IS学園の猫ちゃん   作:只の・A・カカシです

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第6話 イーグルドライバー

 「つまり、計画の段階でミスがあったと?」

 IS学園の職員室で中年の男性が目の前に立つ痩せ型の女性にそう訪ねると、彼女は俯いたまま小さく「はい」と答えた。

 しかし、男は怒らない。それは、最終チェックと建設許可の判子を突いたのが他の誰でもない自分であったから。そんなミスをしてしまうとはと、男は椅子に身を沈ませた。

 「彼から、アドバイスは?」

 「F-5と言うのは数が多いので、入手しやすいと。」

 男は軽く頷き座り直すと、痩せ型の女性が差し出した紙を受け取る。それはF-5のスペックが印刷されていた。男はタブレット端末でF-15のスペックを調べ、両者の比較を始める。

 「・・・パワーがないのう。」

 それを開始してすぐ、男は眉間に皺を寄せながらそう呟く。

 確かに来栖はF-5を勧めた。しかし、それは純粋に戦闘機として運用する場合を想定したものであり、ISの輸送機としてF-15を代替するなど言語道断である。

 「他に何か言っておったかの?」

 「これ以外は・・・。」

 職員室に漂う重い空気に皆が口を開くことを躊躇う。

 そんな中、おっとりした顔の女性がおずおずと手を上げた。

 「あのー・・・、私が来栖さんに聞きに行ってきましょうか?」

 彼女は普段からあまり積極的に発言しないタイプだったので、教員の何人かは少し驚いたのか目を丸くする。

 そんな彼女が率先して発言したのは、IS学園にF-15を輸送するとき来栖の後ろに乗った仮面の女性が彼女だったから。

 彼女が来栖と会ったのは、たったの二回。それでも、質問や少々の無茶に丁寧に対応してくれたことから、勝手知ったる仲になれたと思っていた。

 そう、彼女だけが。

 「もう無理ですよ。」

 故に、彼女が来栖に何を言ったか知っていた痩せ型の女性は冷たい言葉を浴びせる。

 だが、思い上がりとは怖いもので、そう言われた当人はまだ分からないのか鳩が豆鉄砲を食ったような顔をする。

 「失礼です。あんなに親切にしてくれているのに「関係ない」とか、「大したパイロットじゃない」とか言ってたじゃないですか。タクシーに乗り込んだ彼の表情を見ていないんですか?凄い剣幕でした。誰だって怒りますよ、あんな扱いをされたら・・・。」

 「そ、そんなつもりでは・・・」

 一瞬にして視線が集まり、彼女はたじろぐ。最初こそ声の威勢はよかったが、自身の言ったことを思い出し尻すぼみとなる。

 「つもりじゃなくて受け取られたら終わりです。私が彼の立場だったら、あなたを殴ってますよ。」

 更にダメ押しされ、彼女はばつが悪そうに背中を丸め小さくなった。

 「まあ、そのくらいで。少々度が過ぎている気はするが、親しみを持っているような口調は使うなと指示したのはワシじゃ。責任はワシにある。よいかの?」

 彼女の振る舞いは目に余るものがある。しかし、開校の日は迫っているので過ぎたことを蒸し返している余裕はない。男は場の雰囲気をなだめるような優しい口調で、全員が聞こえるようにそう言った。そして、反対意見を持っている者がいないことを見てから話題を変える。

 「ところで、飛行機は飛ばせそうかの?」

 「はい。パイロットと整備員の到着を待つだけです。」

 痛恨のミスはあったが、それ以外は順調に進んでいる。

 「皆さん、これから忙しくなりますぞ!」

 男は満足げに頷き、少々強引ではあったが教員達に発破を掛けた。 

 

 

 

 それから三日後。大排気量エンジンを轟かせ、IS学園に一台の赤いカマロが到着した。それから降りてきたのは、黒い皮のジャケットを纏った、金髪碧眼で精悍な顔立ちをした高身長のアメリカ人。

 彼は、事前に渡された見取り図を手に取り方角を確認すると、校舎へと足を踏み入れる。

 彼が目指すのは、赤丸で印がされている部屋。その部屋へは何枚かのドアを通らなければ辿り着けないようにされていて、うっかりすると見取り図があって迷子になってしまいそうだった。

 しかし彼は、少しも迷うことなく目的の部屋の前に到達。見取り図を内ポケット仕舞い、ドアをノック。中に入る。

 「ようこそ。」

 彼を出迎えたのは中年の男性だった。

 「ジョーイ・マッケンジーだ。よろしく。」

 二人は、軽く握手を交わす。

 「早速で申し訳ないですが、時間がないので頼みますぞ。」

 「任せてくれ!」

 手短に挨拶を済ませ部屋から出る。軍で鍛えた記憶力を活かし難なく校舎から出ると赤いカマロ(アメリカから持ち込んだ愛車)に乗り込み、これまた事前に渡された地図を頼りにとある場所へと車を走らせる。

 その場所は出発地点の対角線上、要は学園の真裏に当たる場所だ。

 たかが学園の対角線と侮ることなかれ。IS学園の敷地はとにかく広い。その中でも特に大きいのがアリーナで、一周が五キロもある。単純計算で直径は一.六キロ以上もあり、それが複数個あるのだから当然といえば当然である。

 そんな校内を、赤いカマロは跳ねながら走っていた。

 原因は、見た目重視で敷かれている石畳と・・・

 「Foooo!IS学園気に入ったぜ!!」

 その運転手の性格である。

 アメリカンなのかただのクレイジーなのか、あるいは合わせ技か。お陰で、校内速度で走れば相当な所要時間になる距離をほんの七分ちょっとで走破しきった。

 学園の端まで来ると、舗装はアスファルトへと変わる。やがて先程まで建物に囲まれていたのが嘘のように道路脇に木々が生い茂る。

 本当に合っているのか。そう思い始めたとき、突如として視界が開け海岸線に出た。

 彼は、慌ててブレーキを踏む。地図に対する不信感から速度を落としていたことで余裕を持って止まれたが、これがもし調子に乗ったままスピードを出していたなら水泳する羽目になるところだったと胸をなで下ろした。

 それで少し肝が冷えたジョーイは、安全運転で海岸線を進む。ほどなくして急な左カーブに差し掛かった。

 それを曲がりきると、正面左側に倉庫が現れる。特に何を思うでもなくその横を通り過ぎようとした、その瞬間。戦闘機が視界の端に映り、急ブレーキを踏む。

 左を見るとF-15が駐機されており、周りでは整備士が作業していた。

 〈危ねえ。俺でなきゃ行き過ぎてたな。〉

 取り敢えず、目的地に着いた。彼は駐車場がどこなのか窓を開け見回してみるが、どこにも車が見当たらない。

 まさか整備士達は徒歩で来たのかと思い始めたとき、格納庫の扉の前で手招きをしている人がいることに気付く。その場所まで行くため、彼はハンドルを左に目一杯切りUターンする。

 もう少し進めば広い道路に合流するのだが、面倒だったので豪快に草地の上を突っ切った。

 彼が扉の前で止まると、手招きをしていた人が付いてこいとハンドサインを出し格納庫の中に入っていったので車を格納庫の中に進める。中には車が何台も止まっていた。

 『しばらくはこっちに車を止めてくれってよ!』

 案内してくれた人は窓越しにそう言うと、格納庫から出て行った。

 彼も、適当な位置に車を止める。車から降りると、ジャケットを脱ぎ助手席に投げ込む。そこへ、おっとりとした顔の女性が駆け寄ってきた。

 「ようこそ。」

 「君がナビかい?」

 彼女が耐Gスーツを纏っていたので、ジョーイは真っ先にそれを訪ねた。

 「はい。今日だけですが、よろしくお願いします。」

 「おう、頼むよ。」

 彼女に案内され、更衣室に移動。用意されていた耐Gスーツを装着する。

 ロッカーに入れられていたヘルメットを取り出し、F-15へと向かう。

 扉を抜け外に出ると、ナビの女性は既に乗り込んでいた。待たせては悪いと、彼は急いでコックピットに上がる。

 ほどなく動作テストも終わり、いざ離陸!そこで初めて、彼はあることに気付く。

 「初歩的なこと聞いて悪いけど、滑走路にはどうやっていくんだ?」

 正面は崖と細い道路。後ろと右は崖。左側には少し広い道路が延びているだけで、滑走路どころか誘導路も見当たらない。

 「え?左に伸びているのが滑走路ですかど?」

 「これが?冗談がうまいね。」

 そんなわけがないと、彼は一笑したが。

 「本当に滑走路ですけど?」

 全くテンションを変えないで言い返される。口調から冗談でないことがわかったジョーイは、即座に操縦機器から手を離した。

 「滑走路?これが?こんなところからは飛ばせない。なあ、分かるだろ?狭すぎる。」

 「でも――」

 「でももクソもねえ!俺は降りる!」

 エンジンを停止させキャノピーを開けると、二メートルを優に超えるコックピットから飛び降りる。着地の衝撃で少し足が痺れたが、彼は痩せ我慢をして整備士を押しのけながら格納庫に向かって歩く。そして愛車に乗り込むと、すぐに車を発進させた。

 先ほど安全運転で通過したところも、構わず全力で駆け抜ける。更に短い時間で、行きのスタート地点まで戻った。

 そこで車を止め、降りて向かった場所は当然と言うべきか中年の男がいる部屋だ。

 彼は、目的の部屋のドアをやや荒っぽく開ける。想像していなかった来客だったのか、男は少しばかり驚いていた。

 「命が何個あっても足りねえ!辞めさせてもらう!」

 男に話す暇を与えず、数日前に受け取った契約書を投げ返す。乱暴にドアを閉め、ジョーイは足早に車へと戻る。

 「待ってくれ。直すから何がダメなのか教えてくれんか?」

 間を置かず男は部屋を飛び出してジョーイを追いかけ、腕を掴んで引き止めた。

 彼が飛んでくれなければ、実習に使うISを輸送できない。これ以上遅れると、ISが二機しかないまま開校を迎えることになるので男も必死だ。

 「分からねえか?滑走路の横幅が狭いんだよ!あと一〇メートルくれたら考えてやる。」

 「えっ!?」

 男は、まさか滑走路に不満があるとは思っていなかったために、返答に詰まる。

 「決裂だ。」

 返事がないと、ジョーイが踵を返し歩き始める。

 「・・・自衛隊のパイロットでも降りられたというのに。」

 男は、自衛隊を見くびっているわけではない。敢えてジョーイをコケにすることで反骨心を煽ろうとしたのだ。

 「着陸した?あそこに?」

 男の目論見通り、足が止まる。振り返った彼の目つきは、僅かに鋭くなっていた。

 十秒ほど沈黙が続けた後、ジョーイが口を開く。

 「来栖翔霧じゃないだろうな。」

 『何故彼の名前を』と男に動揺が走る。男は、ボロを出さないため沈黙を継続する。

 「どうなんだ、答えろ。」

 ジョーイは男に一歩近づき、高身長を生かして威圧するように見下ろす。

 「・・・いかにも。」

 彼の目に宿るものが闘志ではなく自身に対する怒りであると気付き、男は口を割る。

 「なぜ彼に依頼しない。」

 「戦争を経験していないパイロットが敵を撃てる訳がないという声が多いのじゃ。ワシもそう思う。」

 その瞬間、ジョーイが両手を上に上げ天を仰いだ。そんな低いレベルの思考でパイロットを選んだのか、と。

 彼は、呆れたように溜息を一つ付き、首を回す。そして、腰に手を当て話し始めた。

 「俺にもアメリカ空軍トップクラスのパイロットっていう自負がある。だから、本当は言いたくないが・・・来栖を甘く見すぎだ。」

 刹那、ジョーイの目つきが勝負師のそれに変わる。男は、気温が下がったように錯覚する。

 「彼を例えて言うなら、人間の形をした飛行機だ。二~三年前、合同演習で彼の戦闘を見たことがある。その訓練は、彼が二機に追われる場面から始まった。条件も最悪で、普通なら一〇秒と持たない。けど彼は、ゲームのような機動で二機から撃墜判定を奪った。それも、一分と経たずにな。言っておくが、負けたパイロットの練度は高かったし、機体も彼と同等の物だった。あれは、誰にも真似できない。」

 話し終えると彼は、目を瞑って深く息をした。

 「所詮は訓練ではないか?」

 「じゃあ、分かってる前提で聞くぞ。兵士に大切なことは何だ?」

 諦めの悪さに嫌気が差し始め、ジョーイの口調は強くなる。

 「敵を討つこと。」

 「・・・。」

 まさかそこまで間抜けな答えが返ってくるとは思ってもいなかった彼は、見切りを付け何も言わずに車へと向かい始めた。

 「待っ――」

 男が咄嗟に手を伸ばしジョーイの袖を掴む。その刹那、男の体は宙を舞っていた。着地姿勢を取る間もなく、背中から地面へと落下。肺から息がこぼれる。

 「実に素晴らしい経営者に、答えをやろう。兵士は駒じゃない。・・・じゃあな。」

 ジョーイは振り返ることもなくそう言うと、また歩き始める。男は、それ以上ジョーイを呼び止めない。いや、呼び止めようにも背中から叩き付けられたことで動けなかった。

 遠ざかって行くエンジンの音。

 なにが彼を怒らせたのか。男の頭の中で、ジョーイが最後に言ったことが何度も木霊した。

 

 

-*・A・*-

 

 

 その日の夕方、来栖は勤務が終わり帰り支度をしていた。

 リュックに荷物を詰めロッカーを閉め帰ろうとしたそのとき、彼のスマートフォンが鳴る。買い換えたばかりのそれを取り出し確認すると、相手は司令官だったので、すぐに出る。

 「もしもし、来栖です。」

 『小畠だ。来栖君、まだ基地の中にいるかな?』

 どこか疲れたような口調。また何かあったのかと、身構える。

 「はい、います。」

 その瞬間、小畠が『あぁ・・・』っと言ったのが聞こえた。

 『客が来て、君に会いたいと言ってる。例の客ではないが、同じ組織の者だ。追い返そうとも考えたが、どうする?帰ったと言っておこうか?』

 「・・・。」

 話を聞き、帰ったと言って置いて下さいと言おうとした。ところが、いざ声に出そうとすると何かに引っ掛かったように声が出てこない。

 「向かいます。」

 十数秒ほど考え、来栖はそう答えた。電話の向こうで『そうか。』と小畠が呟く。

 『・・・もう着替えたのなら、そのままで構わん。勤務時間外だからな。待ってる。』

 そう言って、電話は切れる。

 彼はリュックを再度ロッカーに仕舞い、司令官室へと向かった。

 

 「お待たせしました。」

 来栖が司令官室の前に行くと、既に小畠はドアの前で彼の到着を待っていた。

 「・・・早かったな。」

 時計を見てそれ程時間が経っていなかったため、小畠は申し訳なさそうにする。

 「来栖君。ここに来るまでに気が変わったかもしれんから、もう一度聞く。今ならまだ帰られるぞ。」

 「構いません。」

 小畠の勧めをキッパリと断る。

 小畠は息を一つ吐いて、来栖にこう言った。

 「お人好しだね。私の首を気にしているんだろ?」

 「・・・いえ、ありません。」

 断れなかった理由の内の一つを見事に言い当てられ、咄嗟に否定したが少々手遅れであった。

 その気遣いに感謝するように、「すまないね」と小畠が呟く。

 「到着しました。」

 小畠はドアを開ける。お待たせしましたと言わないのは、ささやかな抗議である。

 木幡に続いて、来栖もドアをくぐる。

 「お久しぶりですな。」

 彼の到着を待っていた客は、彼の姿を見るなりそう言った。

 「彼は勤務時間外ですので、手短にしていただきたい。よろしいですか?」

 今にも無駄話を始めそうな口調だったため、小畠が男にそう釘を刺す。

 〈IS委員会の・・・誰だ?〉

 そのやり取りを眺めながら、来栖は必死に名前を思い出そうとしていた。客が空中衝突の直後に来た男と言うところまでは思い出せるが、それ以上が出ない。

 「そうでしたか・・・。お手数掛けて、申し訳ございません。」

 流石にそれは申し訳ないと思ったのか、男は素直に応じた。

 「来栖さん、まずは教員の無礼を謝らせて下さい。申し訳ございません。」

 来栖が椅子に座るのを待って、男は深く、そして長く頭を下げる。そして、「お詫びと言っては何ですが」と言いながら、菓子折を差し出してきた。

 「お気持ちだけ受け取っておきます。お互い、外部から突かれるのは気分の良いものではありません。こういうのは、無しにしましょう。」

 賄賂と取られる可能性がありますからと、来栖は爽やかな顔ですぐに受け取りを拒否する。その隣で、小畠も同様に頷く。

 しかし、それは彼らの建前。本音は、わざわざ謝りに来たと言うことはまた面倒なことを運んできたと疑っていた。そして、それは半分当たりだった。

 「左様ですか・・・。」

 しばらく、男は何と言おうか迷っていた。

 「要件は以上ですか?あまり彼を待たせると、残業代を支払わなくてはいけないので。」

 追い打ちを掛けるように、小畠が悪意あるタイミングで声を掛ける。

 「あぁ、以じょ・・・いや、あるのです。」

 男は歯切れ悪く答える。

 やはり菓子折は受け取らなくて正解だったと、来栖と小畠はアイコンタクトを取る。

 「アメリカからパイロットを呼んだのですが、少々揉めてしまいまして・・・。」

 「仲直りの方法ですか?良い方法がありますよ!」

 今までの鬱憤を晴らすように、けれど馬鹿にしているのではなく真摯に向き合っている風を装いマシンガンのように畳み掛ける。

 「いや、もう手遅れなのです。帰ってしまいました。」

 「田辺さん、電話してみてはどうですか?」

 やっとの思いで来栖は名前を思い出した。横で、小畠が「それだ!」と閃いたような顔をする。

 ところが、当の本人が首を傾げる。

 「誰ですかの?」

 「「!?」」

 寝ぼけているのか。そう思いながら、財布に放り込んだままにしてあった、少しくたびれた名刺を取り出して目の前に出す。

 「あなたです。」

 それを見て、数秒経ってから男はやっちまったという顔をする。

 「偽名でしたか。あぁ、大丈夫です。大変でしょうからね。仕方ないですよ。」

 ここぞと言わんばかりに、小畠が煽る。その目は、確かに笑っていた。

 「んん。率直に言います。」

 これ以上ボロを出したくないと思ったのか、男は姿勢を正して話し始めた。

 「来栖さん、IS学園に来て――」

 「お断りします。」

 来栖は、男が話し終わるのを待つこともなくそう答えを出した。

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