敵ISとの戦闘終了より数十分後、織斑千冬は苛立ちを隠せないままある所に電話していた。それというのも敵ISの搭乗者についてだ、ISとはパワードスーツである為にそれを纏う者がいる。だが、あのISには居なかった……つまり無人機という事だ。
無人機の開発なんて聞いたことが無い、だが千冬は知っている。こんな規格外な事をやって退ける存在を知っている。それは__
「あれはどういう事だ、”束”」
『えー電話して開口一番がそれって、ちーちゃんは相変わらず冷たいなー』
「そんな事はどうでもいい、私はあれはなんだと聞いているんだ」
ISの開発者にて”天災”、篠ノ之束である。
『あれってーもしかして無人機の事かなー?』
「それもあるが、何故学園を襲撃してきた。お前は何が目的だ」
『目的ねー最初は単なる興味本位だったんだけどーそうだね……”母親”として”娘”の我儘に付き合ったが合ってるかな』
「母親? 娘? ますます訳が分からないぞ」
『そのうちちーちゃんにも分かるよ、束さんはまだまだやる事があるからじゃあねー』
「な?! おい束、話はまだ_」
『箒ちゃんといっくん、それと……2人目の子にもよろしく言っといてねー』
「チッ切られたか……それにしても箒や一夏はともかく野上だと? 本当に何がしたいんだあいつは」
「フフフ……まさかあんな事を言わせるパートナーに出会うとはねぇ、嬉しいものだねぇ」
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山田真耶は医務室、そこに配備されているベッドの横で椅子座りながらそこに横たわっている”彼”を見つめていた。
(野上君に凰さん、無事……と言ったら良いのか分かりませんがとにかく良かった。命に別状が無くて)
だけど
「貴方達を守れませんでした、ままなりませんね。本当に……っとそろそろ私も戻らないとですね、ソレではシャマル先生私はこれで」
「えぇ、ですが貴方も気をつけてくださいね? 戦闘の直後なんですから」
「分かっています、お仕事が一段落しましたらまた来ますね」
そう眠る2人に告げると、山田先生は医務室を出ていった。
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俺と箒は山田先生と入れ違うように医務室に入った。
「失礼します、1年1組の織斑一夏です」
「同じく、1年1組の篠ノ之箒です」
「同じく、1年1組、セシリア・オルコットです」
「あら、いらっしゃい。1組ってことは野上君のお見舞いですかね」
「はい、野上と鈴のお見舞いに。2人はどちらへ」
「そこのベッドに横たわっているわ、右が凰さん。左が野上君よ。2人共まだ目が覚めてないから静かにね」
そう医務室の先生が指さした方に視線を動かすと、そこはカーテンで仕切られており、先生が言った通り右に鈴、左に野上が眠っていた。
「ミス・シャマル、お2人は大丈夫なんですよね」
「はい、傷の処置は済ませています。ですが戦闘での疲労、そして突然の実戦による過度のストレスで目覚めるにはまだ時間がかかると思います」
「そうですか……」
「そう落ち込むなオルコットよ、確かに2人が目を覚まさないのは心配かもしれないが先生も傷の処置は済ませていると言っている。今は2人を休ませる事が先決だ」
「そうですわね、ありがとうございますミス・篠ノ之」
「いや、気にするな」
その後、俺達は少し過ごした後医務室をあとにした。
まず初めに、更新遅れてすいませんでした!!
いやね?言い訳してしまうと元から今回みたいな話にしようと決めてたんですよ。それである問題が出たんです……束さん喋り方むずい……てなワケで四苦八苦してたらこうなってしまったという訳です。本当に言い訳ですはい。
更新スペースは未だに不定期、亀更新ですが今後も読んで頂けたら幸いです。