相棒と共に翔る   作:ゴールド@モーさん好き

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はいまだ学校初日です。ここらで少しやらなきゃなって思ったのがあったので初日継続です。戦闘は恐らく次回か次次回になります。戦闘を楽しみにしていらしたらすいませんがそれまでお待ち下さい。
それでは10話スタートです。


10話

 今日の分の訓練を終えて俺は部屋のベッドで寝そべってる。晩飯にはまだ早いので一通りストレッチしたらパソコンからさっきの訓練の録画データとセシリアの訓練の録画データを開いた。データの見直しする際にもなるべくこうして訓練するように言われているからである。正直体感で授業より頭使うから本気で疲れる。授業よりも頭使う訓練ってなんぞや? ってなってるよ。でもそんぐらいやらないと代表候補生になんか勝てないからなぁ……そう言えばセシリアの訓練を観てると違和感を感じるんだけど、これはなんだ? なんかこう上手く言えない違和感、まぁまだ模擬戦は先だからそれまでに分かればいいか。そう思い俺は昼寝を始めた。晩飯がまだだがアラームを付ければいいか、少し寝るだけだし。俺はアラームを設定して昼寝をした。

 

 

 

 ________

 部屋のお風呂で汗を流して部屋に戻ると野上君はスヤスヤと昼寝をしていた。因みに私と野上君は疲れてる時は部屋のお風呂でシャワーを浴びる。理由としては疲れてる時にシャワーを浴びるとそのまま眠くなってしまうからだ。それなら部屋に戻ってから浴びて、直ぐに体をリラックスさせたいからである。

 そしておもむろにゴールドの隣に座ると寝顔を見ながら頭を撫で始めた。

(気持ちよさそうに寝ていますね、最近は講習も訓練も難しくしてるので仕方ありませんね。それにしても野上君はメキメキと強くなっていきますね。師匠として、嬉しい限りですね。戦術も相手の嫌がるような所確りと付けていますし、この事から頭の回転は速いようですし。''あの武装''は私も経験があるので教えやすいですしね。ですが、ココ最近は訓練以外にも、勉強の予習復習等の頻度が上がってきてるから不安なんですよね。先生なら生徒のそういう行動は嬉しくあるのですが……野上君の場合は頻度が少々度が過ぎてる気がしますね。後でそれとなく頻度を下げる事を薦めますか。それのついでに質のいい睡眠の仕方も教えましょう。体を確り休ませる事も大事と言うのをちゃんと理解してもらえるように)

 

 そう考えていたら野上君の端末がなり始めました。おそらくはアラームでしょう。

 

「ん、んー……フワァもう時間かっと山田先生おはようございます」

「おはようございます野上君。そろそろいいお時間ですが、食堂に一緒に行きますか?」

「そうですね、お腹も減ってますし俺も行きます」

「分かりました、ですが行くのでしたら寝癖直してからにしましょうね。少し酷いですよ」

「え、わ、分かりました」

 

 と少し恥ずかしたかったのか足早に洗面台に向かった。フフフ普段確りしてるのを知っていると、こういうのがどうも可愛く感じてしまいますね。これも一緒の部屋にいる役得でしょうね。そう思いながら私は心を高鳴らせた。それが生徒との交流を楽しむ時のとは違う事に気付かずに。

 

「先生寝癖直してきました」

「それでは行きましょうか」

 

 

 

 

 

 __________

 俺は食堂に向かう最中に山田先生から根を詰め気味になってるからと質のいい睡眠の方法と、休む時間を増やすよう言われた。遅れているからこのぐらいやらなきゃいけないと思ったが、体が壊れては元も子も無いと言われたので少し減らす事にする。そして俺は山田先生と一緒に食堂に着いたのだがそこである事に気付いた。ある事というのも、そこには織斑がクラスメイトの篠ノ之さんと食事をしていたのだが、男の存在感だ。今まで人からの視線で何となく分かっていたが、こうも客観的に見ると本当に凄い違和感だ。だって周り女子なのにそこにポツンと男1人いるのは目立つな。

 

「……先生今日もやっぱり端っこの方で食事しますか」

「……そうですね」

 

 スマンが織斑よ、だが生憎と俺もパンダにはなりたくないんだ。さらば_

 

「あ? 野上じゃねぇか、お前も一緒に晩飯食わないか?」

 

(くそがァァァァァァァァ! え? なにあいつ俺の事呼んでくれちゃったわけ? こちとら少しでも静かに食事済ませたいのに!)

「はぁ呼ばれちゃったんで俺あっちで食ってきます、山田先生はどうします?」

「そうですねぇ、一緒に食べたいですが生徒達の輪に入るのも気が引けますし今回はやめときます」

「分かりました」

 

 俺はそう山田先生とやり取りをしたら織斑の方に向かった。

 

「おぉきたきた一緒にくおうぜ!」

「分かったから、一緒に食うから少し静かにしてくれ。頼むから。目立ってるから」

「お、おうなんかすまん」

(こいつ本当に悪いと思ってるのか? っとその前に)

「初めまして篠ノ之箒さん。クラスメイトだけどしっかりとした挨拶はまだでしたね」

「そうだな初めしてだな、野上さん。あと出来れば私の事は箒と呼んで欲しい。苗字は苦手なんだ」

「(苗字ってことは姉関連か?)……分かったでは今後ともよろしく箒さん」

「あぁよろしく、野上さん」

「……なぁ、明らかに俺と箒との対応が違うんだが野上さんや」

「そりゃ当然だろ。どっかの馬鹿とは違い箒さんは確りと挨拶は返すし、いきなり馴れ馴れしくしないからな。あと人が変われば対応が違うのも当然だ」

「ウッそれはそうだが……なぁ箒からもなんか言ってくれないか?」

「断る、そもそも野上が言ってる事は正しいし悪いのはお前だ。それに必読するって指示されてる参考書を捨てるような馬鹿とは一緒にされたくないんだろ。自業自得だ」

 

(全くもってその通り)

 

「そんなー」

 

 なんかへこんでるが関係ないようかのように、ゴールドはスマホを取り出し訓練の録画データを見ながら食事を進めていた。

 

「ん? 野上さんは何を見ているのだ?」

「ん? あぁこれは訓練の録画データだよ。学園ではアリーナで訓練又は模擬戦等をした時は毎回録画データが撮られるんだけど、それは生徒に公開されているんだ」

「そうなのか? 全然知らなかった。野上さんはどこでこれを?」

「春季講習中にISを訓練する時があったんだがその時に知っとくと便利だからって先生が教えてくれた。詳しい事は生徒手帳に書いてあるから確認しときな」

「ありがとう野上さん。おい一夏聞いたか、真面目に春期講習受けていればこういう事をちゃんと知れたのだぞ。今からじゃ遅いかもしれんが頑張るぞ、私も訓練には付き合ってやるから」

「ほ、本当か箒?! ありがとう、恩に着るよ!」

 

 うーむさっきから思ってたがこの2人、やけに距離が近いな? 前から知り合いだったのだろか? まぁ俺には関係ないか。そう思い、飯を済ませてその場から立ち去る。

 

「じゃあな織斑、箒さん」

「ん、野上さん」

「おうまた明日学校でな」

 

 出来ればもう関わりたくないとも思いつつ部屋にもどった。部屋には誰も居ないため山田先生はまだ食事してると思われる。

 

「うーん風呂入って授業の復習したら寝るかな」

 

 そう考えて風呂場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 ___________

 野上君と分かれた私はいつも野上君と食べてた小さいテーブル席に座った。このテーブル席は2人用なので1人でも違和感ないだろう。そう思っていただきますを言おうとしたら向かいに先輩の織斑先生が座った。

 

「すまない、相席いいか? こちらはまだ人目が少ないからここら辺がいいのだが……」

「いいですよ、織斑先生。織斑先生は人気者ですからね」

「私としてはもう少し生徒達に自重してもらいたいがな……」

 

 と疲れた顔で愚痴を漏らす先輩。でも生徒達の事も分からなくは無いんですよね。先輩ってかっこいいし、やってきた事もあって憧れの存在なんですよね。……少し行き過ぎてる生徒がいるのは否定しきれませんが。

 

「そ、それだけ皆さんに慕われてるって事じゃないですか」

「まぁ、そう考えれば少しはマシになるが。っとこの席に座ったのは愚痴の為では無かったな。野上がクラス代表に立候補したのは伝えたはずだが、彼奴のISの操縦はどれほどに育った? リーグ戦になっても反応が薄かったがもしかして既に諦めてるのか?」

 

 なるほど、先輩なりに野上君を心配しているようですね。ですが_

「いいえむしろその逆です。一層訓練に身が入ってます。恐らくクラスメイトに代表候補生がいるから、少なからず模擬戦をやる事は予想していたのではないでしょうか」

「ふむ、それもそうだな。それに彼奴の立場で諦めるとは本当に全部諦めるような状況だからな」

「そうですね、ですから私がそんな事にならないように育てますよ」

「……あの山田先生がここまでハッキリ言うなんて、少しばっかり驚きましたね」

「確かに、以前の私ではここまでハッキリと言えませんでしたが……約束をしたので」

「それは野上との?」

「それもありますが、自分とのです」

 

 そう答えたら織斑先生に笑われてしまった。なんで笑うんですかって聞いたら

 

「いやこれは私からは言えないな。自分で気づかないと意味が無いからな。……全く彼奴も隅に置けないな」

 

 どういう事なのでしょうか? その後もちょくちょく此方を見ては笑顔になる織斑先生が気になってしょうがなかった。




ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は山田先生ご自分の何かに気づいていない回でしたね。サテナンノコトナンダローホンニンモキヅカナイナンテホントウニワカラナイナー。
さてそんな茶番はさておき、前書きにも書いた通りやりたかったのはこれですね。ここいらでやらないとなって思ったので挟みました。あと山田先生と織斑先生の絡みもやりたいなって思った次第です。それでは次回の更新まで待っていただければ幸いです。
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