プリキュア新伝説〜導きの少女〜   作:萊轟@前サルン

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 この本によると、14歳の少女・黄醒靉。彼女には魔王にして時の王者であるオーマクロックになる未来が待っていた。この前、黄醒 靉は"例え悪の道を辿ってもそこから分岐される道を辿り、最善の未来をへ進む"という理由からオーマの日に使う予定だったクロック(ツー)ライドウォッチを使い、キュアクロッククロック(ツー)へと変身した。パワーアップをして更に強さを増した魔王の前にレジェンドが現るのだった。


49.Yes!GoGo!2021

 アナザーダークプリキュア5の事件を解決した日から数日後の朝早くに黒ウォズリンが私の部屋へやって来た。

 

「我が魔王、お目覚めですか?」

 

「うぉ!?黒ウォズリン…まだ寝かせてよ〜」

 

「寝てる暇はないのでは?」

 

 黒ウォズリンはそう言いながら私をしたのかいの今に連れて行き、ソファに座らせる。そしてテレビをつけて私にニュースを見させる。ニュースの見出しには"奇怪…人が突然倒れる"と書いてある。

 

「突然倒れた人の首筋には蝶の刻印が付いていたそうだ。もしかしたら、今回は"蝶"が鍵になるかもしれない」

 

 黒ウォズリンはテレビに映るニュースを見ながら私にそう言う。私は蝶が関係しているプリキュアはどのプリキュアなのかをルークに聞いてみた。

 

「ルーク、蝶が関係しているプリキュアって分かる?」

 

「蝶が関係しているプリキュアか…多分、プリキュア5だ」

 

「プリキュア5…!」

 

 プリキュア5と聞き、私はアナザーダークプリキュア5が起こした事件の時にサンクルミエール学園付近にいた女性の事を思い出す。

 

「分かった気がする…!」

 

 事件の鍵を握っていそうな人物が分かった私は1人で女性の元へ向かう事にし、家を飛び出していった。

 

 それから数十分後、サンクルミエール学園付近に着いた。正門前にはあの時の女性がいた。

 

「あなた、確かプリキュア5の人でしたよね?」

 

「プリキュア5?何それ?私は夢原のぞみ、ここの学校の教師だよ!」

 

「やっぱり記憶がなくなってる…あっ、そうだ!この学校で怪物に襲われた生徒さんとかいますか?」

 

勝野 莱花(かつの らいか)って子が襲われて怪我したってのは聞いたな〜」

 

 私はサンクルミエール学園で怪物に襲われた生徒を見つけた。生徒の家に何か手がかりがあると思い、勝野 莱花の家についてもう少し聞いてみた。

 

「勝野 莱花の家はどこにあるんですか?」

 

「えっと…どちらかというとこの町ではなく、時ノ眼町に近い方に住んでるとは聞いたことがある!しかも、お金持ちだから豪邸なんだってね!」

 

「情報ありがとうございます!」

 

 私は夢原のぞみにお礼を言ってから勝野 莱花の家へと向かっていった。

 

 その頃、町ではまたアナザープリキュアが現れたようでアナザープリキュアが現れたという情報をいち早く手に入れたルークは腰にドライバーを巻いた状態でアナザープリキュアのいる場所へ来ていた。アナザードリーム、アナザールージュ、アナザーミルキィローズがいた。

 

 ルークは変身用のライドウォッチをバックルの右側のスロットに挿し、バックルを一回転させて変身する。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・ラウム!!!〉

 

 変身後、ルークはおのモードのジカンザックスで自分の周り寄ってきたアナザープリキュア3体を回し斬りで吹っ飛ばす。

 

「ミルキィローズのアナザープリキュアだと!?って事はプリキュア5ではなく、Yes!プリキュア5GoGo!の方なのか!」

 

 ルークはアナザープリキュアの元がプリキュア5だと思っていたのでミルキィローズのアナザープリキュアがいたのに驚いていた。その後、アンジュライドウォッチをバックルの左側のスロットに挿し、バックルを一回転させてフォームチェンジする。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・ラウム!!!〉

 

【アーマータイム!】

 

《ハート、キラっと!》

 

〔アンジュ!!!〕

 

 フォームチェンジしたルークはすぐに二つのライドウォッチの天面のスイッチを押し、バックルを一回転させて必殺技を発動させる。

 

【フィニッシュタイム!】

 

【アンジュ!!!】

 

〈ハートフェザー・タイムバースト!〉

 

 ルークは巨大な水色のハート型シールド4枚をアナザープリキュア3体の四方の地面に投げつけ、アナザープリキュア3体をシールド内に閉じ込めた後、背中に翼を生やし、高く飛びあがりアナザープリキュア3体に向かって急降下していく。

 

 必殺技を受けたアナザープリキュア3体は爆発とともに消え去っていった。ルークはアナザーミルキィローズがいた事から蝶以外だけでなく、ミルキィローズのモチーフである青いバラも関係していると思い、私と同様、被害者の家へ向かうのだった。

 

 一方、勝野 莱花の家に着いた私は立派な門の前についている呼び出しベルを鳴らす。すると、男性らしき声で私に用件を訪ねてきた。

 

「用件はなんですか?」

 

「勝野 莱花さんに会わせてください!事件の事を知りたいんです!」

 

「莱花様は今、時ノ眼町の病院にいらっしゃいますのでここにはおりません…ですが、お見舞いに行った時、"青いバラ"という言葉を連呼してました。自室に飾ってある青いバラが気になるのでしょうか…」

 

「青いバラか…なんか、わかった気がする!執事さんありがとう!」

 

 執事からヒントをもらった私は勝野 莱花が入院している時ノ眼町の病院へ向かった。

 

「フフッ…ライドウォッチ継承まであと少し…!」

 

 黒ウォズリンは時ノ眼町の病院へ向かって走っていく私にそう言いながら不気味に微笑んでいるのであった…

 

to be continued....




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