1話 「導きの少女」後の靉とウォッチンの掛け合い
靉「ウォッチン、私の街はほったらかしで大丈夫なの?」
ウォッチン「大丈夫だ!今は一時的に時を止めているから街が破壊される心配はない。だが、ずっと止められるわけではない。」
靉「えっ....やばいじゃん!」
ウォッチン「そう、やばいのよ。だからできるだけ早く歴代のプリキュア達を正しい未来へ導くんだ!」
2.キラキラ2020
2020年....いちご坂
私はウォッチンにここがどこなのかを聞いてみた。
「ウォッチン、ここは?」
「2020年のいちご坂、キラキラプリキュア アラモードがいる町だ」
「あの〜....キラキラとかアラモードとかよく分からないけど私はここで何をすればいいの?あと、私たちの世界はどうなったの?」
「この街にいるプリキュアの戦士を探せばいいのさ!」
ウォッチンにそう言われた私はウォッチンからもらった宇佐美いちかという人物の写真を頼りにいちご坂という街を歩いて行き、キラキラプリキュア アラモードの人達を探していく。
街を歩いてしばらく経ったある時、ウォッチンに渡された写真に写っている明るめの栗色の髪をツインテールにまとめ苺の髪飾りを付けた人物がパティシエのような服装をしながら街を歩いていた。
「おーい、あなたが宇佐美いちか?」
「あなたは?」
話しかけてみると、宇佐美いちかはこちらを振り向いた。写真より少し大人びていたが、名前を呼んで振り返ったのでこの人物は宇佐美いちかで間違いない。
「私は黄醒靉!」
「靉ちゃんか…!それで、靉ちゃんは私に何の用?」
「あなた、キラキラプリキュアアラモードの人だよね?」
「キラキラ…プリキュア…アラモード?」
「分からないの?」
「うん、何か力になれなくてごめんね」
宇佐美いちかにキラキラプリキュアアラモードの事を聞いたが、宇佐美いちかはキラキラプリキュアアラモードの事について何も知らなかった。私と宇佐美いちかの会話を側で見ていたウォッチンが私にこう言う。
「自分がプリキュアである事を忘れているのはアナザープリキュアのせいだ」
「アナザープリキュア?」
「タイムジャッカーがプリキュアの力と記憶を奪って生み出す怪物の事だ」
「倒せば記憶と力は戻るの?」
「あぁ、わずかな時間だけだけどな」
ウォッチンにアナザープリキュアを倒せば記憶と力が戻る事を聞いた私は早速、アナザープリキュアに関する情報を手に入れる為、宇佐美いちかの元へ向かう。
「宇佐美いちか!」
「ん?どうしたの?」
「最近、いちご坂で妙な事件とか起きてない?」
「妙な事件ねぇ…そういえば、1店舗を除いて他の全て店が襲撃されるっていう妙な事件が起きてるらしいの」
「その1店舗は何なの?」
「老舗のスイーツ店だよ、2017年のある時から店の襲撃事件が起こり始めたんだけど、それと同時に急に人気が出始めて今はいちご坂といえばここってくらいまでになったの」
「大体分かったよ!ありがとう!」
2017年からいちご坂でスイーツ店の襲撃事件が起こっているらしい。老舗のスイーツ店に何かあるとみた私は早速、老舗のスイーツ店がある場所へ向かう。一方の宇佐美いちかは小さい鞄を地面に投げて何かをしようとしている。
「何してるの?」
「キラパティを出すの!見てて!」
パカッ
鞄は地面に落ちるとパカっと開いた。鞄はみるみる変化していき、最終的には一軒の店に変化した。
「靉ちゃん!私、ここにいるから何かあればまた来てね!」
「分かった!なんかあったらまた来るよ!
宇佐美いちかは私にそう言った後、キラキラパティスリーの中へ入っていった。私は老舗のスイーツ店に向かっていく。
老舗スイーツ店の前へ行くと、どこまでも果てしなく続く長蛇の列があった。私は店員の方と話す為にその列に並んだ。
そして約30分後、少しは進んだもののまだ店先は見えなかった。足が限界に近くなっており、私は早く進んでくれとただひたすら願っているのだった…
to be continued......
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