「本当に懲りない奴らだな…」
「ルーク、とっとと倒してこの世界を救うよ!」
「うん!」
ブロッサムアーマーの私とマリンアーマーのラウムはベルゼブブに向かっていく。だが、ベルゼブブは自身の武器であるグラトニーキャノンを取り出し、キャノンのトリガーを引いて私達に無数の岩を放つ。
私とラウムが両手を顔の前に置いて攻撃を防ぐような構えをとったその時、fateのセイバー風の青と銀の鎧を身に纏った仮面ライダーが私達の前に現れ、無数の岩を一つ残らず綺麗に斬り刻んだ。。
「この世界を脅かす奴は仮面ライダーであろうと倒す!」
「あなたは?」
「俺は千条優介!またの名を仮面ライダーマーキス!」
仮面ライダーマーキスは軽く自己紹介をした後、ベルゼブブに向かっていき、『プラチナムエッジ』という白銀の蛇腹剣でベルゼブブを何回も斬っていく。そして、ベルゼブブが怯んだ所で私達もマーキスに加勢し、ベルゼブブを追い込んでいく。
「ぐっ…これならどうだ!」
ベルゼブブはそう言いながらグラトニーキャノンから強烈な泥流を放射する。私とラウムは泥流をくらいかけたが再びマーキスが私達の前に入り、泥流を防ぐ。マーキスは今だ!と私達に合図を送る。
マーキスの合図を受け取った私達はドライバーのバックルに挿してある2つのライドウォッチの天面のスイッチを押して必殺技を発動させる。
【フィニッシュタイム!】
【ブロッサム!!!】
《ブロッサムシャワー・タイムブレーク!!》
【フィニッシュタイム!】
【マリン!!!】
《マリンシュート・タイムブレーク!!》
私達はダブルライダーキックでベルゼブブに向かっていく。ベルゼブブはもう片方の手で泥流を出すが私達のライダーキックの方が少し早かったようでそのままライダーキックがベルゼブブに決まった。
私達の必殺技を受けて地に転がったベルゼブブはよろめきながらもその場に立ち上がり私の方を指差した。
「フッ、いいことを教えてやろう…魔王よ、あなたはいつかプリキュア同士の戦いを起こすだろう…」
ベルゼブブは私達にそう言い残して爆発と共に消えていった。私はベルゼブブの最後の言葉が気になったが今は考えなくていいと思い、変身を解いたマーキスと柳佐江さん達の元へ向かう。
「…花は恨めしいものじゃなくて"希望"だよ!」
「嘘だ!そんな訳ない!」
「眠ったままの彼氏さんに花をあげてみて!きっと、奇跡が起こるから!」
柳佐江さんは私の話を聞いて自分がアナザープリキュアになってやっていた事がみっともなくなり、涙を流し始めた。そしてその場に四つん這いになりながらしばらくの間泣いていた。そんな中、私は千条優介にある事を聞いてみた。
「ゼノが今回襲って来ないけどまさか、千条さんが?」
「おう、ゼノなら俺が追い払った!あと、去り際に名刺みたいなものを落としてったんだ」
千条優介はそう言いながら私に名刺を見せる。名刺に書いてあったのはラッキースプーンという店?の名前と影兎という人の名前だった。他の部分は少し焼けたせいなのか、黒くなり読めなかったが、ゼノに関する情報は掴めた。私がもう少し手掛かりはないかと名刺を見ていると千条優介は私にこう言った。
「なぁ、俺もお前らの旅について行っていいか?」
「えぇ…ウォッチン、どうする?」
「彼が色々な時代を渡り歩いても特に歴史の変化はないと思うからついて行っていいと思う!」
「決まりだな!」
千条優介は私にそう言いながらニヤッと笑う。そして、剣を取り出して天に掲げながらこう言う。
「ゼノよ、次こそは絶対にお前を倒し切ってやるからなー!覚悟しとけよ!」
千条優介はそう言った後、すぐさまルークが乗っているタイムマジーンという乗り物に乗り込む。それを見たルークは慌てた表情をしながら千条優介の後に続いてタイムマジーンに乗り込んでいく。残った私は花咲つぼみ達ブランクウォッチを渡しにいく。
「花咲つぼみ!」
「あなたは?」
「私は黄醒靉!未来で私と花咲つぼみ達を繋ぐ物を渡しに来たの!」
私はそう言って4人に黒いデバイスのようなものを渡し、じゃあまた未来で!と一言添えてからタイムマジーンに乗り込み、2010年から2020年へと戻っていく。この時代で最後に見た4人の表情はどの花よりも美しかった。きっと、この4人のこころの花はこの先もずっと咲き続けるだろう。
2020年....希望ヶ花市
2020年に戻り、花咲薫子の植物園に行くと、そこには柳佐江さんと彼氏さんが仲良く花を観ていた。私は心の中で良かったね!と柳佐江さんに向けてそう言い、植物園を後にするのだった。
to be continued......
靉とNEXT LEGENDの掛け合い
某洋食屋にて...
「いらっしゃいませ!」
「桃まん食べてみたいな!」
「分かりました!キュンキュンな桃まん作るので待っていてくださいね!」
「キュンキュンな…桃まん…?」
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