パン! パパン!
「「「野上君、織斑君、セシリアさんお疲れ様ー!」」」
「何これ」
「お疲れ様会って俺は聞いたぞ」
「一夏と同じく」
「私もですわ」
俺は織斑先生に言われた通り食堂に向かう途中セシリアと織斑、箒さんに合流して、そのまま食堂に向かった。3人は山田先生に『お疲れ様会を開くから』と言われたらしい。だが着いた直後にクラッカーで歓迎されたら誰だってびっくりするだろう。
「えーっと本当に何これ」
と困惑していたら、クラスメイトの1人が_
「あーこれなんか3人がリーグ戦やるって決まった時にね、布仏さんが終わった後代表決定のお祝いも兼ねて打ち上げしようって言い出して、みんなもやろうやろう言っちゃったんだ」
「そんな言い方だと私が悪い言い方じゃんー。何やかんやでみんなも賛同してたじゃん」
「もうどうでもいいや、腹減ったし俺は飯食べる。織斑、パンダ役は任せた」
「な?! ちょっと待ってくれよ野上!」
「私も疲れましたのでご一緒させていただきます、野上さん」
「え? セシリアまで!」
なんか後ろから織斑の断末魔が聞こえているが俺には関係ない。そもそもこういうのは俺よりも顔がいい織斑の方が適任だ。そう思いゴールドはグラタンとそこら辺に用意されていたコーラ、セシリアはサンドウィッチとコーヒーをもってテラスの方に出た。
「ふぅ、やっと落ち着ける。っとコレがお疲れ様会なら言う事言わなきゃな、お疲れ様セシリア。今日はいい試合が出来たよ」
「お疲れ様ですわゴールドさん。私も今後の課題等が分かった試合でしたわ。ですがゴールドさんが私にお疲れ様なんて、皮肉ですか?」
「まさか、ただコレがお疲れ様会って言うんなら1回は言わないとなって思っただけだよ」
「フフ、冗談ですよ。そこまで本気でいいわけしないでください」
2人はそこで会話をやめて晩御飯を食べ始めた。2人が食事を終えて、夜風に当たってる最中にセシリアが話しかけてきた。
「野上さん、少しお話をしませんか」
「それはいいが、どうしたんですか突然改まって」
「いえ、ただ少し真剣な話をしようかと思いまして。……ミスタ・野上、イギリスの代表候補生になるおつもりはありませんか?」
「?! ……それはどう言った意味で? ミス・オルコット」
「言葉の通りです。先程のリーグ戦にて私は貴方の操作技術が素晴らしいものであると感じました。そして貴方はあのシールド、あれは擬似的ではありますが我々イギリスが目指しているBT兵器を使いこなしています。あれ程使いこなしているのならBT兵器も使いこなせると判断してこの推薦を持ちかけました。既に技術主任であるミス・ラミアスと言う方を通して本国に連絡済みです。そして先程返信が来た所、《こちらからも是非お願いしたい》との事でした。貴方さえ良ければ直ぐにイギリスの代表候補生になれますが?」
「分かりました、確かにそれはこちらとしても嬉しい申し出です。俺、野上ゴールドは正式にイギリスと契約し、代表候補生になります」
「いいのですか? 確かにすぐになれるとは言いましたが、そんなに即決してしまうのは」
「はい、元より俺は後ろ盾が欲しくて努力してきました。それがこんなにも速く叶うのならそれに越した事はありません。それにミス・オルコットの様子を見れば職場環境も悪くないのは分かります」
「そうですか、それならこの事は早速本国に連絡をしますね。恐らく近い内に先生方を通して書類が届くかと思います。それに確りと目を通して書類にサインをしてもらえれば、晴れて代表候補生です。今後ともよろしくお願いしますね、ゴールドさん」
「あぁ、俺からもよろしくお願いしますセシリアさん」
こうして俺は、イギリスの代表候補生となる道を選んだ。
「あー! 野上君とセシリアさんいないと思ったらここにいたのか。せっかくのパーティなんだから騒ごうよー」
このまま静かにしようかなと思ってたらクラスメイトに見つかってしまい、そのままみんなの所へ連行されてしまった。だけど_
「たまにはこういうのもいいかな」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はゴールドがセシリアに推薦されるという結構大事な回なのに今何も短くて大丈夫なのか?と思いつつ、これ以上話広げれねぇからいっかという感じです。次回はもう少し長く書けるように頑張ります。
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