とある学生の日記   作:軍勢

12 / 58
長き出張期間が終わった!
私は帰ってきたぞぉおおおおお!

と思ったら家族に風邪うつされた。
インフル疑惑があったから戦々恐々だったぜ…


11

&月α日

 

今日はレオナルド達と訓練をした。

 

配下…いや仲良くなった魔獣だから仲魔の方が良いのか?

なんかデビルサ○ナーとか女○転○っぽいけど間違ってないと思う。

 

兎も角、レオナルドとその初めての仲魔であるスライムに対しての特訓が今日の内容だ。

 

因みに特訓の内容はひたすら基礎訓練。

指導は俺と、この間のレオナルド達を見た後でKOBUSHIで語り合ったラージャン。

 

KOBUSHIを交えて仲良くなった俺とラージャンを見て曹操達が更に頭を抱えて唸っていたが、

いやお前らも頑張れよ!熱い思いをKOBUSHIに込めて殴りあえば分かり合えるから!

と言ったら『出来るか!』と怒られた。

 

分かってくれたのはレオナルドを含めて三人、ヴァーリと美候だけだった。

うぅむ、どうやれば彼らにも分かってもらえるのか…まぁそれは追々考えようと思う。

 

あと特訓の結果だが、スライムとラージャンの間に師弟関係っぽいナニカが出来ていた。

強いて言うなら『親方さまぁあああッ!』『スライムゥウウウウッ!!』って感じで。

 

レオナルドが僕もやるべき?と聞いてきたが止めさせた。

流石にアレまで行くと曹操達がマジ切れで襲ってきそうな気がするしな!

 

 

 

まぁちょっとだけいいかもと思ってしまったのは内緒である。

 

 

 

 

 

 

 

 

&月β日

 

吸血鬼が現れた。

 

残念な事にURYYYYYYYYとは言わなかった。

他にも、時とか止められる?運命とか操れる?きゅっとしてどかーんは?登校地獄って呪いに掛った真祖は居るのか?固有結界とか空想具現化は?と聞いてみたがそんなものは無いと言われた…なんだつまらん。

 

結局襲ってきたので波紋の代わりにHAKKEIをプレゼントフォーユーした…HAKKEIが相変わらず万能だった。

動きが止まったのでそこに追撃のハートブレイクショットで更に動きを止める。

 

ある意味これも『時よ止まれ』か?

 

ここから定番ネタのオラオラのラッシュをしてもよかったのだが、今回は連撃よりも威力を重視。

花山薫理論での『メガトンパンチッ!』を発動、顎を打ち抜き見事に脳を揺らした結果、相手は気絶した。

 

ぶっちゃけ不死身って殺す以外の方法で無力化すればいいだけじゃね?

 

 

今回は簀巻きだけでは不安だったので何か無いかと探してみれば前のモンハンパニックの時の捕獲玉があった。

 

結果は問題なく捕獲に成功、吸血鬼ゲットだぜ!

 

 

 

でも正直扱いに困るので曹操に任せようとしたらゲオルグが掻っ攫って行った。

丁度丈夫な実k…ゲフンゲフン!体の丈夫な協力者を探していたとの事で大層喜んでいた。

 

そして俺達はそんなランラン気分で研究室に向かうゲオルグを茫然と見ているしかなかった。

 

 

ゲオルグェ…

 

 

 

 

 

 

&月γ日

 

ゲオルグの研究室から絶叫が聞こえるとか。

 

吸血鬼を捕獲したボールを持って行ってからというもの日夜ゲオルグの研究室から響いてくるとの事。

因みに子供たちの居る所からはかなり離れている為そっちは問題ないらしい。

 

なんか『らめぇえええ!』、『とかって!とかってなんだぁあああ!!』、『フフフ、いっそ殺せ!』なんて叫び声なんだトカ…

そろそろゲオルグの研究所に突撃を掛けるべきかと真剣になって話し合ったが、

最近のマッド化具合を見るに研究室がどんな魔窟と化しているのかが考えただけで恐ろしいと尻込み。

最悪捕まって実験体にされそうな気がしなくもないトカ…

 

お前ら仲間だよなッ!?

 

結局一向に進展しないので全員の尻を蹴飛ばして強引に連れて行った。

 

まぁこっからは話が長くなるので色々省略、強いて言えばミノタウロスが出そうだった。

 

あと結果から言えば吸血鬼は生きていた。

「緑色の怖い」とか「メタリックは…メタリックはらめぇええ」とかブツブツ言っていたが…

 

結局ゲオルグがやってたのは新しい栄養ドリンクの開発だったらしい。

まぁ色が毒々しいパープルピンク色だったりしたが取り合えず人間が飲めるまでは漕ぎ着けたとはゲオルグ談。

いやぁ吸血鬼君が居てくれて助かったよとニコニコしていた…吸血鬼が真っ白だったのはそれが原因か。

 

その人間が飲めるまでと言ったソレを飲んだジークフリードはそのままぶっ倒れたが。

気絶した後も全身が硬直したままとか…俺も初めて見たぞ。

 

それから2時間の気絶の後、体は絶好調になったらしい。

だが、その代り精神には深い傷を負ってしまったトカ…

跳び上がる様に眼を覚まして先ず行ったのが一心不乱に水で口を濯ぐ事からもその味の凄さが分かる。

 

 

他の皆も飲む?と聞かれたが全員首を横に振ったのは当然の事である。

 

 

あと人間=餌と考えて見下していた吸血鬼は人間恐怖症を発症、だがマッドからは逃げられないという悲しき状態になっていた。

 

前に逃げようとしたらゲオルグが不意に『ドリルって良いよね』と独り言をポツリと零して以来怖くて逃げられないんだトカ。

 

流石のゲオルグも人体改造はしない……と思いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

&月ε日

 

秋に駒王学園との合同競技大会に先駆けてちょっとした交流戦を行った。

 

まぁやったのは生徒会と1チームだけだけど。

上位チームは駒王学園に行けるという特典を掲げた時の男子達の争いは熾烈を極めた。

人が吹っ飛ぶ、バットが砕ける、ボールが破裂する、等々色々あった。

燃えるのは良いが備品の耐久力は見極めてやれと…教師陣が涙目だったぞ?

 

で、そんな争いを勝ち抜いた精鋭達が今回生徒会に同行した訳だ。

俺?俺は補欠扱いで別枠、最終兵器はここぞという時に出すものなのだよと会長は悪巧みの顔をしていた。

お蔭で男子の嫉妬の視線が痛かったが皆口々に最終兵器なら仕方ないと納得していた。

 

俺への認識って最終兵器なのかッ!?

 

まぁそんな訳で俺も駒王学園に行った訳だ、まぁ俺が出る事って今回無かったけど。

俺との特訓を乗り越え、更に学園での闘争を勝ち抜いてきた男子チームは正に精鋭。その凄まじさは支取会長達の顔が引き攣ってた位だ。

 

見ていた駒王生曰くドッジボールならぬ弩血暴流だったとか。

 

まぁ色々な事があったが結局最後には双方共に熱い握手を交わして終わった。

スポーツマンシップに則った素晴らしい光景だった。

 

 

最後支取会長に彼らは何者?と聞かれたのでOTONAを目指すKODOMOと答えた。

なんか訝しがられたが本当の事なんだから仕方ない。

 

 

 

 

 

 

&月ζ日

 

あの白髪神父に襲撃された。

 

二度も警察署に放り込んだのにも関わらず何故外でこうやって狂気…いや凶器を振り回すのか。

 

何やら派手な剣を自慢していた、手に持ってるのはエクスカリバー…エクスカリバー……なんとからしい。

エクスカリバーはエクスカリバーじゃないのか?なんかパチモン臭く聞こえるのは気のせいだろうか。

 

兎も角、今回の白髪神父の得物はそのエクスカリバー(仮)だった。

しかしエクスカリバーに使用者を加速させる能力なんてあったか…?

まぁジャンヌさんと手合せしているからあの程度の加速は別に脅威にはならんかったけど。

 

ただ白刃取りしたら痛かった…というか熱かったな。

なんていうか…出来立ての石焼ビビンバの石皿を触った位に。

 

お蔭で手が赤くなった、あ~ヒリヒリする…

同時に曹操が襲撃してきた時槍掴んで同じ事になったのを思い出した…成長してないなぁ俺。

 

まぁそれやった後頭突きで倒したが。艦長の直伝の頭突きは流石の威力だと我ながら感心。

取敢えずいつもの如く気絶した白髪神父を簀巻きにした後警察署に向かってジャイアントスイングでダイナミック輸送した。

 

力加減的に若しかしたら窓を突き破ってるかもしれないが、まぁ二度もあんな危険人物を逃したんだから勘弁して欲しい。

 

で、今回の戦利品としてエクスカリバー?を没収させて貰ったが…なんか持ってると地味に痛い。

例えるなら真夏の直射日光に焙られたポールを掴んでるみたいな感じで…

 

どうやら俺には『装備できない』類の武器らしい。

白髪神父は良くて俺はダメな事にちょっとショックを受けた。

 

 

……ゲオルグに研究材料として進呈しようかなコレ。

 

 

 





ゲオルグのマッドサイエンティスト化が止まらない
人間が飲めない味の栄養ドリンクって一体なんだろうね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。