トータル・イクリプス Cold of united front【凍結】   作:ignorance

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盆休みに気だるくて休んでたらネタが思い浮かばなかった。orz
戦闘描写を書こうとするとネタが浮かんでくるから早く書きたいなぁ。



stage11

仮眠をとり、意識が覚醒するとともに身体を起こし、すぐさま着替える。国連の服は着にくいと言うよりも気に入らないので昔からの戦闘服に身を包む。米軍式ではなくソ連式なのは彼なりのこだわりと言うものはなく、単にラトロワから頂いたモノだったからだ。

いつものように着崩し、上衣は半袖に捲りあげる。

軽く身体を動かし、気合を入れ直す。

朝一のルーティンを完璧にこなし、自室を出る。いつものようにハンガーに向かおうとするが、考えてみれば現状実戦もシミュレーションも行えない為、することがない。

(さてと、どうしたものか)

ハンガー前の通路で立ち尽くしていると腹が鳴った。この基地についてからなにも口にしていないことを自身の身体から教えられた。

(ま、他の部隊がいりゃ、交流くらいはできるか)

目的ができたので早足に隊員食堂に向う。

合成食材はとっくの昔に食い慣れているから気が滅入ることもない。米軍のレーションに比べれば合成食材の方がよっぽどマシだったと思っているのは今も昔も変わらなかった。

 

適当に料理を選び、空いてる席を探す。

ほとんど人のいない席を選び、食事を始める。

(アラスカにいた部隊がほとんど来てるか。と言ってもほとんど関わってない。今んとこ、情報だけが頼りだな。それに俺の機体は改造を開始したばかり、初回の実戦は不参加になりそうだな)

食事の手を休め、ひたすらに考え事が迷走する。

(未完成の機体とOSでどこまでいけるか?総合評価プログラムのこともあるからな。対人戦も視野に入れて作り直すべきか?)

未来の記憶だけが頼りと言っても過言ではないがそれだけの情報が記憶として自身にある。それを頼りに今度は守ると決めたのだ。

一時的に考え事を辞め、食事を再開しようとしたとき、不意に背後から声をかけられた。

「お久しぶりです!イムヤ大尉」

「久しぶりだな、唯依孃。試験小隊のほうはどうした?」

「大尉!一応基地内ですのでその呼び方は…」

「悪かったな。自分の存在をどういうものか忘れてたよ」

唯依と呼ばれた少女はイムヤの隣に座り、質問に返答する。

「試験小隊は休憩中です。少し小腹が空いたので寄りました」

「そうか。しかし、あの唯依孃が中尉か。うかうかしてたら越されそうだ」

「だから大尉!その呼び方は…!」

「…説教はやめてくれ。周りの目が痛い」

「それは大尉のせいだと思います。ものすごい剣幕で考え事をなさってましたから」

「そこまで思い悩んでたわけじゃないんだがな」

「軽い考え事であのような顔にはならないと思います」

「それよりも篁中尉。不知火・弐型の方はどうなった?」

「…」

イムヤの質問に返ってきたのは沈黙だった。

理由は未来の記憶から理解していたがどこまでなっているのかは理解しておきたかった。

「原因は機体か?それとも衛士か?」

「…」

「その調子じゃ先は長そうだな。ところで話は変わるが帝国はどうしてる?」

「…大尉。その話はここではできませんので」

「それもそうだな。このあとなにもなければ話してもらえるか?」

「大丈夫です。大尉にも知っておいてほしいので」

食事を済ませ、二人で食堂を出る。

イムヤと唯依は互いの部隊を説明しながらイムヤの自室へと移動した。

「ここなら聞かれることはないだろ。それに聞かれたとしても帝国の人間が多いしな」

「心遣いありがとうございます。それでは…帝国は99式電磁投射砲を試験運用をこの期間に行います」

「そうか」

驚きはしなかった。こちらに来る前に噂は聞いていたし、記憶でもこの時期にあることはわかっていた。

「驚かないんですね」

「驚いてはいるさ、ただ顔に出にくいだけで。それに噂でも聞いていたしな」

「ですが…」

「不安か?あれが」

「不安がないと言えば嘘になります。シミュレーションでも不安な点はありましたし」

「ま、やってみなきゃわかんねぇよ。考えてるだけじゃ進まねぇしな」

「ですが!」

唯依が声を荒らげる。しかし、それを気にすることなくイムヤは続ける。

「中尉が不安な点は俺も理解している。だからといって深く考え込んでると結局破綻するからな。たまには肩の力を抜くのも需要だぜ?」

「…」

「ま、なんかあったらこっちも支援に回るし、大船に乗ったつもりでいろ」

「…ありがとうございます。大尉」

イムヤは唯依の頭を撫でながら微笑みかけた。戦友の忘れ形見である彼女はイムヤにとっても娘みたいなものであった。

「そ、それでは大尉。失礼します」

「おう。気をつけて帰れよ、お嬢」

手を払い、そそくさに退出しようとする唯依に手を振って応える。

すぐさま退出した唯依をあとにイムヤはベッドに寝転がる。

「ホント、大丈夫かね。あの二人」

ある兄妹を思いながら、1人愚痴のようにボヤいた。




2時間で即興で考えたため、いろいろと間違ってる点があると思います。誤字、脱字、アドバイスお願いします。
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