そんな君に   作:秋の月

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台本形式でお送りします。


13話 聖櫻ラジオ(※)

翠「和倉翠と」

 

明音「櫻井明音の」

 

『聖櫻ラジオ!』

 

翠「始まりました聖櫻ラジオ、司会進行役は定期的にやるか未だ不透明だと思っている和倉翠と」

 

明音「続いたら面白そうだな、と思っている櫻井明音です!」

 

翠「しかし火曜日に突然主演して欲しいって言われたから驚きました。この企画なんでもゲストとか呼んだりして実際のラジオの様に振る舞うらしいですよ?今日はゲストの姿見当たりませんが」

 

明音「まあ、今日は初回という事で...ゲスト無し、二人でお送りまーす!」

 

翠「まあ、オーブニングトークもこれ位にして、早速

お便りのコーナーと行きましょう!」

 

明音「今回は事前にお便り集めました!では翠くん読んで」

 

翠「どれどれ...最初のお便りはPN二年C組サッカー男子さんです。お便りありがとう。

『僕の友達はいつも可愛い女の子に囲まれて羨ましいだけでなく、頭も良く運動もできて最早チートだと思います。そのうち異能力を打ち消す右手を手にしそう何ですがどうしましょう』その友達は一体何者なんですかねぇ...」

 

明音「(多分翠くんの事だろうけど)まあ、創作とか読んでるとよく見かけるご都合主義の権化だよね」

 

翠「あー、作者の身の丈に合わない主人公とかも居るよね!この作者とかがそれに当てはまるからね」

 

明音「まあ、二年C組のサッカー男子さんは取り敢えず現実を受け止めて嫉妬し過ぎちゃだめですよ」

 

翠「続いてのお便りです。PNはやみんさんから。お便りありがとう!『私はバンドを組んでいて、音楽を作ったりしているんですが、最近スランプ気味でいいものが思い浮かびません。何か良いアイディアはありませんか?』」

 

明音「スランプに陥ると何にも思いつかないで、更に焦って考えられなくなっちゃうもんね」

 

翠「折角バンドを組んでいるんだ。自分一人で悩まずやっぱり仲間に手伝ってもらう事も必要だと俺は思うな。もしかしたら、それで色んな意見が出て、そのバンドのメンバーの個性が溢れる曲が出来ると思うよ」

 

明音「確かに一人だと限界が来ちゃうからね...いい事言うねぇ」

 

翠「まあな。だから一人で悩まないで身近な仲間に相談から始めよう」

 

明音「お便りは期間も短かったからこれ位しか無かったんだよね。次のコーナー行く?」

 

翠「イントロは作品が小説だから無しになったんだっけ」

 

明音「少しメタい話だけどそうだよ...って事でリアルタイムメッセージのコーナー!」

 

翠「このコーナーは聖櫻学園の皆さんが利用するアプリ『ひとこと』にてハッシュタグ『聖櫻ラジオ』と着いたコメントを読んでいくコーナーです!」

 

明音「じゃあ探してみるね...っとこのメッセージは全て匿名で読ませていただきます。『和倉さん、櫻井さんラジオ楽しんで聴いています!』ありがとうね!」

 

翠「初回放送だけど好評だな...『聖櫻のイキリオタク!』『聖櫻の上条当麻!』『リア充は処す!』誰がイキリだ、誰が鈍感系主人公か...俺はリア充じゃねぇ!」

 

明音「うーん...事実な気がするんだけど...まあいっか。

『和倉君来週の土曜日バレー部の助っ人に来て!』だって翠くん」

 

翠「申し訳ないがその日はバイトなんだ。結構ハッシュタグついてる投稿多いな...『Excelがあれば何でもパパッと出来るんですよ!』なんかバイト先でも似たような人居たなぁ...『番長と拳を交えた感想を!』まず拳を交えてないから」

 

明音「そう言えば聞いてなかったけど、あの後どうしたの?」

 

翠「物凄く接戦だった卓球の試合を終えたらライバルになった」

 

明音「流石翠くん!どんな相手だろうと負けないもんね!」

 

翠「あれは負けるかもしれないと覚悟した...いや、負けても特になにかされる訳でも無いのだが」

 

明音「...どんな感じで勝負がついたの?」

 

翠「お互い満身創痍で、身体が震えて、俺がサーブ

打つとお互い倒れて...サーブが相手コートに入って

何とか勝てた。サーブ権が向こうだったら負けていた激しい試合だったんだ...」

 

明音「そんなに激しい試合だったんだ...」

 

翠「うん。...次読むぞ、『モテる秘訣を伝授して!』

俺はモテているの?そんな気はしないのだが...まあ、強いて言うなら変に格好付けないでありのまま過ごす事じゃないかな?よく分からないけど」

 

明音「まあ翠くんのあれは無意識の素だからね...あまり参考にならないと思うな...。じゃあ次行くね。

『翠くんって設定ではそこそこ運動と勉強が出来るって書いてあるのになんで秀才で運動神経抜群なの?』」

 

翠「作者曰く「気付いていたら筆が進んでいました。今更訂正も出来ません」だそうです」

 

明音「しかし色々メタいなぁ...大丈夫かな?」

 

翠「まあ、創作だし...版権様に迷惑が行かなければ大丈夫かと...でも運動神経抜群かと聞かれたらそうでも無いんだよな...」

 

明音「え?でもあのサッカーは...」

 

翠「あれは普通のサッカーと言うよりは、超次元的な技を放つ奴だから...普通のサッカーやるとそうでもないよ...。それに鈍足でも俊足でも無く、卓球だってあれお互い根気と力技のぶつかり合いだし...力があると運動神経抜群は決してイコールでは無いんだよね」

 

明音「それもそうだね...。次は...『作者って成績は中の上から中の中位だったのに秀才設定書けるの?』」

 

翠「作者がそこで「生まれてきてすいません」って言い始めたんだけど...まあ、身の丈に合うかと言われるとノーとしか答えられないなぁ。公立受験失敗したけど、私立高校行ってこんな青春送りたかったとか、これだけ頭が良かったらなって言う作者の願望と妄想が詰まった作品だから...。作者の周りは華が無いらしいし...」

 

明音「烏合の衆に埋もれているとは聞いたけど...これ以上掘っても仕方ないから...っとそろそろ時間か...それじゃあ一曲流して今日は締めようか!」

 

翠「そうだな...」

 

明音「それじゃあお送りします曲はPN『キノコ』さんのリクエストで『Daydream Cafe』です」

 

翠「心がぴょんぴょんしそうですね」

 

―著作権の都合上表示されません―

 

翠「心もぴょんぴょんした所でエンディングトークと行きましょう。初のラジオ番組でしたけど続くんですかね?」

 

明音「それはリスナーの皆様次第かな。次回を希望してくれる人も居るなら続けていきたいな」

 

翠「まあ、取り敢えずコメント欄とかでリスナーさんのお便りとか待ってます」

 

明音「続きは作者と読者次第と言うことで...って事で締めようと思います」

 

翠「今後会う事があればまた、スピーカー越しに会いましょう!」

 

明音「続くかは今後次第!」

 

―――

 

生放送を終えると、俺は緊張して固まっていた体の筋肉を伸ばして解していた。

 

「翠くんお疲れ様」

 

ペットボトルのお茶を明音が差し入れで持ってきてくれた。丁度喉が乾いていたからとてもありがたい。

 

「差し入れありがとう。明音もお疲れ」

 

今回のラジオ、成功したか判断するのは第三者...。

続くならば俺らはマイクの前で座り、マンネリ化しないように頑張るだけだ...。まあ、少しは楽しかったし、画面越しで皆の気持ちがしれたし...教室で盛り上がっていれば良いなと思いながら、俺は喉を潤した。

 




聖櫻ラジオは続くか未定です。
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