仮面ライダー剣―Missing:IS   作:断空我

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第二十一話

廃れた工場の中、私の前に黒い異形が私の前に舞い降りる。

 

現れた異形に周りの人達は叫びながら銃口を向けた。

 

ISが世界に浸透している中でも銃は利用されている。

 

黒い影に向けられていた銃口はさっきまで私を殺すために向けられていた。

 

でも、今は目の前に現れた黒い影のために向けられていた。

 

黒い異形は私の前に立ったまま動かない。

 

恐怖に駆られたのか彼らは引き金を押した。

 

大量の弾丸の雨が黒い異形に降り注ぐけれど、弾丸は彼の体に弾かれて地面に落ちる。

 

カラカラ、と乾いた薬莢の音が木霊する。

 

銃弾の雨を進みながら、一人、また一人と人が死んでいく。

 

人が死んでいるというのに、私は酷く冷静だった。

 

少し前まで殺されそうになっていたから感情が麻痺したのかもしれない。

 

十分ぐらいして暗い部屋の中には私と彼しかいなくなった。

 

傍には大量の死体が転がっている。

 

黒い異形から彼は人の姿になった。

 

「キミは・・」

 

私の目の前にいたのは誘拐される直前に助けてくれた日本人の旅行者さんだった。

 

大好きなお母さんが眠っている墓の前にやってきた人。

 

泣いている私に道を尋ねてきた変わった人で。誘拐された時に銃で撃たれてどうなったのか気になっていた。

 

生きていてくれてよかった・・・・。

 

私は安堵した。

 

「・・・・これからどうする?」

 

いきなり問われて、私はわからなかった。

 

「え・・?」

 

「あの家に戻るか?」

 

戻るか、といわれて理解した。

 

私を殺そうとした人達のところに戻るかどうか。

 

 

 

そんなの。

 

 

嫌だ。

 

 

あんな所に戻っても私には地獄しかない。

 

 

私はあの人たちの家族じゃないのだから。

 

 

愛人との間に生まれた泥棒猫、それが私なんだ。

 

 

あそこに、居場所なんかない。

 

 

「なら、俺とくるか?」

 

 

そういって、私に手を差し伸べる。

 

「俺がいるのは真っ暗闇の世界だ。生きるためならなんでもする・・・・そうまでして生きたいか?お前が決めろ」

 

 

「私が・・・・決める?」

 

 

こくり、と彼は頷いた。

 

 

私が決めろといわれたことなんてない、今までは用意されたレールの上を歩いてきたようなもの、お母さんが死んで、引き取るから来なさいといわれて、生活して。

 

 

ただ、理由もなく生きていた。

 

 

どうするか、と考えているけれど、答えが出てこない。

 

 

「・・・・すぐに答えは出ないか」

 

「・・・・うん」

 

「・・・・・・場所を変えてそこで考えるといい、もし、生きていくのが辛いなら」

 

そこから先の言葉を私は今でも思い出せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・あれ」

 

シャルロットは体を起こす。

 

周りを見ると、小さな小屋の中らしく、畳の上に自分は寝かされていて、その上には布のようなものが乗せられていた。

 

「・・・・私、なんでここに?」

 

「気がついたかい?」

 

入り口が開いてそこに現れたのは。

 

「・・・・始?」

 

「違うよ」

 

目の前の青年は小さく笑う。

 

「キミは本当に彼の事が好きなんだね」

 

「・・・・っ!」

 

好きという言葉にシャルロットの顔は赤くなる。

 

「はじめまして、僕はヒューマンアンデッドだ」

 

「貴方が!?」

 

始から存在だけは聞いていた。

 

人類の始祖であり、太古に行なわれた戦いの勝利者。

 

始が予想していた最後の獲物。

 

最後といっていた理由をシャルロットはわからなかった。

 

 

――勝利者だから?

 

 

――それとも。

 

「どうして・・・・私を?」

 

「キミにとっての希望が彼であるように、彼の希望であるキミを失うわけにはいかないから助けた」

 

「・・・・希望?私が・・・・?」

 

「彼に何が起こったか・・・・覚えているかい?」

 

シャルロットは首を横に振る。

 

「彼は・・・・ジョーカーになってしまった」

 

「ジョーカー?」

 

「バトルファイトにおいて、どの始祖にも属さない最悪の存在。もし、ジョーカーが勝利すれば世界はリセットされてしまう」

 

「リセット・・・・?」

 

「消滅という意味だよ」

 

「消滅っ・・・・」

 

「結果的に僕が勝利したからそうならなかった・・・・そして」

 

二度目、人為的に引き起こされたバトルファイトで、ヒューマンアンデッドはジョーカーに封印された。

 

封印されたヒューマンアンデッドの影響でジョーカー、相川始に大きな変化が起こる。

 

「彼は、戦うだけの存在じゃなくなり、“もう一人”のジョーカーの陰謀を阻止するために自らを犠牲にした」

 

全ての戦いが終わってから起こってしまった事件。

 

アルビノジョーカーによって解放されたアンデッド達が暴れて、超古代の遺産を巡っての戦いがあった。

 

「そして、本当に全てが終わったと思っていた・・・・でも、終わりじゃなかったんだ」

 

「どういう、意味ですか?」

 

「・・・・ジョーカーの細胞を何者かが採取して、彼に埋め込んだ。彼がアンデッドの姿に変身できるのは体内にあるジョーカーの細胞が原因だ。しかし、アンデッドの力を引き出していくことによって体内の細胞が活性化し肉体を書き換えて、最終的にはジョーカーを生み出してしまう」

 

「始は・・・・元に・・戻れないんですか!」

 

「・・・・戻る事は出来る・・・・かもしれない」

 

「教えてください!どうすれば始は!始は人間に戻れるんですか!?」

 

「彼をジョーカーから人間の姿に戻すための方法がある・・・・けれど、その方法は・・彼にとって辛い結果になったとしても、キミは彼に戻ってもらいたい?」

 

ヒューマンアンデッドの言葉にシャルロットは迷わずに頷く。

 

これは自分のエゴだ。

 

始に人間として自分の傍にいて欲しいというエゴ、だが、彼女はそれを貫き通す。

 

「私のエゴだとしても、始と一緒にいたい」

 

「そうか・・・・」

 

ヒューマンアンデッドは小さく呟いて。

 

「方法はある・・・・でも、そのために僕が封印されないといけない」

 

「貴方を封印?」

 

そうだよ、と彼はプロバーブランクを取り出してシャルロットに差し出す。

 

「僕を封印しハートスートのカテゴリーのアンデッド達を全て封印して、彼を“進化”させる。そうすれば彼は人間に戻れる・・・・かもしれない」

 

「・・・・・・」

 

シャルロットは手元のプロバーブランクを見る。

 

「(これを使えば)」

 

「その前にカテゴリーKをなんとかしないといけないけどね。少し厄介な事になっているみたいだから」

 

ヒューマンアンデッドは外を見た。

 

 

 

 

 

ジョーカーの行方を追うようにクローンは森の中を歩いていた。

 

道中、邪魔なものがあったらから潰したために服が汚れてしまった。

 

赤い染みに苛立ちながらもクローンはジョーカーを追う。

 

「あいつ・・・・どこに消えやがった」

 

クローンがジョーカーを追う理由、それは。

 

「見つけたら・・・・封印してやる・・・・そして、お前の全てを奪ってやる・・・・きひひ」

 

「あーあ、変な事になっているし」

 

クローンは右腕の真空刃を投げる。

 

声の主に直撃する直前に空中に盾が現れて真空刃を受け止めた。

 

「あっぶないなぁ・・・・ハートスートのカテゴリーキングってこんな乱暴なヤツだったっけ?・・・・って、あぁ、封印されているカードの力を吸収しているのかぁ。面白いなぁ」

 

そこに立っていたのは髪を染めた青年だった。

 

青年は面白いものを見るような笑みを浮かべていた。

 

「きひひ・・・・邪魔するなら殺してやるぞ」

 

「偉そうなこと言うなよ。そのカードの力がないと何も出来ない癖に」

 

「・・・・・・」

 

「あまり、僕らを舐めない方がいいよ?特に、ブレイドにはねぇ・・・・今回のブレイドは面白そうなヤツだし、少し遊んでこよっと・・・・キミも遊ぶなら急いだ方がいいよ~」

 

青年はにこりと笑ってクローンの前から姿を消す。

 

クローンは腕を引きずりながら森の中を進む。

 

一瞬だが、クローンの姿がアンデッドへと変わる。

 

それを見ながら青年は笑う。

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

ブルースペイダーで舗装された道路を走りながら一夏は必死に考えていた。

 

富樫始から聞いた真実。

 

ISが浸透してから世界は大きく変わった。

 

一夏と始の周辺にも変化は出た。

 

姉のようになれるという重たい期待が自分に押し寄せられて見ず知らずの人からも勝手な期待を押し付けられて、一時、自暴自棄になったことがある。

 

クラスメイトからも羨望と嫉妬、期待の視線を向けられた。

 

始はどんな事があっても傍にいて自暴自棄になりかけた自分を支えてくれた。

 

自分の事ばっかりで始に何が起こっていたかどうかなんて考えなかった。

 

もしかしたら自分よりもひどい事が起こっていたのではないだろうか?

 

気づかれないようにしていたのかもしれない。

 

もしそうなのだとしたら・・。

 

「俺はなんて・・・・最低なんだ」

 

ずっと、友達に守られていたのに、そんな事に気づかず、剣崎と出会った時にようやく救われたと思い、仮面ライダーになりたいとして・・・・そして。

 

「(始の事に全く気づかなかった・・・・)」

 

「そして、彼はジョーカーになった」

 

一夏は目の前に現れた青年に驚いてバイクのブレーキを押す。

 

スリップしながらバイクは青年に触れるか触れないかの距離でとまる。

 

「やぁ、ブレイド」

 

「・・・・・・誰だ?お前」

 

「先代のブレイドから聴いていないかい?僕はスペードスートのカテゴリーキングだ」

 

「お前がっ!?」

 

「そうだよ」

 

「何の用だ?俺は急いで――」

 

「ジョーカーを何とかしたいんだろ?僕の力を上げようか?」

 

「お前の力・・?」

 

青年の提案に一夏は驚きの表情を浮かべる。

 

「そう、カテゴリーキングの力・・・・ただではあげないよ?キミが僕を封印できたらだけどね」

 

直後、青年が金色のカブトムシ、コーカサスアンデッドとなり、持っている剣で一夏に襲い掛かる。

 

咄嗟に一夏が腰に巻いていたターンアップハンドルを引いてブレイドに変身して剣を受け流しパンチを叩き込もうとしたが、コーカサスの片腕に装着した盾によって攻撃が弾き返される

 

「なにっ・・がっ!」

 

驚いているブレイドの顔にコーカサスの剣が直撃して地面を転がる。

 

視界がぶれる中でラウザーホルダーからブレイラウザーを引き抜いて構えた瞬間、コーカサスが手を振り上げた。

 

その途端、ブレイドのホルダーから全てのプライムベスタが空に舞う。

 

「そんな!?」

 

「キミは封印されたアンデッドの力で戦っていただけに過ぎない。それさえなかったらキミは敵じゃない」

 

コーカサスは地面を蹴ってブレイドに斬りかかる。

 

ブレイラウザーで受け流そうとするが強力な一撃が肩のアーマーに突き刺さった。

 

「ぐっ!」

 

「ほらほら、反撃しないと負けるよ」

 

コーカサスは笑いながらブレイドに攻撃を仕掛ける。

 

ブレイドはコーカサスが振るう攻撃を避けるか受け流すしか出来なかった。

 

何故か、体が重い。

 

敵の一撃一撃を受けるたびに何かが失われていくような感覚があった。

 

「なんだよ・・・・面白そうだと思っていたのに期待外れだ・・・・死んでよ」

 

振るわれた一撃がブレイドのアーマーを貫通して一夏の体を貫く。

 

折れたブレイラウザーが地面に落ちて、赤い液体が流れ落ちる。

 

「さよなら」

 

ゆっくりと、一夏の体は地面に落ちた。

 

 

 

 

 

そこは全てが暗闇の世界。

 

「つまんねぇとこで死んでんじゃねぇぞ」

 

「始・・」

 

目の前には黒のコートを纏った富樫始が立っていた。

 

「どうして・・」

 

「お前のどうしては俺がここにいることか?それとも人間の姿をしている事か?両方について答える事はできるが生憎、時間がねぇ」

 

富樫始は一夏を殴り飛ばし胸倉を掴んで持ち上げる。

 

「俺が真実を話した途端、揺らぎやがってムカつくったらねぇよ。殴り飛ばすぞ。この野郎」

 

「既に殴ってからいうことじゃないだろ!?」

 

俺は文句を言いながら始を殴ろうとして止まる。

 

「なんだ?殴る気力すら失ったか?」

 

「・・・・ごめん」

 

「いきなり謝るなよ。気持ち悪い」

 

「だって・・・・俺が苦しんでいた時にそんな様子も見せないで、それなのに俺は全く気づかないで、お前の苦しみとかそういうのに」

 

「・・・・」

 

始は黙って何も言わない。

 

何も言わないから一夏はさっきまで溜まっていた後悔の言葉があふれ出る。

 

「俺が、俺なんかが織斑一夏だったから、千冬姉の弟だったから、他のやつらまで迷惑かけて・・・・お前が化け物になるのをとめられ」

 

「シャラーップ!」

 

「ぶげし!?」

 

いきなり会話の途中で始のケリが炸裂して、後ろに倒れこむ。

 

今さらながらここは暗くてどこが終わりなのかわからない。

 

ごろごろと地面を転がってようやく止まったところに始はやってきて胸倉を掴む。

 

「お前は神様か英雄かなにかか?」

 

「え・・・・」

 

「何でも完璧にこなせる神様かなにかかって聞いているんだ?違うだろ?お前は人間だ。人間っていうのはいろいろな所で失敗を重ねて成長して行く生き物なんだよ。お前が失敗していった分、成長して行くものがある・・・・人間なんてそんなもんだ。あと、お前に俺のことまで心配されたくない」

 

「なっ・・・・」

 

「これは俺が覚悟して駆け抜けた果てにやってきた結末だ。後悔はねぇし、人間やめることに未練もねぇ。元々、全てを一度失った人間だ」

 

「そんな」

 

「そんな悲しい事いうなって?確かに悲しいかもな・・でも、俺は幸せだった。得る事のない幸せを少しの間・・・・満喫できた」

 

始は何かを懐かしむような顔をしていた。

 

一体、何を思っているのだろう。

 

「だから、アンデッドとして俺を封印するなら躊躇うな。福音を通して辛うじてお前と繋がっているがはっきりいってかなり無理してる・・・・仮面ライダーとして人を守ろうと考えているなら躊躇うことなく俺を封印しろ。嘗てのブレイドはそうやって人々を守った」

 

「・・・・」

 

「でも、もし、それ以外の方法を探すっていうんなら・・・・」

 

始はそこで真っ直ぐに見る。

 

「少しくらいは待ってやる・・・・真実を知ろうとしてくれた友へのお礼としてな・・・・長くはまてねぇぞ」

 

「はじ・・」

 

「今度、話す機会が出来たら落ち着いた所で冷静に話し合いたいな・・どこか、俺は冷静じゃなかったしな・・あぁ、最後に・・・・一つだけ」

 

遠ざかっていく始は一言だけ残して去っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『貴方はどうしたいの?』

 

聞こえてきた声、

 

それに一夏は。

 

「もう一度・・・・ちゃんと始と話がしたい・・・・あいつは全部を話していない・・・・俺は知りたいんだ・・・・ちゃんと、そして、今度こそ。向き合いたい」

 

『どんなに残酷で悲しい事だとしても?また傷つく事になっても?』

 

「知りたい・・・・それに」

 

『それに?』

 

「傷つきあって俺とあいつは友達になったからな・・・・傷つく事ぐらいどうってことないさ」

 

『・・・・・・貴方でよかった』

 

 

ぴくりとブレイドの指が動く。

 

「ん?」

 

異変に気づいたコーカサスは距離を置く。

 

直後、眩い光がブレイドを包み込んだかと思うと傷ついたアーマーが回復していく。

 

「へぇ、なにそれ!?どうなっているのかな?」

 

アーマーが回復していくと同時にブレイドの背中や腕、足に白い装甲が付与されてブレイラウザー、左手に細長い白い剣、雪片弐型が現れる。

 

「へぇ・・・・第二ラウンドってところかな?」

 

「いや」

 

ブレイドの姿が消える。

 

「ぐっ」

 

同時にコーカサスの体が宙を舞い、地面に叩きつけられた。

 

「ファイナルラウンドだ」

 

ブレイラウザーと雪片弐型、二対の武器を構えてブレイドは言う。

 

コーカサスは笑いながら剣を振るう。

 

ブレイラウザーを逆手に持って受け流し雪片弐型で反撃する。

 

雪片弐型が変形してレーザー刃となりコーカサスの体を切り刻んでいく。

 

「がはっ・・ははっ!」

 

笑いながら盾で防ぐがレーザー刃に一撃で切り裂かれる。

 

「これで・・・・終わりだぁ!」

 

ブレイラウザーを持ち直し、二本の刃がコーカサスの体を貫く。

 

「まだだよ!」

 

剣で体を貫かれながらコーカサスは持っている剣を振り上げるが顔に白式の装甲を纏った右手を突きつけて。

 

「本当に終わりだ」

 

掌から光線が放たれてコーカサスは爆発して地面に崩れる。

 

かちゃり、と腹部のバックルが音を立てて開く。

 

「あーあ、また負けちゃったか・・・・でも、面白いものを見れたからよしとしょうかなぁ」

 

「・・・・」

 

近づいていくブレイドにコーカサスアンデッドは笑って。

 

「どうせだから良い事教えてあげるよ。ここから少し先に行ったところにヒューマンアンデッドがいるよ・・・・それと・・・・僕を封印したからって油断しないでね。キミが少しでも油断したら僕が体を乗っ取っちゃうから。クラブのキングやクィーンと違って、僕らは甘くないからね」

 

ブレイドはプロバーブランクを地面に落とす。

 

地面に落ちたカードにコーカサスは吸い込まれてプライムベスタがブレイドの手の中に。

 

カテゴリーキングのプライムベスタ。

 

一夏は変身を解除して、ブルースペイダーに乗って走る。

 

ヒューマンアンデッドに会うため、最善の道を見つけるために。

 

 

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