プリキュア新伝説〜導きの少女〜   作:萊轟@前サルン

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 この本によると、14歳の少女・黄醒靉。彼女には魔王にして時の王者であるオーマクロックになる未来が待っていた。

前回、我が魔王は水無月かれんからアクアライドウォッチをルークは夏木りん、春日野うらら、秋元こまちからそれぞれのライドウォッチを受け取った。被害者の情報を手に入れ、過去へ向かおうとしたルークの前にもう1人の私が現れるのだった。


51.フル・スロットル2021

 サンクルミエール学園に来た私は正門へ行くが、そこに夢原のぞみの姿はなかった。おまけに正門の近くの壁には部外者立ち入り禁止と書かれていた。

 

「はぁ…会えないのかなぁ…」

 

 と、私が夢原のぞみと会えないのかなぁ…と諦めかけていたその時、背後から誰かが私の左肩を軽く叩く。振り返ってみるとそれは夢原のぞみだった。

 

「これが必要なんだよね?靉ちゃん!」

 

「うん、この事件を解決する為に必要だよ!」

 

「じゃあ、持っててよ!この二つ!一つは私、もう一つはミルクのだよ!」

 

 私は夢原のぞみから二つのライドウォッチを受け取った。その後、タイムマジーンに乗り、2007年へ向かうのだった…

 

 その頃、ルークは被害者の家に来ていた。門の前には広い庭が広がっており、家も夏木りんの言った通り和風の豪邸だった。ルークは

インターホンを押し、中にいる人物と話す。

 

「はい、何でしょうか?」

 

「事件について調べたい事がある。中に入れてくれないか?」

 

「見知らぬ人を簡単に中に入れるわけには…」

 

「アンタの家のお嬢様がどうなってもいいのか?」

 

「わ、分かりました…」

 

 ルークは執事を軽く脅して家の中へと入れてもらった。中に入ると玄関には多くの青い薔薇が飾られてあった。

 

「やはり、被害者の家には青い薔薇があるのか…」

 

 被害者は"金持ち"で家に"青い薔薇"を飾っているという共通点を見つけたルークは青い薔薇を見た後、すぐに家を出ていく。すると出てすぐの場所に白ウォズリンがいた。

 

「我が救世主、君は黄醒靉を魔王にしたいのかい?」

 

「黙れ、今は事件解決が先だ!」

 

「魔王を倒す覚悟をしない限り、君は救世主になれないし最悪な未来を変える事も出来ない…それだけは覚えておいてくれ」

 

「そんな事分かっている!」

 

「分かっているのにまだ魔王に力を貸すとは…私が一から教育し直さないとダメなようだね…」

 

 ルークは白ウォズリンに事件解決が先だと言い、去って行こうとするが白ウォズリンに覚悟をしない限り何も出来ないという風な事を言われ、強めの口調でそんな事分かっている!と返す。白ウォズリンは再教育が必要だ…と言いながらドライバーを腰に巻き、ドライバーのライドウォッチ装填部分にウォズミライドウォッチを挿す。

 

『アクション!』

 

 ライドウォッチを挿した後、ドライバーのレバーを倒して変身完了する。

 

『投影!』

 

【フューチャータイム!】

 

《スゴイ!ジダイ!ミライ!キュア・ウォズ!ウォズ!》

 

 キュアウォズに変身した白ウォズリンは鎌モードのジカンデスピアを片手に持ち、ルークに向かっていく。身の危険を感じたルークは変身用のライドウォッチをバックルの右側のスロットに挿し、バックルを一回転させて変身する。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・ラウム!!!〉

 

 変身後、ルークはおのモードのジカンザックスで白ウォズリンのジカンデスピアを受け止める。そしてジカンデスピアを弾き返し、白ウォズリンをジカンザックスで何回も斬り裂いていく。

 

「フフッ…やるねぇ、我が救世主!」

 

『ヤリスギ!』

 

 白ウォズリンはすぐに態勢を立て直す。そしてジカンデスピアを槍モードに変えた後、ジカンデスピアでルークの腹部の辺りを突いていく。

 

 ジカンデスピアの攻撃を受け、少し後方へ飛ばされたルークはバックルの左側のスロットにアムールライドウォッチを挿し、バックルを一回転させてフォームチェンジする。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・ラウム!!!〉

 

【アーマータイム!】

 

《ハート、キラっと!》

 

〔アムール!!!〕

 

 アムールアーマーにフォームチェンジしたルークはアムールアーマーの相手を解析する力で白ウォズリンの弱点を調べる。

 

「奴の弱点はジカンデスピアを持って無い方の右半身か…」

 

 ルークは小声でそう呟いた後、白ウォズリンの右半身を重点的に狙っていく。調べた通り右半身が弱点で、白ウォズリンは一方的に攻撃されていた。そして白ウォズリンを追い込んだ所で二つのライドウォッチの天面のスイッチを押し、バックルを一回転させて必殺技を発動させる。

 

【フィニッシュタイム!】

 

【アムール!!!】

 

〈ハートダンス・タイムバースト!〉

 

 ルークは紫色のハートを足に纏いながら跳び上がり白ウォズリンに向かって急降下していく。必殺技を受けた白ウォズリンは変身が解け、その場に倒れた。

 

「きゅ…救世主…。」

 

「先に行かせてもらう…」

 

 ルークはそう言いながら倒れている白ウォズリンを残してタイムマジーンに乗り、私と同じく2007年へ向かっていくのだった…

 

 

 

to be continued.......




NEXT「希望の力!ドリームアーマー!!」

今回は前回、区切りの関係で書ききれなかった分を書いています!

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