プリキュア新伝説〜導きの少女〜   作:萊轟@前サルン

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前回、アナザートゥインクルとアナザースカーレットを倒して天ノ川きららと紅城トワの記憶を取り戻し、2人からライドウォッチを受け取った我が魔王・黄醒靉。

黄醒靉が天ノ川きらら達と共にアナザープリキュアである一条らんこともう1人を探す為、ノーブル学園の校舎の周りを歩いていると、そこには…。

おっと…ここから先は未来のお話でしたね。


33.花と海2020

 現在、私とルークと天ノ川きららと紅城トワの4人はアナザープリキュアである一条らんこを探す為にノーブル学園の校舎周りを歩いている。

 

「何であんな怪物になってしまったんでしょうか…」

 

「あんな力を使って頂点に立っても何の意味ないのにね〜」

 

 と、3人の前を歩く天ノ川きららが後方にいる私達に顔を向けて話しながら歩いていると、前方を見て歩いていなかった為、前方にいた誰かとぶつかってしまった。

 

ドタッ!

 

「ごめんなさい!」

 

「私こそこんな邪魔になるような場所にいてしまい、すいません!」

 

「…ってあなたは!?」

 

「きらら、どうしたのですか?」

 

 天ノ川きららは頭を下げて謝った後、女性の顔を見て驚いている。紅城トワは天ノ川きららがいきなり驚いたのでどうしたのか?と聞いたが、紅城トワ自身もその女性の顔を見て天ノ川きらら同様に驚いた。

 

「あら、きららにトワどうしたの?」

 

「今、この子と遊んでるんだけど良かったら、みなみんも来ない?」

 

「いいわよ!」

 

 天ノ川きららは海藤みなみにアナザープリキュアという怪物を探す為に歩いているという物騒な事は言えなかったので私と遊んでる事にして、みなみんもどう?と私と遊んでいる事を更に強調する為に海藤みなみを誘う。海藤みなみは天ノ川きららの誘いにいいわよ!と答え、私達についてくる事になった。

 

 海藤みなみが加わってからしばらく歩いていると、一条らんこが用意されたであろう椅子に座りながら誰かに自分の靴を磨かせていた。海藤みなみと天ノ川きららと紅城トワの3人は靴磨きをさせられている人物の顔を見て驚く。

 

「はるか!!何をしてるの!?」

 

コイツ(春野はるか)がしているのは私の靴磨きですが?見れば分かるでしょ?」

 

「見れば分かるって…はるはるが可哀想だよ!」

 

「可哀想だと?私のやり方に刃向かう者は私が許さない!!」

 

 一条らんこはそう言いながら、アナザープリキュアに変身する。一条らんこの変身したアナザープリキュアの胸元にはFLORAと書かれている。アナザーフローラはアナザートゥインクル、アナザースカーレットと同じで二つ目タイプのゼツボーグのような容姿をしていた。

 

 春野はるかを連れて離れて!と海藤みなみ達に指示を出した後、私とルークはドライバーを取り出して腰に装着し、ライドウォッチをドライバーのバックルの右側のスロットに挿し、バックルを一回転させて変身する。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・クロック!!!〉

 

 私達が変身すると、アナザーフローラはアナザーマーメイドであろう、人物に私達を攻撃するよう、指示する。

 

「分かりました、らんこ様…!」

 

「ゆいゆい!?嘘でしょ?ゆいゆいがアナザーマーメイド…?」

 

「そう、私こそがアナザーマーメイド!」

 

 七瀬ゆいはそう言いながら、アナザーマーメイドに変身する。

 

 アナザーマーメイドは天ノ川きらら達に襲いかかろうとするが、ラウムが天ノ川きらら達の前に入り、アナザーマーメイドと戦い始める。アナザーマーメイドは元となっているキュアマーメイドの能力を使い、多くの水泡を出し、ラウムに向けて投げつける。ラウムはマーチライドウォッチを取り出し、バックルの左側のスロットにマーチライドウォッチを挿し、バックルを一回転させてフォームチェンジする。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・ラウム!!!〉

 

【アーマータイム!】

 

《スマイルチャージ!》

 

〔マーチー!!!〕

 

 マーチアーマーにフォームチェンジしたラウムはマーチアーマーの素早さに優れた能力を使い、アナザーマーメイドの放った水泡を避ける。そして、素早く動きながらアナザーマーメイドを攻撃していく。

 

 ラウムの攻撃を何回も受けたアナザーマーメイドは怯んだ。ラウムはアナザーマーメイドが怯んでいる隙を突き、二つのライドウォッチの天面のスイッチを押し、バックルを一回転させて必殺技を発動させる。

 

【フィニッシュタイム!】

 

【マーチ!!!】

 

〈マーチシュート・タイムバースト!!〉

 

 無数の緑色の気弾を出した後、ラウムは気弾の一個一個をアナザーマーメイドに向けて蹴っていく。そして気弾が命中した後、緑色のオーラを纏いながら空高く跳び上がり、アナザーマーメイドに向かって急降下していく。

 

 必殺技が決まり、アナザーマーメイドは爆発と共に消えていった。

 

 一方の私はマジカルアーマーにフォームチェンジをし、アナザーフローラと戦っている。アナザーフローラは薔薇と百合の花の花びらを私に向けて放つ。私はリンクル・アメジストの力で攻撃を防ぎながらアナザーフローラとの距離を詰めていく。

 

「自分の判断だけで人に位をつけるあなたにNo.1プリンセスを名乗る資格はない!」

 

「うるさい!プリンセスの事を全く知らないあなたがプリンセスの資格の有無についてを言うな!」

 

「決める…!」

 

 十分な距離を詰めた私はそう言いながら、二つのライドウォッチの天面のスイッチを押し、バックルを一回転させて必殺技を発動させる。

 

【フィニッシュタイム!】

 

【マジカル!!!】

 

《エターナル・タイムブレーク!!》

 

 私は自分の前方に現れた魔法陣を掴んで敵に投げつけて、アナザーフローラを攻撃してから足にダイヤモンドを纏いアナザーフローラに向かって急降下していく。

 

 私の必殺技は決まり、アナザーフローラも爆発と共に消えていった。アナザープリキュアが消えた事により、春野はるかと海藤みなみも自分がプリキュアであるという記憶を取り戻した。

 

 記憶を取り戻した2人は変身を解いた私の元へ歩み寄ってきて、私の両手の手のひらにライドウォッチを置いた。

 

「久しぶりだね!靉ちゃん!」

 

「私達は怪物のせいで靉さんの事を忘れてしまっていた…」

 

「靉ちゃん、忘れててごめん!」」

 

「2人とも大丈夫よ!」

 

「私達4人の力を使って過去を正しい方へ戻してきて!」

 

「わかった!取り戻す!そして、一条らんこも元に戻す!」

 

 春野はるかの言葉を聞いた私は4人にそう言い、タイムマジーンに乗り、ルークと共に2015年へ向かっていくのだった。

 

 

to be continued........




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