第十七話 新たな光り
クーデリアが地球に降りてから数ヶ月が経過しようとしていた。地球と火星の情勢も少しずつ、でも確実に変わり始めている。一連の事件によりギャラルホルンの統率力も弱まり、マグギリス率いる地球外縁軌道統制統合艦隊が火星圏を監督するようになったが、以前よりも海賊などの活動が目立つようになった。
鉄華団は火星に戻った後、クーデリアの仕事を完遂した事が実を結び着実に名を広めている。広い敷地で農場を営みながら、頻発する海賊からの護衛の仕事を請け負っていた。
悪魔と呼ばれた機体に搭乗する三日月・オーガスは今も宇宙の片隅で戦っている――
「明宏、そっちは任せるよ。俺が前に出る」
「あぁ、任された! 行け、三日月!」
ペダルを踏み込む三日月はバルバトスのメインスラスターを全開にして宇宙空間を突き進む。エドモントンでの戦いで損傷したバルバトスを改修した機体。
脚部はハイヒール状にされ地上での動きも重視した設計。サイドスカートには元々はなかったブースターを装備し機動力を向上させ、肩には鉄華団の赤い華のマークを模った装甲が装備されている。腕部には二〇〇ミリの小型砲が両腕にマウントされ、マニピュレーターの先端にも鋭く尖った白い装甲を被せる事でクローのようにして攻撃できるように変えられいた。
そしてそのマニピュレーターが握るのは機体の半身程はありそうなバスターソード状のメイス。バルバトスと三日月に合わせて作られた武器、ソードメイス。
現代の技術で甦った悪魔の名はバルバトス・ルプス。
「行くぞ……」
『白い奴が……悪魔が来る!?』
相手は宇宙海賊の『夜明けの地平線団』。汎用モビルスーツのガルム・ロディに乗るパイロットは急速に迫る悪魔に体が震える。
その一瞬が命取り。通り抜けざまにソードメイスを一閃しコクピット部分を一撃で叩き潰す。味方が倒されるのを見て周辺の味方部隊もバルバトスに注意を向ける。が、後方からの砲撃がそれを許さない。
明宏のグシオンが構えた四本のロングレンジライフルの射撃が敵を正確に捉える。
「ここは俺が任されたんだ、意地でも行かせるかよ!」
ライフルを構える明宏のグシオンも同じく改修されている。グレイズ・アインとの戦闘で損傷した装甲を修理するだけでなく、外装や装備を大幅に変更した。
以前とは違い角ばった装甲、ツインリアクターのエネルギー伝達を向上させるだけでなく防御力もアップ。シールドはシザーシールドに変更しリアスカートにマウントされている。
両マニピュレーターと背部から展開する二本のサブアームでロングレンジライフルを構え、頭部のギミックを閉鎖しモノアイを展開する事で長距離の相手でも精密な射撃が可能。そして阿頼耶識システムと合わさる事で直感的な動きで瞬時に狙いの修正もできる。
ロングレンジライフルの砲撃が一機、また一機と敵機を撃ち落とす。
「うおおおォォォッ!」
操縦桿のトリガーを引きまくる明宏。連動してグシオンも握るロングレンジライフルから弾丸を絶え間なく発射する。グシオンの射程圏内に入るモビルスーツは無差別に砲撃の餌食。強力な弾丸が一撃でナノラミネートの装甲を砕く。
力無く浮くモビルスーツの残骸。
「弾が失くなるまで撃ちまくる!」
「どうなってんだ、コイツ!? 散開して左右から挟み込め!」
「このグシオンならやれる! 新しくなったグシオンリベイクフルシティ……テメェらなんかに負ける気がしねぇんだよォォォッ!」
命令に従い正面のロングレンジライフルの射程外から二機のガルム・ロディで挟み込む。ライフルの銃口を向けトリガーを引きながら接近。
左右から飛来する弾丸にペダルを踏む明宏。メインスラスターで回避行動を取りながらまずは右に視線を向ける。強固な装甲で相手の弾丸を数発受けながら四本のロングレンジライフルのトリガーを一気に引く。
激しいマズルフラッシュと同時に弾丸が発射されガルム・ロディに直撃する。
「そ、そんな!?」
「後ろからも来る!」
グシオンの砲撃を受け四脚がちぎれ飛ぶガルム・ロディ。目の前の敵が戦闘不能になったのを見た明宏は振り返ると右腕を掲げた。そこには既に片刃のブレードを振り上げるもう一機の敵。
フルパワーで振り下ろされるブレードをライフルの銃身で受け止めた。
「もう少しの所をッ!」
「どうせ弾は少なかったんだ。うらぁッ!」
攻撃を受け使えなくなった武器を捨てマニピュレーターで相手の胸部を殴り付ける。激しい衝撃がコクピット内のパイロットを襲う。
「ぐぅぅッ!?」
「これで終わりだ!」
もう片方のライフルも投げ捨てリアスカートの大型シールドにマニピュレーターを伸ばす。グシオンリベイクの頃から装備していた大型シールド。だが、フルシティへの改修と共に大型シザーシールドに変更された。
ニッパーのように巨大な武器へとシールドが変形する。巨大な刃が敵機の胴体を挟み込み、両腕の力を入れると装甲をへこませ、フレームをへし折りながら左右の刃が中央に向かう。
「う゛ッ!? だ、脱出ポットも動かな――」
バチンと刃が閉じる。機体は胴体から分断され上半身と下半身に分かれた。同時に中のパイロットも潰され、残る上半身は力無く無重力の空間を漂っていく。
「モビルスーツを真っ二つにしやがった。新しいグシオンはやっぱり凄え……でも、使ってる間はどうしても動きが止まっちまう」
操縦桿のトリガーを引きサブアームに握らせたロングレンジライフルから弾丸を飛ばす。前方から新たに向かって来たガルム・ロディの頭部が吹き飛ぶ。
生まれ変わったグシオンリベイクフルシティと明宏の技量が合わさり海賊のモビルスーツ部隊など目ではない。
そうしている間にも三日月のバルバトスも敵艦のすぐ目の前まで接近していた。
「オルガには殺すなって言われてるけど……」
言いながらトリガーを引き、両腕の二〇〇ミリ小型砲を連続して発射し敵強襲艦の機銃の一つを撃ち落とす。
残る機銃がすぐさまバルバトスに銃口を向け無数に弾を発射するが、ペダルを踏む三日月は機体を縦横無尽に動かし砲撃を容易く避けていく。
「また機体が出て来た。さっきまでのとは違う奴」
ハッチから出撃するのは三機のモビルスーツ。逆関節の脚部は細身でボディー全体で見ても軽量だ。
しかし頭部はブロックのように角ばっておりコクピットにもなっている為、装甲が分厚く作られている。防御力の低い機体であるユーゴー。三機の中心の機体に搭乗するのは三日月達が戦う海賊の頭、サンドバル・ロイター自らが戦場に出た。
「使えるヒューマンデブリは全て出せ! だがな、白い奴を叩くには邪魔だ!」
指示の飛ばすサンドバル。その間に左右のユーゴーがバルバトスに向かって動き出す。ライフルの銃口を向けトリガーを引く。
「アレが鉄華団の悪魔だなんて呼ばれてるモビルスーツか?」
「所詮は虚仮威しだろ? 俺らのコンビネーションに敵う物かよ」
弾丸を飛ばしながら接近する両機。三日月のバルバトスも回避行動を取りながら両腕の小型砲で応戦した。阿頼耶識で繋がっているバルバトスの反応速度は早く敵の攻撃など寄せ付けないが、ユーゴーの機動力と運動性能も高く射撃戦ではどちらにも軍配が上がらない。
相手の動きを目で追いながら三日月は操縦桿を動かす。
「アイツらは早くて面倒だな。ちょっと腹も減ってきたし……さっさと終わらせるか」
鋭い視線を向ける三日月。バルバトスは背部のソードメイスを掴み、リミッターを解除したツインリアクターが唸りを上げツインアイが赤く光る。
同時に後方のイサリビから通信も届く。モニターに映し出されるのは艦長シートに腰を下ろし深緑のジャンパーを着るオルガの姿。
『ミカ、エイハブ反応を探知した。その中央の機体がサンドバル・ロイターの機体で間違いねぇ。ソイツだけは生け捕りにするんだ』
「わかった。他の奴はやっても良いんだよね?」
『あぁ、全力でぶっ潰せ! 頭を捕まえればこの仕事も終わりだ』
「行くぞ……バルバトス!」
ペダルを踏み込みメインスラスターを全開にして悪魔が本領を発揮する。縦横無尽に動き回り敵機の弾丸を避けながら、瞬時にユーゴーの一機に肉薄した。
「早い!? このスピードは?」
「はァァァッ!」
ソードメイスで袈裟斬り、敵機の右腕に刃を叩き付ける。衝撃にマニピュレーターからは握っていたライフルが離れ、更には右肩関節フレームにまでダメージが及ぶ。
しかし体制を整える暇さえ与えず、ソードメイスによる連続攻撃がユーゴーを襲う。振り払い切っ先が左腕のマニピュレーターを吹き飛ばす。
「コイツ違うぞ、普通の機体と! スピードもパワーも!?」
「お前は消えろよ」
バルバトスは両腕を振り上げ鉄塊を股関節にぶつける。両脚部までも正常に動かなくなり、衝撃に機体が打ち上がった。スラスターを吹かしバルバトスも上昇するとソードメイスを頭上にまで振り上げフルパワーで頭部に叩き付ける。
轟音と共に角ばった硬い装甲が一撃でひしゃげ、ダメ押しに左手のクローでモノアイを突き刺す。敵機が完全に動かなくなったのを確認すると蹴り飛ばし、もう一機に狙いを定め再びペダルを踏む。
目で追うのもやっとな程に早すぎるバルバトスのスピード。そんな相手に致命傷を与えるなど至難の業。ひたすらトリガーを引き続けるが弾が当たる事もなく、肉薄するバルバトスは再びソードメイスを振り降ろす。
「う゛、うあああぁぁぁッ!?」
「邪魔だ……」
袈裟斬り、斬り上げてまた袈裟斬り。装甲の薄い胴体はそれだけでフレームも粉砕され戦闘継続は不可能。振り払いマニピュレーターのライフルを弾き飛ばし、切っ先で頭部のモノアイを突いた。
刀身が突き刺さり、これも脚を使って蹴り飛ばし引き抜く三日月。一瞬の内に二機を倒すと本命である最後の一機に赤く光るツインアイを向ける。
「殺さずに捕まえないとダメなのか。面倒だな」
「あの二人がやられただと? 三分も保たずにか!?」
「残ってるアンタを倒せば終わりだ」
「舐めるなよ! この程度の修羅場など何度も潜り抜けて来たわ! 死ぬのは貴様だ、鉄華団の悪魔め!」
火星圏で活動する海賊、『夜明けの地平線団』の頭であるサンドバル・ロイターは無骨な手でヘルメットのバイザーを上げ操縦桿を握り直すと力一杯ペダルを踏み込んだ。
サンドバル用にカスタムされたユーゴーは背部から接近格闘用のショーテルを両手に持たせ、サイドスカートのアンカークローを射出。
高速で飛ばされるアンカーだが、三日月はちらりと視線を向けるだけでこれを避けワイヤーをマニピュレーターで掴み取る。そして無造作に引っ張り上げた。
「馬鹿な!?」
「すぐに終わるよ」
「舐めるなと言った!」
自らが発射したアンカーに引っ張られ肉薄するユーゴーとバルバトス。敵目掛けてソードメイスを振り降ろす三日月だが、サンドバルの反応も早い。両手でショーテルを構え攻撃を受けようとする。が、リミッターを解除したバルバトスに正面から対等に戦えるモビルスーツなどいるのだろうか。
「もう良いよ……行くぞ……」
「なんだぁ!?」
「沈めよ……」
パワーの差が違い過ぎる。振り降ろすソードメイスをショーテルで受け流そうとするもマニピュレーターから離れてしまう。すかさず斬り上げるバルバトス。
だがサンドバルも幾度も修羅場を経験した男。スラスターから青白い炎を噴射し後退するとバルバトスの一撃を避ける。そのまま左手のショーテルで袈裟斬り、横一線。
それでも攻撃は虚しく空を斬る。
「い、居ない!? 動きが見えない?」
「潰れろ!」
「終われるものかよッ!」
振り返ればそこにはソードメイスを構えるバルバトス。残るショーテルを両手で掴み、迫る刃をフルパワーで振り払う。鋼と鋼が衝突し激しい火花を上げた。
衝撃に一瞬姿勢が崩れるが、三日月はそんなコンマ一秒にも満たない隙であろうと逃さない。
武器を左手に持ち換え、右マニピュレーターで思い切り頭部を殴った。
「ぐおおおォォォ!?」
「これなら……」
衝撃に流される機体をメインスラスターで減速させる。けれども見上げた先ではまた、ツインアイを禍々しく輝かせるバルバトスがそこに居る。
ソードメイスは防御するユーゴーのショーテルを押し返し右腕を根本からへし折る。間髪入れず左手のクローを突き立てる。右へ左へ高速で腕を振り払い、鋭いクローが装甲を引き裂いていく。スラスターで一回転し遠心力も加えて最後に胴体を蹴りつけ、激しいGに姿勢制御も取れないサンドバル。流されて行くユーゴーは強襲艦の甲板に激突しようやく動きが止まる。
歯茎から血を滲ませながら食いしばるサンドバル。まだ闘志は失っておらず、モニターに映るバルバトス目掛けてトリガーを引いた。
側頭部に四門備えられたロケットランチャーから弾頭が発射されるが、バク宙して回避するバルバトスはそのまま甲板上のユーゴーを踏みつける。
「こ、殺すか?」
「アンタはオルガに殺すなって言われてる。でもそのモビルスーツは壊すよ」
ソードメイスを背部にマウントさせマニピュレーターを伸ばし角ばった頭部を掴む。そして力任せに左へ捻る。
フレームが悲鳴を上げ、唸りを上げながら時計回りに回転していく。
「うお゛ぉおお!? く、空気が漏れる!? バイザーを! 酸素が漏れる!?」
「ふぅ……これなら良いか? オルガ、終わったよ」
ねじ切られた首、ユーゴーは頭部と胴体とが引き離されていた。サンドバルが捕まった事で戦闘も終わり、バルバトスのツインリアクターも出力を下げツインアイからも禍々しい光りが消える。
///
――火星時間〇九二五――
クリュセ郊外にある鉄華団の基地では新たに入団した組員達がトレーニングに励んでいる。雑草の一つも生えていない赤い大地の上をただひたすらに走っていた。
その中の一人、バサバサした栗色の髪の毛を揺らしながら気だるく態度で走り込むのはハッシュ・ミディ。
「オイ、俺達いつまでこんなことしてりゃ良いんだ? もう一ヶ月以上も仕事らしい仕事をしてねぇぞ?」
「しょうがないよ。実働部隊は宇宙に出てるし、他の団員も農園仕事かモビルスーツの訓練ばっかりだ」
ハッシュに答えるのは隣で走る大柄の男、デイン・ウハイ。
「だからそれが納得できねぇんだよ。確かに俺らは新米だけどよ、あんな子供でもモビルスーツに乗ってんだぞ?」
「それでも重機の代わりみたいなことをしてるけどね」
「毎日毎日ただ走ってるだけに比べたらマシだろ」
デインの言う通り、名瀬のタービンズを経由して新しき調達したモビルスーツ『獅電』はマニピュレーターを使ってコンテナや資材を運んでいるだけ。
コクピットで操縦するライド・マッス。オレンジ色の髪の毛でまだ声変わりもしていない少年。
「何で俺まで雑用なんだよ~? 折角モビルスーツがあるんだから三日月さんや明宏さんみたいに戦わなきゃ意味ねぇし」
『ライド、聞こえてるぞッ!』
「げぇッ!? ヤバッ!」
急いでコンソールパネルを叩くが遅い。モニターには青筋を立てるノルバ・シノが怒鳴り声を上げる。
『そうやって抜けてる所がある内は実戦になんて出せる訳ねぇだろッ! まだ文句垂れるなら自分の手で運ばせるぞ、良いのかッ!』
「は、はいッ! すんません!」
ライドが怒鳴られながらモビルスーツを動かしている事など露知らず、ハッシュとデインは走り込みを続けていると肩で息をしながらグロッキーになる同期と横並びになる。
「周回遅れだぞ、大丈夫かよ?」
「ぜぇ……ぜぇ……しょうがねぇだろ。体力が……ねぇんだよ……」
「そんなので良く入団したな?」
「うるせぇ……俺の勝手だろ……」
ハッシュに反抗するのは同期のザック・ロウ。黒髪のリーゼントを揺らしながら少ない体力と気力で何とか歩を進めている。立ち止まらないのは最後の意地だ。
「さっきの話……聞こえてたぞ。ハッシュ、お前じゃまだモビルスーツのパイロットは……ハァ……無理だよ」
「何でお前にそんなこと言われねぇといけねぇんだ!」
「鉄華団の悪魔……知らねぇのか? 鉄華団にはバケモンみたいに……それこそ悪魔なんじゃないかって……ハァ……言われてる白いモビルスーツが居るんだ。バルバトスとグシオン……鉄華団最強の二機だ。ハァ、戦力も不足してないみたいだし……」
「その二機が居る間は素人なんて要らないってか? クソ……このまま走り込みしてたんじゃ何の為に入団したのかわかんねぇじゃねぇか。せめてあの透明のモビルスーツが使えたら……」
「透明のモビルスーツ?」
「地下の格納庫に行った時に見た。最初はガラスか何かの作り物かと思ったけどよ。あるんだよ、地下に透明なモビルスーツが。でもダメだった、こっそり乗ってやろうと試したけどハッチも開かねぇ」
「ソレ……やっぱ彫刻か何かじゃね?」
「本当にモビルスーツだよ!」
///
その頃、ベルリもまた火星に居た。
クーデリアの地球での活動が終わった後、共に火星の地まで戻って来た。クーデリアは名声を博した事で今までよりも活動がしやすくなり、自身の名で起業し活動の場を広めている。
ベルリはクーデリアの会社に身を置き、今はバックパックを背負い赤い大事を踏みしめていた。
「よっと! これだけ歩いてもまだ半分も行ってないのかぁ。火星の山は大きい!」
タルシス地域の北西に位置するのは標高が二六〇〇メートル以上あるオリンポス山。山頂の大きな凹み地であるカルデラは日本の富士山が埋まってしまう程。
ベルリはクーデリアの元を離れ、今はひたすらに山を登っていた。元居た地球への戻り方は以前としてわからないままだが、それに落胆する事なく地に足を付け今の環境を行きている。
「僕は! この火星と新しい世界を見るぞぉぉぉッ!」
大声を上げ肺に新しい空気を入れるベルリは赤い大地を歩いて行く。
ベルリです!
着実に変わりつつある火星の情勢の中で、僕は山を登って居た。そんな中でクーデリアさんは鉄華団の元へ仕事の訪問をする。けれどもそこに訪れるのは彼女だけではなかった。
金色のマスクを付ける男の正体は、僕達にも関わりのある男……
次回、鉄血のレコンギスタ――モンターク、現る!――
次の話も見て下さい!