相棒と共に翔る   作:ゴールド@モーさん好き

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また前話と大きく時間を開けてしまい申し訳ありません。中間やら資格試験やらFGOのイベントやらで忙しくて…あと大きいイベント事と言えば文化祭と期末ぐらいなのでペースは少し上げられるかも知れません。
それでは4話お楽しみください。


4話

 初日の夜に最初の4日間はISの座学に集中、それからはISの実践練習を含めた講習内容になると聞かされた。そして今日は講習5日目、つまり今後の相棒になるISを決める事になる。この4日間俺は考えて機体とカスタムのコンセプトを既に決めてまとめてある。

 そう説明したら、

 

「え? もう決めてたのですか?! うーんでも一応直接見てみませんか? 百聞は一見にしかず、とも言いますし」

 

 と言われた。たしかにこれから世話になるであろう機体を直接見ないで決めるのもあれだな、と思い山田先生と一緒にISがある格納庫へ向かってる。

 

「そう言えばまだどっちの機体にするか聞いていませんでしたけど、どちらにする予定だったのですか? やっぱり日本の打鉄(うちがね)でしょうか?」

「いえ、俺はラファールの方にしようと思っています」

 

 IS学園に配備されている機体は2種類ある。

 まず純国産のIS、打鉄。日本の第2世代で防御に重点を置いたバランス型。攻撃ではなく防御重視と言うのに日本らしさを感じる。

 そして俺が選んだIS、ラファール・リヴァイブ。フランスのデュノアという会社が開発した第2世代最後の機体である。最後の第2世代ということもあってか第3世代に劣らない性能である。シェア率も第3位とさる事ながら特筆する事は操縦の簡易性により人を選ばない所と、多様な武器でその人の得意な戦術が用意にできるという事。

 シェア率が最後の第2世代に対して3位というのだからそれだけ使いやすいのだ。それに加えて多種多様の武器でその人その人に合わせられる。これを選ばない理由が俺には見つけられなかった。故に俺はてっきりラファールをオススメされると思ったが……

 

「ラファールですか。たしかにあの機体は操作の簡易性に加えて多様な武器で人を選ばないのが売りで初心者向きとされているのですが……ラファールですか」

「どうしたんですか先生? そんなに渋って。ラファールの何か問題でも?」

「いえ、ラファールは確かに簡易処理によって操作は初心者向きなのです。私が危惧しているのは武器の方なんです」

「武器? それこそラファールの売りの気がするのですが……」

「そうですね、確かに売りのひとつなのですが、初めてISに乗る方々はその多種多様の武器を十分に発揮できずに終わっちゃう人が多数なんですよ」

 

 山田先生曰く確かに操作性は初心者向きだが、配備されている武器が多種多様すぎて十分にその力を発揮出来ず装備を絞ったり、戦闘中にどれを使えば良いのか一瞬迷ってしまいそのうちにやられてしまうなんて事があるらしい。

 確かにそういう事が有るのなら心配してくれるのも分かる。

 そんな事を話している内に俺らは格納庫に着いた。そこにはズラーっとISが整列されている。

 山田先生は再度実物を見せながら特徴を教えてくれた。

 

「___さてと、これで最後の説明は終わりましたけど決まりましたか?」

「はい、やっぱり俺はラファールを選びたいと思います」

「その理由を聞いてもいいですか?」

「はいそれは_______

 

 俺はラファールを選んだ理由、俺が考えた戦術とカスタム仕様を教えたら驚かれた。確かに結構装備を標準装備から変えるがそんなに驚く事だろうか? そんな事を考えながら俺は初期化(フィッティング)最適化(パーソナライズ)を行い、1次移行(ファーストシフト)する為にラファールに乗っている。1次移行が終わればいよいよ実践訓練である。1時間ほどして1次移行終わった。

 

「はい、お疲れ様です。これでこのラファールは晴れて野上君の専用機となりました。どうですか? 記念にこの機体に名前でも付けたりとか」

「名前ですか?」

「そうです。これから苦楽を共にする、言わば相棒のようなものです。ですから自分で名前を付けてそれを呼ぶ。それだけでも試合前等の時に少しですが気が落ち着きますよ?」

 

 ふむ、そういうものなのか。いや山田先生の事を疑ってる訳じゃないが、名前か……

 

「モルド・テンペスタ」

「『モルド・テンペスタ』っとカッコイイ名前ですね。それに一緒に戦ってくれそうな名前ですねね」

 

 山田先生はそう言ってウィンドウを操作して登録をやっていた。そして完了したのか俺の目の前には、《モルド・テンペスタ:野上 ゴールド専用機》という表示の下にYES or NOと出ていた。俺は迷いなくYESを押した。そして無意識に俺はこう呟いていた。

 

「コレからよろしくな相棒」

「さてとそれではこれから実践訓練の為に演習場に向かいますので、ISを待機状態にして下さい」

 

 えーっと確かISの待機状態にするには、ISに向かって身に着けるものでイメージしやすい物のイメージをぶつけるとか参考書のは書いてあったけど、これって要するにとにかく強くイメージしろってことだよな? 

 だったら__

 強くイメージして少ししたらISが光出して消えて行き、右手中指に赤い線がある簡素な指輪が出来ていた。

 

「無事、待機状態に出来ましたね。それでは行きますよ」

「はい、今日から実践訓練の方もお願いします」

「フフフ、そんなにかしこまらなくても大丈夫ですよ。なんたって先生なんですから。生徒の為ならなんだってやりますよ」

 

 うーんいつも思うが山田先生の先生なんですから発言は可愛いなぁ。

 この時まさかISの訓練があんなにも辛いだなんてこの時は思いもしなかった。

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