64.2014:ハピネス注入!描くシアワセ
ある平日の朝、私は床に大の字になって仰向けで寝ていた。そんな私の元にルークがやって来た。
「はぁ…床は皆が歩くところだから汚いよ」
「もう少し寝かせてよぉ…」
「ダメだ!ってか前々から思ってたけど学校ないの!?」
「…行ってないだけだよ〜」
「行きなさいよ!」
ルークは私が学校へ行っていない事を知り急いで私の部屋から教科書を詰めた通学カバンを持ってきてまだ寝ぼけている私をその場に立たせて通学カバンを背負わせる。
「まずは通って!はい、いってらっしゃい!」
「ルーク、不登校は不幸じゃないんだよ」
「靉、今この状態がアナタにとって不幸じゃないとしたらこの先の未来で必ず今の分の不幸が返ってくる。その不幸は一瞬ならいいが一生続く…だから、今ちゃんと学校に通って」
「ルーク…」
他人の人生なのに真剣に考えてくれているルークに私は少し心を動かされた。そんな話をしてると顔色が冴えない桜木姉妹が買い出しから帰ってきた。
「藍子、由希!?どうしたの?」
「何回もコケるわ、お釣りで買ったドーナツ落とすわで色々と私達2人ツいてないんだよねぇ〜」
「姉さん、私達不幸だね…」
「…うん、そうだね」
桜木姉妹はそう言い奥のキッチンへおぼつかない足取りで向かっていった。
「あの2人から"不幸"というワードが出るとは…何かがおかしいな」
「私も思った!ルーク、町を探索してみようか!」
「そうだね。ウォズリン、あなたも来なさい!」
「やれやれ、仕方がない…今回は特別だよ」
私とルークとウォズリンはいつも普通な2人が今日に限ってツいていない原因を探りに町の中心部へと向かう。
街へ行くと、私達ととある4人を除いた他の人達が桜木姉妹の様におぼつかない足取りで道を歩いていた。私は町の人がなぜ急に変な感じになってしまったのかを調べる為、まだ変な感じになっていない4人に話を聞く事にした。
「ねぇ、あなた達!町の人達が何であんな風になったか何か知ってたら教えて!」
「皆、とっても幸せなオーラを纏ってたから私達が奪ってあげたのよ」
「どういう事!?」
「私達ばかりいつも不幸でアイツらは不幸を味わない…だから、味わわせてあげてるのよ。この力でね…!」
1人の女がそう言いながらアナザーウォッチを取り出すと周りの3人もアナザーウォッチを取り出し、アナザーウォッチの天面のスイッチを押してアナザープリキュアに変身する。
「ルーク、ウォズリン行くよ!」
「うん!」
私はジクウドライバーにクロックウォッチとマシェリウォッチ、ルークは同じくジクウドライバーにラウムウォッチとビートウォッチ、ウォズリンはビヨンドライバーにウォズミライドウォッチを装填し、私とルークはバックルを一回転、ウォズリンはドライバーのレバーを倒して変身する。
【プリキュアタイム!】
〈キュア・クロック!!!〉
【アーマータイム!】
《ハート、キラっと!》
〔マシェリ!!!〕
【プリキュアタイム!】
〈キュア・ラウム!!!〉
【アーマータイム!】
《モジュレーション!》
〔ビート!!!〕
『アクション!』
『投影!』
【フューチャータイム!】
《スゴイ!ジダイ!ミライ!キュア・ウォズ!ウォズ!》
変身した私達はアナザープリキュア4体に向かっていく。胸元に
一方、ルークとウォズリンは3体のアナザープリキュアの相手をしていた。ルークとウォズリンは優勢で、必殺技を決めようとしていた。
「いくぞ!ウォズリン!」
「いいだろう!」
【フィニッシュタイム!】
【ビート!!!】
〈ハートフルビートロック・タイムバースト!〉
【ビヨンド・ザ・タイム!】
《タイムエクスプロージョン!》
ルークとウォズリンの必殺技が決まり、3体のアナザープリキュアは爆発と共に消え去っていく。
「チッ、分が悪いわねぇ…ここは退かせてもらうわ」
アナザーラブリーはそう言いどこかへ去っていってしまった。それと共にどこかからか声が聞こえてきた。
「愛佳お嬢様ぁ!!」
「愛佳お嬢様?」
「あっ、すみません!私、桜崎家の執事の
「何故、執事さんがここに?」
「私がお嬢様4人をあんな化け物にしてしまったから責任持ってお嬢様4人を止めにきたのです」
どうやら、あの4人がアナザープリキュアになった事と桜崎家の執事は何か関係があるらしい。
「あの4人に何をしたんですか?」
「お嬢様4人は自分達の父親である桜崎 雅也様の財産に頼りすぎていて私はお嬢様4人がこのまま雅也様の財産を使い続けているとまともな人間になってならないのでは?と感じ厳しい言葉を言って自立させたんです」
「自立?それって普通の事じゃないの?」
「そうかもしれません…ですが、お嬢様4人にとっては"不幸"な事なのでしょう」
執事さんの話を聞いた所、4人は父親のお金に頼りすぎて普通の生活を忘れてしまい、働かなければお金が入らないという普通の生活を不幸だと思い込んでいるらしい。
「不幸なら、私達が幸せハピネス!にしてあげるよ!」
私達が考え込んでいると私達の会話を聞いていた誰かが私達の元にやってきた。
「あなたは?」
「私は愛乃めぐみ!そして左から白雪ひめ、大森ゆうこ、氷川いおな!」
「もしかしてあなた達は…!」
「そう、私達はプリキュアだよ!ハピネスチャージプリキュア!!」
to be continued.......
NEXT「2014:アナタのハピネス、ワタシのハピネス」