IS学園の猫ちゃん   作:只の・A・カカシです

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ついに50話・・・
正直、ここまで長く続けられるとは思っていませんでした。これも、読者の皆様あってのことです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


第50話 ゴーレム再び

 「亡国機業については以上になります。」

 タグマッチの前日。時刻は二〇時になろうかという頃。

 学内でも特別な権限を持つ面々が召集され、タグマッチ中に予想される事態の確認と、その場合の対処に関する会議が行われていた。

 「質問のある方。・・・いらっしゃらないようですので、次に参ります。」

 会議を仕切る先生が、手にする端末を操作してスクリーンの写真を切り替える。

 「それでは最後に・・・と言いましょうか。最も可能性の高い、警戒すべき対象。ゴーレムについてです。現在までに確認されたものは二体。一体目は一年生のクラスマッチ、二体目はキャノンボール・ファストです。」

 映された二体のゴーレム。その一方、クラスマッチを襲撃したゴーレムに先生の目は集まる。

 「特徴としまして、機械であるために、人間が乗っていては実現不可能な動作を――」

 ここに集められた先生達にとって、IS学園の敷地への侵入を許すことほどの屈辱はない。にもかかわらず、昨年までは無いに等しかったそれを、この学年が始まってからだけで二度も許している。

 それもあってか、長めの会議の終盤にあっても先生達の集中は高い。

 「――において、霧状のもの対しては回避しないことが確認されています。」

 この会議には来栖も参加していた。

 開校初期からいる彼だが、この手の会議に出席するようになったのは今の学年が始まってからのこと。もっと言うなら、今の学年が始まった時点では、そうではなかった。

 理由は単純。開校時のISは稼働率が低く、来栖は常にスクランブル待機をしている必要があった。

 その後、ISの稼働率は安定していったが、その頃にはISと戦闘機とでは戦術が異なるため、会議に参加する意義が薄いと言う考えが来栖を含めた教員に広がっていた。

 しかしゴーレムに侵入を許したことで、それは誤った認識だと証明される。

 結局のところ、戦闘機だろうとISだろうと、IS学園のシステムに探知された対象に対してスクランブルをするのであれば、そこを突破してしまう相手には後手に回る。

 「キャノンボール・ファストの際は偶然、学園の戦闘機が飛行中であったお陰で襲撃は免れました。そのため今回は、試合開始前からの哨戒飛行を予定しています。洋上は戦闘機で、市街地方面は遮蔽物が多いのでISによる警戒を実施の予定です。」

 効率は悪いが、襲撃を未遂に終わらせることができさえすればそれでいい。そのためだけの布陣。

 「確認された二体とも、何かしらの電子戦能力を有していることが分かっています。所属不明のISを発見した時は、迷わず信号弾を使用してください。繰り返しのお伝えになりますが、通信に異常を認めましたら、直ちに信号弾を使用してください。信号弾を確認したら、確認された方も伝達・拡散のために信号弾の使用をお願いします。」

 IS学園は襲撃の対象とはなり得ない。仮にされたとしても対処できる。そんな根拠のない安全神話にすがるものは、この場にはいない。

 破られる事を前提とした対策。九月の学園行事の最中に、テロ組織の亡国機業に侵入を許したこともあり、面子にかけてもなりふり構ってはいられない理由が教師陣にはあった。

 

 

-*・A・*-

 

 

 タグマッチ当日。来栖は一人、洋上で哨戒飛行をしていた。

 ただし、始めてからずっと一人ではない。つい三〇分ほど前までは他の教員もいた。

 どこへ行ったかと言うと、開会式だ。

 学園の所有するISは第二世代で、その上パーソナライズもしていない。

 奇襲を予期してなかったとは言え、パーソナライズした第三世代でも、ゴーレムに気がついたのは攻撃を受けてから。

 確実に見つけられるなら、警戒網を敷くのは当然。しかし、すり抜けられるリスクが伴うならば、生徒が一箇所に密集する時間帯だけは受け身になっても避難誘導を行う人手を増やした方が被害を抑えられると言う判断だった。

 副次的に、教員が揃っていることで安全が確保されていると、生徒たちを安心させる効果もある。

 来栖はふと、時計に目を向ける。

 「もう、準備できた頃かな。」

 開会式終了後は、先生たちは戻ってくる手筈になっている。そしたら交代で、補給に戻る予定になっている。

 もう一踏ん張りだ。

 そう気合いを入れた時、来栖が傍受していた航空無線に不自然なノイズが混じる。

 ほぼ反射だった。

 「異常を感知!警戒!」

 無線を入れる。それと並行し、スロットを最大に、そして操縦桿を目一杯引く。

 機首が真上を向くのを待つのも惜しい。

 ほどほどに角度がつくと、機体をロールさせ、学園の方向に機体下面を向ける。直ちに信号弾代わりにフレアを焚き、警戒を呼びかける。

 「こちらルートマン!IS学園、応答願う!」

 再度の呼びかけに、しかし返事はない。

 〈どこからだ?!〉

 センサー類に反応はなく、肉眼でも確認できない。

 〈突破された・・・けど、一応、こちらの警報が早かったな。〉

 視界の片隅で発光に気づき、そちらへ視線を向ける。学園から非常事態を宣言する信号弾と、やや消え気味の返事用の信号弾が打ち上がっていた。

 侵入されてしまうと、戦闘機でできることはないに等しい。

 一度燃料計を見て、飛び続けても問題ないだけの燃料が残っていることを確認する。

 〈さて、どうしたものか。〉

 既に事は起きている。いつ攻撃が行われても不思議ではない。如何なることがあっても撃墜だけはされぬよう、彼は集中力を一段と高める。

 「こちらルートマン。IS学園、応答してくれ。」

 学園の状況を把握できないことには対処のしようがない。状況を教えてもらうために無線で呼びかけてみる。

 だが、応答はない。電波妨害云々ではなく、呼びかけに対する反応が一切なかった。

 『マーベリック、何かあったのか?』

 その時、森田が無線に割り込んできた。

 「襲撃されている!教員と連絡がつかない!そっちから連絡してくれるか?」

 無線は駄目でも学園の内線なら、完全に独立したシステムなので介入のしようが無い。伝言になるのでタイムラグが大きくなるが、もはや手段はそれしかない。

 『了解。やってみる。』

 来栖のただならぬ口調に、森田もスイッチが入る。

 「頼んだ。」

 今はとにかく時間が惜しい。急上昇を行い、直上からのレーダー走査を試みる。

 このF-14のレーダーは、対地にも使えるレーダーが搭載されている・・・ものの、遮蔽物が多すぎてアリーナの様子はさっぱり掴めない。

 〈どうなってんだ、一体・・・。〉

 普段なら、地上が見える高度まで降下して様子を確かめる。しかし、それをしない・・・いや、できない。

 アリーナの直上でそれをすれば、生徒や教員の乗るISと衝突する可能性があるから。

 〈森田、まだか!〉

 最初に異常を感じてから五分近くが経過しており、未だ立て直せないほど酷くやられたのではと不安に駆られる。

 〈IS部隊に救援を頼みに・・・いや、それじゃ間に合わない。〉

 呼びに行って帰ってきた頃には、全てが終わっている可能性の方が高い。だからといって、ただ指をくわえてみていたのでは後悔が残る。

 『マーベリック!よく聞け!戦闘教員が、ISのハンガーが開かなくて出られないそうだ。』

 「っち!そのタイミングか!」

 戦力の分散を避けるために、再出撃前の補給を一斉に行ったのが裏目に出てしまった。

 「ハンガーだな!扉から離れるように伝えてくれ!直ぐに始める。」

 『扉からだな。分かった。無理するな!』

 来栖が何をしようとしているのか。瞬時に森田は察し、行動に移る。

 来栖はIS学園の建物の配置を全て把握している。飛行位置も把握しており、八Gの旋回を行い、一発でハンガーの正面に進路を取る。

 「セーフティー解除。GUN!」

 扉めがけ、二秒間バルカン砲を打ち続ける。当然、扉はびくともしないが、それは彼の想定通り。

 距離を取るため三六〇度旋回を行い、再びハンガーの正面に進路を取る。

 「FOX2。」

 空対空ミサイルであるサイドワインダーを、ハンガーに向けて発射した。

 普通に撃ったなら、恐らく命中させることは難しい。だからこそ、あらかじめバルカン砲で扉に熱を持たせ、そこにロックオンを行った。

 「よし、命中!」

 狙い通りのことができたと、来栖は再び三六〇度旋回を行う。

 「FOX2、FOX1、FOX1、FOX1、FOX1、FOX3、FOX3。」

 バルカン砲で壊れない扉は、空対空ミサイルの一発や二発でではビクともしない。故に、立て続けにサイドワインダーを発射し、更にそのサイドワインダーにレーダーロックオンを行い、携行していたスパロー四発に、アムラーム二発の計八発を一気に撃ち切る。

 「森田。破壊できたか聞いてくれ。」

 『了解。』

 濛々と煙が立ち込めており、様子を伺うことはできない。高度を上げ離脱し、無線を飛ばす。

 扉が破れていなかった場合に出来ることと言えば、増槽を無誘導で投機するか、バルカン砲を撃つか。いずれにしても、破壊できる可能性は低い。

 破壊できていてくれ。来栖はそう祈りつつ返事を待った。

 

 

-*・A・*-

 

 

 ISのハンガーでは、戦闘要員の教員がISを装着して出撃の準備を万全にしていた。

 「扉、開きます!」

 外部からの不正アクセスにより操作を受け付けなくなった扉。そのロックを強制的に解除すべく、扉の制御装置を直接操作していた教員がそう言った。

 「オープン!」

 回路を短絡させ、リレーを動作させる。制御盤のランプが【締切】の緑色から【開放】を示す赤色に変わったことを確認し、扉の前から走って逃げる。

 「あ、あれ?」

 十分に逃げて振り返った時、彼女は目を見開く。確実に操作したはずの扉は、一ミリも動いていなかった。

 慌てて操作盤のもとへと戻り確認を行う。

 「何で開かないの?!」

 急ぎランプを確認するが、問題はなく、なぜ開かないのかわからない。

 「電気来てるの?」

 ISに乗っていた教員の一人は、ふとハンガーの照明が非常灯であることを思い出し尋ねる。

 「でも、制御盤は生きてますし・・・。」

 「電源が違うってことは?」

 「それは無いと思うんですけど・・・あれ?」

 藁にも縋る思いでテスターを当てた時、その先生は自身の目を疑った。

 「えっ・・・。」

 テスターの故障を疑うが、制御系に当てた時だけは動く。ハッとして電源電圧のメーターを見て、そして絶望した。

 「電気が来てません・・・。」

 「!!」

 電源が回復しない限り、扉が開くことはない。勿論、ロックを手動で解除できれば開けられるが、簡単にアクセスできる箇所にあるわけがなく、打てる手は残っていないに等しい。

 「そんな!生徒たちが!」

 外の状況が芳しくないことは、何度も掛かって来る催促の電話で察している。

 早くしなければならないと分かっているのに何もできない。そのもどかしさが、先生たちを苛立たせる。

 「ドア程度、ISで引っ張って壊してやる!」

 一人が飛びつき、扉を動かそうとする。何人かがそれに続く。

 けれども突起物のない扉を動かすのは至難の業で、ビクともしない。

 「ドアから離れて!」

 平常心を失い騒がしくなっていたハンガー。そこに響き渡るほどの声で言い放ったのは、奥で電話を受けた先生だった。

 「何故」と聞き返す間もなく、何か固いものがとてつもない高速で何度も扉を叩いた。

 「今の何?!」

 かなりの音がした。扉を見れば、薄っすらと何か所も凸状に変形している。

 まさか侵入者の攻撃か。先生たちに緊張が走り、臨戦態勢を取る。

 「話を聞いて!」

 焦る先生に、電話番の先生が待ったをかけた。

 「輸送課から連絡で、外から扉を破壊するそうです!できるだけ、ドアから離れていて欲しいと!」

 「破壊する?・・・?!」

 意味が分からず呆然としていると、突如、轟音とともに建物が揺れた。

 「どういうことだ!」

 説明してもらおうと電話番を見るが、そこに姿はなかった。気が付けば、扉の作業をしていた先生など、ISを装備していない人は残らず姿を消している。

 意味は分からないが、扉から離れた方がいいことだけは確実。先生たちは、扉から最も離れた場所に退避する。

 それの完了を待つことなく、再びハンガーに轟音が響く。それも一度ではなく立て続けに。

 「シールドを!」

 エネルギーを温存するため、シールドを掲げ防御態勢を取る。

 その判断は正解だった。何度かの衝撃の後、爆風が硝煙の匂いを伴って建物内に吹き込んできた。籠った音だった爆発音がクリアな音に変化したことで、先生たちはドアが破れたことを確信する。

 開始から二〇秒ちょっと続いたそれが止む。恐る恐るシールドを下すと、濃い煙の中で扉があった箇所だけが僅かに明るくなっていた。

 焦っている先生が暴走気味に、扉の所へと駆け付ける。

 「安全を確保しろ!」

 慌てて追いかけた先生が腕を引っ張り、落ち着かせる。

 「一列三人で前進。最前列はシールドを掲げるように。二列目以降は爆風に備え、前列を押すように!」

 てきぱきと指示を出している先生だったが、焦る気持ちは抑えられず、前進の速度がかなり早かった。もっとも他の先生たちも同様で、それを指摘できるものは皆無だった。

 「こ、これは!!」

 扉の近くに到達する。そこで見たのは、大きく変形した扉。今まで気にしたこともなかったが、かなり厚みがあったことに気が付く。そして、そんな物が変形するほどのエネルギーがぶつけられていたことに、先生たちは恐怖さえ覚えた。

 「これだけ開いていれば出られるわ!」

 そのお陰か。焦りは抑えられ、幾ばくか平常心を取り戻していた。

 扉は脱落こそしていないものの、ISが一機通るには十分なスペースが確保されている。

 煙で視界はかなり悪いが、先生たちは臆することなく飛び出していった。

 

 

-*・A・*-

 

 

 『ゴーレム、全機無力化を確認!』

 来栖がハンガーの扉を破壊してから一〇分近く経過した。

 そう連絡を行う教員の無線で、ジャミングがなくなったことに気が付く。それは学園から脅威が排除されたことの証明で、彼は安堵のため息をついた。

 気を張りすぎるのもよくないが、残存がいる可能性を考え、集中力を切らさないように努める。

 『代表候補生たちは全員医務室へ!優先で!』

 『第四アリーナ!重傷者あり!救急車を!早く!』

 『ゴーレムの残骸は第六アリーナへ。』

 飛び交う無線に、かなりの損害を被ったことが確かなことを確信する。

 「森田、滑走路は大丈夫か?」

 『こっちは無傷だ。降りるか?』

 「降りて補給したいところだが、もう少し粘る。」

 『了解。弾薬、準備して待っとくよ。』

 「頼む。」

 

 

 

  〈予想はしてたけど、流石はIS学園の建物だな。あれだけミサイルを撃ち込んでも、これで済んじゃうのか。〉

 深夜と言える時間帯が近づいてきた頃、来栖はISのハンガーの扉の前にいた。

 あの後、来栖は補給に着陸する以外はずっと哨戒飛行を行っていた。

 学園の片付けが完了し、哨戒飛行から解放されたのは夕方になってから。それから整備を行い、報告書の作成などをしているうちに、こんな時間になっていた。

 〈しかし、まあ。人がいなくて助かった。〉

 建物の周りは、地面が抉れたりバルカン砲の二〇mm弾が着弾した跡だったりはあるが、瓦礫やミサイル等の破片は一切ない。それは事態がひと段落した頃、来栖は発射前に地上の安全確認をせず扉に向けAAG(空対地射爆撃)をしたことをはたと思い出し、気が気ではなかったので調査を依頼したからだった。

 「来栖君としては狙い通り・・・と言う表情ではなさそうじゃな。」

 「お疲れ様です。そうですね。でも、壊れないんじゃないかとも思っていたんで、出られるだけの隙間ができただけ良しとします。」

 声をかけてきたのは轡木十蔵だった。

 「しかし、よく機転を利かせてくれましたな。」

 「機転ですか・・・。」

 褒められたのだが、来栖の表情は浮かない。

 「上空から支援できることが何かと考えて思い至っただけです。正直、手も足も出ませんでした。」

 「ほっほっほ。それは謙遜しすぎですぞ。」

 そう言った後、彼は来栖の横に立って、そしてハンガーの扉を見る。

 「哨戒を頼んでいる間に職員会議を行いまして。本当は来栖君にも出席してもらいたかったが、学園のISがあの状況では・・・。」

 「敵の性能を考えれば、ISの損傷がこの短時間の修理で片付く程度で済んだだけでも御の字でしょう。」

 来栖が哨戒飛行を継続したのは、学園のISが戦闘により損傷し、その修理をする間の防空を任されていたからだった。

 「それはそうじゃ。それはさておき、出ましたぞ。この扉の話しが。」

 「いきなり撃つなと?」

 焦っていたこともあり、説明もしないままに開始してしまった。そこも反省点の一つだった。

 「それはなにも言っていませんでしたな。・・・非常電源で扉を開けられるようにしてくれ、と。」

 それを聞いて、来栖は「あぁ」っと言う表情をした。

 「電源を落とすだけで持ち出しを阻止できる仕組みなんじゃがな・・・。」

 「えぇ。非常電源に切り替わることで、学内に異常を知らせることもできますし。」

 ISのコアだけでなく、機体も重要だった時代の名残。しかし現在も、機体からコアを取り外すというのは時間がかかること。

 前回、そして今回と、システムにまで侵入してくるような想定の遙か上を行く相手に対しては裏目に出たが、扉が開かないようになるというのは重要な防犯手段に変わりはない。

 「まあ。そこについては、なんとか納得してもらったんじゃがな。」

 「で、本題は?」

 そんなことを話すためだけに、わざわざ探し出して来るはずがない。もっと重要な話があるはずだと、来栖は分かっていた。

 「流石ですな。ご存じだと思うが、アリーナのシールドを破壊された。厳密には、その発生装置じゃな。」

 「その部品を輸送して欲しいという話ですか?」

 「ご名答。木曜日じゃ。」

 来栖はポケットから携帯端末を取り出し、予定表を確認する。

 「問題ありません。詳細は後日ですか?」

 「あぁ、それで。」

 「了解しました。」

 そう返事をして、来栖は予定を記入した。




2023/04/18 誤字を修正しました
2024/05/06 状況描写を追加しました
2025/07/29 誤字の修正・状況描写の追加を行いました
2025/10/06 誤字を修正しました
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