プリキュア新伝説〜導きの少女〜   作:萊轟@前サルン

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前回、我が魔王・黄醒靉は4体のアナザープリキュアを倒した。

倒した後、春野はるか達にブランクウォッチを渡そうとしたが、黄醒靉の前に謎の戦士が現れるのだった…。


35.夢へ向かって2015

 謎の戦士は私の旅路をここで終わらせると言いながら、生身の私に襲いかかってきた。危険を感じた私とルークはドライバーを腰に装着し、ライドウォッチを取り出してバックルの右側のスロットにライドウォッチを挿し、バックルを一回転させて変身する。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・クロック!!!〉

 

 変身した私はケンモードのジカンギレードを持ち、ラウムはゆみモードのジカンザックスを持って謎の戦士へ向かっていく。

 

 私とラウムがジカンギレードで斬りかかったり、ジカンザックスで狙撃したりするが、謎の戦士の動きが早い為、私達の攻撃は1発も当たらなかった。

 

「プリキュア・ラストテンプーションボンバー!」

 

 謎の戦士は私達の隙を突いて技を放つ。両手から緑のハートのエネルギー弾を放ち、当てた相手を吹き飛ばす。私は間一髪避けたが、ラウムが攻撃に当たってしまった。技には魅了効果があるらしく、ラウムは魅了状態になってしまい、動けなくなってしまった。

 

 私はミラクルライドウォッチを取り出し、バックルの左側のスロットに挿し、バックルを一回転させてフォームチェンジする。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・クロック!!!〉

 

【アーマータイム!】

 

《ジュエリーレ!》

 

〔ミーラクルー!!!〕

 

「プリキュア・ラストテンプーションボンバー!」

 

「リンクル・アメジスト!」

 

 謎の戦士が再び、相手を魅了状態にする技を放ってきたので、私はアメジストの力で謎の戦士の技を防いだ。

 

「決める!」

 

 私はそう言いながら、二つのライドウォッチの天面のスイッチを押し、バックルを一回転させて必殺技を発動させる。

 

【フィニッシュタイム!】

 

【ミラクル!!!】

 

《エターナル・タイムブレーク!!》

 

 私は自分の前方に現れた魔法陣を掴んで敵に投げつけて、謎の戦士をを攻撃してから足にダイヤモンドを纏い謎の戦士に向かって急降下していく。

 

 必殺技が決まったと思われたが、謎の戦士はいつのまにか私の背後にいた。だが、技は打とうとはせず、無言でこの場を去っていく。戦いが終わり、私と魅了状態の解けたルークは変身を解き、春野はるか達の元へ向かう。

 

「待たせてごめん!」

 

「あなたは?」

 

「私は黄醒靉!」

 

 この時代の春野はるか達はまだ私のことを知らなかったので、私は4人に自分の名前を教えた。

 

「黄醒靉ねぇ…なら、あいあいって呼ぶね!」

 

「分かった!」

 

 天ノ川きららは私に"あいあい"というあだ名を付けた。天ノ川きららにあだ名を付けてもらった後、私はポケットからブランクウォッチを4つ取り出し、Go!プリンセスプリキュアの4人へ渡していく。

 

「これは?」

 

「未来で私とあなた達を繋ぐ物!」

 

「未来かぁ…!大切にしとかなきゃだね!」

 

「うん!じゃあ、あの4人を頼んだよ!」

 

 私は春野はるか達に一条らんこと七瀬ゆいと他2人の事を頼み、タイムマジーンへ乗り込んでいく。そして、2020年に帰っていった。

 

 

2020年....

 

 

 元の世界へ戻り、テレビを見てみるとニュースに"トップアイドル一条らんこ"が出ていた。どうやら、あの後もう一度、トップアイドルを目指し、努力をし続けて夢を叶えたようだ。夢を叶えた一条らんこを見た私は笑顔を浮かながら諦めずによく頑張ったね!と一条らんこに向けて心の中でそう言った。

 

 

 

to be continued....




靉とNEXTLEGENDの掛け合い

「あなた、めっちゃイケてる!」

「そ、そうかな?」

「うんうん!」

と、靉とNEXTLEGENDが話していると2人の元に誰かがやってきた。

「あなたは?」

「全てを破壊し、全てをゼロにするプリキュアだ」

「ゼロ…?」


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