カーマイン・フォルスマイヤー
所属;ローランディア
階級;民間人(騎士の位を返上)
年齢;十八歳
身長;172cm
人種;ゲヴェル
武器;刀〈レギンレイヴ〉
ローランディア宮廷魔術師サンドラの息子。母との血のつながりは無いが、フォルスマイヤー家の姉妹とともに実子同然に育った。姉もカーマイン同様、サンドラの実子では無い。
救世の騎士とも呼ばれ、時の支配者ヴェンツェルを倒した青年である。その実力は剣術、体術、魔法に至るまで並ぶもの無し、と賞される。
実は人間ではなく、『ゲヴェル』という白銀の異形に作り出された魔導生命体。
公平に物事を見ようとする目と、理不尽な行いを決して許さない心を持ち合わせる。一見、無口で無愛想だが、打ち解けた仲間の為にはどんな苦労も惜しまない。その為、仲間からは全幅の信頼を寄せられている。
基本的には、幼少期に教わった格闘術と剣術を独自に併せたスタイルによる近接戦闘が得意。
魔法に在っては、魔力が高く、術者として戦う事も十分可能だが、本人は魔法を覚えるのが苦手。その為、剣術と魔力に秀でた自身の才能を活かす『魔法剣』を得意とする。
この『魔法剣』とは、剣線に魔法を付加させて威力を倍加させ、直線状にいる敵に向けて放つ魔力砲のような技である。主にカーマインの遠距離戦技として重宝されている。
また、自身の体内にあるゲヴェル因子を活性化させることで真の力を使えるようになる。ただし、この『因子解放』を行うと異形としての本性が現れるため、口調が悪く、性格も普段より凶暴になってしまう。
ちなみにカーマインの意志を反映する刃――レギンレイヴは、カーマインが切ろうと思ったモノだけを斬る。その為、『奇跡の刃』、『不殺の斬戟』とよばれる一閃を放つ事が可能である。
真っ向勝負を信条としている。
〈経歴〉
赤ん坊の頃、ローランディア宮廷魔術師長によって、相反する二つの予言を受けた。
その予言の内容は、「将来、この赤ん坊は『世を救う光』、『世を滅ぼす闇』になる」と言う、なんとも世界の命運を左右するような内容であった。これらの結果は日によって変わり、当時の宮廷魔導師達は混乱した。
そこでカーマインの義母たるサンドラが、赤ん坊であったカーマインを引き取り、『世を救う光』となるために、彼を育てる事を決意する。
サンドラによって十七歳まで王都から出されず育てられたカーマインは、あらためて旅に出て多くの人と出会い、人間的にも成長した。旅の途中で勃発した戦争の中で、青年は思う。理不尽だと。
いきなり、家族や恋人を奪われる事で嘆く人々。いきり立つ兵士の声。その怒りと悲しみの矛先を知り、彼は自分の中での戦争という理不尽を見出す。
だから、彼は救世の騎士と呼ばれる今日も旅を続ける。自分の中のルールを貫くために。
アステア・クロスロード
所属;ローランディア
階級;ローランディア王国近衛騎士団〈グレナディーア〉の団長
年齢;不詳(見た目は一七から二十歳)
身長;172cm
人種;ゲヴェル
武器;魔方剣オートクレール、アルスィオーブ
ローランディアと言う国の近衛騎士団団長を務める騎士。その顔は、救世の騎士と同じであり――髪の長さや色、瞳の色まで同じ。
周囲からの評価は『とっつきにくく、口を開けば嘲笑と共に毒舌を吐いてくる』とされている。
極度の人間不信であり、悪意を初対面の相手に必ず向ける。これで、相手がどのように応じるかで、その後の対応を考えて行く少々捻くれた青年である。
実際は、他者の隠し事をズバリと見抜く洞察力を持ち、いかな状況に身を置かれても私情をはさまない怜悧冷徹な思考が出来る人物である。
例えば自分やその近しい者の命が危機に陥ったとしても、彼は冷めた視点から状況を把握し、決して妥協せずに最善策をアルスィオーブでたたき出し、窮地を脱す。
その狡猾さを悟らせない為に、周囲を油断させたり、不必要な人間との接触を避けるために敢えて憎まれ口や思慮の浅いようなセリフを吐いて見せ、短気や神経質であるように振舞っている。
彼の振る舞いの成果もあってか、周囲は、救世の騎士やその右腕の苛烈な剣の強さに目を奪われがちだが、彼の指揮能力や剣術も決して侮れず、特にその魔力は
ただし、デュアルソウルストライクと言う最強の魔法剣だけは打てない為、一撃の破壊力で言えば先の二人には劣る、ともされている。
戦い方は三通りあり、全て刀を使用する。
まず、ドッペルゲンガーと呼ばれる相手の技を真似、鏡に写したように同じ動きをする技術。これは知識の石――アルスィオーブにて、相手の剣術を模倣して放っている。一刀流であることが前提であり、相手の下手な剣術の癖を自分につけない為、その場しか使わないという限定技。
二つ目が、魔方剣と呼ばれる魔力から作り出された刀を使う戦闘術。これはアステア自身が持つ刀、オートクレールをアルスィオーブで完璧に模倣、魔力により復元して無数に生み出し、相手に向けて放ち爆発させたり、自分で握って戦ったりする――。この際、使われる技術は二刀流の為――アステア自身の戦い方となる(ティアナのクロスミラージュのように『いくつも作れる刀』と考えると分かりやすい。また、作った刀に爆発などのエフェクトを加える事も可能である)。
最後が、オリジナルのオートクレールの柄頭に、魔法剣の刃を備え付ける――いわゆる『双身刀』を使っての戦い方。アステアは基本的にドッペルゲンガーを使う為、一刀流での剣術は学ばないのだが――かつて、カーマインとその姉によって救われた敵国側の偽王より、この特殊両手剣での剣術を教わり完璧にマスターしている。
〈経歴〉
グローシアン狩りという事件を率先して行い、指揮していた過去を持ち、一国のグローシアンという人種を皆殺しにした。
(このグローシアンとは、「日食や月食の日に生まれた子供」のことを指す。グローランサーの世界では、日食や月食の日に生まれた子どもは、魔力が高いと言う法則があり、ゲヴェルとは対極的な人種と位置付けられている)
かつて人間を抹殺するために白銀の異形ゲヴェルより作り出された仮面の兵士。人間の姿を模しているが、体の組織の80パーセント以上がゲヴェルの細胞で作られている。
人間の情報をゲヴェルが得るためにローランディアの貴族の家に送られたのだが、物心つくと同時、家が盗賊に襲撃され、以降は自分の養い親を殺した盗賊と行動を共にして食いつないできた。
しかし、その盗賊達が一人の傭兵に皆殺しにされた時、傭兵に生きることを教えられ、人の本質が悪であることを教授される。
自分の利益のために平気で他人を利用する『人間の欲』に嫌気がさし、人間を抹殺させんとするゲヴェルの精神感応を喜んで享受した。
自ら人間と関わり、人間として生きたが故に人間を殺すことを選んだ仮面騎士である。
そんな折に、カーマインと出合い、更に神に仕えることで他者を信じる神官達と知り合い、人間を見直すようになる。
そんなアステアの姿はいつしか、人々に『救世の左腕』と呼ばれるようになっていった。
ティピ
所属;ローランディア
年齢;半年くらい
身長;16.4センチ(グローランド時)、33センチ(ミッドチルダ時)
人種;妖精型ホムンクルス
特技;ティピちゃんキック(クロス、トリプル、乱舞等)
カーマインが外の世界へと旅立つ際にお目付役として、カーマインの義母サンドラが作り出した魔導生命体。
見た目に反して鋭い突っ込みと毒舌を披露する明朗快活な少女。
必殺『ティピちゃんキック』は、相手が誰だろうが問答無用で昏倒させる威力を持ち、絶世の美貌を持つ事で有名なゲヴェルの顔面を崩壊させるほどである(原作;グローランサー準拠)。
本当は思いやりがあり、優しい性格の持ち主なのだが――素直になれず、短気でワガママという表面が強調されがち。
救世の騎士と呼ばれるカーマインと常に行動を共にしており、唯一彼が自分の苦しみや悲しみ、悩み等を直接打ち明けられる相手でもある。カーマインの感じる戦争の理不尽や命の大切さを感じ、共に闘いぬく事を誓っている。
好きな事は食べること、カーマインのスカした顔を蹴ること
嫌いな事は暇な事、である。
〈経歴〉
救世の騎士と呼ばれる青年が、そこに至るまで、彼を心身共に支えてきた存在。人々の為に剣をふるい続けた彼が、守ってきた人々に傷つけられた時、彼女は自分の意志ではなく、カーマインの想いを優先し、彼が全力で最後の戦いに臨めるよう、心の迷いを取り払うように献身的に尽くした。
現在は、一命を取り留めたカーマインと共に、元の世界に帰る方法を模索中である。
リィン
「リィンと」
はやて
「はやてが」
リィン&はやて
「「行く♪」」
はやて
「と言う訳で、今回から始まりました。司会は私、八神はやてと」
リィン
「リィンフォースⅡですぅ♪」
はやて
「ようやく……ようやく私らの出番が来たな、リィン!」
リィン
「はやてちゃん、その前にまず、皆さんにご挨拶とお詫びをしないと……」
はやて
「ん? 何で?」
リィン
「まず挨拶から。これからどうぞ、よろしくお願いしますっ♪ お詫びの方は――ごめんなさい。話の更新じゃなくて、キャラ紹介なんです」
はやて
「――まあ、長い目で見たって欲しい……かな? それにしても、これではっきり分かるね」
リィン
「何がですか?」
はやて
「決まってるやんかぁ~! SO3とGL、どっちの人気が上かの勝負やなぁ~♪ フェイト君のはっちゃけぶりか、カーマイン君の二枚目ぶりか……! 手に汗握る勝負や!!」
フェイト
「どうも、はっちゃけぶりと二枚目ぶりを発揮するフェイト・ラインゴッドです」
カーマイン
「え、っと……ここ、どこだ??」
リィン
「は、はやてちゃん! ゲストが来てますよ!?」
はやて
「流石やな! 呼ぶ前から現れるなんて――むむっ!!」
フェイト
「呼ばれて出て来てじゃじゃじゃじゃーん♪ って、おいおい! 僕の出番はところであるのかよ、本編? 冗談じゃないぞこのやろ! このシリーズのタイトルは何なんだよっ!? 僕もスバルも、黒い狭い箱の中に詰められたんだぞぉおおおお!!!!」
はやて
「黒い狭い箱の中で、助けを呼ぶっ! やな!」
フェイト
「ちょ、ちょ……ちょっと待てよ!? その『世界の中心で愛を叫ぶ』をうまくパロったようなドヤ顔やめろぉっ! 大して巧くないからねっ!?」
リィン
「と言う訳で! 第一回目のゲスト!
SO3主人公、フェイト・ラインゴッドさんと、GL主人公、カーマイン・フォルスマイヤーさんです♪」
フェイト
「どうも。皆の主人公、フェイトです」
カーマイン
「え? ……俺もしゃべるのか? えと、――カーマインだ」
はやて
「あかんっ! あかんでぇ~! カーマイン君、もっと自分を主張せな! “じゃくにくきょうしょく”の座談会では生き残れへんでぇ~!」
フェイト
「セリフしかないからね☆」
カーマイン
「って言われても……、自分から話すのは苦手なんだ……」
フェイト
「!? お、お前……! 仮にもRPGの主人公だろう!? 自分から行動起こさずに主人公名乗れるのかよっ!!?」
カーマイン
「まあ……ぶっちゃけ、重要な選択肢以外は、喋らないからな」
フェイト
「甘いっ! 街の道行く人を呼びとめるのは、間違いなく君の役目の筈だーーー!!」
カーマイン
「隊列変換すりゃそんな事もない」
フェイト
「……え!?」
カーマイン
「そう言えば、SOシリーズはそんなの無いな」
フェイト
「パーティの行動は、すべて僕が決めるからねっ☆ ――だがな、カーマイン。侮っちゃいけない……。我らがトライヤ神は、主人公をまったく育てなくても物語が進むように、悪魔の……悪魔の罠を仕掛けているんだぁああああーーー!!」
はやて
「要するに、フェイト君要らん子扱いされてんの?」
フェイト
「Noooooooo!!!!」
リィン
「はやてちゃん。思ってても口にしちゃいけないこと、ありますよ?」
フェイト
「え!? 何その、リィンちゃんも“思った”みたいな発言っ!!?」
はやて
「ごめん、フェイト君。そんな真剣に受け止めるとは思わんかったん。もっとこう余裕のある返答を期待しててんけどなぁ……」
フェイト
「だからトライヤ神を舐めちゃだめってばぁあああ!? 奴等は、奴等は僕を育てないシナリオを作る為に、『ルシファー(ラスボス)Lv1撃破』とか言う訳のわからんバトルコレクションを収集させようとする、そんな輩なんだぞぉぉおおおあああああ!!!!」
リィン
「だから『主人公は僕だー』って主張してるんですか?」
フェイト
「いや! 主人公は僕だからさ☆ 事実を述べてるだけだよ、事実を」
カーマイン
「リィン、はやてさん。このジュース貰っても?」
はやて
「まったく喋ってないのに喉渇くん?」
カーマイン
「渇いたんだ。はい、フェイト」
フェイト
「オーソドックスにオレンジジュースか……。よかろう!!」
リィン
「どちらかと言うと、フェイトさんが叫び過ぎて喉が渇いたと思ったので、ジュースを貰った――と言う事でしょうか?」
はやて
「わからん……。カーマイン君、まったく表情変わらんからなぁ……」
カーマインはやおらオレンジジュースを飲み始めた。
はやて
「って、普通に飲んでるー!? 気配り出来る子と思わせといて、実はただの天然さんと言う二段構えーー!!!?」
カーマイン
「喉渇いたって言ったろ?」
フェイト
「くっ……! な、なんだと……!? たった、たったこんなオレンジジュースちょっと飲んだだけで、僕の入り込めるスペースが無いほどに、座談会の主導権を握るだと……っ!? こ、これが――これがグローランサーの力なのか……!!」
カーマイン
「いや、セリフだけだから。フェイトの方が取ってるって、主導権」
カーマインはオレンジジュースを飲みながら言った。
フェイトは頬に伝う汗をぬぐう。
フェイト
「な、なんなんだ……! この言い知れない威圧感は……!? や、やめろ……! 主人公は僕だ!! 僕なんだぞ!!? やめろ、ショッカー!!!!」
はやて
「そ、そろそろフェイト君が暴走し始めたんで、この辺で打ち切りたいと思いますっ!」
リィン
「フェイトさん、落ち着いてくださーい!」
カーマイン
「て言うか、特に質問も何もなく終わったな」
フェイト
「あ、じゃあ質問コーナー行きます?(素)」
はやて
「あ、あれ!?」
リィン
「え、えっと……フェイトさん?」
フェイト
「それじゃ、僕からズバッと質問しようじゃないか」
フェイトはリィンとはやてには構わず、居住まいを正した。
フェイト
「――カーマイン。僕から質問してもいいかな?」
カーマイン
「答えられる範囲なら」
フェイト
「It's a simple!! ズバリ聞こう!! …………どうしたら、どうしたらそんなにモテるんですかっ!? 僕はラスボス倒して、ソフィアに告白したってまったく相手にされないのに、仲間達から誰一人として僕を慕うような声は無いのにっ、何故……何故君はそんなにもっ! 信頼されちゃったり、好かれちゃったり、愛されちゃったりしてるんだぁあああああああああ!!」
カーマイン
「さあ? って言うか、それ。ただの偏見じゃないか? 別に普通だぞ、俺」
フェイト
「殴りてぇ……! その小奇麗な面、思いっきり殴りてぇ……!!」
カーマイン
「じゃあ、こんなところでいいか?」
フェイト
「ワンモアだ……」
カーマイン
「何だよ?」
フェイト
「結局、誰が本命なんだい? 選り取り見取りじゃないか。自分を慕ってくれてる可愛らしい妹(義理)や、明るく親しげに喋ってくれるおさげのメガネっ娘。年上の優しさと清楚さ、可憐さ、そして情熱を兼ね備えた女性、……そして、女性でありながら圧倒的な強さを誇る、けれど君の前だけでは可愛らしい女性を演じようとする凛々しい女騎士。――さあ! どれが本命なんだっ! 僕の前でゲロってみろっ!!」
カーマイン
「なんでアイツ等が出て来るのか知らないが……、本命? 聞きたいのか?」
フェイト
「ズバッと言ってくれ!」
カーマイン
「口が悪くてやかましい――ちょっと蹴りの強い妖精だ」
フェイト
「敢えてそこっっっっ!?」
カーマイン
「なんてな」
フェイト
「おい、ちょっと待てよ。いいじゃないか、教えろよっ!!」
カーマイン
「じゃあ、はやてさん。リィン。俺は先に帰るよ」
フェイト
「あ! 待てよぉぉおおお!!」
去って行くカーマインを、フェイトが追って行った。
はやて
「フェードアウトしてったなぁ……」
リィン
「て言うか、はやてちゃん。『リィンとはやてが行く』なのに、フェイトさんに質問コーナー取られちゃいました……」
はやて
「次こそ……次こそ、リィンとはやてが行くを完成させてみせるんや……!!」
リィン
「はい! はやてちゃんっ!!」
はやて
「と言う訳で、今回は不本意ながらこれでおしまいや。また今度、見てな♪」
リィン
「以上! リィンと」
はやて
「はやてが」
リィン&はやて
「「行く♪ でしたぁ~」」
フェイト
「おい、カーマイン! 今の話ホントなのかよっ!? おいっ!?」
カーマイン
「さあな」
はやて
「リィンとはやてが行くやもんっ!!」