。
再入手したゲーマドライバーとライダーガシャットで再び仮面ライダーの力を手に入れて以降は、バグスターのみならず他のライダーも敵視して勝負を仕掛けていたが、その裏には「未来あるドクターを自分のようにしたくない」という思いがあった。だが彼らとともに檀黎斗を倒してからは、以前ほどCRのライダー達に敵対的な態度をとらなくなっている。
昼夜を問わず飲酒を繰り返す、豪放磊落な無職。恋人である七羽の世話になっている。
しかしその実態は、かつて自分が野座間製薬の研究員だったころに作り出した人食い生物アマゾンを、一匹残らず皆殺しにする為、自らもアマゾンとなった危険人物。また「自分で殺したものしか食べない」などのルールを自らに課しており、パートナーの七羽からその在り方を「野生」と称されている。しかしアマゾンに敵対的な悠やマモルのようなアマゾンは敢えて生かしておくという冷静な判断を下す知的な面も持っており、アマゾンならば問答無用で殺戮するというわけでもない。また、野生化したアマゾンを約二年間にわたって狩り続けており、その経験から戦闘力・判断力は高度に洗練され、研ぎ澄まされている。
年収一億の天才プロゲーマー。
とある事情から大我の医院に入り浸るようになり、大我とは患者と主治医の関係を築いている。勝気でワガママな性格で、事あるごとに大我とケンカばかりしている。また、「失うものの無い自分だけが戦えばいい」と自ら孤独であろうとする大我に、どこか違和感を感じている。
仁のパートナーである謎の美女。仁に救われた過去を持ち、現在は仁のアマゾン殺しを様々な面からサポートしている。しかし一方で、「可哀そうだから」という理由だけで悠にスペアの<アマゾンズドライバー)を与えるなど、掴みどころの無い不思議な側面を持った人物でもある。苛烈な一面も持っており、必要とあらばジープで戦場に突撃したり、野座間製薬本社へ変装して潜入したりもする。
野座間製薬の重役、水澤令華によって作られたアマゾン。水澤家の邸宅でずっと籠りきりの生活を送っていたが、ひょんなことからアマゾンの本能が覚醒。鷹山仁や泉七羽らの導きの末、アマゾン狩りを生業とする野座間製薬の子会社ノザマペストンサービスの実働部隊「駆除班」に参加することとなる。基本的に穏やかで物静かな青年だが、強烈な闘争本能と食人衝動を内に秘めている。食人衝動については抑制剤で抑えられているものの、一度スイッチが入ると理性を喪失して暴走してしまうという悪癖を持つ。また、出会った当初の軟弱な態度を、七羽から仁と対比して「養殖」と称されたこともある。
駆除班のリーダー。警視庁の特殊部隊に在籍していた経歴を持つ。
離れて暮らす息子の医療費を稼ぐため、駆除班に参加している。悠のことを一時は危険視していたが、現在はとりあえず和解。班の仲間として認識している。
物静かな駆除班の運転手兼狙撃手。警視庁時代からの志藤の部下。
母親の介護に必要な費用を稼ぐため、駆除班に参加している。態度には出さないが、人一倍情に厚く、仲間を大切に思っている。
駆除班の紅一点。空手の達人で、アマゾンにも果敢に格闘戦を挑む。
養護施設で育った過去を持ち、施設の経営を助けるために駆除班に参加している。乱暴な性格で毒舌家だが、心優しい一面を持つ。
おしゃべりな駆除班のムードメーカー。主に駆除活動中の野次馬対応などを引き受ける。
元は詐欺師であり、その頃に作った莫大な借金を返済するために駆除班に参加している。悠のことを「ぼっちゃま」と呼ぶが、本人には嫌がられている。
マモル/モグラアマゾン
野座間製薬が脱走したアマゾンを駆除するために新造したアマゾン。十代の少年のような容姿をしているが、モグラをモデルにしたグロテスクな怪人に変身する能力を持つ。その誕生経緯から、現在は駆除班に所属し、主力として活躍している。純粋無垢な性格で、言動も子どもそのもの。その人柄から、班内で最も早く悠と打ち解けた。好物はハンバーガー。
また、駆除班を「チーム」と認識しており、その結束を誰よりも大切に思っている。班のマスコット的存在。
野座間製薬の特殊研究開発部長。公の場ではもちろん、娘の美月に対しても厳しく接する、厳格な人物。アマゾン細胞を使って生み出した息子・悠に対して異常な執着を示す。
五年前、ゲーム病を患っていた女子大生。当時唯一の仮面ライダーだった大我がオペにあたるが、失敗。小姫は消滅し、大我にとって忘れられない人物となった。