トータル・イクリプス Cold of united front【凍結】   作:ignorance

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どういうふうに書いたら読みやすいのか、どう書くと想像しやすいのか。
仕事をしながらそんなことを思うそんな毎日


stage15

「最ッ高だ!シミュレーターの比じゃねぇぞ!」

 

わらわらと海中から姿を現すBETAに戦車隊や戦闘ヘリ部隊の砲弾が降り注ぐ中を黒い戦術機が高速で駆け巡る。

「コンマのズレもねぇ!むしろ俺のほうがコイツについていけてねぇかもな!」

砲弾の雨を掻い潜り、生き残ったBETAを肉薄する。

BETAの側面へ回り込み、展開されたモーターブレードが軟い肉を切り裂いてゆく。

久々の戦場に立ったせいか、はたまた新しい愛機の性能に酔っているかは不明だが、機体は加速し、撃墜スコアを稼いでいく。

BETAを刈り取る中でイムヤは戦域図を確認する。

やはりと言えるように即座に指揮を飛ばす。

 

「スコーレスト01より小隊各機。左翼の弾幕が薄い。03を前衛に、04は03の支援。02は支援砲撃。狂犬ども、喰らい尽くしてこい!」

 

『『『了解!』』』

 

3機から返答の通信が入る。

03の駆るファルクラム(Mig-29OVT)が早々に戦線に加わる。04も遅れまいと加わり、02が砲撃を開始する。

「やっぱ、あん時は手加減してくれてたな。BETAがどんどん食い潰されていってやがる。

俺も、負けられねぇぜ!」

頸部のカーボンブレードで小型のBETAを切り捨て、目視で戦場を見定める。

「流石に数が多いか。戦線は押され気味、アレが無けりゃ負け戦だな」

 

そう言って意識だけをアルゴス小隊の不知火・弐型(XFJ-01)に向ける。あの機体が持つ99式電磁投射砲ならこの戦局を一変させるだけの威力を持っていることは既に知っている。それが使われるまでの間、戦線を支えるのが今回の任務なのも理解している。

「さてと余計なことをする前に撤退しますかね」

 

要撃級に主脚を砕かれたジュラーブリク(Su-27M2)に群がる戦車級を単射で撃ち抜き、回収する。

最低限他の部隊が回収できる位置に放り投げ、早足に戦線に戻る。

そんな行為を数回繰り返しているとCPから通信が入る。

《CPからスコーレスト01。何をしている》

「スコーレスト01からCP。負傷者の救援だが?なにか問題か?ロシア人」

そこまで言い切るとこっちから通信を切ってやった。

戦場に国籍は関係ないが彼らにとって被支配民のジャール大隊の少年兵を救われるのは気に入らないのだろう。

だがそれはあちらの事情。

国連扱いのイムヤからしてみれば少年兵を見捨てること自体が気に入らない。

BETAを駆逐しつつ、回収作業にしていると通信が入る。

《CPからスコーレスト01。即時撤退せよ》

やっと来たかと心の中で思いつつ、承諾の意を伝える。

「スコーレスト01からCP。了解した」

 

後退しながらBETAを駆逐。

秘匿通信でジャール01と連絡を取る。

「ジャール01、即時撤退させな」

『…なぜだ?』

「今からあのボウズがやってくれるのさ」

『あの兵器にそれだけの意味があるのか』

「ああ。俺が保証する」

『…』

戦域図に映るマーカーが後退していく。

殿は俺と彼女が務めた。

俺たちが安全区域に入ると同時にソレは放たれた。

アルゴス01の駆る不知火・弐型によって放たれた光条はBETA群を貫き、戦場を赤く染め上げた。

 

 




ジャール大隊のSu-27ってSMだっけ?M2だっけ?よくわかんなくなってきた
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