プリキュア新伝説〜導きの少女〜   作:萊轟@前サルン

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前回、我が魔王・黄醒靉は突如、自分の前に現れた謎の戦士を倒し、無事に2020年へと戻ってきた。

だが、2020年ではまたタイムジャッカーが絡んでいるであろう事件が起こる。事件の事について調べていた黄醒靉の前に新たなレジェンドが現れるのだった...。


HUGっと!プリキュア編
36.フレフレ2020


2020年...はぐくみ市

 

 ある日の夜、1人のサッカー選手が自転車で帰宅している途中、目の前にキュアエールのような服装をし、オシマイダーのような顔をしたアナザープリキュアが現れた。

 

「うわぁぁ!!」

 

 偶然、その場に居合わせた野乃はなはサッカー選手を助けようとするが、野乃はなの前に1人の戦士が立ちはだかる。

 

「どいてよ!あの人が…!」

 

「……」

 

 1人の戦士は無言のままその場に立ち尽くしていた。野乃はなが無理やりそこを突破しようとすると、右手首に付けている変身アイテムをいじり何かを発動した。

 

「プリキュア・ライド・チェンジ!フェリーチェ !」

 

「姿が変わった!?」

 

「リンクル・ピンクトルマリン!」

 

 1人の戦士はキュアフェリーチェに姿を変えて魔法を唱え、自分の前を突破しようとする野乃はなの前に花弁状のバリアフィールドを展開し、野乃はなを怪物とサッカー選手の元へ行かせないようにする。

 

「あなたは一体…!?」

 

「……」

 

 1人の戦士は何も喋らないままその場を去ってしまった。怪物もいなくなっており、いたのは倒れているサッカー選手だけだった。野乃はなは119番に電話をして救急車を呼び、サッカー選手を病院に連れていってもらうのであった。

 

 

 そして次の日の朝、私がテレビを付けると昨日、あざばぶ市でサッカー選手が怪物に襲われるという事件が起こったというニュースが流れていた。

 

「ルーク、私はあざばぶ市の病院に向かうからルークは怪物を探して!」

 

「分かった!藍子、由希行くよ!」

 

「うん!」

 

 私は昨日の事件の被害者がいるであろうあざばぶ市の病院へ向かい、ルーク達は怪物を探しに行った。

 

 あざばぶ市の病院に向かっている途中、前方から誰かが走ってくる。私はそれを避ける事が出来ず、前方から走って来た人とぶつかってしまった。

 

「いててて…あっ、ごめんなさい!」

 

「大丈夫!…ってあなた、めっちゃイケてる!」

 

「そ、そうかな?」

 

「うんうん!」

 

 野乃はなは私の服装や髪型を見てそう言うが、私は自分のどこがイケてるのだろう?と思った。

 

 と、私と野乃はなが話していると、何処からか私と同い年くらいの1人の女の子がやって来た。

 

「あなたが魔王の黄醒靉か…」

 

「あなたは?」

 

「私は門矢零。全てを破壊し、全てをゼロにするプリキュアだ」

 

「ゼロ…?」

 

 私が門矢零の言っている事がいまいち理解できずにいると、門矢零は右手首に付けている変身アイテムを触り出した。

 

「プリキュア・ライド!」

 

 そう言いながら、門矢零はプリキュアへと変身する。

 

「あなたは昨日の!」

 

「お前に用はない…用があるのは魔王だけだ」

 

 野乃はなが昨日見た戦士の正体は門矢零だった。変身した門矢零はゼロツヴァイブレードと呼ばれる剣を片手に持ち、私に向かってきた。身の危険を感じた私はドライバーを腰に装着してクロックライドウォッチをバックルの右側のスロットに挿し、バックルを一回転させて変身する。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・クロック!!!〉

 

 変身した私は右手にケンモードのジカンギレードを持って門矢零に向かっていく。私と門矢零は互いに打ち込んだ刀を、鍔で受け止め合ったまま押し合う。

 

「あなたは何なの?」

 

「私はキュアゼロだ!」

 

 門矢零は私に変身後の姿の名前を言う。

 

「私の力、見せてやる!」

 

 キュアゼロはそう言いながら、右手首の変身アイテムを触り、フォームチェンジする。

 

「プリキュア・ライド・チェンジ!ソード!」

 

 キュアゼロはキュアソードへ姿を変えた後、少し離れた場所に移動する。私はライドウォッチホルダーからビューティライドウォッチを取り出してバックルの左側スロットに挿し、バックルを一回転させてフォームチェンジする。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・クロック!!!〉

 

【アーマータイム!】

 

《スマイルチャージ!》

 

〔ビューティー!!!〕

 

 ビューティアーマーにフォームチェンジした私は空いている左手に氷の剣を持ち、二刀流でキュアゼロに向かっていく。

 

「閃け!ホーリーソード!」

 

 キュアゼロはそう言いながら、ソードの技であるホーリーソードを使い、自分に向かってくる私に無数の光の剣を飛ばす。私はジカンギレードと氷の剣で光の剣を弾いていくが、全てを弾ききれず攻撃をくらってしまう。

 

 攻撃を受けて隙が出来た私を見たキュアゼロは右手首の変身アイテムを触り、再度フォームチェンジする。

 

「プリキュア・ライド・チェンジ!ムーンライト!」

 

 キュアゼロはムーンライトへ姿を変え、ムーンライトの武器であるムーンタクトを使い、必殺技を発動させる。

 

「プリキュア・シルバーフォルテウェイブ!」

 

 キュアゼロはムーンタクトから銀色のエネルギー弾を飛ばす。私は避けきれず、必殺技をくらってしまい、変身が解けてしまう。

 

「魔王とはこんなものか」

 

「ぐっ…」

 

 大ダメージをくらった私はその場に倒れた。野乃はなが私の元へ駆け寄ってきたのが見えたが、私はそこで気を失ってしまった。

 

 

 キュアゼロは敵なのか?味方なのか?アナザープリキュア達を倒し、野乃はな達の記憶と力を取り戻す事が出来るのだろうか?

 

to be continued.......




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