黄醒靉は魔法つかいプリキュアの意志を継ぐために…そして三人を救い出すために最後の手段としてミラクルライドウォッチを…。
おっと、この先は皆さんには未来の話…でしたね。
三人を逃してしまった私は三人が逃げてから数十秒後に駆けつけてきたルークにアナザープリキュアを逃してしまったと報告する。
「…奴らはどこへ行ったんだか」
「魔法界じゃないかな?だって、2020年の世界ではあの三体は魔法界にいたじゃん!」
「確かにな…動かなきゃなにも始まらないしとにかく魔法界へ行ってみよう!
瑠璃の言葉を聞いた私は確かに!と思い、ルークと瑠璃と千条件と共にカタツムリニアに乗車して2016年の魔法界へ向かった。
2016年 魔法界....
魔法界に着くと早速、悲鳴が聞こえてきた。私達は近くにアナザープリキュア達がいると思い、事前に変身してから怪物に向かっていく事にする。
私はドライバーを腰に装着し、クロックライドウォッチをバックルの右側のスロットにはめてバックルを一回転させ、変身する。
【プリキュアタイム!】
〈キュア・クロック!!!〉
私に続いてルークと瑠璃と千条も変身し、アナザープリキュアのいる方へ向かっていく。
私とルークは息を合わせて一緒にアナザーフェリーチェに殴りかかるがアナザーフェリーチェはピンクトルマリンという防御の魔法を使い、私達を跳ね返す。瑠璃と千条もアナザーミラクルとアナザーマジカルの連携攻撃とアクアマリンという氷結の魔法に苦戦していた。そんな4人の前に魔法つかいプリキュアの三人が現れた。
「「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!」」
〈ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!〉
「キュアップ・ラパパ!エメラルド!」
〈フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!〉
三人はキュアミラクル、キュアマジカル、キュアフェリーチェに変身した。そして名乗り台詞を言う。
「2人の奇跡!キュアミラクル!」
「2人の魔法!キュアマジカル!」
「あまねく命に祝福を…キュアフェリーチェ!」
「「「魔法つかいプリキュア!」」」
ミラクルは倒れている私に手を差し伸べ、立ち上がらせてくれた。そして一緒に戦おうと私に言い、怪物に向かっていく。
「リンクル・タンザナイト!」
「はぁぁ!」
マジカルがタンザナイトという眩惑の魔法を使い、相手の目をくらませている隙にミラクルはアナザーミラクルとアナザーマジカルを連続して殴っていく。フェリーチェはアナザーフェリーチェの魔法を上手くかわしながら攻撃を仕掛けていく。
「私達は…この力で、プリキュアの力で平和な世界を作る!」
「…だまレェェ!ワタシハァ、他人を犠牲にしてでもこの力で友をすくうぅ!」
「多くの尊い人の命を犠牲にして救った物になんて価値はない…」
「…お前らに何が分かるんだぁぁ!!」
私はミラクル達とアナザープリキュアのやりとりを聞いて"過去の意志はアナザープリキュアという嘘の存在では欺けない"と思った。段々と魔法つかいプリキュアの三人の身体が変身前に戻っていく。
「…靉ちゃん、任せたよ!私達の平和な世界を作りたいという意志を受け継いで!」
「分かった!その意志、受け継がせてもらうよ!」
朝日奈みらいは変身が解ける前に私にそう言う。魔法つかいプリキュアの意志を受け継いだ私はラウムにマジカルライドウォッチを、そして、キュアドラゴンにフェリーチェライドウォッチを渡す。渡した後、私はミラクルライドウォッチを起動させる。
ピロピロピロリ……
ミラクル!
起動させた後、バックルの空いている左側のスロットにミラクルライドウォッチを挿して、バックルを再び一回転させる。
【プリキュアタイム!】
〈キュア・クロック!!!〉
【アーマータイム!】
《ジュエリーレ!》
〔ミーラクルー!!!〕
ミラクルアーマーの容姿はキュアミラクル ダイヤスタイルと似ているが肩アーマーがルビーの赤、サファイアの青、トパーズの黄色そして、ダイヤのプリズムカラーで彩られている巨大なリンクルストーンになっており、魔法使いらしいピンク色のマントが付いている。他にも、右腕には20左腕には16という数字が刻まれていたり、胸元辺りにはミラクルという文字が刻まれている。
ミラクルアーマーに変身した私はミラクルアーマーに宿っている魔法の力を使いアナザーミラクルを圧倒していく。マジカルアーマーに変身したラウムも私と同じ様に宿っている魔法でアナザーマジカルに攻撃していく。一方の瑠璃は私から受け取ったジカンギレードをジュウモードにし、フェリーチェライドウォッチをはめて必殺技を発動した。
【フィニッシュタイム!】
【フェリーチェ!!!】
〈スレスレシューティング!!〉
フェリーチライドウォッチを挿したジカンギレードから放たれた花の弾丸は全てアナザーフェリーチェに命中する。必殺技をくらったアナザーフェリーチェは爆発と共に消えていった。瑠璃がアナザーフェリーチェを倒した頃、私とラウムもアナザーミラクルとアナザーマジカルを怯ませており、必殺技を発動させていた。
【フィニッシュタイム!】
【ミラクル!!!】
《エターナル・タイムブレーク!!》
私は自分の前方に現れた魔法陣を掴んで敵に投げつけて、アナザーミラクルを攻撃してから足にダイヤモンドを纏いアナザーミラクルにライダーキックをしていく。
「…靉ちゃん、魔法陣の扱い酷くない?」
朝日奈みらいは苦笑いしながら私にそう言う。
その後、私の必殺技は見事に決まり、アナザーミラクルは爆発とともに消えていく。アナザーミラクルが消えていくのと共にラウムもアナザーマジカルを倒したらしく、アナザーマジカルも消えていった。
この時代の全てのアナザープリキュアを倒した私達は変身を解き、アナザープリキュアにされていた真中由美達の元へ歩み寄り話しかける。
「由美ちゃん、あなた達は友達思いでいい人だ、だけど他人の命を奪ってまで生き返らせる…それは良くないことだよ」
「……」
「友達の為に費やして止まってしまっていた由美ちゃん達の時間がまた動き出してよかった!」
私は腕で目を隠しながら泣いている真中由美達にそう言い、朝日奈みらい達の元へ向かう。朝日奈みらい達の元へ向かおうとしたその時、私以外の時間が止まり、ワープホールからタイムジャッカーの一員らしき青年が現れた。青年は手にゼノライドウォッチを持っていた。
「ようやく会えたね魔王さん…」
「あなたは?」
「俺はタイムジャッカーのディメンション、お前を消しに来たのさ」
「まさか…ゼノの仲間!?」
「フン、私を玄野影兎とか言う無能の仲間にするな!さぁ、楽しいバトルを始めよう…!」
突然現れたディメンションと名乗るタイムジャッカーの一員。ドライバーとライドウォッチを奪われたゼノはどうなってしまったのだろうか。
to be continued.....
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