仮面ライダー。
その単語は戦兎も耳にしたことがある。以前一夏と試合した際にも、彼もその言葉を口にしていた。
人々の自由を守る為に、人知を超える怪物たちと戦う戦士の称号。何年前からいて、何人いるのかは不確かだが、仮面で素顔と正体を隠して生きる彼らのことは都市伝説として今も語られ続けている。
そして戦兎の目の前にいる戦士――グリスは、その仮面ライダーを名乗った。
「仮面ライダー、ね。まさか噂の都市伝説が現れるとは思わなかったな」
「……私が勝手に名乗ってるだけ。そもそも、公に触れ回ってもないし……それに、私はあなたのことも仮面ライダーだと思ってる」
「俺が、仮面ライダー?」
そう言われてビルドは少々面喰ってしまった。
先程も言ったように、仮面ライダーの話題は4月に一夏と行ったことがある。その時は一夏からも同じようなことを言われ、戦兎も戦兎で自身のビルドと組み合わせても語呂が良さそうだという程度の認識は抱いていた。
しかしそれから今に至るまで、実はビルドは自身を仮面ライダーだと公言したことは無い。積極的に広めるつもりが無かったので、世間では相変わらず『ビルド』として名が通ったままだ。
「あぁー、確か俺も初めに聞いた時はビルドに合ってていいなとは思ってたっけ……一夏にも似たようなこと言われたわ」
「……いち、か?」
「あれ、知ってんの?織斑 一夏。まぁ有名だから知っててもおかしくはないか」
1人合点がいったように頷いているビルドを余所に、グリスの雰囲気は徐々に雲行きが怪しくなり始めた。
グリス……簪にとって一夏は自身の専用機を得る機会を失わせた憎い相手。その辺りは大人の事情で事態が動いていたので彼が何かしたというわけではないのだが、彼がそのことを自覚していないだろうということが許し難いのだ。せめて罪悪感の1つでも抱いていればこちらも諸々を汲むことが出来るのだが、あの男は何食わぬ顔を貫き通している。
故に簪は、一夏のことが嫌いだ。
「……別に。色々と文句言いたいことがあるだけ」
「マジかよ。あいつどんな恨みを買ってんだか……あ、なら後で連れてこようか?さっき向こうのモールで会ってさ――」
「必要、無い……!」
ビルドの言葉は遮られ、行われるはグリスの果敢な突進。地を力強く蹴って一気に距離が詰まり、その握られた拳はビルドへと放たれる。
その攻撃を受け流しながら、タンク側のアームでストレートパンチを放つ。が、それはグリスによってガッチリと防がれてしまう。
「今はあなたからこのベルトを守ることが大事……これは絶対に渡せない……!」
「いい台詞だ。感動的だな。だが貰います」
喋っている間は凌ぎ合っていたが、ビルドの方から拳を離してバックステップで距離を取る。すぐに空中にドリルクラッシャーを展開させると、その持ち手を掴んで馴染ませるように一振り。
武器を得たことによって再びビルドはグリスに向かって走り出し、巧みに得物を振り回しながら相手に襲い掛かる。トリガー部に指を引っ掛けることによって回転はスムーズになり、一種の曲芸のようでありながら武器の軌道を読み難くさせる厄介な攻撃となる。
「ふっ……」
対するグリスは焦らず、冷静に立ち向かう。相手に適正距離を与えないように後ろに下がりながら軽い身のこなしで相手の振るう武器を捌いていく。序盤は若干被弾するものの、簪本人の戦闘センスがすぐに場を整えて、ビルドの攻撃を次第に確実に防いでいくようになる。
やがて攻撃の隙を見出したグリスは、ビルドの肩部に裏拳を叩き込んで仰け反らせてみせる。
「うおっ……!」
肩部に衝撃が走るビルドは後ずさる最中にドリルクラッシャーを地面へと差し込むと、それを軸にしてグルリと回転。そこから手を放し、遠心力による加速を得たままグリスに向けて飛び蹴りを撃ち込んだ。
蹴りはグリスの腹部を捉え、その身を数メートル先にまで突き放す。
ジンジンと痛む腹を押さえながら、横転しないよう足裏を地に何度も擦りながら後退するグリス。
その隙を利用してビルドはドリルクラッシャーをガンモードに移行させると、相手との距離を保ちながら光弾を連続で発射していく。
「ふふーん、どうやら遠距離武器の類いは持ってないみたいだな?」
「くっ……嘗めないで……!」
光弾を懸命に掻い潜るグリスは、近場の柱を遮蔽物とする為に勢い良くそこへ横転し、一時的に安全圏を確保する。
銃弾が被弾しない内に、彼女は『とある物』を懐から取り出して、ベルトに挿入されている物とそれを素早く取り換える。取り換えた後、右手でベルトに備え付けられているレンチをグッと下ろし、ベルトのギミックで『とある物』に圧が掛かる。
とある物の正体は……砦のデザインが表面に施されたフルボトル【キャッスルフルボトル】であった。
「それは……!?」
動揺するビルドを余所に、キャッスルフルボトルを使用したグリスの装甲に変化が起こる。両肩部にあるパウチ状の装甲、そこからホットブラウンに近い色の、ゼリーのような物体がボコボコと湧き上がるように噴出し、装甲を覆っていく。
やがてゼリーが固まると、グリスの両肩部には大型の砲門がそれぞれ出来上がっていた。
「ふっ!」
「うおぅ!?」
グリスの掛け声と共に、肩の大砲から砲丸サイズのエネルギー弾が発射される。寸でのところで回避行動を取ったビルドの傍を通り過ぎ、地面に着弾して激しい爆音を巻き起こす。当たらずとも分かる、それはビルドの銃よりも威力の高いものであるということが。
更にそこから連射に移行する。避けたらすぐに次の弾丸が発射される程度のペースで撃ち出され、ビルドも当たらないように正確にそれらを避けていく。
「ったく、厄介だな!」
≪Ready go!≫
回避を続けていく中でビルドは、ゴリラフルボトルをガンモードのドリルクラッシャーに装填させ、その銃口をグリスへと定める。
グリスがエネルギー弾を発射した直後、ビルドも銃の引き金を引いた。
≪ボルテックブレイク!≫
銃口から放出されたのは、先程までの通常の銃撃とは異なり一回り大きなエネルギーの弾丸。ゴリラフルボトルの成分が単純なパワーの引き上げを齎したことにより、弾丸の大きさに反映されたのである。
巨大なエネルギー弾同士がぶつかり合う。僅かな拮抗を起こした後、エネルギーが耐え切れなくなって両者の間で爆発と衝撃波が発生する。
巻き起こる風を対面しているグリスと同様に手で凌ぐビルドは、相手の砲撃の威力の高さに舌を巻く。フルボトルと自作の武器を合わせた必殺技、ボルテックブレイクはフルボトル次第でスマッシュを撃破するに至る程の威力を持つ。先程のゴリラフルボトルもその一枠に加わっており、それを相殺するとなると相手の砲撃の威力は……。
そのように分析していると、グリスの方で新たな動きが。
キャッスルフルボトルを抜き取ると、今度は別のフルボトルをドライバーに装填し始めた。右手側のレンチを掴み、それを下ろしてフルボトルを圧縮させる。
キャッスルに代わる新しいボトルのデザインは、クワガタムシ。
「あれは……剣?」
キャッスルを使用した時と同様、グリスのアーマーからゼリーが噴出する。今度は肩からではなく両掌の噴出孔からで、それぞれ長筒のように湧き上がった後に固型し、彼女の手に収まる。
剣とビルドが呟いた通り、その形状は一般的な刀剣に当て嵌まるものであった。癖の無い直刀で、グリスの両腕にそれが一刀ずつ携えられている。剣が2本となると、まるでクワガタムシの強靭な鋏を表しているようである。
「いや、ほんとにクワガタなんだろうけどさ」
「……急に何?」
「こっちの話」
独り言を耳聡く聞かれていたようだが、適当に流しておいた。
間もなく興味を失したグリスがビルドに対して肉薄を行い、ビルドは迫り来る2本の剣をブレードモードに直したドリルクラッシャーで捌いていく。
「くそ、攻撃が激しすぎるっ」
しかし剣が2本となると、その手数も圧倒的に多い。防ぐことで手一杯になろうとしているビルドはこの窮地を打開すべく、4コマ忍法刀を召喚してドリルクラッシャーと併用を開始する。
2刀流対2刀流。剣と剣がぶつかり合う音が人の気の無い市街地に響く。
その対決に優位な状況を保っているのは、ビルドの方であった。グリスの変身者である簪はどちらかというと近接よりも射撃方面に強い傾向があり、近接が苦手というわけでもないのだが、経験や技術の差でビルドに一歩劣っているというのが裏側の事情。あのまま手数で押し切れていれば問題無かったのだが、ビルドの対応の早さがそれを挫いたのだ。
分が悪いと踏んだグリスは剣を弾いて後ろへと飛び退き、ビルドとの距離を離す。
「くっ……!」
剣を捨て、再びキャッスルフルボトルをドライバーに装填してレンチを下ろす。彼女の肩部にキャノン砲が再度姿を現した。
フルボトルを取り換えて換装を入れ替えるその様子を見ていたビルドは、即座に一計を立て始めた。
「……これはひょっとしたら、あの新しい武器とベストマッチの出番か?」
そう言うとビルドはドライバーに刺さっているラビットとタンクのフルボトルを外すと、腰に取り付けている替えのフルボトルを手にしてそれをシャカシャカ振り始める。そして順番にドライバーに装填していく。
≪海賊!≫≪電車!≫
≪ベストマッチ!≫
ドライバーを回しながらグリスに向かって走り出すビルド。
ビルドの行動に不意を突かれたグリスは、迫り来る彼に向かって砲撃を行っていく。
≪Are you ready?≫
周辺に着弾する砲撃と、それに伴う爆発。
怯む事無く、脚を止める事無く、ビルドは力強く唱える。
「ビルドアップ!」
真正面からエネルギー弾が飛来すると同時に、スナップライドビルダーが前後に展開して弾丸と接触。そして発生する爆発。
巻き上がる爆発の中から、新たな姿となったビルドが飛び出した。
≪定刻の反逆者!海賊レッシャー!イェア!≫
【ビルド・海賊レッシャーフォーム】
右胸部・右腕・左脚がライトメタリックブルーの装甲の海賊ハーフボディで、左胸部・左腕・右脚がライトメタリックグリーンの装甲の電車ハーフボディ。
海賊側の装甲は肩部が砲台を備えた帆船のようなデザインとなっており、6門の砲口が既にグリスに狙いを定めている。他にも右腕を半分程度覆うマントが装着されている。電車側は肩部が遮断機と信号機、腕部が電車を象った装飾となっており、その名に違わない出で立ちである。
そんな新たなるベストマッチフォームに加えて、彼の右手には新たなる武器【カイゾクハッシャー】が握られている。
錨の形をした武器であるが、彼はその下片刃部分を持ったまま先端を前方のグリスに突き付け、シャンク(錨柄)部分に左手を掛ける。まるでその姿は弓を番えているかのようであった。
≪各駅電車ー≫
シャンク部の端を引っ張ると、カイゾクハッシャーから機械音声が発生した。駅内のアナウンスのようで緊迫感が薄いそれではあるが、対峙するグリスの警戒度を強めさせ、次の砲撃に取り掛からせようとする。
その前に、ビルドの左手がシャンク部から離れた。
≪出発!≫
カイゾクハッシャーに取り付けられている電車型攻撃ユニット【ビルドアロー号】が本体から射出され、エネルギー体となってグリスへと襲い掛かる。
突然の射撃に不意を突かれたグリスはそのままエネルギー弾を身体に受け、砲撃を中断させてしまう。
その隙にビルドは、いつの間にか戻っているビルドアロー号を再び所定の位置に引き戻し、再度シャンク部を引っ張った。
≪各駅電車ー≫
≪急行電車ー≫
先程の分に続く新たな機械音声、そしてそれに伴ってカイゾクハッシャーに集まるエネルギーの光が強くなっている。
グリスが拙いと思った時にはもう遅く、次弾は既にカイゾクハッシャーから離れていた。
≪出発!≫
武器に集まっていた光の強さ通り、その威力は初弾に比べて上昇していた。更にエネルギー体が発射直後に分散し、あらゆる方向からグリスへと向かっていく。
回避が間に合わないと判断したグリスが腕を交差させてそれを防御したが、弾丸は彼女の身体諸共弾いてみせた。
衝撃で倒れないように踏ん張るグリス。
なんとか堪えた彼女の眼前には、既にビルドが武器の届く距離にまで迫っていた。
「確かにあんたのその砲撃は威力が高いし、性能も中々だ。双剣の方もそっちの技量が今よりも高かったら俺もかなりヤバかっただろう。……が、それには致命的と言える欠点がある」
「ま、まずっ……!」
ビルドとグリスの間合いは、既に近接武器で戦う際の距離となっている。もしここでグリスが砲を使えば、使用者も余波で巻き添えを食いかねない状況だ。
近接戦闘に切り替える為に即座にクワガタフルボトルを取り出す彼女であったが、それをドライバーに装填することは叶わなかった。
「多分仕様の都合でその2つを同時に展開することが出来ないんだろうな。だからこうして、攻撃手段の切り替え時に大きすぎるラグが生まれるっ!」
ビルドがカイゾクハッシャーを斬撃武器として振るい、フルボトルを握っていたグリスの左腕を狙い、フルボトルを取り零させたのだ。クワガタフルボトルは敢え無く地に落ち、彼女の元から離れるように転がっていく。
「しまった……!」
「(あ、ビルドも大概ラグだらけっていうのは言わないお約束で)」
だって切り替えるモーションがあった方が格好いいし分かりやすいんだもの、とは戦兎の持論。
そんなことを考えながらもビルドはカイゾクハッシャーを振るってグリスに2、3発の斬撃を浴びせ、腹部に蹴りを叩き込む。
短い呻き声を上げて吹き飛ぶグリスを見やりながら、3度目の射撃準備に入るビルド。
≪各駅電車ー≫
≪急行電車ー≫
≪快速電車ー≫
初弾、2撃目よりも長く引き絞る。やはり集まるエネルギーは時間に比例して輝きを増していき、今放てば更なる威力を秘めた射撃を期待出来るだろう。
しかし、ビルドはまだ手を離さない。視界の先にいるグリスが立ち上がる姿を見逃さないよう、ジッと構えを整えている。
そしてグリスが立ち上がった直後、カイゾクハッシャーの放つ光が最高潮に達した。
≪海賊電車!!≫
どこかおどろおどろしいドスを効かせた機械音声がフルチャージを報告。
その言葉を待っていたビルドは、フッと小さく息を吐いた後にシャンク部の方の手を離し、射撃の瞬間を齎す。
≪発射!!≫
これまでのビルドアロー号に加え、武器先端部の海賊船型攻撃ユニット【ビルドオーシャン号】がエネルギー体となって放たれる。
ビルドアロー号よりも大きなユニット、そして2体に増えたという環境下で行われる攻撃。各駅電車や急行電車の時点で射出していた時よりも多大なエネルギー弾幕が展開され、複雑な軌道を個々で描きながらグリスへと迫っていく。
「あ――」
キャッスルフルボトルの効果で迎撃するにも、既に効果が切れていて間に合わない。クワガタも手元に無く、今回未使用のフクロウもこの場を凌ぐ為の能力を有していない。
そして、グリスは――。
―――続く―――
ついにグリス登場……なのですが早速負けイベントを体験。すまん簪ちゃん……ここから徐々にメイン張っていくから……。
実は今回出たグリスは、とある理由で公式のものと比べてスペックが大きく見劣りしています。詳しくは次回以降で明らかに。
更にキャッスル、クワガタ、オウルのフルボトルの使用効果が原作と異なっていますが、この3つのフルボトルはスマッシュへの変身用ではなく、簪(グリス)の武装として取り扱うという、今作品でのオリジナル設定で通していきたいと思っております。
・キャッスル…一定時間、両肩部に強力なキャノン砲を武装。(モチーフは仮面ライダーゾルダのシュートベント{肩Ver.})
・クワガタ…一定時間、2振りの斬撃武器を武装。(モチーフはスタッグハードスマッシュのラプチャーシザース)
・フクロウ…一定時間、自身に飛行能力を付与する。効果中に他の飛行能力持ちのフルボトルを使用することで、飛行性能上昇や特殊能力付与等を齎す。(モチーフは特に無し。強いて言うなら仮面ライダーカリスのフロート)
■海賊レッシャー■
【身長】189cm
【体重】95.8kg
【パンチ力】12.0t(右腕)12.7t(左腕)
【キック力】15.0t(右脚)13.8t(左脚)
【ジャンプ力】39.4m
【走力】2.5秒
―海賊ハーフボディ―
①マリンチェストアーマー:胸部の振動装甲。打撃攻撃を受けると装甲の表層が波打つように揺れ動き、衝撃を拡散・吸収することで受けるダメージを軽減させる。
②BLDボヤージュショルダー:右肩部の船首型ユニット。6門の砲撃装置から頑丈な砲弾やワイヤー付の銛を射出することが可能。
③マルチセイルマント:多機能マント。風の力を推進力に変換し、跳躍中の方向転換や滑空等、空中のアクションを幅広く補佐する。形状変化機能が組み込まれており、海中の物を捕える投網や防護シートに変化する。
④キャプテンラッシュアーム:右腕部。フェイントを混ぜた連続攻撃を得意とし、敵の防御を崩すと共に痛烈なパンチを浴びせることが可能。
⑤BLDパイレーツグローブ:右拳のグローブ。武器の取り回しに長けており、カイゾクハッシャーで斬撃と射撃の混合連続攻撃で敵を攻め立てる。
⑥キャプテンラッシュレッグ:左脚部。フェイントを混ぜた連続攻撃を得意とし、敵の防御を崩すと共に痛烈なキックを放つことが可能。
⑦シークルーズシューズ:左足のバトルシューズ。バランス制御に優れ、不安定に揺れる船やロープの上でも安定して戦うことが出来る。足裏には水上移動ユニットが搭載されており、海上を走ることが可能。
―電車ハーフボディ―
①ライナーチェストアーマー:胸部の多重装甲。装甲列車レベルの防御力を持ち、砲弾が飛び交う危険なエリアを安全に駆け抜けることが出来る。
②BLDフミキリショルダー:左肩部の遮断機型ユニット。伸縮自在の遮断バーでスマッシュの行く手を遮り、逃げ遅れた人々の避難をサポートする。大音量の警報を鳴らし、たじろいだ敵を遮断バーの高速スイングで打ちつけるといったことも。
③デンシャラッシュアーム:左腕部。腕部の動作を補助する駆動システムが施されており、進路上の障害物やスマッシュを押し退けて進むことが出来る。敵集団に密集されて、通勤ラッシュ状態になっても難なく脱出が可能。
④トレインガントレット:左腕部の特殊装置。左腕の攻撃速度を4倍に引き上げる電磁加速装置が組み込まれている。装置を作動させるにはパンタグラフ型の充電ユニットに、周囲の架線などから吸収した電気エネルギーを送る必要がある。
⑤BLDエクスプレスグローブ:左拳のグローブ。電磁加速装置を高稼働させて、電車型の電気エネルギーを纏った電撃車両パンチを繰り出す。
⑥デンシャラッシュレッグ:右脚部。脚部の動作を補助する駆動システムが施されており、進路上の障害物やスマッシュを押し退けて進むことが出来る。敵集団に密集されて、通勤ラッシュ状態になっても難なく脱出が可能。
⑦レールウェイシューズ:右足のバトルシューズ。長距離走行を得意とし、撤退を目論む敵をどこまでも追いかけ続け、消耗させる。足裏の車輪を高速回転させ、キックで敵の装甲を削り取る。