学校のチャイムが鳴る。
このチャイムは午前の授業を終わらせるチャイムである。
生徒らはそれぞれ仲間と昼食を取る為席を離れる。
護衛任務から3日が経った。
俺は弁当を手に立ち上がりいつも通り自分のベストプレイスで......
川崎「比企谷、一緒に食べるわよ」
ボッチで食べる事は出来なかった。
目の前に立ちふさがる川崎。
あの日以来川崎が学校で絡んで来るようになった。
絡んで来ると言っても昼に1回俺のベストプレイスで飯を食う事だけだが昼飯ぐらい1人で食べさせて欲しいものだ。
川崎「なんか言った?」
睨まれてしまった。
八幡「いいや何も....」
冷や汗をかいてしまった。
何故コイツは俺が思っている事を読み取るのか。
まさか俺口にしているのか?
ともかく俺と川崎は昼食を共に取るようになった。
教室を出て行く途中、葉山たちといた由比ヶ浜が哀しそうな目で此方を見ていたが無視して出て行った。
ベストプレイスに行くついでに飲み物を買う事にした。
自販機でマッ缶がある所のボタンを押す。
川崎「アンタそれよく飲めるよね」
八幡「甘党の俺にはコレぐらいの甘さじゃあ満足しないんだよ」
それにこのマッ缶 MAXコーヒーは千葉県の代表飲料。
甘党の俺はこれが一番最高の飲み物だと断言できる。
甘すぎると言うが逆になんでこんな美味しいものを飲めないか不思議だ。
川崎も飲み物を買った所でベストプレイスへ行こうとする。
するとそこに、
いろは「あっ!センパーイ、お久しぶりです!」
あざとさNo. 1の一色 いろはと出会った。
八幡「よう一色それじゃあな」
俺は手を振り一色に挨拶し通り過ぎる。
いろは「えっ!?ちょっ!待ってくださいよ!センパイ!」
一色が俺の左袖を引っ張り無理やり止める。
まだ部室で一度しか話した事ないが俺の脳は今ここでコイツに構ったら不幸が起きると言っている。
八幡「離せ!....俺は今忙しいんだッ!」
いろは「嘘つかないで下さい!こんなに可愛い後輩が話しかけているのですから少しくらいいいじゃないですか!だからいつもセンパイは目腐っているんですよ!」
八幡「いつからお前の後輩になった!それに目は関係ねーよ!」
彼女の発言はツッコミどころ満載だった。
いろは「関係あります!だからセンパイは彼女が出来ないんです!」
まぁ彼女が出来ないのはこの目のせいかも知れないが。
いろは「って、センパイの隣にいる方は誰ですか?」
一色は俺の後ろにいる川崎に気づく。
2人は目と目があったが川崎が「比企谷、この子誰?」と言って来る始末だ。
とりあえず俺は2人の自己紹介をした。
八幡「川崎、こいつは1年の一色いろはで奉仕部の依頼人だ。一色 彼女は同じクラスの川崎 沙希だ」
いろは「こいつ呼ばわりは酷くないですか⁉︎あっ、一色いろはですいつもセンパイがお世話になってます」
いつのまにか一色は俺の左袖を引っ張るのをやめていた。
てかお前は俺の親か。
川崎「川崎 沙希よ、比企谷と同じバイト先で働いてるわ」
おい!ここでバイトとと言う単語を使うか⁉︎
てかなんでドヤ顔ですか川崎さん⁉︎
いろは「センパイがバイト⁉︎ヘェー!何処ですか?教えて下さいよ!」
ほら食い付いて来たじゃないですか川崎さん!
当然俺は教えなかった。
川崎にも教えを漕いだ一色だが結果、
川崎「ごめん、比企谷が嫌だって言うなら私も教えない」
と少し笑顔で教えないと答えた。
いろは「いいじゃないですかー!教えて下さいよー!」
ガキのように駄々をこね始める一色に俺はダメだと言って鎮圧させるが頬を膨らませセンパイのケチッと言われた。
ケチって言われてもバイト先は教えないからね絶対。
いろは「センパイはこれからどうするんですか?」
八幡「.....川崎と飯食いに行くんだよ」
ボッチだったら普通に言えたけど川崎がいるとちょっと言いずらい。
いろは「私もそこに行っていいですか?今1人なんで」
即答で首を横に振りたいが最期の言葉が気になった。
今一色は生徒会選挙の件で女子からハブられている。
だから今のコイツの状態は俺と同じボッチである。
しかし一色はボッチが嫌だから今俺と川崎に話し掛けているのだろう。
奉仕部としてコイツを助けているが、こう言うところも助けてやらないといけないのだろうか?
考えた挙げ句の果て俺の判断は
八幡「......勝手にしろ..,」
コイツをベストプレイスへ行かせる事にした。
だが川崎から許可を得てからだ。
八幡「だが川崎に許可を貰ってかr....」
いろは「川崎先輩いいですか!」
川崎「わ、私は別にいいけど...」
人の話を聞けよ いろはす。
川崎に許しを得た一色は俺たちと一緒にベストプレイスへ行った。
俺のベストプレイスにつき自分らの弁当を食べ始めた。
弁当は自分で作った。
いつも小町に弁当を作って貰ったが2日前の喧嘩から自分で朝早くから作るようになった。
何故大喧嘩したか?
それは3日前の護衛任務の日、俺は家に帰らず成田基地で寝たからだ。
朝早く家に帰ると当然小町に怒られた。
ここまでは俺が怒られて当然だった。
帰らなかった理由を材木座の小説の手伝いでアイツの家に泊まっていた事にした。
すると小町が「ヘェ〜修学旅行であんな事して平然とその人の家に泊まるんだね」と見下すような口調で言われた。
またあの2人の言葉がフラッシュバックした。
怒りが溢れ出てそれがキッカケになり俺はキレたのだ。
それからは小町と一切話さなくなった。
家にいるのも嫌だったのでこの2日間、成田基地で夜遅くまで働いていた。
一色はいつも通り和かな表情で飯を食べている。
途中俺の隣にいる川崎に「川崎先輩ってセンパイの彼女ですか?」と聞いて来て俺は思わず飲んでいたマッ缶を噴き出しそうになった。
川崎「な、な、何を言ってるの!/////コイツの彼女なんてあるわけ....////」
いろは「はは〜ん」
顔を真っ赤にして訴える川崎。
よほど嫌だったんだろうな。
それに対し一色はニヤニヤとしている。
八幡「そうだぞ一色、ボッチの俺に彼女が出来るわけないだろ?」
いろは「....センパイ..それ自分で言っちゃうんですね...」
一色はニヤニヤから苦笑いに変わりドン引きする。
いや事実だから仕方がないでしょう。
その時川崎の顔は少し残念そうな顔だった。
嫌なんで?
さっきまで顔真っ赤にして怒ってたでしょ?
そう疑問に思いながら箸を進めた。
飯を食べ終わった時一色は俺に話しかけて来た。
いろは「所でセンパイ、私の依頼の件ちゃんと考えてくれてます?」
やはり生徒会の選挙件の話だった。
よほど気にしているのだろう。
まぁ気にしていなかったらおかしいか。
八幡「ああ、ちゃんと考えてるぞ。なんならここで言ってもいいぞ?」
すると一色は首を横に振った。
いろは「いいえもう時間がないのでまた後で」
スマホで時間を見ると予鈴まで後5分だった。
八幡「もうこんな時間か....」
いろは「ですから今日サッカー部休みですのでセンパイの所に行きます」
部活の時に詳しく聞くと言い一色は弁当箱を手にし立ち上がった。
いろは「それじゃあセンパイお先に失礼します」
頭を少し下げ一色は自分の教室へと向かった。
残された俺と川崎。
俺は疲れ深くため息を吐きベンチのもたれ掛かった。
やはりアイツと一緒にいると疲れる。
川崎「だ、大丈夫?」
八幡「大丈夫じゃねーな....ったく....飛んだお騒がせな依頼人だ....」
雪ノ下と由比ヶ浜がいれば少しは楽になれたかも知れないが。
川崎「........今日...アンタの部活の方に行っていい?」
一緒に飯を食べるようになったがまさか川崎が部活のところまで行こうとは思わなかった。
八幡「....別にいいが俺と一色しか居ないぞ?」
川崎「いいわよ、それに話を聞いてるとアンタ1人だけでやってるし....」
貴女の言う通り俺は1人で彼女の依頼を引き受けているのです。
だが俺の考えは出来ている。
後は一色次第である。
放課後
奉仕部の部室
俺はいつも通りの場所に座りラベノを読む。
川崎は由比ヶ浜がいつも座っている所に座りスマホをいじる。
一色はまだ此処へは来ていない。
ホームルームに時間か掛かっているのだろう。
昨日バイトの帰り際上司に呼ばれた。
AIF-V9の事についてだった。
開発元はアメリカとAIFシリーズを作っている会社だった。
極秘で開発されたこの無人機。
アメリカが速急に引き渡すようにと言われているらしいが上層部は引き渡すか検討中との事だ。
この無人機をハックし暴走させたハッカーの情報はなかった。
開発元は予想付いていたがハッカーは何の目的であの無人機を暴走させたのだろうか?
ただの好奇心ではない筈だ。
無人機の事を考えている内に一色がやって来た。
いろは「失礼しまーす、昼ぶりですねセンパイ♪」
八幡「おうそうだな、それとあざといからやめろ」
コイツは一言余計だ。
一色を川崎の向かいの席に座らせた。
一色が川崎に挨拶した所で早速本題に入った。
八幡「早速だが一色、お前生徒会に興味はないか?」
いろは「.....え?」
一色は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。
予想通りの反応で思わずニヤついてしまう。
俺の考えは一色には理解できないだろう。
八幡「俺の考えは一色、お前がこのまま生徒会長の座に就いてそいつらを見下す事だ」
いろは「ちょっ!待ってくださいセンパイ!私は生徒会長にはなりたくなくてー....」
八幡「お前の言いたい事は分かっている。だがよく考えろ?」
俺は一色に次の様に言った。
お前の望み通り仮に会長になれなかった、若しくは取り消したが出来たとして仮定しよう。
お前は満足かもしれないがお前を祭り上げた奴らは「つまらない」と言ってお前の株を下げ次の機会を探っているだろう。
まだそれはいい。
また対策を練ればいい。
だが逆にお前の事情を知らない奴らとお前が関わった男どもそして真面目に支持してくれる人達にお前の印象を落とす事になって冷たい目で見る。
一色を省く奴らと真面目に支持をする人達を数を較べれば完全に支持する人達らの方が多い。
それにお前はまだ一年だドジを踏んでも上級生は「1年だからしょうがない」と言うから大丈夫だ。
おまけにお前を祭り上げた奴らを見下す事が出来て2年後の大学推薦で役に立つ、
と。
この考えは一色の周りの奴らと彼女の未来を見据えた考えだ。
「生徒会長をやらず自己満足して一生周りから冷たい目で見られる」か
「生徒会長をやって自分の利益と経験を得る」の選択だった。
黙って聞いていた一色は顎に手を当てて考えていた。
教室が静かになる。
聞こえるのは外の運動部等の掛け声だけ。
まるであいつ等がいたこの時をふと思い出しまた、
『貴方のやり方嫌いだわ』
あの2つの言葉が
『人の事考えてよ!」
俺の頭を過る。
そして
ズギィッ!
八幡「...⁉︎...」
一瞬だが頭に痛みが走った。
頭痛だ。
あまり痛みは続かなかったが眉を眉間に寄せ苦痛の表情を見せてしまった。
なんだ今の痛みは....?
俺は片手で頭の横に触れる。
川崎「....比企谷...大丈夫?」
俺に声で気遣った川崎はスマホをいじるのをやめてこちらを向いている。
最初から最後まで見ていたのだろう。
そして考え中だった一色までも心配された。
八幡「....いやなんでもない」
心配は無用だ。
痛みはもう引いている。
俺は頭に触れていた片手を元に戻した。
川崎「....そう」
川崎はまたスマホをいじり始めた。
俺は一色に視点を合わせた。
八幡「まぁ選挙活動まで日はある。じっくり考えてくれ」
いろは「助かります、ありがとうございますセンパイ」
今日の活動内容を報告書に書き上げた。
ここまでにしよう。
そう2人に告げた。
2人は立ち上がり帰る準備をする。
すると扉が容赦なく開いた。
こんな開け方をするのはあの人しかいない。
平塚「おーい、比企谷いるか〜?」
八幡「いますよ。どうしたっすか?」
平塚 静
国語を担当するこの部の顧問で俺を強制入部させた独身アラサー野r
シュッ!
平塚「なんか言ったか?」
鋭いストレート放ち怒り溢れる低い声で俺を睨む平塚先生。
八幡「いいえ何も、後これ今日の報告書です」
俺は平塚先生の鋭いストレートパンチを右手で受け止め右手で報告書を顔の前に突き出した。
川崎と一色は驚いていた。
いや川崎といいアンタといい一体何処から俺の心を読み取るんですかね。
平塚先生は黙って報告書を取り目を通した。
平塚「うむ、OKだ」
八幡「それで?俺を探してたんですよね?」
平塚「ああ、そうだったな」
俺に用があった平塚先生は要件を言った。
平塚「外国人3人が職員室に来てな。お前に会いた来たと言っている」
外国人3人?
詳しく聞くとヨーロッパ系の男女2人とロシア人1人が俺に会いに来たと言って今待合室にいるそうだ。
全く誰なのかわからない。
俺が知っている中ではバイト先のお客(レインボー部隊)の人達しか.......
嫌な予感がした。
八幡「...平塚先生....その人達なにか他に言ってませんでしたか?」
平塚「どうした冷や汗かいて?...確か..R6sって言えばわかると言っていたが......」
R6s
レインボーシックスシージ
レインボー部隊
OMG.......
嫌な予感が確実となる。
間違いない、あの人達だと。
ああ、最悪だ。
なんでここに居るとわかった?
なんでここに来た?
頭の中はそんな疑問でいっぱいで頭を抱えてしまった。
平塚先生に大丈夫か?と心配されたが大丈夫です、と答えた。
実際大丈夫ではないが。
職員室近くの待合室
最初は無視してこのまま成田基地に行くつもりだった。
だが相手は俺より歳が上で外国人。
失礼だと思って俺は待合室へ行く事にした。
川崎と一色も来る事になった。
待合室へ案内してくれる平塚先生もいる。
平塚は教師だから別にいい。
が、川崎は護衛任務で関わっているからいいとして一色だ。
一色は「面白そうだから私も行きます!」と言って着いて来たのだ。
ああ、最悪だ。
一色はイケメン野郎葉山とツーツー。
下手をすれば由比ヶ浜達に出回るかも知れない。
そこれ俺は誰にも言わないようコイツに言った。
平塚「ここが待合室だ」
平塚先生に案内され待合室と書かれたドアに立った。
俺はドアの開けて中に入った。
やっぱりアイツらだ。
深々と待合室の椅子に座っている外国人はレインボー部隊のメンバー、
フランスの女性レインボー隊員 トゥイッチ
ドイツの男性レインボー隊員 イェーガー
そしてロシアの男性レインボー隊員 タチャンカ
の3人だった。
タチャンカ「おー!ハチマン!」
トゥイッチ「3日前振りね、ハチマン」
イェーガー「ようハチマン、制服姿似合ってるぞ」
俺に気づき立ち上がって英語で挨拶する3人。
八幡「....ようみんな.......てか、なんでここに来たんだよ....」
俺も英語で挨拶して学校に来た理由を要求した。
すると
平塚「比企谷が英語を喋った!?」
いろは「えぇー!?」
川崎「2人ともうるさい」
後ろで驚愕の声を上げる教員と下級生、そしてそれを注意する川崎。
まぁ英語、授業以外あんまり使わないから仕方ないか。
タチャンカ「相変わらず目が死んでるな、エコーと一緒だ!」
八幡「これはデフォルトだから仕方がないんだよ」
タチャンカはロシアの特殊部隊 スペツナズのメンバーで持ち運び可能の展開型LMGを持っている。
彼が撃つLMGは壁を壊し敵の防弾ベストを貫き薙ぎ払う。
その姿はレインボーメンバー全員を魅了させ今では LMGの父 や レインボーの大英雄 などの異名を持つ。
彼が口にした エコー とはレインボーの隊員の名で日本人。
日本の特殊警察部隊 サット で敵を気絶させるホバリングドローンを持っている。
確かにエコーは俺と同じ目をしているが彼が可哀想だ。
俺は何故ここに来たのかと問いかけようとしたが平塚先生がいる。
この人は英語を理解しているかわからないが俺の身元がバレたらめんどくさい。
すると平塚先生は別の要件でこの場を離れてしまった。
なんという偶然だ。
後は一色だけだが.......まぁ英語理解してなさそうだからいいか。
八幡「それで?なんでここに来たんだ?」
その質問にイェーガーが答えた
イェーガー「1週間休暇を貰ってな、俺たちは旅行で日本に来ている。今日は3日前のお礼に来たって訳だ」
イェーガー、トゥイッチ、タチャンカは長期休暇を貰い日本に遊びに来ている。
それで今日は3日前の護衛任務で守ってくれたお礼をしに来たってことか。
八幡「それは有り難いけど前もってメールしてくれよ」
トゥイッチ「あら?だってメール見ないじゃない」
グッ!トゥイッチに不意を疲れてしまった。
まぁバイト以外のメール見るのめんどくさいから見てないけど。
タチャンカ「まっ、と言うわけだ。3日前のお礼だ、ホレ
」
イェーガー「俺からも」
トゥイッチ「私も」
タチャンカからロシアの伝統菓子、イェーガーからはドイツの6本入りソーセージ、トゥイッチはフランスのブランドチョコレートを貰った。
何も入れるものがない俺は手に抱えてお菓子やソーセージを持った。
トゥイッチ「それと....」
まだあるのか!
トゥイッチがポケットから黒いスマートフォンの様な端末を俺に差し出した。
片手でその端末を取った俺はこれは?とトゥイッチに訪ねた。
トゥイッチ「貴方のバルキリーに搭載したブラックバードと話せる端末」
トゥイッチはBBと会話できる端末を作った。
彼女曰くこの端末使い方は非常事態の時BBにバルキリーを遠隔でオートパイロットにして自分のところまで来る仕組みになっている。
他にも日常に使うことが出来る。
電源を入れようと思ったが一色がいる為電源を入れるのは後にしよう。
イェーガー「それでお前の後ろにいるお嬢さん2人は何者なんだ?」
イェーガーが川崎と一色に目を向け何者かと俺に訪ねて来た。
俺は川崎から紹介した。
八幡「あー....長い髪子が川崎 沙希、前に言ったクラスメイトだ」
川崎の名前を出した時、3人は「あ〜」と言いながら頷く。
川崎「川崎 沙希です。比企谷と同じクラスメイト....です」
少しオドオドしながらも英語で挨拶した川崎。
するとタチャンカがとんでも無いことを口にした。
タチャンカ「タチャンカだ!イェーガーが言ってたハチマンの『ガールフレンド』か!」
おい。
川崎「ちっ、ちち違います!....///////」
顔を真っ赤にして全力で否定する川崎。
トゥイッチ「あの時の子ね、トゥイッチよ。なかなか美人じゃない。このままハチマンを口説いちゃえばいいのに....」
イェーガー「ハハッ!それじゃあハチマンは尻にひかれる事になるな!イェーガーだよろしく」
挨拶した後何さらっと変な事言ってんのこの人達、、、
川崎は美人って言えば美人だ。
顔付きもいいしスタイルもいい。
だが目が死んでるボッチの俺に、川崎が興味を持つ筈がない。
てかなんでクラスメイトなのにガールフレンドって解釈されてるんだよ。
ん?待てよ。
さっきタチャンカは「イェーガーが言ってた」と言った。
と言うことはイェーガーはタチャンカに言った事になる。
なんかまた嫌な予感がする。
まさかイェーガーみんなに言い振らかしたのでは?かと。
俺は恐る恐るイェーガーに聞いて見た。
八幡「おいイェーガー、まさか他のみんなにも言ったのか?」
イェーガー「ああ、言ったぞ。『ハチマンに女が出来た』って一大事だからな」
八幡「ふざけんなぁぁぁ!」
終わった。
イェーガーが勝手にレインボー部隊全員に誤った情報を広めてしまった。
川崎「〜〜〜///////」
川崎はオーバーヒートしていた。
さっきよりも顔を真っ赤にして今にも頭から煙が上がっていきそうだった。
すまん川崎。
トゥイッチ「それでもう1人のキュートな子は?」
一色の事を指しているのだろう。
トゥイッチは一色の方を見た。
一色は少し口を開けてこっちをボーっと見ている。
八幡「コイツは普通の一般人 一色 いろは、部活の依頼でコイツのお世話をしている」
タチャンカ「愛人か?」
八幡「愛人じゃねーよ!このLMG野郎!」
タチャンカの言葉に俺は思わず声を上げてしまった。
ため息を吐いた後俺は日本語で一色に声をかけた。
八幡「おい一色」
いろは「は、はい!」
急に声を掛けてしまったのか一色はビックリして声が裏返っていた。
八幡「....3人に挨拶しろ」
一色「む、無理ですよ⁉︎私英語苦手ですし!」
八幡「普通に自分の名前を言えばいいだよ」
自己紹介なんて中学1年の英語だぞわかるだろ普通。
一色は慌てた口調で片言な英語で挨拶した。
いろは「い、一色いろは です 」
八幡「言い忘れたが川崎以外学校の奴ら全員俺がSMSに居る事は内緒にしてるからそこの所よろしく」
俺はトゥイッチ、イェーガー、タチャンカにクラスの奴らそして教員全員、川崎以外の学校の人達は俺がSMSに入っている事は内緒にしている事を伝える。
3人は無言で頷き一色に短く挨拶した。
その後、トゥイッチら3人は校内を見てみたい、と言った。
海外の学校と比べると日本の学校は独特な建物だ。
だから3人は気になるんだろう。
せっかくだし良いだろう、と思いながら校内を回る事にした。