73.2019:ムゲンダイ!?イマジネーション!
美墨なぎさ達、ふたりはプリキュアMax Heartの力を継承した日から数日後のある日の朝、目を覚ますと普段はニッコリしないルークがニッコリと笑みを浮かべながら私を見つめている。
「うわぁ!!ルーク、どうしたの!?」
「どうもこうもないニャン」
「ニャンって…」
「語尾にニャンを付けるのが今の私のマイブームだニャン」
「えぇ…」
「靉、頼み事があるから私についてきてニャン!」
私はルーク?に頼み事があるからついてきてほしいと言われ、ルーク?の後をついていく。ルーク?の後をついていく事数十分、観星町に着いた。
観星町.....
「ここニャン」
「ここって…観星町で何か用でも?」
「もうすぐその用が分かるニャン」
ルーク?がそう言ってから間もなく、私達の前にアナザープリキュアが現れた。
「靉にはコイツらを倒してほしいニャン!」
「倒してほしいって…ルークも戦ってよ!」
「このベルトとウォッチをどう使うかわからないから戦かえないニャン」
「はぁ…今日のルークちょっとおかしいよ?」
私はドライバーと変身用ウォッチ、ラウムリバイブウォッチを持っているルーク?にそう言いながらルーク?の腰にドライバーを装着させ、変身用ウォッチとラウムリバイブウォッチをドライバーのバックルに装填し、バックルを一回転させる。私の助けがあり、ルークは何とか変身出来た。
ルーク?は先にアナザープリキュアに向かっていってしまった。私はルーク?に加勢しようとドライバーを腰に装着し、変身しようとするが、門矢零が私の前にいきなり現れた為、変身するのをやめた。
「魔王、これを使え」
門矢 零はそう言いながら五つのウォッチを投げて渡してきた。私が五つのウォッチを門矢 零から受け取った瞬間、私の家の居間にあるライドウォッチホルダーの全てのウォッチが光り出し、私の元へ集まってきた。そしてウォッチは融合していき黄金のウォッチが出来上がった。
「これが最強の力…!」
「さぁ、その最強の力とやらを私に見せてくれ、魔王」
と、門矢零にそう言われた私が黄金のウォッチを装填しようとした時、敵と戦っていたルーク?が戦うのをやめて私の元へ走ってきた。
「そのウォッチはまだ渡せない!」
ルークがそう言うと、黄金ウォッチの中から先程、門矢零が私に渡した五つのウォッチが出てきた。ルーク?は出てきた五つのウォッチを奪う。黄金のウォッチはルーク?がウォッチを奪うのと同時に消滅してしまった。
「フン、これは私が頂いていくわ」
「ルーク、やっぱり今日のルークおかしいよ!」
「魔王、あれはお前の仲間ではない」
「そう、私はルークじゃなくて怪盗 ブルーキャット!」
門矢零がルークではないと言うと、ルーク?は服を脱ぎ捨てて正体を現した。偽ルークの正体は怪盗 ブルーキャットという人物だった。怪盗 ブルーキャットは自分の名を名乗った後、どこかへ去っていってしまった。
「想定外の邪魔が入るとはな…」
「あなた、私に黄金のウォッチを生成させて一体、何をしたかったの?」
「見たかったのさ。しっかり継承しているウォッチがあるとないとでお前の魔王としての姿がどう変わるのかをな」
「まぁ私が未来の魔王から奪ってきたウォッチだから変化がある事に変わりはないがな」
「とりあえず、ウォッチは後にしてアナザープリキュアを倒さなきゃ!」
私はそう言って門矢零の前から去っていき、アナザープリキュア達の前までいく。そして腰にドライバーを巻き、変身用のライドウォッチとをバックルの右側のスロットに挿し、バックルを一回転させて変身する。
【プリキュアタイム!】
〈キュア・クロック!!!〉
変身した私はアナザープリキュア達へと向かっていく。アナザープリキュア達は星の力を使い、私に攻撃を仕掛けてくる。私は攻撃を避けながらアナザースターへ近づいていき、どうしてこんな事をしているのかを聞く。
「どうしてこんな事を…!」
「ワタシタチヲウケイレテクレナイニンゲンガイルカラダ!」
「確かに、この世界には自分を受け入れてくれない人間がいる!だけど、受け入れてくれる人間の方が多いはずだ!」
「アリエン…ソンナコト、アリエナイ!!!」
「私はあなたの個性を受け入れる!!」
「ダマレェ…!ダマレ、ダマレ、ダマレェェェ!!!」
アナザースターはそう言いながら拳に星型の黄色いオーラを纏わせてから私の胸部を思い切り殴る。
「うっ…!」
アナザースターのパンチが急所に入り、私はその場で倒れた。変身も倒れると同時に解けてしまう。
「ウケイレテクレナイニンゲンハワタシタチガタオス」
アナザースターはそう言い、他の仲間と共にどこかへ去っていってしまった。私がアナザースターから食らったパンチの傷に苦しんでいると、近辺からピンク色の髪をしたツインテールの子と頭に触覚みたいな物がついた子が私の近くへ来て傷の心配をしてくれた。
「酷い傷…ひかる、この子を私達のロケットに連れていって手当てをするルン!」
「おっけー!」
私は2人の方を貸りながら2人の?アジト?であるロケットへ向かっていく。ロケットに着くと、2人は私の傷の手当てをする。そして数分後、簡易的な手当てが済み、傷の痛みも少し和らいだ。
「2人共、ありがとう!」
「苦しんでる人をほっとけなくてね…ちなみにあなたの名前は?」
「私は黄醒 靉!」
「ヘぇ〜!私は星奈ひかる!そして隣が…」
「ララルン!」
「ひかるにララルンかぁ!よろしく!」
「ララルンじゃないルン!ララルン!」
「えっ?ララルンじゃん」
「ラーラールーン!!」
「ラーラールーン?」
「あ、なんかややこしくなりそうだから私が言うね!隣の子はララ」
「なるほど、ようやく分かったよ…」
お互い名前を言いあった後、私は2人に黒いウォッチを持っているか聞いてみた。
「ねぇ2人共、黒いウォッチ持ってる??」
「黒いウォッチ?何の事ルン?」
「やっぱり持ってないよね」
2人はウォッチを持っていなかった。今私が持っている五つのウォッチはしっかり継承されていないようだ。
と、私達がウォッチについて話しているとルーク?から電話がかかってきた。
「靉、敵ニャン!早く現場に来るニャン!」
「またアナザープリキュアが…分かった、すぐに向かう!」
ルーク?からアナザープリキュアが現れたとの情報を聞いた私はロケットから出て現場へ向かおうとするが、星奈ひかると羽衣ララが私の片手を強く握ってきた為、一回立ち止まった。
「私もいくよ!」
「私もいくルン!」
「2人共…!本当にありがとう!」
2人は私についていくようだ。私は心強い助っ人が2人増え、これなら勝てる!と自信を持てるようになった。私は2人と共に現場目指して走っていくのだった。
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