俺はセシリアと織斑の戦いを見ていたのだが、織斑の機体酷くない?
(織斑の機体は試合を見る限りめぼしい遠距離兵装が無いのだろう。太陽を背後にして有利を取ったのにそのまま近接戦闘を仕掛けたのがその証拠。そして注意すべきなのはあの機動力と零落白夜だろう。あのスピードで近づいて零落白夜で一撃突破というのがコンセプトなのだろう。織斑先生も確かそのような戦闘をしていた。この事からきっと織斑は織斑先生と同じくらい規格外だと思われていたのだろう。だがあいつには悪いがこれは都合がいい。要は近寄らせなければいいのだ。俺の相棒ならそれが出来る。それを俺がやれるかどうかだ。具体的には___)
『野上君、そろそろ時間ですのでカタパルトの方へ』
「あ、もうそんなに経ったのか分かりました。直ぐに向かいます」
俺はおやっさん達に礼を言いながら相棒を貰いそのまま展開、カタパルトへ固定した。
(とにかくこれで勝てば念願のクラス代表だから_)
「俺に付き合ってくれよ、相棒。モルド・テンペスタ、野上ゴールド……出る!」
俺が出撃して少し経つと織斑も出てきて定位置についた。
「お前とは1度やりたいって思ってたんだ」
「そうかい出来れば俺はやりたくなかったがな」
「そう釣れないこと言わないでくれよ野上、それにやるからには全力でやるんだろ?」
「そりゃ当然」
(じゃなきゃこっちはやべぇんだよ)
「なら俺はそれでいいや」
「あっそ」
『無駄話は済ませたか? ではこれより試合を始める。カウントダウン開始!』
カウントがゼロになった瞬間、織斑は物凄いスピードで突っ込んできた。だが
(予想通り……)
それを予測できない程野上は馬鹿では無い。そのまま後方に飛びながらガトリングを五丁全てで面射撃をした。だがこれを急降下して回避し、そのまま急上昇。下からゴールドに向かう。
「クソっならこれをくらいな!」
「?!」
ゴールドはシールドを2つ射出した。だが、そのシールドについてるガトリングはシールドの裏にすっぽり隠れていて、ショートソードの刃だけが突き出ていた。その2つのシールドはそのまま突っ込んできた織斑と激突して織斑のSEを減らし、そのままガトリングを撃ち込み更に減らした。
「武装のしまい込みとかまだ慣れないな畜生、今後の課題だな。だが今は」
「はぁぁぁぁぁ!」
「こいつの対処だ!」
織斑は今度はゴールドの周りを回りながら近づいてきた。ゴールドはそれをショートソードで向かい打つ。
「いくらそっちが近接特化型だからってなぁ、こっちだってキッツい訓練こなしてるんだよ! そうそう負けられねぇよ!」
「んだとゴラァァ!」
「舐めんなぁ!」
「グゥ」
俺はシールドのガトリングで織斑に仕返しと言わんばかりに発砲した。セシリアの時外れたが、は今度は当たった。そのまま怯んだところで左手のシールドと腕の間に隙間を作り、そこにガトリングを収納する。展開する装備はショットガンを2丁、それもフルオート可能なものである。
「蜂の巣になりやがれ!」
そのままシールドの4丁のガトリングと合わせて一気に撃ち込む。
「白式SEエンプティ。モルド・テンペスタ、野上ゴールドの勝利!」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回なんか両方とも叫んでばっかだ…よし、戦闘の時のセリフもっと何とかしよう。
今回は特に話す事はないので後書きはここまで、お気に入り登録や感想等は励みになりますのでどんどんして行ってください